「最終面接が終わったのに呼び出された…」
「別の選考フローがあるなんて聞いていない」
最終面接の後に呼び出しがあると、「何か悪いことをしたのかな」と不安になりますよね。結論、最終面接後の呼び出しは必ずしも悪いものではなく企業やケースによって様々です。
この記事では、最終面接後に行われる「呼び出し」についてまとめました。「呼び出し」にどんな可能性があるかを正しく把握し、万全の準備を整えて選考に臨みましょう。
最終面接後の呼び出しが行われる目的

最終面接を終えて、ホッと一息ついていたところ…、その後にまさかの呼び出しが行われることがあります。
企業によって目的は異なりますが、ネガティブな内容ではなく、基本的に就活生に対する何らかの確認や入社の働きかけなどを行うことが一般的です。
ここからは、最終面接後の呼び出しが行われる主な目的について解説します。
入社の意思確認

最終面接後の呼び出しでは、入社意欲の再確認が行われる可能性があります。最終面接まで企業がコストと時間をかけて、面接をしてきた就活生が内定を出した後に辞退することは避けたいからです。
辞退されてしまうと今までの時間と労力が水の泡になってしまうため、企業側は入念に確認する必要があります。
入社後の職務や配属先に関する希望の確認
入社後の職務や配属先の希望について確認することを目的に、呼び出しが行われることもあります。応募者が希望する職務や勤務地などを確認したうえで、適性を見極めて所属部署や配属先を決めることがあります。
このような呼び出しは、内定に向けて最終の意思確認を行っている可能性が高いと考えられます。焦らずスムーズに回答できるように、事前に企業の部署や事業所の場所などを確認しておくことが欠かせません。
内定辞退を防ぐための囲い込み

前述した通り、採用まで多大なコストと時間がかかっているため、内定後に辞退されるケースは避けたいものです。それを避けるために囲い込みを行う企業も多いです。面接内容のフィードバックや入社までのスケジュール共有をされるケースがあります。
面接内容の再確認
面接官が内定を出すべきか迷っており、面接内容を再確認する目的が考えられます。
最終面接では、「入社後に企業で活躍できるか」「理念や企業文化に合致しているか」を慎重に見極めて合否の判断が行われます。
面接官が「決め手に欠ける」と感じている場合には、呼び出しによって追加で話を聞きたいと考えるケースがあります。呼び出された際は、自分の強みや熱意をアピールできる機会とポジティブに捉えて、積極的な姿勢を示すことが重要です。
呼び出しの時に気をつけたいポイント

最終面接の後とはいえ、まだ内定が決まっているわけではないので準備は怠らず臨みましょう。最終面接後に呼び出しを受けた場合の心構えを、この章では紹介します。
持ち物を確認する

持ち物の確認をしましょう。面談の内容にもよりますが、内定書類やアンケート記入の可能性があるため、筆記用具と印鑑は準備しておきましょう。
持ち物に不安がある場合は、当日の持ち物を呼び出しを受けた際に、担当者に聞いてしまうのもいいでしょう。
面接の気持ちで臨む

心構えは面接の気持ちで臨みましょう。内定をもらうまでが面接です。人事担当者がどこまで評価しているかわからないため、最終面接が終わったからといって、気を抜かずもう一度面接があるという気持ちで臨みましょう。
意欲をアピールする
最終面接後の呼び出しは、採用の可否を決定する重要な機会です。この場で入社への意欲をアピールすることで、企業からの評価を高められるでしょう。
最終面接で伝えた志望動機や自己PRを再確認して、改めて伝えることがポイントです。また、企業のビジョンと自身のキャリアプランを結びつければ、具体的な貢献意欲を示せます。この機会を最大限活用して熱意をアピールしましょう。
最終面接後の呼び出しで不採用になるケース

最終面接後の呼び出しは、必ずしも合格通知ということではありません。最終面接を受けて人事の採用担当が、最終確認をしたい場でもあります。その場での対応次第では、不採用になるケースもありますので、準備は怠らず臨みましょう。
この章では、最終面接後に呼び出されて不採用になるケースを紹介します。記事を参考にしていただき、万全の体制で臨みましょう。
志望度が低いと思われる

