ES(エントリーシート)の平均通過率は、業界や業種、企業規模によっても変わりますが、50%前後とされています。ESの通過率は対策をしている人としていない人でも大きく変わります。
ESは選考の際の第一関門となる履歴書と同様に大切なものです。もし、ESで落とされることが多い場合は、ESの書き方や自己分析、企業研究が不十分な可能性があります。
この記事では、ESの通過率が低い人の特徴や通過率を上げる対策について紹介します。
また、ESの作成には「REALME」がおすすめです。他の就活生のESを閲覧したりAIとの面接で得られるフィードバックを参考にしたりできます。
ESの平均的な通過率は?
ESの平均通過率は50%前後です。ただし人気の高い大手企業の場合は、応募者数も多くなるため、通過率が下がる傾向があります。採用人数が少ない企業も通過できる人数が限られているため、通過率は低くなります。
就職四季報でES通過率の確認が可能です。また、企業のHPや就活情報サイトなどから企業のES通過率の予測をすることもできます。ESの通過率を上げたい人は参考にしましょう。
ESの通過率が高くない企業の特徴
ESの通過率は企業によって異なります。以下はESの通過率が低い企業の特徴です。
・倍率の高い大手企業
・採用人数が少ない
詳しく解説します。
倍率の高い大手企業
人気のある企業や業界は応募者数も多いため、ESの通過率も下がります。誰もが知っている大手企業や生活で耳にする機会が多い食品メーカーは特に倍率が高いとされています。多くのライバルに勝つには、より高いスキルや能力が求められるでしょう。
「大手だから」「知っているから」という理由だけでさまざまな業界の大手企業ばかり応募していてはESの通過率は下がる一方です。ESの通過率を上げるにはネームバリューだけでなく、自分に合った企業を見つけることが大切です。
採用人数が少ない
採用人数が少ない企業も、応募者数に対して選考を通過できる人数が限られるため、ES通過率が低くなります。また、中小企業やベンチャー企業など少数精鋭型の企業は、優秀な人材を集める傾向があり、選考基準が厳しい傾向があります。
採用人数が少ない企業でES通過を目指すなら、企業が求める人物像に合わせたアピールが大切です。
ESの通過率が低い人の特徴
ESの通過率が低いと悩む学生にはいくつかの共通点があります。通過率の低い理由が分かれば、原因に対する対策が可能です。
以下でESの通過率が低い人の特徴を紹介します。自分にあてはまるものはないかチェックしましょう。
倍率の高い企業ばかり応募している
大手企業や生活で名前をよく聞く企業は就活でも人気があります。人気が高い分、通過率は下がります。企業研究をしっかり行わず、名前だけに惹かれて応募していると、ES通過が全くできない状態に陥ることもあるでしょう。
大手企業や人気の高い企業は、選考を効率良く進めるために書類選考で多くの学生をふるいにかけます。企業が求める人物像に合ったスキルの高い人物だけが通過できるといえます。
業界や企業研究が不十分
業界や企業研究を十分にせずに、手当たり次第ESを送っても通過率は上がりません。
企業はESを通して、企業に合う人物かどうかを見極めています。自分の強みと企業が求める人物像が合っていないと通過は難しいでしょう。
志望する業界以外でも、自分の能力が活かせたり興味を抱いたりする企業が見つかる可能性もあります。業界や企業分析をした上で、自分に合う企業を選ぶとよいでしょう。
志望理由があいまい
ESがどの企業にもあてはまるような内容だと「他の企業でもよいのでは」と思われます。企業に合わせてESの内容を変えていない人は要注意です。
志望理由は企業のどこに魅力を感じたのかを伝えるものです。同じ業界でも、力を入れている部分や事業内容は企業によって異なります。
企業の経営理念や事業内容をきちんと理解し、志望理由を明確にしましょう。
文章が分かりにくい
文章が分かりにくいと最後まで読んでもらえず、ES通過率は下がります。字が汚い、小さすぎるなどの文字自体の読みにくさだけでなく、だらだらと長く文章力のないESも敬遠される傾向があります。
分かりにくい文章では企業に対する熱意もきちんと伝わりません。丁寧に書くことはもちろん、余計な言葉は使わずに端的に文章をまとめましょう。
また、結論から書くと、伝えたいことが分かりやすくなるためおすすめです。
ESの通過率を上げる方法
ESの通過率を上げる方法は以下の通りです。
・自己分析や企業分析をする
・企業探しの幅を広げる
詳しく解説します。
自己分析や企業分析をする
自己分析や企業分析をして、自分に合う企業を見つけましょう。企業の求める人物像が自身のアピールポイントとマッチするかが重要です。
自己分析が不十分な人は、自身の強みを明確にするところから始めましょう。
その後に企業分析をして、その企業でなければならない理由を明らかにします。企業はESを通して「入社意欲が高いか」「自社に合う人物像か」を判断するためです。競合他社と比べて、なぜその企業を選んだのかが分かるような志望動機を書くとよいでしょう。
企業探しの幅を広げる
大手や人気のある企業だけに応募している人やエントリー数自体が少ない人は、企業探しの幅を広げてみましょう。視野を広げることで、自分の興味と合う企業が見つかる可能性があります。
業界や大手だけにこだわるのではなく、自分の価値観やスキルに合った企業を探しましょう。例えば、インターンや会社説明会への参加や、就活情報サイトを閲覧したり、大学のキャリアセンターへ相談することで視野が広がります。
自分の強みを発揮できる企業があれば、マッチ率も高くなり、ESが通過しやすくなるでしょう。
AI面接「REALME」で自分の特性を理解しよう
ESの通過率を上げるには、自分の特性を理解して自分に合った企業を探す必要があります。「REALME」ではAI面接により自分の強みや弱みを客観的に把握できます。
志望企業に対する現在地が分かる
「REALME」では20~30分のAI面接によって、内定判定率を算出できます。志望企業の最終面接まで進んだ就活生と比較することで、自分の現在値が明確になります。
ESの通過率を上げるためにも、客観的に自分の立ち位置を把握することが大切です。「REALME」を活用して、現状を分析しましょう。
合格ラインを超えたESが閲覧できる
志望企業の合格ラインに到達した就活生がどのようなESを提出しているか気になるでしょう。「REALME」では合格ラインを突破している就活生のESやAIとの対話テキストデータを閲覧できます。
自分と同じようなアピールポイントや経験を持つ、就活生の自己PRやガクチカ、価値観を参考にESを作成できるでしょう。
AIで客観的に強み弱み分析ができる
ESの通過率が低い人は自己分析が上手にできていない可能性があります。
「REALME」でAI面接を受けると、14項目の能力に対して自分の実力をフィードバックしてくれます。就活に必要な能力を細かく分析できるため、自分の強みや弱みを客観的に把握可能です。
ESの通過率を意識して選考を突破しよう
企業はESを通して、自社の求める人物像に合っているか、入社意欲は高いかを判断します。業界やネームバリューにこだわらず、自分のスキルが活かせる企業を探すことが大切です。自分の興味とマッチする企業を選ぶことで、ESの通過率も上がるでしょう。
「REALME」を使えば、他の就活生のESを閲覧したり、AIとの面接で得られるフィードバックをESに反映できたりします。通過率の高いESを作るためにも、ぜひ活用してみてください。