みずほ銀行の本選考対策まとめ! 選考フローや選考のポイントまで徹底解説

「みずほ銀行って倍率が高くて自分じゃ本選考突破は難しいかも……」

そうお悩みの就活生の方向けに、実際にみずほ銀行の本選考を突破し、内定を獲得した26卒の方にインタビューをおこない、選考突破のコツや内定獲得のための対策方法を伝授していただきました!

これからみずほ銀行を受ける方や、みずほ銀行を志望している方必見の内容となっておりますので、本記事を見ながらみずほ銀行本選考突破のための対策を進めてみてくださいね。

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目次

みずほ銀行の本選考体験談を教えてくださった方

みずほ銀行の本選考体験談を教えてくださった方のプロフィール
  • 26卒
  • 早慶
  • ダンスサークル
  • 飲食アルバイト
  • 金融志望

みずほ銀行で話していたガクチカ・志望動機

「学生時代に力を入れたこと」(400文字以内)

私は大学のダンスサークルで3年間継続して活動し、チーム全体のパフォーマンス向上に力を入れました。私たちのサークルでは毎年学園祭での発表を目標としていましたが、2年目にメンバー間の技術格差が原因で練習効率が低下し、全体のクオリティが向上しない課題を感じました。また、初心者メンバーが練習についていけず、モチベーション低下を招く問題もありました。そこで私は副代表として、レベル別の練習体制を提案し導入しました。具体的には、経験者グループと初心者グループに分けた基礎練習の時間を設け、それぞれに適した指導を行いました。さらに、初心者が挫折しないよう、経験者がマンツーマンでサポートする制度を構築しました。その結果、全メンバーの技術向上が実現し、学園祭では過去最高の観客動員数を記録しました。この経験から、多様なメンバーをまとめる際は個々のレベルに応じたアプローチが重要であることを学びました。

みずほ銀行の志望動機

志望理由は、お客様の多様なニーズに応える総合金融サービスを通じて、社会全体の発展に貢献できる点に魅力を感じたためです。銀行業界に関心を持ったきっかけは、人文学ゼミでの江戸時代の金融史研究です。歴史を学ぶ中で、金融機関が社会の発展において果たしてきた役割の大きさを実感し、現代においても金融サービスが個人や企業の挑戦を支える重要な社会インフラであることを認識しました。中でも貴行は、個人のお客様から大企業まで幅広い顧客基盤を持ち、グループ一体での総合金融サービスによって多角的なソリューションを提供できる点に強い魅力を感じています。また、デジタル技術を活用した新しい金融サービスの開発にも積極的に取り組まれており、伝統的な銀行業務と最新技術を融合させた革新的なサービス創造に携わりたいと考えています。私は貴行で、お客様一人ひとりの夢や目標の実現を金融面からサポートし、より豊かな社会の構築に貢献したいと考えています。

みずほ銀行の本選考の選考フロー

ES・Webテスト

エントリーシートは志望動機、学生時代に力を入れたこと、研究・ゼミ内容を具体的に入力してください、3つの設問で構成されていました。Webテストは玉手箱形式で、言語・非言語ともに標準的なレベルでした。ESではダンスサークルでの経験とみずほの企業戦略を具体的に結びつけることを意識しました。

一次面接

面接官と1対1の面接で、約30分間実施されました。基本的な質問に加えて、他社の選考状況や銀行員として必要な資質についても問われました。ダンスサークルでの具体的な成果や工夫した点を数値とともに話すことで、他の学生との差別化を図りました。

二次面接

面接官2人で行われ、約40分間実施されました。志望動機や学生時代のエピソードについてより深く掘り下げられました。転勤に対する考えや将来やりたい業務、最近気になる金融ニュースについても質問されました。ダンスサークルでの困難な経験とそこから学んだことを具体的に説明し、自分の成長過程を論理的に伝えることを心がけました。

最終面接

役員の方3人との個人面接で約40分間と最も長時間でした。これまでの面接とは異なり、より高い視座での質問が多く、みずほの課題や業界動向についても自分なりの考えを求められました。ダンスサークルでの経験で培った表現力と誠実さを大切にして臨みました。最後に「内定が出たら必ず来てくれるか」という意思確認もありました

みずほ銀行の本選考ES

設問①

志望動機

志望動機では他のメガバンクとの差別化を明確にすることを最も重要視しました。
単に金融業界への憧れではなく、なぜみずほ銀行なのかを「One MIZUHO戦略」という具体的な経営戦略と結び付けて説明しました。ダンスサークルでのチームマネジメント経験を通じて培った「多様なメンバーをまとめる力」が、銀行・信託・証券の連携によるお客様サービスにどう活かせるかを記載しました。また、入社後の具体的な業務イメージも含めることで、企業研究の深さをアピールしました。

