「自分のことは自分が一番分かってるよ!」「なんで就活で自己分析をする必要があるの?」という思いから、就活開始時に自己分析をやらない学生もいるのではないでしょうか。
しかし、自己分析をしていなかったことが原因で本質的な就活ができず、会社選びを失敗したり、大きな後悔をしてしまう学生も少なくありません。
では満足できる就活を実現するために、なぜ自己分析が求められるのでしょうか、どんな自己分析をするべきなのでしょうか。
この記事では新卒就活における自己分析の重要性と、おすすめの自己分析方法を動画を交えて解説します。
1.自己分析の重要性
就活時に自己分析を行うべき理由は明確にあります。
会社や仕事のミスマッチを防ぐため
新卒社員の3年以内の離職率はおよそ3割に及んでいます。(2020年卒は37.0%)
主な離職理由が「仕事に面白さを感じなかった」「社風が合わなかった」「自身のキャリアアップに繋がりそうになかった」など、会社や仕事内容とのミスマッチによるものです。
入社後のミスマッチを防ぐためにも、自己分析を通して、仕事や社会人生活おいてなにを重要視したいか、入社した後にどんなことを大事にして働きたいかなど言語化しておく必要あります。
選考対策のため
エントリーシートや面接では、自分の強みやガクチカなどを通して、自身の経験や人柄をアピールする機会が多くあります。そこでどんなアピールをするかが、合否の大きな鍵を握っているのです。
自己分析をすると、自身の強みがなんなのか、その強みはどういった経験から得られたものなのかということが言語化されます。また会社選びに対する価値観や、入社後にどんな活躍をしたいかを深ぼれば、志望動機もより強い軸をもった内容になるでしょう。
受ける会社が違っても選考で求められることはある程度共通しているため、一度自己分析を行えば、どの会社にも通用するような要素が得られます。
これによって明確な軸をもった会社選びが実現し、選考で求められる項目に対して明確な回答ができるようになります。自己分析を通して、選考において高評価が得られやすい状態を作り上げましょう。
自己分析の重要性については、就活マスターABA婆が動画でも解説しています。
2.自己分析のやり方
就活のための自己分析の方法は2つあります。
書籍『メモの魔力』を活用
『メモの魔力』は、SHOWROOM株式会社の前田裕二氏による、メモをとることの意義や知的生産をするためのメモの方法がまとめられた書籍です。
一見、この『メモの魔力』と新卒就活は関係ないように見えますが、付録の「自己分析シート」を活用することで上質な自己分析ができます。
1000問の質問に答えながら、「ファクト→抽象化→転用」というフレームワークに沿って、自分の強みや趣向を深掘りしてみましょう。
面接の想定質問集を活用
面接でよく聞かれる質問を集めて、自分なりの回答を用意してみることも有効です。
回答に加えて、なんでそう思ったのか、この内容からなにを伝えたいのかなどを、それぞれ2文程度で事前にまとめておくと、自己分析と面接対策の一石二鳥で役に立ちます。
自己分析の方法について、詳細は就活マスターABA婆が動画で解説しています。
就活アニメはYouTubeで配信中
今回は自己分析の重要性と方法について解説しました。
本メディアはもちろんのこと、ABABAの公式YouTubeでは、就活の基礎知識や選考を有利に進める裏ワザを、アニメ形式で紹介しています。ぜひご覧ください。