サントリーホールディングスの本選考対策まとめ! 選考フローや選考のポイントまで徹底解説 

「サントリーホールディングスって倍率が高くて自分じゃ本選考突破は難しいかも……」

そうお悩みの就活生の方向けに、実際にサントリーホールディングスの本選考を突破し、内定を獲得した26卒の方にインタビューを行い、選考突破のコツや内定獲得のための対策方法を伝授していただきました!

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目次

サントリーホールディングスの本選考体験談を教えてくださった方

キーエンスの本選考体験談を教えてくださった方のプロフィール
  • 26卒
  • 地方国公立
  • マーケティング研究会
  • 飲食アルバイト
  • 飲食メーカー志望

サントリーホールディングスで話していたガクチカ・志望動機

サントリーホールディングスのガクチカ

私が学生時代に最も力を入れて取り組んだのは、大学のマーケティング研究会での新商品企画プロジェクトです。チームリーダーとして15名のメンバーをまとめ、地元の中小企業と連携して健康志向の飲料商品を開発しました。企画段階では消費者アンケートを300件実施し、市場ニーズを徹底的に分析しました。しかし、メンバー間で意見が対立し、プロジェクトが停滞する局面もありました。私は各メンバーと個別に話し合いを重ね、全員の意見を取り入れた妥協案を提示することで、チーム一丸となって取り組める環境を作りました。最終的に商品は地域のイベントで100本完売を達成し、企業の方からも高い評価をいただきました。この経験を通じて、多様な価値観を持つ人々をまとめるリーダーシップと、困難な状況でも諦めずに解決策を見出す粘り強さを身につけることができました。

サントリーホールディングスの志望動機

私がサントリーホールディングスを志望する理由は、「やってみなはれ」の精神のもと、常に新しい価値創造に挑戦し続ける企業文化に強く共感したからです。特に、クラフトボスの成功事例に代表されるように、既存の市場に新たな価値を提案し、消費者のライフスタイルを豊かにする商品開発力に魅力を感じています。私自身、学生時代のマーケティング研究会での商品企画経験を通じて、消費者ニーズを的確に捉え、それを形にする喜びを実感しました。サントリーのビジネス部門においても、この経験を活かしながら、グローバル市場で通用する新たな商品やサービスの企画に携わりたいと考えています。また、人々の生活文化の創造に貢献するというミッションのもと、単なる利益追求ではなく、社会価値の創出を目指す貴社の姿勢に深く感銘を受けました。私の持つ創造力と実行力を活かし、次世代を担う商品開発に挑戦したいと思います。

サントリーホールディングスの本選考の選考フロー

ES

エントリーシートではあなた自身を作り上げたエピソード、誰にも負けないエピソード、人生における「挑戦」または「創造」の経験、あなたらしい写真について選んだ理由の4つの設問が出題されました。どれも簡潔に分かりやすく記載することを意識しました。

1次面接

30分程度のWeb面接で、人事部の中堅社員の方が面接官でした。ESの内容を深掘りする質問が中心で、特に学生時代の経験について具体的なエピソードを求められました。また、サントリーの商品に対する知識や印象についても質問されました。面接官の方が非常に話しやすい雰囲気を作ってくださり、リラックスして自分らしさを伝えることができました。

2次面接

田町オフィスでの対面面接で、人事部の方が面接官でした。45分と時間が長く、より深い志望動機や価値観について質問されました。グローバルでの働き方や、サントリーの強みと課題についての見解も求められました。1次面接よりもビジネス的な観点からの質問が多く、論理的思考力が試されていると感じました。

最終面接

役員の方との60分間の面接で、これまでの人生観や仕事に対する価値観について深く掘り下げられました。技術的なスキルよりも、人間性や企業文化へのフィット感を重視した質問が印象的でした。非上場企業としてのサントリーの特徴についても議論し、長期的なキャリアビジョンについて詳しく話し合いました。

サントリーホールディングスの本選考ES

設問①

あなた自身を作り上げたエピソード5つ

大学時代のサークル活動や2回の留学経験、アルバイト、大学受験について記載をしました。各50文字という短い構成のため、伝えたいことを軸に1つのエピソードを交えて、簡潔に記載をすることを意識しました。

