サイレントお祈りは最終面接に多い?対処法や目安となる日数を紹介

最終面接のサイレントお祈りについて解説します。最終面接まで進んで合否の連絡がもらえないと、なかなか気持ちの整理がつかないかもしれません。しかしサイレントお祈りは珍しいことではないため、割り切る気持ちも大切です。本記事ではサイレントお祈りが最終面接で多い理由や、対処法についてわかりやすく解説します。

もくじ

サイレントお祈りとは

サイレントお祈りとは、就活で選考で企業からの連絡なしに「不合格」となることを指します。

不合格通知のメールに「今後のご活躍をお祈り申し上げます」 という締めの言葉が添えられることから、不合格を「お祈り」というようになりました。これに音沙汰がないことを意味する「サイレント」という言葉が加わり「サイレントお祈り」とよばれるようになったことが始まりです。

サイレントお祈りが最終面接に多い理由

「サイレントお祈りが最終面接に多い」と聞いたことのある方もいるかもしれません。ここでは、サイレントお祈りが最終面接に多い理由を見てみましょう。

・保留・キープしたいから
・内定を出すまでに時間がかかっているから
・連絡をするまでに時間がかかっているから
・不採用に対する問い合わせが大変だから

それぞれ解説していきます。

保留・キープしたいから

サイレントお祈りでもっとも多い理由の1つが「保留・キープしたい」ケースです。「他の候補者の方がほしいものの、不合格と伝えずにキープしておきたい」という考えから、あえて合否の連絡を出さない企業があります。

特に最終面接まで残った就活生は貴重な人材。また、一次選考から募集をかけるよりもスムーズに採用できるため、辞退者が出た場合に備えてキープしたいと考えるのです。

このような場合、辞退者が出た場合などに繰り上げ方式で通過の連絡が来る可能性があります。

内定を出すまでに時間がかかっているから

「応募者が多く選考に時間がかっている」「他の候補者とどちらを採用するか決まらない」といったように、内定を出すまでに時間がかかる場合もあります。特に最終面接の場合、すべての候補者の面接が終わってから合否を出す企業も多く、一次面接や二次面接と比べて時間がかかる場合も多いです。

この場合はサイレントお祈りとは限りませんが、就活生としては連絡が来るまでそわそわしてしまうかもしれません。

連絡をするまでに時間がかかっているから

選考結果は出ていても、就活生への連絡に時間がかかっている可能性もあります。大企業や上場企業など、社内チェックや連絡のフローが複雑な場合などに起こり得るパターンです。

不採用に対する問い合わせが大変だから

不採用通知を出すと「なぜ不採用となったのか」「もう一度選考にエントリーさせてほしい」といった問い合わせが入ることがあります。この問い合わせを減らす目的で、不合格者に対してはあえて連絡をしない企業もあるのです。

特に採用担当者が忙しい、人手不足で対応しきれない、といった理由でサイレントお祈りをしている可能性はあるでしょう。

最終面接でサイレントお祈りをされたときの対処法

せっかく最終面接まで進んだのに、合否の連絡がもらえなければ気落ちしてしまうもの。とはいえサイレントお祈りをする企業も存在するため、対処法を知って上手く気持ちを整理することが重要です。

ここでは、最終面接で「サイレントお祈りかも」と思った場合の対処法を紹介します。

・まずは連絡を待つ
・割り切って他の選考を進める
・メールで問い合わせる

それぞれについて見ていきましょう。

まずは連絡を待つ

最終面接の合否通知というと、すぐに連絡が来るイメージがあるかもしれません。しかし実際には、選考スケジュールが遅延したり、土日までに連絡が間に合わなかったりといったケースはよくあります。

事前に通知時期の案内があった場合は、そのタイミングまでは待つようにしましょう。そうでない場合にも、1〜2週間はまず待ってみるのがおすすめ。

ただし貴重な就活チャンスを逃さないためにも、この間も他社の選考に集中して臨みましょう。

割り切って他の選考を進める

2週間以上経っても連絡が来ない場合、割り切って他の選考を進めるのがおすすめです。すでにエントリー済みの企業の選考はもちろん、持ち駒を増やすために新しい企業にも目を向けてみましょう。

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メールで問い合わせる

就活において「企業が連絡を忘れている」「連絡が漏れてしまっている」という可能性は低いです。とはいえ、2週間以上経っても連絡が来ない場合は自分から問い合わせてみるのも1つ。

電話は担当者に負荷がかかるだけでなく、合否結果が出ていない可能性もあるため、メールで問い合わせるようにしましょう。催促する形ではなく、いつ頃連絡をもらえるか聞く形にするのがおすすめです。

問い合わせの例文

お世話になっております。

〇月〇日に最終面接の機会をいただいたXXXXです。

先日はお忙しい中面接のお時間をいただき、ありがとうございました。

その際、選考結果の連絡期日について伺うことを失念しておりました。私の確認不足にて大変申し訳ございませんが、ご教示いただくことは可能でしょうか。

お忙しいところご迷惑をおかけし大変恐縮ですが、ご返信をいただけますと幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。

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最終面接のサイレントお祈りに関するよくある質問

最終面接のお祈りメールはいつ来る?

最終面接のお祈りメールが来るタイミングは企業によって大きく異なります。

サイレントお祈りへの対処法は?

サイレントお祈りへの対処法は以下の通り。

・まずは連絡を待つ
・割り切って他の選考を進める
・メールで問い合わせる

最終面接の合否を出すには1〜2週程度かかる企業もあるため、まずは連絡を待つのが鉄則です。一方でサイレントお祈りかどうかを見極める術はないため、必ず他社の選考も受けておきましょう。

サイレントお祈りは問い合わせるべき?

企業から合否結果の連絡期日を聞いている場合は、その日時まで待ちましょう。そのうえで連絡が来ず、サイレントお祈りとして割り切れない気持ちがある場合は、2週間程度経ったタイミングでメールから問い合わせをしてみるのも1つです。

特に企業から「合否の結果にかかわらずご連絡します」といわれている場合などは、何かしらの事情で連絡が漏れている可能性もゼロではありません。「はっきりさせて次に進みたい」という場合は、思い切って問い合わせてみましょう。

最終面接で「サイレントお祈りかも?」と思ったら他の選考を進めよう

最終面接でサイレントお祈りが起こりやすい理由や、サイレントお祈りをされたときの対処法を紹介しました。サイレントお祈りだと感じても、まずは1〜2週間程度待ってみましょう。それ以上音沙汰がない場合には、あくまで連絡期日を聞く形で問い合わせるのがおすすめです。サイレントお祈りをされるとショックを受けるかもしれませんが、いつまでも引きづるのは勿体ありません。「よくあること」と割り切って考えて、前向な気持ちで他社の選考に臨みましょう。

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