面接官が人事だけの最終面接はある?人事面談についても解説

「面接官が人事だけの最終面接はある?」「最終面接後の人事面談にはどのような意味があるの?」このような疑問をお持ちの方に向けて、最終面接の面接官や面接後に行われる人事面談について解説します。最終面接の流れに不安を感じている場合は、ぜひ参考にしてみてください!

もくじ

面接官が人事だけの最終面接はある?

最終面接では基本的に、社長や役員などの採用権限を持つ人が面接官を担当します。そのため、人事だけで行われる最終面接はほとんどないか、あったとしても珍しいケースでしょう。

一方で、最終面接の前後に人事だけの面談がセットで行われるケースはあります。詳しくは後述しますが、この場合の人事面談は最終面接のフォローや就活生の疑問解消を目的としていることが多いです。

最終面接の面接官は誰が担当する?

最終面接を担当する面接官について詳しく解説します。

一次面接では現場担当者や人事部だけで行われる場合もありますが、最終面接では採用権限を持つ上層部の社員が出席するのが特徴です。

・採用権限を持つ経営層や社長など
・人事部長が同席することも多い

それぞれ見ていきましょう。

採用権限を持つ経営層や社長など

最終面接は合否を判断する最後の場であるため、採用権限を持つ経営層や社長が面接官を担当します。

面接官の人数は企業によって大きく異なり、少なければ1人、多ければ5人程度が同席する場合もあるでしょう。

人事部長が同席することも多い

面接官が複数名いる場合、人事部長が同席することも多いです。

この場合人事部に最終決定権があることは少ないですが、「人柄や適性、マナーなどを見極める」「就活生と顔見知りの人事部が同席することで緊張をほぐす」といった目的で同席しています。

最終面接の前後に実施される「人事面談」とは?

最終面接の前後に、人事担当者だけと話す「人事面談」が実施されることがあります。ここでは、人事面談で話す内容や、最終面接の後に人事面談が行われるケースについて紹介するので、参考にしてみてください。

・最終面接の前に人事面談で話す内容
・最終面接の後に「人事面談」が開催されるケース

それぞれ解説していきます。

最終面接の前に人事面談で話す内容

最終面接の前に人事面談が設定されている場合、最終面接に対するフォローアップや、就活生の疑問解消を目的としていることが考えられます。

これまでのフィードバックと対策

これまでの選考に対するフィードバックや対策を伝えることで、就活生が最終面接で本領を発揮できるようにサポートする目的です。人事部としても、一次面接や二次面接を突破した就活生に内定を出したいと考えているため、具体的なアドバイスや面接官の情報などを教えてくれることもあります。

就活生の疑問解消

就活生に対して、企業や最終面接に対する懸念や疑問があれば解消したいと考えているケースです。企業や面接に対して疑問があれば、人事担当者に相談してみましょう。

最終面接の後に「人事面談」が開催されるケース

最終面接の後に人事面談が行われるケースもあります。「最終面接が終わったのに人事面談?」と疑問に思うかもしれませんが、選考の一環である可能性もあるため慎重に臨みましょう。

最終面接の後に人事面談が開催される主なケースは以下の通りです。

・キープしたい
・最終面接で判断できずもう一度面接がしたい
・別の職種や選考に案内したい

それぞれ解説していきます。

【新卒向け】最終面接後に面談がおこなわれる意図とは?対策のポイントも紹介

キープしたい

中小企業やベンチャーなどでは、もともと採用枠が少ないことがあります。しかし、候補の1人が内定を辞退してしまうと、1から採用するのは大変です。

そこで、内定を出していない人の中から手応えのあった人材をキープしておき、辞退者が出た場合に判断のタイミングを調整できるように面談を依頼しているケースです。

最終面接で判断できずもう一度面接がしたい

最終面接だけで判断がつかず、もう一度面談の機会を設けて判断したいと考えているケースです。内定の通知がなく面談の依頼が来た場合は選考が続いている可能性があるため、油断せず慎重に対策することが必要です。

ただし、不採用とはなっていない状態なので、面談次第で内定をもらえる可能性は十分あります。

別の職種や選考に案内したい

志望していた職種は他の内定者で枠が埋まったものの、優秀な人材として別の職種や選考フローへ案内したいと考えているケースです。「専門職では採用できなかったが、総合職に応募してもらいたい」「別部署の辞退者が出たので、選考カットでフローに進んでもらいたい」など、さまざまなパターンがあるでしょう。

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最終面接・人事に関するよくある質問

最終面接で人事が評価しているポイントは?

最終面接で人事が評価しているポイントは以下などがあります。

・論理的思考力、課題解決力があるか
・人柄・コミュニケーション能力があるか
・社風に合っていそうかどうか
・基礎的なマナーが問題ないか

最終面接で人事担当者から聞かれる質問は?

最終面接で人事担当者から聞かれる質問の例は以下の通りです。あくまで一例ですが、参考にしてみてください。

・他社の選考スケジュールはどうですか?
・当社が第一志望ですか?
・3年・5年後のキャリアプランはどう考えていますか?

最終面接で他社の選考状況を聞かれたら?企業の意図や答え方を紹介

最終面接後の人事面談で落とされることはある?

最終面接後に人事面談が設定された場合、選考の一環としてよばれている可能性もあります。「最終面接が終わったのだから内定なのかな?」と思うかもしれませんが、合否がかかっている可能性があると思って準備しましょう。

最終面接後に呼び出し不採用はあり得る?気をつけたいポイントを解説

最終面接後の呼び出しで不採用となる場合がある?

最終面接後の呼び出しは必ずしも悪いものではなく企業やケースによってさまざまです。企業側の意図としては、以下のような目的が考えられます。

・入社意欲の意思確認
・囲い込み

実際にどのような意図であるかを知ることは難しいため、人事面談と同様に面接と同じ心構えで臨むことが大切です。

最終面接で人事が同席することもある!しっかり準備して対策しよう

最終面接では人事が同席することが多いものの、人事だけで最終面接が行われるケースは少ないです。一方で、最終面接の前後に人事面談やフォローアップが実施されることもあります。一般的なフローと違う場合は不安に感じるかもしれませんが、通常と同様に質問対策をしっかりしたうえで、自信を持って堂々と臨めば問題ありません。今回紹介したポイントを参考に、しっかり準備して対策してみてください。

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