設問②

あなたが誰にも負けないエピソード

留学中に様々な国に訪れ、国の文化や人に触れることで多くの知見を得ることができ、そこから、多角的に物事を見ることができることをアピールしました。

設問③

人生における「挑戦」または「創造」の経験

大学の学生団体で代表を務めた経験について記述しました。メンバーのモチベーション格差という課題に直面した際に交流会を開いて信頼関係構築、個々の特性を活かした適材適所での役割分担を行い、マニュアル作成で誰でもできるようにしてイベントを成功させた経験から、実際の業務に携わることで役立つことを意識しました。

設問④

あなたらしい写真について選んだ理由

海外旅行好きなため、過去に訪れた国や都市の異文化に触れている写真を選ぶことで、挑戦や新しいものを取り入れることが好きなことをアピールしました。

サントリーホールディングスの本選考1次面接

聞かれた内容

1次面接では、自己紹介から始まり、志望動機、学生時代に力を入れたこと、強みについて順番に質問されました。特に学生時代の経験については、「なぜそのプロジェクトに取り組んだのか」「最も困難だったことは何か」「どのように解決したか」といった深掘りの質問が続きました。また、サントリーの商品に対する印象や好きな商品についても質問され、企業研究の深さが試されていると感じました。

面接官の方が非常に話しやすい雰囲気を作ってくださったため、緊張せずに自然体で答えることができました。ただし、具体的なエピソードを求められることが多く、抽象的な回答では満足してもらえないことを痛感しました。特に数値を交えた具体的な成果の説明が重要だと感じました。

逆質問

逆質問では、「営業部での若手社員の成長プロセスについて教えてください」と質問しました。面接官の方ご自身の経験を交えて詳しく回答してくださり、サントリーでのキャリア形成について具体的なイメージを持つことができました。また、「やってみなはれ」の精神が実際の業務でどのように活かされているかについても質問し、企業文化への理解を深めることができました。

サントリーホールディングスの本選考2次面接

聞かれた内容

2次面接では、1次面接からさらに踏み込んだ質問が中心でした。志望動機については、「1次面接から考えが変わった部分はあるか」という質問から始まり、より深い動機の掘り下げが行われました。価値観やリーダーシップについての質問も多く、「困難な状況でチームをまとめた経験」について具体的な状況設定での対応方法を求められました。

特に印象的だったのは、サントリーの強みと課題についての見解を求められたことです。事前の企業研究が試される質問で、競合他社との比較や市場環境の分析能力が評価されていると感じました。グローバルでの働き方についても詳しく質問され、海外赴任への意欲や異文化での適応力について答える必要がありました。

逆質問

「ビジネス部門での海外駐在の機会について教えてください」という質問をしました。面接官の方から、サントリーのグローバル展開の現状と今後の計画について詳しく説明していただき、若手社員にも積極的に海外経験の機会が提供されることを知ることができました。また、「現在の市場環境で最も重要な課題は何か」という質問もし、業界の動向についても深く議論することができました。

サントリーホールディングスの本選考最終面接

聞かれた内容

最終面接では、これまでの人生を振り返っての価値観や仕事観について深く掘り下げられました。「あなたにとって仕事とは何か」という哲学的な質問から始まり、長期的なキャリアビジョンについて詳しく話し合いました。また、実務的な質問もあり、「マーケティングをしたい商品はあるか」や「入社したらどういった仕事をしたいか」、「人からどういう風にみられているか」など技術的なスキルよりも、人間性や企業文化とのフィット感を重視した質問が印象的でした。また、現在の就職活動の状況についても正直に話し、サントリーへの志望度の高さを伝えました。

逆質問

「サントリーの100年後のビジョンについてどのようにお考えですか」という大きなスケールでの質問をしました。役員の方から、創業精神の継承と新たな価値創造のバランスについて熱く語っていただき、サントリーの長期的な展望について深く理解することができました。また、「若手社員に期待することは何か」という質問もし、入社後に求められる姿勢について具体的なアドバイスをいただきました。

サントリーホールディングス内定までの流れ

面接結果の通知方法

ESの結果は2週間ほどでメールで通知がありました。1次面接の結果は、面接から5日後にメールで通知されました。合格の場合は、2次面接の日程調整についても同時に案内があり、スムーズに次のステップに進むことができました。2次面接の結果については、面接当日にメールで通知をいただきました。最終面接の結果である内定通知は、面接から5日ほどでメールで通知されました。

内定承諾はしたか?その理由は?

