NNT就活生必見!内定を勝ち取るために踏むべきステップとは?

就活中に「NNT」という言葉を耳にする機会があるかもしれません。NNTとは、「無い内定(NaiNaiTei)」のイニシャルを取ったスラングです。「NNTにはなりたくない」「内定を早くもらいたい!」と考える就活生に向けて、内定を勝ち取るために踏むべきステップを解説します。

もくじ

就活におけるNNTの意味とは?

NNTとは、「無い内定(NaiNaiTei)」のイニシャルを取ったスラングです。就職活動をしているものの、どの企業からも内定や内々定が出ていない状況のことをいいます。

NNTの対義語に「ANT」という言葉もあります。NNTと同様に「ある内定(AruNaiTei)」の頭文字を取ったスラングで、ポジティブに使われることが多いです。就活をしていると耳にする機会も出てくるので、セットで覚えておきましょう。

NNTになりやすい人の特徴

NNTになりやすい人の特徴を知って、今後の対策につなげましょう。NNTになりやすい人の特徴は以下の通りです。

1.人気企業ばかりエントリーしている
2.やみくもにエントリーしている
3.エントリー数が少なすぎる
4.入社意欲が足りない
5.企業研究が不十分
6. 履歴書やESを使い回ししている
7.ビジネスマナーが悪い
8.回答が的外れ

これらの項目に当てはまる場合は、1つずつ改善することで状況が好転するかもしれません。1つずつ見ていきましょう。

1. 人気企業ばかりエントリーしている

人気企業ばかりを狙ってエントリーしていると、通常よりも合格率は低くなります。応募人数が多いほど不合格者の数も増えるためです。

特に大手企業や有名企業は応募人数が多くライバルも手強いため、難易度の高い戦いになりやすいです。

大手企業意外にも優良企業はあるため、中小企業やベンチャー企業など、視野を広げてエントリーしてみましょう。

2. やみくもにエントリーしている

エントリーしている企業の数は多くても、やみくもに数を打っていると内定は出ません。「行きたい企業がないので、なんとなく聞いたことのある企業に手当たり次第応募している」といった場合は注意が必要。

少しでも心当たりのある場合は、自己分析のやり直しや就活の軸の見直しが有効です。

就活の軸の例文一覧を一挙公開!見つけ方のコツも伝授します

3. エントリー数が少なすぎる

そもそもエントリー数が少ないことで、内定を得られないこともあります。

就活生のエントリー数の平均は20〜30社です。もし、エントリー数が一桁の場合や平均数を下回っている場合は、エントリー数を増やしましょう。

とはいえ、前述の通りやみくもにエントリー数を増やせばよいわけではありません。自分の強みを活かせる仕事や、自分が就きたい仕事を考えて、希望に合う求人を探しましょう。

4. 入社意欲が足りない

入社意欲が足りないことも、内定が出にくい原因の1つです。本当に行きたい企業が見つからないという場合は、自分とマッチした企業と出会えていないのかもしれません。

受け身の情報収集だと有名企業の情報ばかりが入ってくるため、自分からリサーチする姿勢も大切です。これまでチェックしていなかった業界や職種に目を向けたり、中小企業やグループ会社の子会社を見てみたりすることで視野が広がります。

5. 企業研究が不十分

企業理解が不十分だと、面接の初期段階で落とされてしまいます。面接官は多くの就活生を相手に選考を重ねているため、企業研究が足りていない人は見抜かれてしまうでしょう。

特になかなか最終面接まで進まない場合、一社ごとの企業研究が十分できているのか、これまでの選考を振り返ってみましょう。

企業研究が足りないと感じた場合は、どのような質問に対して回答が不十分だったのか原因を考えます。また、選考を受けている企業に加えて、業界全体の知識や、競合との違いに対する理解の度合いも重要です。

6. 履歴書やESを使い回ししている

「同業種を受けるのだから、履歴書やESは使いまわしても問題ないのでは?」と思うかもしれませんが、その考えは危険です。

履歴書やESは最終面接まで使われるものであり、ただ「通過すればよい」ものではないためです。面接で深掘りしてもらいたい内容を盛り込んだり、企業が求める人材に合うアピールポイントを記載したりと、工夫できるポイントはたくさんあります。一部を使い回すことは問題ありませんが、丸々同じ内容で提出することは避けましょう。