設問②

学生時代に力を入れたこと

この設問ではダンスサークルでのチームリーダー経験について書きました。
単に活動内容を述べるだけでなく、技術レベルの差という困難があり、ペアシステムの導入と個別面談でどう乗り越えたかを具体的に記載することを心がけました。また、その経験から得た「相手の立場に立って考える力」が、入社後の顧客対応にどう活かせるかという点まで触れるように意識しました。大学祭での観客動員数を用いて成果を定量的に示すことで、説得力のある内容に仕上げました。

みずほ銀行の本選考一次面接

聞かれた内容

オンライン形式で約1時間の個人面接でした。面接官は1名で、比較的和やかな雰囲気でした。主にESの内容を深掘りされ、特にガクチカについては「なぜダンスサークルでリーダーに立候補したのか」「技術レベルの差という課題にどう気づいたのか」「周りのメンバーをどのように巻き込んだか」「その経験から学んだことは何か」と非常に詳細に聞かれました。ダンスサークルでの具体的なエピソードを複数用意しておくことが重要だと感じました。志望動機についても、なぜ金融業界なのか、なぜみずほなのかを段階的に深掘りされました。

逆質問

逆質問では事前に準備していた質問を中心に聞きました。面接官の現場社員の方には実際の法人営業の業務内容や顧客との関係構築について質問し、人事の方には研修制度やキャリアパスについて聞きました。特に新人研修でのOJTの内容や配属後のフォロー体制について詳しく聞くことで、入社への本気度をアピールできたと思います。また、ダンスサークルでの経験を銀行業務にどう活かせるかについても質問し、企業理解を深めることができました。

みずほ銀行の本選考二次面接

聞かれた内容

対面形式で行われ、面接官は2名でした。一次面接よりもより深い内容を聞かれ、志望動機についても「なぜ他の銀行ではなくみずほ銀行なのか」「みずほ銀行の強みをどう理解しているか」といった企業研究の深さを問われました。また、「困難な状況でのリーダーシップ経験」や「チームワークを発揮した経験」について、ダンスサークルでメンバー同士の意見対立があった際の対処法を具体的に聞かれました。転勤についてはどの程度受け入れられるかを確認され、全国転勤の可能性があることを改めて認識しました。他社の選考状況についても詳しく聞かれ、志望度の高さを測られているように感じました。

逆質問

二次面接の逆質問では、より深い企業理解を示すために準備した質問をしました。現場マネージャーの方には実際の法人営業でのプロジェクト管理や部下指導について質問し、将来のマネジメントへの興味をアピールしました。また、みずほのデジタル変革への取り組み状況や今後力を入れていく分野について聞くことで、業界動向への関心の高さを示しました。働き方改革への取り組みや社員のワークライフバランスについても質問し、長期的に働きたいという意思を伝えました。

みずほ銀行の本選考最終面接

聞かれた内容

役員の方との面接で、約30分間でした。これまでの面接内容を踏まえ、「みずほ銀行でどのように活躍したいか」「10年後のキャリアビジョン」について聞かれました。また、「銀行業界の課題についてどう考えるか」といった業界に対する理解度も問われ、デジタル化の進展とお客様ニーズの多様化について自分なりの意見を述べました。学生時代の最大の挫折経験についても詳しく聞かれ、ダンスサークルで大会に出場できなかった時の体験とそこからの学びを話しました。最終的には内定を出した場合の入社意思について確認され、志望度の高さを改めてアピールしました。

逆質問

最終面接の逆質問では、企業の将来戦略や今後注力していく事業分野について質問しました。また、求める人材像についても詳しく聞き、ダンスサークルでの経験で培った表現力とチームワークがその像に合致していることをアピールしました。新入社員に期待することについても質問し、入社後の貢献への意欲を示しました。役員の方の経験談やみずほ銀行に対する想いについても聞くことで、企業文化への理解を深めることができました。

みずほ銀行内定までの流れ

面接結果の通知方法

一次面接は面接から3日後に人事担当者から電話で通過連絡がありました。「二次面接に進んでいただきます。ダンスサークルでのお話、とても印象的でした」との言葉もいただき、自分の経験をしっかりと評価してもらえたと感じました。同時に、二次面接の日程調整についてメールが届きました。

二次面接は面接から5日後に電話で通過連絡があり、「最終面接に進んでいただきます。これまでの面接での受け答えも素晴らしく、期待しています」と激励の言葉もいただきました。その言葉で緊張もありましたが、これまでの準備に自信を持つことができました。

内定承諾はしたか?その理由は?

