ガクチカの書き方|思いつかないときの対策や書き方のポイントを紹介

ガクチカ 書き方

就職活動の自己PRにおいて、よく求められるものがガクチカです。就職活動をするまで自分のガクチカを考えたことがない人も多いでしょう。

今回の記事では、ガクチカの概要から聞かれる理由、書き方のポイントまで紹介します。思いつかないときの対策についても触れるため、これからガクチカを用意する人は参考にしましょう。

また、本記事では、就職活動で役立つAI面接サービス「REALME」についても紹介します。自分の強みや弱みを把握することができるため、自己PRの作成にも役立てられます。

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もくじ

ガクチカとは

ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」を指します。自己PRとは別のもので、本人の資質よりも行動や経験について分かるようなエピソードが求められます。

就職活動においては書類審査や面接で求められることが多く、事前に準備をしましょう。

「学校内」ではなく「学生時代」の行い全般から求められるため、必ずしも学業に関するエピソードから選ぶ必要はありません。趣味やサークル、ボランティアなどで力を入れたことがある場合は、それらからガクチカを選んでもよいでしょう。

ガクチカを聞かれる理由

就職活動でガクチカを聞かれる理由を把握すると、どのようなエピソードが求められるのか、どのように伝えると効果的なのかが分かりやすくなります。ここでは、ガクチカを聞かれる理由として代表的なものを2つ紹介します。

自社に合う人物か知りたい

ガクチカからは、就活生の人となりや、学生時代において重視したことが読み取れます。企業はこれらを、就活生の思考力やモチベーションの源泉などを判断する材料にします。

ガクチカによって企業が判断したいことは、その就活生が自社に合う人材かどうかです。考え方や行動力をエピソードから読み取ることで、自社で仕事をできる人間か、長く働ける人間かどうかを判定します。

そのため、企業の社風に合いそうなエピソードがあれば、強調するとよいでしょう。

どんなことに挑戦したか

ガクチカから、学生時代にどのようなことに挑戦し、どのような成果を出したのかが分かります。企業はそれによって、入社後の伸びしろや仕事に対するポテンシャルを判定しているといえるでしょう。

そのためガクチカを書くときは、主体的に行動した経験からエピソードを選ぶことが望ましいといえます。成果の規模ではなく、その経験から何を学び、それを次へ活かせるかが重要な評価基準です。

ガクチカでは「経験から得たものが業務で活かせる」ことを強調することがおすすめです。

ガクチカの書き方とポイント

ガクチカは就職活動以外で求められる場面が少ないため、いざというときに書き方が分からない人も多いでしょう。ここからは、ガクチカの書き方と、評価されるために押さえたいポイントを紹介します。

結論から書き出す

ガクチカを書くときは、分かりやすく説明しなくてはならないと考えてしまい、前置きを長々と書く人も多いでしょう。

しかし、企業がガクチカで求めているものは、何に取り組んだのか・なぜ取り組んだのかを簡潔に伝える力です。そのため、ガクチカでは結果や成果などの結論を最初に分かりやすく書き、その後に詳しいエピソードを補足する書き方がおすすめです。

長々と前置きを書く方法は結論が分かりにくいだけではなく、字数稼ぎともとられやすいため避けましょう。

目標や困難を書く

ガクチカでは、受け身で行動した話よりも、自ら目標を立てて行動した話や困難に立ち向かった話を採用すると効果的です。就職後に困難な目標や出来事に遭遇した時、いかに努力ができるかをアピールできます。

また、就活生がどの程度の物事を困難だと感じるかもチェックされます。業務上における困難を乗り越えられるかどうかを見極めるためにガクチカが使われることもあるでしょう。

