年収の高い仕事は?業種・職業別に上位を紹介

年収高い仕事

仕事をするときは、やりがいや働きやすさだけではなく年収の高さも重要なポイントです。年収の高い仕事とはどのような仕事なのかを知りたいと考えている方もいるでしょう。

本記事では、「年収の高い仕事」といわれる給料の基準や、業種・職業別に年収の高い仕事上位を紹介します。職種を選ぶ際の参考にしてください。

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高い年収の基準は? 

そもそも高い年収といわれる定義はさまざまです。一般的には、平均年収を上回っている仕事が高収入とされます。

ここからは、日本人の平均給与や高収入の目安について解説します。

日本人の平均給与 

国税庁ホームページによると、令和5年の調査で日本人の平均年収は460万円でした。男女別に見ると、男性が569万円で女性が316万円でした。また、正社員では530万円、非正社員では202万円であり、雇用形態によって大きな差があります。

結婚や出産などを機に非正社員に変わることが多い女性よりも、男性の平均年収の方が高いことが分かります

出典:国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査」

給与所得控除最後の壁は850万円 

給与所得の場合、収入金額に応じて発生するものが給与所得控除です。

ただし、年収850万円以上はひとくくりにされ、一律で同じ控除額が差し引かれます。そのため、850万円が高収入のひとつの基準とされています。

年収が800万円以上の人は全体の11%、900万円以上の人は7.8%しかいません。そのため年収850万円以上は高所得といえるでしょう。

出典:国税庁「給与所得控除」

出典:国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」

年収が高い業種は? 

どのような業種の年収が高いのかを知るために、業種別の平均年収を見てみましょう。

全体として、人々の生活を支える業種や専門的な知識やスキルが必要な業種の年収が高い傾向にあります。年収が高い仕事に就きたいと考えている方は参考にしてください。

電気・ガス・熱供給・水道業 

電気やガス、水道などのインフラ事業は、平均年収が高い業種です。

インフラ事業の平均年収は774.9万円で、年収800万円以上の割合は全体の41.1%でした。一般的な平均年収よりも高めであることが分かります。

また、女性でも平均より高い年収であることも特徴です。

金融業・保険業 

銀行や証券会社、保険代理店などの金融・保険業も年収が高い仕事といえます。金融商品や保険の専門知識が必要であるためです。

金融業・保険業の平均年収は652万円で、同業種内における年収が800万円以上の人は、全体の26.7%でした。

年齢や勤続年数が高いほど年収が上がるとは限らず、能力次第で年収が上がる点も特徴です。

情報通信業 

通信業や放送業・インターネット付随サービスなど、情報の伝達や提供をする情報通信業は、日々進化する技術への適応が必要な業種です。専門的な知識やスキルが求められ、平均年収が高くなっています。

平均年収は全体で649.2万円であり、同業種内で年収が800万円以上の人は全体の19.3%でした。ただし、もっとも多い範囲は年収500万〜700万円以下であり、必ずしも高年収とはいえません。

学術研究・専門・技術サービス業・教育・学習支援業 

専門的な知識が必要な学術研究や技術サービス業・教育業・学習支援業なども年収の高い仕事です。薬品研究や獣医学などは専門性が高く、その分平均年収も高い傾向にあります。

これらの業種全体の平均年収は551万円で、業種内における年収800万円以上の人は全体の19.3%です。専門的な知識やスキルを保有すれば、これらを活かして高収入を狙えるでしょう。

建築業 

建設業は、住宅やマンション・ビルや商業施設などの建築に携わる仕事です。外装工事や内装デザイン、電気工事なども含まれます。体力が必要で肉体的に楽な仕事ではありません。その分平均年収は547.7万円と高くなっています。

建設業における年収800万円以上の高所得者は全体の15.0%であり、高収入を目指せる業種といえるでしょう。

出典:国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」

年収が高い職業は? 

ここからは、職業別の平均年収を見てみましょう。

なお、ここで紹介する平均年収は、令和5年賃金構造基本統計調査をもとに、「きまって支給する現金給与額×12」+「年間賞与その他特別給与額」(千円以下切り捨て)で算出しています。ひとつの基準として参考にしてください。

航空機操縦士 

高収入な職業ランキング第1位は航空機操縦士、いわゆるパイロットです。男女別の高収入ランキングにおいて、男性で1位、女性で3位を獲得しています。

難易度・倍率ともに高く、視力や身体基準が設けられているほか、語学力を始めとする高いレベルの専門知識や技術が必要です。誰でも挑戦できる職業ではなく、人の命を預かる重大な責任を伴うことからも、平均年収はトップクラスの1,779万円とされています。

医師 

年収が高い職業と聞くと医師を思い浮かべる人も多いでしょう。男女ともに平均年収が高く、男性の高収入ランキングでは2位、女性のランキングでは1位となっています。勤務医か開業医かによっても異なりますが、平均年収は1,436万円と高収入な職業です。

ただし、医師の平均年収には男女差があります。これは、夜勤や当直をする医師に男性が多いこと、出産や育児で時短勤務をする女性が多いことなど、働き方の違いが原因です。

法務従事者 

弁護士や検察官、裁判官などの法務従事者も年収が高い職業として有名です。平均年収は1,121万円であり、男女別に見ても年収に大差はなく女性でも高収入を得られます。

また、弁護士事務所や司法書士事務所などを開業すれば、定年がないため長く働けます。

大学教授(高専含む) 

高専を含む大学教授は、大学で学生に講義をしたり指導をしたりすることが主な業務です。専門分野の知識や高い学力が必要であり、平均年収は1,074万円と高くなっています。男性の高収入ランキングで3位、女性は2位でした。

誰でも簡単に就ける職業ではないものの、一般的な平均年収と比べると5倍程度の差があるため、女性でも高収入を得られる仕事といえます。

その他の経営・金融・保険専門職業従事者 

その他の経営・金融・保険専門職業従事者とは、企業・金融・保険に関する高度な知識や経験を有していて、財務会計や人事労務、金融取引などの仕事に従事する者を指します。例としては税理士や公認会計士・経営コンサルタントなどがあげられます。これらの仕事の平均年収は947万円でした。

特に、経営コンサルタントは高収入を期待できる職業です。主に企業経営に関するアドバイスをする仕事であり、ほかの年収が高い職業と異なり、特別な資格が不要であるところが魅力です。ただし、年収が高い分激務になりやすい点には注意しましょう。

歯科医師 

歯科医師も年収が高い仕事です。年収ランキングで男女ともに上位に食い込みます。国家資格を取得する必要があることから、医療関係の年収は高い傾向にあります。

歯科医師の平均年収は924万円であり、独立して開業医となれば年収1,000万円以上も狙えるでしょう。

出典:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査

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ここからは、サービスの特徴を詳しく解説します。

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それにより、年収が高い業種や職種の合格ラインへ向けてどのような対策をすればよいかも分かります。

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年収が高いとされる業種や職種について紹介しました。仕事をするにあたっては収入も重要なポイントです。紹介した年収が高い仕事の多くは、高い専門性やスキル・知識などが欠かせません。「REALME」を活用すれば、求められるスキルや今の自分に足りないところが分かります。必要なスキルを身につけて、高収入を目指しましょう。