独自調査:合否の連絡が1週間以上かかるケースは2割以下!
(ABABAの学生ユーザー50人へ独自にアンケート調査)
ABABAの学生ユーザーに対する独自のアンケート調査によると、合否の連絡に1週間以上かかるケースは2割以下でした。約半数が2~3日以内に連絡が来たと回答しており、ほとんどのケースで1週間以内に連絡が来ています。
ただし、少数とはいえ1週間以上あとに連絡が来るケースも一定数存在します。そうした場合、結果連絡までに土日を挟んでいることもあるでしょう。この記事では、結果連絡が遅くなる理由として、土日を挟むことやそれ以外の要因について解説します。
最終面接の結果連絡が土日挟むと遅くなる理由
最終面接の後にすぐに土日を迎える場合は、企業からの連絡が遅くなりがちです。土日は多くの企業が休日であり、選考作業もその分ストップします。
基本的に企業が土日に結果連絡を送ることは少ないため、土日に合否連絡が来る可能性は低いと考えてよいでしょう。
最終面接の結果が来るまでの目安
最終面接の結果が来るまでの目安は、面接日から1〜2週間以内です。土日を挟むことで結果が変わるかもしれないと考える場合がありますが、結果には影響がない場合がほとんどのため、落ち着いて待ちましょう。
最終面接結果の連絡が遅れる理由
最終面接結果の連絡が遅くなるときの具体的な理由について、以下にまとめました。
・ほかの選考が終わっていないため
・補欠合格者になっているため
・決裁をとるのに時間がかかっているため
・「サイレントお祈り」をされているため
ほかの選考が終わっていないため
企業はあらかじめ決められた内定者の数を満たすために、すべての志望者を見て合格者を決めたいと思っています。優秀な人材が後から出てきた場合に備えて、内定の連絡はすべての選考が終わってから行われるのが一般的です。企業の選考状況によって大きく変化するので、焦らず待ちましょう。
補欠合格者になっているため
企業はあらかじめ決められた入社人数を確保するために、補欠の合格者を立てる場合があり、該当した場合は結果の連絡が遅くなる可能性があります。内定辞退を想定して、合格者の入社意思の確認が済んだ後に補欠合格者へ連絡するため、ほかの合格者に比べて連絡が遅くなりがちです。
決裁をとるのに時間がかかっているため
社長や役員クラスの決裁のタイミングによって、連絡が遅れることがあります。上位職のスケジュールは調整が難しい場合が多く、業務調整がつかない場合に遅れがちです。
「サイレントお祈り」をされているため
不合格者への連絡を実施しない「サイレントお祈り」を行う企業があります。サイレントお祈りは採用担当の負担を考えて工数を減らす施策です。連絡についてのお知らせをメールや採用ページなどで確認しておきましょう。
最終面接の結果連絡が遅い企業とは
最終面接の結果連絡が遅い企業にはどのようなケースがあるのでしょうか。以下で特徴を紹介します。土日を挟んでいること以外にも連絡が遅くなる理由はあるため、以下の特徴に当てはまっているかチェックしましょう。
採用人数の多い大企業
採用予定の人数が多い大企業や人気の企業は、結果の通知が来るまでに時間がかかる傾向にあります。採用人数が多い場合は応募者自体も多く、優秀で自社にマッチする人材を探すため、選考に時間がかかります。そのため選考にかかるスケジュールを長く取っていることが多く、学生に結果を知らせることが遅くなりやすいでしょう。
採用担当者の少ない企業
採用予定人数が極端に少ない企業は、厳選して合格者を選ばなければならないため、時間がかかることもあります。重要なポストに就く場合や退職予定の人がいて後任者を探す場合などは、よりマッチする人材を選ぶ必要があるため慎重な選考を重ねます。そのため結果の連絡が来るまでに時間がかかるでしょう。
また、中小企業やベンチャー企業で採用担当者が少ない場合も、選考業務に時間がかかってしまうため、連絡の遅くなるケースがあります。
外資系企業
本社が海外にあることが多い外資系企業も、最終決定が外国本社で行われる場合があるため遅くなる傾向です。面接自体はスムーズに進んでいても、決定権が海外にあると連絡がスムーズに進まないこともあります。
最終面接を受けた企業が外資系の企業である場合は、日本の企業よりも連絡が遅い可能性を視野に入れておけば、必要以上に不安に感じなくて済むでしょう。
土日を挟んで結果の連絡が遅い場合にやるべきこと
面接結果の連絡が遅い場合にやっておくべきことは以下の4つです。
・他企業の面接へ向けて就活を進めておく
・企業に直接問い合わせる
・他の選考に集中する
・リフレッシュする
他企業の面接へ向けて就活を進めておく
じっと待つより、ほかの企業への就活を進めておくのがおすすめです。就活イベントに参加したりすることで不安な気持ちが和らいで、前向きな気持ちになれることもあります。新たな視点が生まれて、ほかに入社したい企業が見つかる可能性もあるでしょう。
