就活でいつまでに内定が出ないとやばい?選考突破の対策も紹介

もくじ

就活でいつまでに内定が出ないとやばい?

就活は一斉に始まるため、

しかし実際には、内定を出すタイミングは企業によって異なります。

とはいえ、一般的な目安を知りたい人もいるかもしれません。ここでは、就活のおおよそのスケジュールについて解説します。

大学4年の5月〜6月が一般的な内定獲得時期

経団連に所属している企業の場合、大学4年の5月〜6月が一般的な内定獲得時期です。就職プロセス調査(2023年卒)によると、初めて内定を獲得した時期は「3月」が最も多く、就職確定先から内定を取得した時期は「5月」「6月」が最も多い回答となっています。

就活が本格的に始まるのは大学3年生の3月頃からで、徐々に会社説明会への参加やエントリーシート(ES)の提出が増えるようになり、4~5月頃になると面接が集中します。その後、徐々に内定が出始めるようになるのです。一方で、通年採用や二時募集などで6月以降に内定を出している企業もあります。

なお、就職活動の終了時期については、「大学4年の10~3月頃」の割合が最も高くなっています(※2)。

※1:“就職みらい研究所 公式HP” 参照

※2: “2023年卒学生の就職活動の実態に関する調査” 参照

大学4年の1月に内定がなければ厳しい

厳密には、「〇月〇日までに内定がなければいけない」といった具体的な期日はありません。とはいえ、4月入社のための準備期間も踏まえると、大学4年の1月頃までには内定を獲得しておきたいところです。

選考自体は1月以降もおこなわれていますが、すでに採用活動を終えている企業も多く、応募先が限られることは覚悟しましょう。

志望企業や業界ごとにスケジュールは異なる

志望する企業や業界ごとに、選考スケジュールは大きく異なります。業界ごとの具体的な傾向については、以下も参考にしてみてください。

・ベンチャー企業…経団連に参加しておらず、選考が早い傾向にある
・外資系企業…大学3年生の秋頃から選考がはじまる企業もある
・マスコミ業界…夏期インターンシップが選考となる企業が多い

就活の一般的なスケジュール

漠然と「やばい」と感じている方は、一般的な就活の全体スケジュールを把握しておきましょう。業界や企業ごとに詳細なスケジュールは異なりますが、大まかな流れは以下の通りです。

1.大学3年生の5・6月頃…自己分析と情報収集
2.大学3年生の夏…企業研究・インターンシップ
3.大学3年生の3月…説明会・選考対策
4.大学4年生の6月頃…選考〜順次内々定
5.大学4年生の10月頃…内定式

「就活がやばい」と感じる原因

就活後期に差し掛かり、自分だけ内定が出ていないと「やばい」と感じてしまいます。ここでは、「就活がやばい」と感じる主な原因を見てみましょう。

・就活スケジュールの把握が不足している
・就活の軸が定まっていない
・エントリーが少ない

それぞれ解説していきます。

就活スケジュールの把握が不足している

就活スケジュールの把握が不足していると、十分に対策できなかったり、応募すべき企業にエントリーできなかったりするリスクが生じます。就活の流れを把握していないせいで、いつのまにか就活後期に突入して「やばい」と感じてしまうケースは多いでしょう。

就活の軸が定まっていない

就活の軸が定まっていない場合も注意が必要です。「ただなんとなく気になる企業を受けている」という状態では、なかなか内定はもらえません。また、明確な軸がないために受け答えの回答がブレてしまい、「入社意欲がなさそう」といったマイナスイメージにつながるおそれもあります。

エントリーが少ない

就活で「やばい」と感じる人の中には、そもそもエントリーが少なくて内定が出ない人もいます。全国求人情報協会の情報によると、就活生のプレエントリー数は平均18.7社、書類選考数は11.4社となっています(※)。応募する企業を絞りすぎたり、大手や人気企業のみを受けたりしていると、内定をもらえる可能性は低くなってしまうのです。

※ “2023年卒学生の就職活動の実態に関する調査” 参照

就活で「やばい」と感じたときの対策は?

続いて、就活で「やばい」と感じたときの対策を紹介します。

・就活の軸を見直す
・プロのアドバイザーに相談する
・エントリーして持ち駒を増やす

それぞれ詳しく見ていきましょう。

就活の軸を見直す

不採用続きで「やばい」と感じる場合、就活の軸を一度見直してみましょう。特に一次選考や二次選考で落ちてしまうケースでは、就活の軸が定まっていないために一貫性のない受け答えをしている可能性があります。

就活の軸を見直すことで、面接や書類選考での受け答えに迷いがなくなることはもちろん、エントリーする企業も適切に選べるようになります。

プロのアドバイザーに相談する

「何から改善すべきかわからない」「就活の方向性が合っているか不安」といった場合は、プロのアドバイザーに相談してみるとよいでしょう。大学のキャリアセンターやエージェントなど、さまざまな相談先があります。

具体的なアドバイスを求める際は、相談したい内容について事前にまとめておくとスムーズです。

エントリーして持ち駒を増やす

さまざまな企業に目を向けて、持ち駒を増やすこともポイントです。就活生の中には、「大手や人気企業以外は受けない」といった考えを持つ人も少なくありません。

しかし、知名度の低い企業の中にも、優良企業はたくさんあります。志望先を絞り過ぎていると感じる場合は、視野を広げてほかの業界や企業にもぜひ目を向けてみてください。

スカウトサービスを利用する

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就活で内定がいつまでも出ない場合によくある質問

Q. 就活はいつまでに終わらせるべき?

就活の進め方は人によって異なるので、明確な期日は特にありません。経団連に加盟している企業であれば、4年生の10月頃に内定式がおこなわれるため、それまでに内定が出ていることが1つの目安にはなるでしょう。

Q. 12月に内定がないとやばい?

12月になると秋採用を終了している企業も多く、「やばい」と感じる人の割合は多いかもしれません。しかし、12月以降に採用をおこなっている企業もあるため、視野を広げることで内定獲得のチャンスはあります。

Q. 平均的な就活終了期間はいつ?

平均的な就活終了期間は約1年〜1年半です。3年生の夏頃からインターンが始まり、4年生の夏頃までに内定を獲得する就活生が多いでしょう。

就活でいつまでも内定が出ないときは「やばい」と感じる前に対策しよう!

就活のスケジュールに明確な期日はありませんが、いつまでも内定が出ないままでは「やばい」と感じてしまうかもしれません。そうならないためにも、就活では早期からの対策が重要です。本記事で紹介したポイントを参考に、「やばい」と感じる前に対策してみてください。

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