ガクチカを書くときは、立てた目標や直面した困難の難易度について分かりやすく説明してください。

取り組んだことを書く

ガクチカを書くときは、曖昧な表現は避け、具体的に書きましょう。

目標を達成したエピソードだけではなく、目標達成のためになぜそのアプローチをしたのか・その経験に自分のどのような人柄が発揮されたのかを書くと伝わりやすくなります。「状況把握において行ったこと→課題や困難の要因・背景→達成・解決のために行ったこと」の順番で表記することで、伝わりやすいガクチカを作成できるでしょう。

取り組みに活かした長所や、取り組んだことで育まれた経験が伝わるようにしてください。

取り組んだ経験の活かし方を書く

ガクチカでは、経験そのものだけではなく、経験から得られた学びについても求められます。ガクチカを書くときは、経験から得た学びについてもアピールするとよいでしょう。

また、乗り越えなければならない困難に対して、自分のどのような性質を活かしたのかを伝えることで、自分が志望企業に貢献できるかどうかをアピールできます。同じ事象でも人によって行動は異なるため、自分自身の行動を中心に文章を組み立てましょう。

思いつかないときの対策

ガクチカが思いつかず、書類を書く手が止まる人もいるでしょう。ガクチカは口頭でも伝えることがあるため、事前に考えておくことをおすすめします。

ここでは、ガクチカが思いつかないときの対策を紹介します。

ガクチカにできそうな経験を思い出す

ガクチカの文章が思いつかないときは、ガクチカとして発表できそうな経験を思い出しましょう。

就職活動においては、自分の強みを発揮できた経験や、困難を乗り越えた経験が求められます。考え方が変わった経験や、長所を伸ばすきっかけになった経験でもよいでしょう。

学生時代の経験を思い出し、好印象を持ってもらえそうなエピソードを探しましょう。

褒められた経験を思い出す

自分の強みが発揮されたエピソードを、自分では思いつかないこともあります。

そのような場合は、他人から褒められた経験を思い出しましょう。自分だけでは気が付かない適性や強みを見つけることにつながる可能性があります。

学業でのこと以外にも、日常生活や趣味などで褒められたことや、成果を上げた経験からエピソードを選んだりしても構いません。

また、エピソードや伝え方は、「志望企業が求める人材」に合うように考えましょう。

AI面接「REALME」で自分の特性を客観的に知ろう

ガクチカに使える強みが自分では分からない人は、AI面接サービス「REALME」の利用がおすすめです。AI面接を通して客観的に自分の資質を判定してくれるため、ガクチカ作成のサポートになります。

志望企業の内定可能性が判定できる

REALME」では、AIとの面接結果から志望企業への内定可能性が判定できます。現在のガクチカが志望企業の求める人物像に合致しているかどうかを手軽に確認できることが特徴です。

内定可能性が低いと判定されたときは、面接への返答やガクチカの構成を見直すとよいでしょう。

合格ラインを超えた学生の解答例が閲覧できる

REALME」では、過去に志望企業の合格ラインを超えた就活生の回答を閲覧可能です。ガクチカの構成やエピソード選びで迷っているときに、過去の合格者の回答を参考にできます。

複数のエピソードで迷っていたり、伝え方に不安があったりする人は、「REALME」で過去の合格者の回答をチェックしましょう。

AI面接後のFBで客観的な自己分析ができる

REALME」でAI面接を受けると、自身の強み・弱みを可視化してくれます。ガクチカで伝えたい自分の強みが何なのかを考えるときに役立ちます。

ガクチカにおいて中心に据える自分の長所が分からない人は、「REALME」で面接を受けて、自分の長所を分析するとよいでしょう。

ガクチカの書き方や伝え方を身につけて面接に挑みましょう

ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」であり、学業以外に関連するエピソードでも構いません。自分の長所や課題解決力、志望企業への適性を伝える際に役立つため、事前に準備をして、滞りなく発表できるようにしましょう。
ガクチカで強調する自分の長所が分からない人は、「REALME」の利用がおすすめです。AI面接や内定判定を活用して、就職活動を成功に導きましょう。

もくじ