企業に直接問い合わせる
結果連絡の目安の期間(1〜2週間)を大きく過ぎている場合、採用担当の手違いで連絡が遅れている場合があります。その際は土日を挟んでいるとしても自分から企業に問い合わせたほうがよいでしょう。結果がはっきりしないと、ほかの企業の内定承諾に影響を及ぼす場合があるので、直接問い合わせてみるのも就活を成功させるために有効な手段です。
他の選考に集中する
終わった面接のことを気にしすぎているよりも、ほかに受ける予定の企業がある場合はそちらの面接対策に集中しましょう。最終面接まで進んだ経験は、ほかの企業の選考でも役に立ちます。合否に関わらず、経験を糧にして今後の面接に向けて対策しましょう。
土日は一般的に企業も休日のため、連絡はないと考えられます。休みの間に気を揉み続けるよりも、ほかの選考準備に集中した方がよいでしょう。
リフレッシュする
土日を挟んで連絡が遅い場合、思い切って一旦就活から離れてみることもひとつの手です。土日の間は友人と出かけることや旅行へ行くなどして、リフレッシュしてみることをおすすめします。気分転換をして気持ちを切り替えられれば、今後の就活をまた頑張れるでしょう。
ただし、内定をもらうまで就活は終わりません。リフレッシュする際も、今後の選考に影響を及ぼさないよう注意しましょう。
企業に問い合わせる際に注意するポイント
企業に結果を問い合わせる際に注意すべきポイントは以下の通りです。
・就業時間内に問い合わせる
・連絡が来ていないか改めて確認する
・結果連絡に関する記載がないか確認する
就業時間内に問い合わせる
企業に問い合わせる際は就業時間内に行いましょう。また就業時間内であっても、始業時間や終業間際の時間帯や、昼休みの時間は避けた方が無難です。例としては8:00から17:00時が就業時間となっている企業であれば、午前中は9:00から12:00、午後は13:00から16:00くらいがよいでしょう。
連絡が来ていないか改めて確認する
迷惑メールフォルダに振り分けられて確認漏れが発生している場合があるため、受信メールを改めてチェックしておきましょう。自分の連絡先として複数のメールアドレスを使い分けている場合にも、同様のことが発生するので注意が必要です。
結果連絡に関する記載がないか確認する
企業の採用ページやメールなどに、連絡期日に関する記載がないか確認しておくことが重要です。準備のことで頭がいっぱいになり、選考後についての記載を見落としている可能性があります。改めてチェックしておきましょう。
企業に問い合わせする際のメール例文
企業に問い合わせをする際はどのようなメールを送ればよいのでしょうか。期日を過ぎている場合と期日を知らされていない場合では、送る内容が違います。
それぞれのパターン別に例文を紹介します。
連絡期日が過ぎている場合
件名:最終面接の結果について 〇〇大学 氏名
〇〇株式会社
人事部 〇〇様
お世話になっております。
◯月◯日に最終面接をしていただいた、〇〇と申します。
先日はご多忙の中、貴重な時間を割いていただき、誠にありがとうございました。
結果につきまして、〇月〇日までにご連絡いただけると伺っておりましたので、確認させていただきたくメールをお送りいたしました。
お忙しい中お手数をおかけし恐縮ですが、お返事をいただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
氏名
大学名
連絡先電話:メール
期日を知らされていない場合
件名:最終面接の結果について 〇〇大学 氏名
〇〇株式会社
人事部 〇〇様
お世話になっております。
◯月◯日に最終面接をしていただいた、〇〇と申します。
先日はご多忙の中、貴重な時間を割いていただき、誠にありがとうございました。
結果につきまして、いつ頃ご連絡いただけるか教えていただくことは可能でしょうか。
お忙しい中お手数をおかけし恐縮ですが、お返事をいただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
氏名
大学名
連絡先電話:メール
問い合わせメールを送る際は、大学名と氏名の記載を忘れないようにしましょう。そして、面接のお礼を添えてから結果について尋ねます。尋ねる際は直接合否を尋ねるのではなく、あくまで連絡日時を問い合わせることがポイントです。
なかなか結果が分からないと、気になってつい焦ってしまいますが、良くない印象を持たれないためにも問い合わせをする際は十分に注意しましょう。
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土日を挟んでも結果は変わらないため落ち着いて待とう
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