7. ビジネスマナーが悪い

基本的なビジネスマナーが身についていないと、面接対策をしていても印象は悪くなります。「明るくあいさつする」「メールに署名を必ず入れる」といったように、些細なマナーにも気を配りましょう。

8. 回答が的外れ

面接で落ちやすいという場合、面接官の期待とずれた回答をしている可能性があります。「面接官の反応が薄い」「会話が弾まないまま終わってしまった」という場合は面接での回答を振り返ってみましょう。

よくある質問は事前に準備しておくことで、自分の考えをスムーズに伝えられます。

NNTから逆転するために踏むべきステップ

ここからは、NNTから脱却するために踏むべきステップを解説します。

1.これまでの就活を振り返る
2.エントリーした企業を一覧化する
3.専門家からアドバイスをもらう

順番に解説していくので、参考にしてみてください。

1. これまでの就活を振り返る

まずはこれまでの就活を振り返って、改善ポイントがないか探しましょう。

ES

ESや履歴書での不合格が多い場合は、書き方を変える必要があるかもしれません。ESを書くときは、以下のポイントに気をつけるようにしてみてください。

・面接で深掘りされる前提で内容を絞る
・回答に対して理由を添える
・具体的なエピソードを交えて書く
・根拠や数値を入れるようにする

面接

面接で落とされる理由はさまざまですが、振り返ることで改善策が見つかるかもしれません。質問に対しての自分の回答内容や、よかった点、悪かった点などをまとめましょう。

企業ごとの面接内容やスケジュールを一元管理したい場合は、就活ノートの作成もおすすめです。

2. エントリーした企業を一覧化する

これまでに受けた企業をまとめて、どのような傾向があるのか見てみましょう。有名企業ばかりにエントリーしている場合は、中小企業やベンチャーなどにも目を向ける必要があります。

また、就活生の平均的なエントリー数は平均20〜30社程度であるといわれています。この数よりも極端に少ない場合は、エントリーの数を増やすところから始めてみましょう。

就活ノートの作り方は?記入内容やまとめかたのポイントを紹介

3. 就職イベントやセミナーに参加する

就職イベントやセミナーに参加して情報を集めましょう。就職イベントやセミナーの参加によって、就職に役立つ情報を得られるでしょう。

例えば、イベントやセミナーによっては自己分析の方法を教えてもらえたり、模擬面接を実施していたりします。これまで接点のなかった企業を知るきっかけにもつながり、自分に合う企業が見つかる可能性もあります。

また、座談会やインターンなど企業が開催するものは内定につながりやすくおすすめです。気になる企業が座談会やインターンを開催する際は、積極的に参加して選考を有利に進めましょう。

4. 専門家からアドバイスをもらう

これまで就活サービスを使ってこなかったという方は、この機会に専門家からアドバイスをもらいましょう。

就活生の多くは就活サービスを利用しているため、自力で就活を進めていると不利になる可能性があります。

具体的な就活サービスは以下の通りです。

・キャリアセンター
・エージェント
・スカウトサービス

キャリアセンター

大学が運営しているキャリアセンターです。大学によっては企業と連携して選考やインターンシップを紹介してくれることもあるので、積極的に活用しましょう。

エージェント

エージェントは担当者が二人三脚でサポートしてくれるので、今後の就活に不安を抱えているときはぜひ活用してみてください。

面接対策やESの添削もしてくれるので、自分では見つからない改善点をアドバイスしてもらえる可能性もあります。非公開求人の取り扱いもあるので、自分に合った企業を紹介してもらいたい方にもおすすめです。

スカウトサービス

スカウトサービスは、自分のプロフィールを見て興味を持った企業からのオファーを受け取れるサービスです。エージェントと同様に非公開求人を紹介してもらえたり、選考カットのスカウトをもらえたりします。

スカウトサービスなら、平均25社から​​自分にぴったりなオファーが届く「ABABA」がおすすめ!就活後期にもぴったりなので、ぜひ活用してみてください。

NNTに落ち込まない!前向きな考え方

NNTに悩む就活生は少なくありません。しかし、NNTに落ち込み続けても内定はもらえません。NNTに落ち込んで活動を止めず、前向きに捉えて就職活動を進めることが大切です。