面接を通して志望度が低いと感じ取られてしまうと不採用の可能性が上がります。内定後の辞退はコストや時間がかかり、企業側も避けたいことの一つです。
そのような事態を防ぐために、第一志望でないとわかれば内定を出す前に不採用通知をだして、無駄な労力を使わないようにします。
回答に一貫性がなかった
最終面接後の呼び出しで不採用となる原因に、回答に一貫性がないことが挙げられます。
一次・二次面接と異なる内容を話したり、矛盾した発言をしたりすると、面接官が不信感を覚えてしまいます。特に、志望動機やキャリアプランについて一貫性がない場合は、「本当にこの企業で働きたいのか」という疑念を持たれる危険性があります。
志望動機やキャリアプランなどは自分の軸をしっかりと持ち、内容がぶれてしまわないようにすることが重要です。
最終面接を意思確認だと思い準備を怠る

最終面接は意思確認の場であるとよく言われますが、必ずしもそうではありません。意思確認の場であると思い込み、面接の対策を何もせず臨んでしまうと受け答えに違和感が出てしまいます。
そうならないように、最終面接はこれまで以上に準備をして、その上で自らの気持ちを伝えられるようにしましょう。それが合格への近道となります。社長ということもあり、今までより高度な内容を求められるため、準備は入念にすべきです。
最終面接後の呼び出しで不採用になった時の対応
最終面接後に呼び出しがあっても不採用となるケースもあります。不採用を通知されると落ち込んでしまいますが、次の選考に向けて前向きに行動することが大切です。
ここでは、最終面接後に不採用となった際の適切な対応を紹介します。
落ちた原因を考える
不採用の理由を分析することは、今後の選考を通過するために重要といえます。過去の面接での受け答えや態度を振り返り、改善点を見つけましょう。
「企業が何を重視していたのか」「どの部分が評価されなかったのか」を考えて次回の面接に活かすことも大切です。また、志望度が高い企業の場合は、本当に自分に合っているかどうかを改めて見直すこともおすすめします。
自分の弱みや改善点を把握して、次の面接ではよりよい印象を与えられるように準備を進めましょう。
リフレッシュする
不採用の結果を受けた際に、気持ちが落ち込むことは自然なことです。しかし、就活を続けていくには、気持ちの切り替えが大切です。
就活に行き詰まると、何をやってもうまくいかないときがあります。そのような時は、趣味や友人との交流で気分転換をしてみるとよいでしょう。リフレッシュの機会をつくることで、新たな気持ちで就活を始めるモチベーションをつくりやすくなります。
また、今までの努力を認めてあげることも重要です。「面接でうまく対応できたこと」「成長を実感できたこと」など、ポジティブな面に目を向けることで自信につながります。
就活を続ける
リフレッシュをしたあとは、次の選考に向けて準備を始めましょう。
就活は長期戦になるため、あきらめずに挑戦し続けることが成功への道です。焦らず、一歩ずつ前進しながら、自分に合った企業との出会いを目指しましょう。
失敗を経験することも成長の一部と捉え、前向きな姿勢で新たなチャンスを探し続けることが大切です。不採用の経験を活かして、自己分析や面接対策を見直すことにより、内定に近づく可能性が高まります。
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最終面接後に呼び出されて不採用通知をもらってしまったら中々切り替えることは難しいでしょう。
しかし、就職活動では人気企業から採用枠が埋まってしまう傾向にあるため、スピードが求められるのも事実です。早く気持ち切り替えて、次に志望する企業を探す必要があります。
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スカウトも人事からのメッセージもLINEに届くので、普段メールなどでは見逃してしまいがちな、優良スカウトの通知や、人事からの重要メッセージなどの見逃しが生じません。
LINEということもありレスポンスも早くでき、企業に好印象を与えることができます。
最終面接後に呼び出し不採用にならないように準備しよう!

最終面接後に呼び出されるケースは企業の囲い込みや意思確認のケースが多いと紹介してきましたが、それが全てではないため油断せず、もう一度面接を受けるという気持ちで最後まで臨みましょう。