最終面接で笑いが起きると不合格って本当?笑いの理由や対処のポイントを紹介

最終面接で笑いが起きると、何かよくない回答をしてしまったかと不安になることもあるでしょう。しかし、最終面接で笑いが起きたからといって、マイナスのイメージを与えたとは限りません。本記事では、最終面接で笑いが起きる理由や、対処ポイントを紹介します。

もくじ

最終面接で笑いが起きても不合格とは限らない

最終面接で笑いが起きると、自分のふるまいに何か問題があったのかと不安になるのも無理はありません。しかし、笑いが起きても不合格とは限らないため、気にしすぎず落ち着いて面接を進めることが大切です。

最終面接で笑いが起きるポジティブな理由

最終面接で笑いが起きる理由を押さえておきましょう。まずはポジティブな理由から紹介します。

・話が面白かったから
・緊張をほぐそうとしてくれたから

それぞれ見ていきましょう。

話が面白かったから

深い意味はなく、純粋に話の展開が面白くて笑いが起きたケースです。

自分が話したエピソードや会話の内容にユーモアを感じ、ポジティブな印象を抱かれている可能性が高いでしょう。もちろん、面接の目的は笑いを取ることではありませんが、面接官の印象に残ったり、好感を持ってくれていたりする可能性があります。採用となるかはわかりませんが、プラスに捉えて問題ないでしょう。

緊張をほぐそうとしてくれたから

面接官が就活生の緊張をほぐそうとして、空気を和ませようと気を遣ってくれたケースです。特にカジュアルな雰囲気の面接では、就活生が緊張しないように笑いかけてくれることがあります。

最終面接で笑いが起こるネガティブな理由

ポジティブな笑いがある一方で、ネガティブな理由から笑いが起きるケースもあります。

・求めている回答とずれていたから
・よくある回答をしていたから

それぞれ見ていきましょう。

求めている回答とずれていたから

面接官が求めている回答と大幅にずれていると、面接官が失笑する場合があります。とはいえ、面接官の人柄や自分との相性もあるので、あまり気にせずに話を続ければ問題ありません。

不安な気持ちが表に出ると、その後の面接の雰囲気や自分の回答にも影響してしまいます。その後の受け答えや逆質問などで挽回できる可能性もあるので、最後まで自信を持って臨みましょう。

よくある回答をしていたから

何十名、何百名と就活生を見てきた面接官としては、よくある回答が続くと思わず笑ってしまうことがあります。「またか…」という気持ちを抱かれている可能性がありますが、すぐに不採用となるようなダメージではありません。

このケースでも同様に、あまり気にせず回答を続けましょう。

最終面接で笑いが起きた場合の対処ポイント

ここからは、最終面接で笑いが起きた場合の対処ポイントを紹介します。

・笑いが起きても気にしすぎない
・原因を見極めて態度を調整する

それぞれ見ていきましょう。

笑いが起きても気にしすぎない

面接中に予期せぬ笑いが起きたとしても、過度に反応したり動揺したりしないことが大切です。笑いが起きたという事実だけでは、採用か不採用かの判断はできません。

冷静に話を続けて、最後まで自信を持って回答しましょう。

原因を見極めて態度を調整する

笑いの原因が見極められそうな場合には、様子を見て態度を調整するとよいでしょう。例えば、自分の言動に原因がある場合には、すぐに訂正したり、謝罪したりすることで丸くおさめられる可能性があります。

ポジティブな笑いの場合は自然な笑顔で返したり、軽く笑いに加わってコミュニケーションを取るのもよいでしょう。ただし、ヘラヘラとした態度に取られないよう、引き際も意識するのがポイントです。

笑い以外でも判断!最終面接の合格フラグ

合格かの判断は総合的に行うことが大切です。

以下によくある合格フラグをまとめました。

面接官の言動
・自分の発言に深く共感してもらえる
・会社の強みや魅力をアピールされる
・他社の選考状況について詳しく聞かれる結果は「電話でお伝えします」といわれる
・逆質問を多く求められる
・「ぜひ活躍してほしい」「一緒に働きたい」などといわれる
・回答を「素晴らしい」「よいね」などと褒められる
・握手を求められる(特に社長や役員から)

入社後の説明
・入社後の説明をしてもらえる
・具体的な配属先の説明がある
・入社後の働き方(フレックスタイム制、在宅勤務制度など)の説明がある
・入社後の上司を紹介される
・入社後の振る舞いについてアドバイスがある

もちろん最終面接は当日の判断だけではなく、評価基準を満たしていても「募集人数」「採用タイミング」などに応じて合否が変わるため、一概にはいえません。

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(参考)最終面接の不合格フラグ

一つの要素でしかありませんが、不合格のフラグを一覧で示します。

・面接官の反応が薄い
・面接時間が短い
・過剰に褒められる
・今後の就活アドバイスをされる
・結果連絡「メールでお伝えします」といわれた
・逆質問の時間がない
・業務に関係ない話が多い

上記に当てはまったからといって、絶対に落ちるというわけではありませんが、一つの参考としましょう。

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最終面接に関してよくある質問

笑いが起きることを含めた、気になる質問をまとめました。

「面接官に半笑いされた」場合、どう考えるべき?

圧迫面接など、あえて失礼な態度でストレスチェックを行っている場合もあるものの、決してよいとはいえないでしょう。

・予期せぬことが起こった際の柔軟性

・ストレス耐性

上記のようにさまざまな意図がある場合も。なるべくイライラする素振りや、沈黙することはせず、笑ってごまかす・スルーするなど毅然とした態度で乗り切りましょう。

あまりにもひどい場合は、厚生労働省の相談窓口を利用することもおすすめです。

「面接官を笑わせたら勝ち」という意見がありますが、実際はどう?

ユニークな人間性をアピールできたり、面接の雰囲気がよくなったりとメリットもあります。

ただし、無理に笑わせることはおすすめしません。滑ってかえって空気が悪化することもあります。

とはいえ、人を喜ばせられる人材は、接客業や営業などの職種では重宝されます。

場の空気にあわせて、ユーモアを自然に入れられるスキルはぜひアピールしましょう。

面接で笑っても大丈夫?

あくまでにこやかに、口角を多少上げるような微笑がよいでしょう。

ビジネスシーン・オフィシャルな場のため、大きく口を開けて笑うことはせず、煩雑・非常識な印象は与えないようにします。

笑顔自体は、好印象を与えるポイントです。「常に笑顔」「常に真顔」など偏ってしまうと、かえって緊張する場合もあります。

バランスは難しいものの、あくまで自然体で、度が過ぎないように表情を保つことがおすすめです。

最終面接で笑いが起きても不合格とは限らない!自信を持って最後まで回答しよう

最終面接で笑いが起きると不安になりますが、それだけで不合格になるとは限りません。大切なのは自分のペースを崩さず、最後まで誠意を持ってはきはきと回答することです。また、最終面接ではポジティブな理由で笑いが起きる可能性もあるので、あまり気にしすぎずに話を進めましょう。

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