そこでここからは、NNTに落ち込まないための前向きな考え方をご紹介します。

他の人と比較しない

なかなか内定をもらえないと、不安になったり周りと比べて落ち込んでしまったりします。しかし、他の人と内定の有無について比較をするとネガティブな気持ちに陥りやすいでしょう。

就職活動は、自分のペースで進めることが大切です。周りの内定を獲得した人と比べると、「周りは内定をもらっているのに自分はなかなかもらえない」「自分はダメな人間だ」などと、マイナスに捉えるケースが少なくありません。しかし、自分のペースで内定をもらえるよなに努力がもっとも大切です。

内定だけをゴールにしない

内定がもらえたら終わりではなく、就職をして今後その職場に勤めます。つまり、内定はゴールではなく長い社会人生活の始まりに過ぎません。

つまり、志望していない企業から内定をもらうよりは自分の希望の企業からの内定を目指すことが大切です。志望していない企業から内定をもらえても、入社してすぐに自分には合わないと感じて辞めるリスクが増えます。

内定の有無が成功の判断にはならないことを理解して、自分の性格や考えに合う企業からの内定を目指しましょう。

自分を悲観的に捉えない

自分を悲観的に捉えると、気持ちが落ち込みます。

内定をもらえない原因は、自分に能力がないわけではありません。内定をもらえなかった企業に対しては、「縁がなく自分に合わない企業だった」と考えて、次の就職活動に目を向けましょう。

また、内定をもらえなかった際は悲観的に考えるのではなく、就職活動を見直して改善点や反省点を探します。

改善点は受け入れて気にしすぎず、次に目を向けることが大切です。

NNTでも焦らない!REALMEで内定判定を確認しよう

NNTに悩む際は、REALMEを活用すればNNTから抜け出せる可能性が上がります。なぜなら、REALMEには以下の機能があるためです。

・20分のAI面接で志望企業の内定判定が分かる

・合格ラインの就活生の回答が閲覧できる

・AI分析で自身の強みと弱みが確認できる

それぞれの機能について詳しく解説します。

20分のAI面接で志望企業の内定判定が分かる

REALMEには、AI面接機能があります。

AI面接機能は30分程度AIと面談することで、能力や志望企業の内定を獲得できる可能性が確認できるサービスです。

対話内容をもとに35の項目と14の能力を点数化します。その点数をその企業の最終面接まで進んだ就活生の能力の平均値と比較することで、内定がもらえる可能性を数値化する仕組みです。 

あくまで可能性のため、必ずしも結果通りになるとは限らないものの、就職活動の指標として有効です。

合格ラインの就活生の回答が閲覧できる

自分の結果を確認できるだけでなく、合格ラインの就活生の回答を閲覧できる機能もあります。合格ラインの就活生がどのような回答をしたのかを知ることで、自分の改善点が見えて今後の就職活動の参考につながります。

自分の結果だけに目を向けず、合格ラインの就活生の回答にも目を向けて、より自分の強みや改善点を把握しましょう。

AI分析で自信の強みと弱みが確認できる

AI面接の結果から、自分の強みと弱みを確認できます。

内定をもらうためには、自分の強みを把握してどのように企業に貢献できるかのアピールが重要です。そこで、REALMEのAI分析機能を活用すれば、自分の強みと弱みを可視化できます。

自分の強みや弱みを把握できれば、どのように自分をアピールすればよいのか、どのような職種や業界が向いているのかが分かります。

AI面接を受けて強みと弱みを把握しつつ、内定確率向上につながるFBを確認しましょう。

AI面接してみる

NNTでも諦めるのはまだ早い!原因を知って対処しよう

NNTから脱却する方法を解説しました。NNTの原因はエントリー数が少ない、やみくもにエントリーしている、対策が不十分などさまざまです。まずはこれまでの選考を振り返って、思い当たる原因があれば改善しましょう。より効率よく就活を進めるためにも、就活サービスを活用してサポートを受けるのもおすすめです。

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