はい、内定を承諾いたしました。

承諾の理由は主に以下の通りです:

みずほ銀行の「One MIZUHO」戦略によるグループ一体でのサービス提供

銀行業務だけでなく、証券や信託銀行、シンクタンクなど幅広い金融サービスを一つのグループで提供できることで、お客様により高度で包括的なソリューションを提供できると考えました。

キャリアラウンジや面接を通じて出会った社員の方々の人柄

皆さん非常に誠実で、お客様のことを第一に考えて業務に取り組まれており、そのような環境で働きたいと強く思いました。

また、私の「人の挑戦を経済的な面から支援したい」という思いと、みずほ銀行の企業理念が合致していると感じたことも大きな理由です。個人のお客様から大企業まで、幅広いお客様の挑戦をサポートできる環境があると確信しました。

若手のうちから様々な業務に挑戦できる環境

ジョブローテーションを通じて多様な経験を積み、自分らしいキャリアを築けると感じました。

選考全体を通しての感想

みずほ銀行の選考は、学生のことをしっかりと見てくれる選考だったという印象です。特にキャリアラウンジでは、選考というよりも相談の場として機能しており、企業理解を深める良い機会でした。

面接では一貫してガクチカを深掘りされたため、自分の経験を具体的に語れるよう準備しておくことが重要だと感じました。また、みずほ銀行の企業研究は必須で、なぜみずほ銀行なのかを明確に答えられる必要があります。

選考期間中は緊張もありましたが、社員の方々が皆さん温かく、安心して選考に臨むことができました。結果的に内定をいただけて、非常に嬉しく思っています。

みずほ銀行の本選考突破のコツ

みずほ銀行の本選考を突破するためのコツ

企業研究の徹底

みずほ銀行の強みや特徴、他行との違いを明確に理解しておくことが重要です。「One MIZUHO」戦略やグループ一体での取り組みについて詳しく調べておきましょう。

ガクチカの深掘り準備

すべての面接でガクチカを深く聞かれるため、STAR法(Situation, Task, Action, Result)を使って具体的に説明できるよう準備しておきましょう。特に「なぜ取り組んだのか」「困難だったこと」「工夫したこと」「学んだこと」は必ず聞かれます。

志望動機の明確化

なぜ銀行業界なのか、なぜみずほ銀行なのかを論理的に説明できるようにしておきましょう。他行との違いを理解し、みずほ銀行でなければならない理由を明確にすることが大切です。

逆質問の準備

各選考段階で逆質問の時間が設けられるため、企業理解を深めるための質問を複数用意しておきましょう。業務内容やキャリアパス、企業文化について積極的に質問することをおすすめします。

みずほ銀行の対策としては、強みと企業理解を徹底的に調べることが必要。

ガクチカについて深堀り質問が多く来るため、一般的な受け答えではなく、経験を踏まえながら具体的に分かりやすく伝える練習をしておきましょう。また志望動機についても深く聞かれるため、みずほ銀行についての企業理解を深めながら、他行との違いを明確にして簡潔に説明できるように練習しておくのがおススメ。

みずほ銀行を受ける人へのアドバイス

みずほ銀行の選考では、素の自分を見せることが大切だと思います。背伸びをして完璧に見せようとするよりも、誠実で真摯な姿勢を示すことが評価されます。

また、キャリアラウンジは非常に貴重な機会なので、積極的に質問し、企業理解を深めてください。そこで得た情報は後の面接でも活用できます。

準備は重要ですが、準備に固執しすぎず、自然な会話を心がけることも大切です。面接官の方々は皆さん優しく、学生のことを理解しようとしてくださるので、リラックスして臨んでください。

最後に、みずほ銀行は成長意欲のある学生を求めていると感じました。失敗を恐れず挑戦する姿勢や、常に学び続ける意欲をアピールできると良いと思います。

まとめ

みずほ銀行の選考は確かに長期間にわたり、準備も大変でしたが、その分しっかりと学生を見てくれる選考だったと思います。企業研究とガクチカの準備をしっかりと行い、素直で誠実な姿勢で臨めば、きっと良い結果につながるはずです。

みずほ銀行を志望する皆さんの健闘をお祈りしています。頑張ってください!

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