就職活動で、総合適性検査のSPI3を受けることがあります。SPIとの違いや対策方法が気になっている方も多いでしょう。
この記事では、SPI3の出題内容別に対策方法を紹介します。対策におすすめの問題集やアプリについても併せて紹介します。
また、SPI後の面接に備えて、志望企業の内定判定が分かる「REALME」の利用がおすすめです。AIとの面接を通じて、自分の評価を上げられるFBがもらえます。
SPI3とは?SPIとの違いは性格検査の有無
SPI3とは、SPI総合適性検査の最新バージョンの検査です。能力検査と性格検査をもとに、能力と性格を総合的に判断します。
SPIとの違いはこの性格検査の有無です。能力検査と合わせて検査をすることで、さらにマッチング精度の高い学生を採用できる点がメリットです。
出題内容別!SPI3の対策
SPI3には2種類の検査があり、例えば能力検査の出題内容には言語問題や非言語問題などが含まれます。
以下では出題内容別にSPI3の対策を紹介します。今後SPI3を受ける予定の方はぜひ参考にしてください。
言語問題|語彙力を上げる
SPIの言語問題では100以上の語句を使う問題が出題され、語句の意味や長文読解など7つの分野から構成されます。
出題パターンが決まっているため、傾向を事前に知り、よく出る語句を覚えておくことがおすすめです。日頃から語彙力を上げることを意識して、本や新聞を読むことも心がけましょう。
非言語問題|暗算ハックでスピードを上げる
非言語問題では数学問題が出題されます。
出題範囲は基本的な計算問題から図表を使った問題など9つの分野です。暗算で解く必要はありませんが、暗算力が高い方が有利でしょう。
非言語問題は、問題数が多く解答時間が短いことが特徴です。コツやテクニックを身につけて、解答スピードを上げることが大切です。
英語|単語を覚えておく
仕事で英語を活用する企業では、英語の試験を実施する場合もあります。
英語問題の対策法は、よく出る英単語を覚えておくことです。同義語や対義語を選ぶ問題も出ます。派生語や類義語も含めて、とにかくたくさんの単語を覚えましょう。
構造把握力|パッと見で解けるよう訓練する
構造把握力の検査では、論理的な思考能力を測ります。言語系と非言語系2種類に分かれていますが、どちらも文章を仕分けする問題です。
物事を俯瞰して背景を読み取る能力を測る検査であり、問題をパッと見て解けるよう訓練することが対策です。できるだけ多くのパターンを覚えることもおすすめします。
性格検査
性格の適性検査は、基本的には対策不要です。企業はSPI3で候補者の本来の性格を知りたいと考えているため、素直に解答することをおすすめします。
SPI3の性格検査には制限時間が設けられており、解答数が不足すると検査結果を出せません。解答を素早くするには、事前の自己分析が必要です。
「REALME」を使えば、35項目の精密な評価から、自分の弱みや強みを確認できます。自己分析に活用しましょう。
SPI対策の学習で押さえておくべきポイント一覧
SPI3を確実に突破するには、できるだけ高得点を狙うことが重要です。以下ではSPI対策の学習にあたって、押さえるポイントを紹介します。
- SPIではなく最新バージョンであるSPI3を学習する
- 模擬テストを受験して流れを把握する
- 苦手な分野は反復練習する
- 解き方に慣れてスピードアップを狙う
バージョンが異なると、問題の内容や出題頻度も変動します。学習する際には、最新バージョンのコンテンツを利用しましょう。
SPI検査はそれほど難易度の高いものではありません。ただし、人にはそれぞれ苦手な分野があります。模擬テストや自己分析で把握した苦手分野は、反復練習をしましょう。
ポイントを押さえて学習することで、効率良く高得点を狙えます。
SPI3におけるおすすめの教材(問題集・無料アプリ・サイト)
SPI3には、問題集や無料のアプリ・サイトが数多く存在します。以下では、おすすめの問題集やアプリ・サイトを紹介します。SPI3の対策をしたい方はぜひ参考にしてください。
(問題集)これが本当のSPI3だ! シリーズ(赤本・青本)
SPI3対策の問題集として有名なものが、この「これが本当のSPI3だ!シリーズ」です。
赤本と青本と呼ばれる2種類があります。赤本は問題の解説がメインであり、分かりやすくて使いやすいと評判です。一方、青本はSPI対策の要ともいえるテストセンター対策に特化しています。赤本より問題が多く、難易度は高めです。
最新の出題傾向や実際の出題範囲などが学べる対策本といえるでしょう。
(無料アプリ)SPI言語・非言語 就活問題集 -適性検査SPI3対応-
アプリの利用もおすすめです。スマートフォンがあればいつでもどこでも学習できるためです。
この「SPI言語・非言語 就活問題集」は、言語問題・非言語問題・英語問題に対応した問題集アプリであり、すべて無料で利用できます。自分の得意分野や苦手分野を分析でき、復習モードを使えば反復練習も可能です。
最新のSPI3にも対応していて、隙間時間で学習したい方にぴったりな方法といえます。
(無料サイト)SPI対策ナビ
Webサイトでの学習も可能です。無料で例題をダウンロードできるサイトや練習問題が解けるサイトを利用しましょう。
SPIナビでは、本番さながらの模擬試験を受けられます。制限時間内に解答すれば、A~Dで合格判定をもらえるため、本番のテストを受ける前にぜひ挑戦してください。繰り返し挑戦して時間配分や解き方に慣れれば、本番のスピードアップも狙えます。
SPI後の面接対策に!AI面接「REALME」で内定判定
総合適性検査SPI3を受けた後の面接対策には、AI面接「REALME」を活用しましょう。「REALME」の面接を受けると内定可能性が判定されるため、自身の改善点や課題を確認できます。
面接相手不要!AIとの面接で志望企業の内定可能性を判定
「REALME」ではAIと面接するため、面接相手が不要です。
AIとの面接によって能力が評価され、志望企業の内定可能性が判定されます。35項目の精密な評価から、自分の強みや弱みを確認できます。自分の苦手分野を把握すれば、SPI対策にも役立つでしょう。
AI面接後のFBで面接力をアップ
AIとの面接後にもらえるFBを確認すれば、面接力アップを目指せるでしょう。志望企業の最終面接で合格基準を超えた学生の能力と比較し、足りない部分を埋めるポイントを教えてもらえます。
FBをもとに評価を上げることで、本番での面接力アップにつながります。また、FBによる自己分析をすれば、SPI3で性格検査を受ける際の時間短縮も可能です。
AIで導き出した合格ラインの解答例を閲覧可能
「REALME」なら、AIが導き出した志望企業の合格ラインを突破した学生の解答例を閲覧することができます。AI面接やESデータを閲覧でき、内定判定を上げることに役立てられるでしょう。
SPI3を突破した後は企業との面接が実施されます。「REALME」では最終面接まで進んだ学生の自己PRも見られるため、自分が面接を受ける際の参考にしてください。
SPI3対策は万全に!志望企業への一歩を着実に進めよう
SPI3総合適性検査はそれほど難しい問題ではなく、事前に対策が可能です。問題集やWebサイトで対策したうえで、SPI3に臨みましょう。また、自己分析をしたいときやSPI3の対策をしたいときには「REALME」がおすすめです。AIを活用して自分の強みを把握し、選考を有利に進めましょう。