私はサントリーホールディングスの内定を承諾いたしました。決断の理由は大きく5つあります。まず、「やってみなはれ」の企業文化への強い共感です。選考を通じてお会いした社員の方々から、この精神が単なるスローガンではなく、実際の業務や意思決定に深く根付いていることを実感できました。

次に、事業の将来性とグローバル展開への魅力です。飲料業界でのイノベーション創出と海外市場での成長戦略に携わりたいという私の希望と、サントリーの事業方向性が完全に一致していました。また、選考で出会った社員の方々の人間性に強く魅力を感じました。知的でありながら温かみがあり、心から一緒に働きたいと思える方々でした。

ビジネス部門でのキャリア形成の可能性と、「人々の生活文化の創造」というミッションへの共感も大きな決め手となりました。他社との比較検討も行いましたが、最終的には選考を通じて感じた直感的な想いが決断を後押ししました。

選考全体を通しての感想

サントリーホールディングスの選考は、単に能力を測定するだけでなく、お互いの相性を確認し合う双方向のプロセスだったと強く感じています。どの面接においても、面接官の方々が私のことを深く理解しようとしてくださり、私自身もサントリーという企業の魅力を存分に感じることができました。

特に印象的だったのは、完璧な回答を求められるのではなく、素直な想いや考えを大切にしてくれる雰囲気でした。「やってみなはれ」の精神が選考プロセスにも反映されており、チャレンジ精神や人間性を重視していることが随所に感じられました。

また、各面接で出会った社員の方々の人柄が素晴らしく、この会社で働くことへの期待がより一層高まりました。選考を通じて、サントリーが人を大切にする企業であることを実感し、自分もこの環境で成長していきたいという想いが強くなりました。

サントリーホールディングスの本選考突破のコツ

サントリーホールディングスの本選考を突破するためのコツ

サントリーの選考を突破するためには、まず企業研究の深さが重要です。「やってみなはれ」の精神がどのように事業に活かされているかを具体例とともに理解し、自分の経験や価値観と関連付けて話せるよう準備することが必要です。また、サントリーの商品や事業戦略について詳しく調べ、面接で自然に言及できるレベルまで知識を深めることをお勧めします。

次に、具体的なエピソードの準備が欠かせません。抽象的な回答ではなく、数値や具体的な状況を交えて説明できるよう、学生時代の経験を整理しておくことが重要です。特に困難を乗り越えた経験や、チームでの協働経験については、詳細に振り返っておくことが必要です。

最も重要なのは、自分らしさを表現することです。

完璧を装うのではなく、素直な想いや価値観を伝えることで、サントリーとのフィット感を示すことができます。面接官の方々は人間性を重視しているため、技術的なスキルよりも人柄や企業文化への共感を重視して評価されていると感じました。

サントリーホールディングスを受ける人へのアドバイス

サントリーを受験される方には、まず自分の価値観とサントリーの企業文化の接点を見つけることから始めることをお勧めします。「やってみなはれ」の精神に共感できるかどうかが、選考突破の大きなカギになると思います。

また、面接では対話を大切にしてください。一方的に話すのではなく、面接官の方との双方向のコミュニケーションを心がけることで、より良い印象を与えることができます。サントリーの社員の方々は皆さん話しやすい方ばかりなので、リラックスして自然体で臨むことが重要です。

最後に、長期的なキャリアビジョンを明確にしておくことをお勧めします。サントリーは非上場企業として長期的な視点で事業を展開しているため、短期的な目標だけでなく、10年後、20年後のキャリア像を具体的に描けることが評価につながると思います。

まとめ

サントリーホールディングスの選考は、企業の「やってみなはれ」の精神が随所に感じられる素晴らしいプロセスでした。単なる能力評価ではなく、お互いの相性を確認し合う双方向のコミュニケーションが重視されており、人間性や企業文化へのフィット感が特に重要視されていると感じました。

選考を通じて、サントリーが人を大切にする企業であることを実感し、この会社で働くことへの期待がより一層高まりました。これから受験される方には、企業研究の深さ、具体的なエピソードの準備、そして何より自分らしさを大切にして臨んでいただきたいと思います。

サントリーホールディングスは、本当に魅力的な企業です。皆さんも自信を持ってチャレンジしていただき、素晴らしい結果を掴んでいただければと思います。

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