NTT西日本の本選考対策まとめ! 選考フローや選考のポイントまで徹底解説

「NTT西日本って倍率が高くて自分じゃ本選考突破は難しいかも……」

そうお悩みの就活生の方向けに、実際にNTT西日本の本選考を突破し、内定を獲得した25卒の方にインタビューをおこない、選考突破のコツや内定獲得のための対策方法を伝授していただきました!

これからNTT西日本を受ける方や、NTT西日本を志望している方必見の内容となっておりますので、本記事を見ながらNTT西日本本選考突破のための対策を進めてみてくださいね。

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もくじ

NTT西日本の本選考体験談を教えてくれた方

NTT西日本の本選考体験談を教えてくださったT.K.さんのプロフィール
  • 25卒
  • 早慶上理
  • 地方創生系のゼミ
  • 地方創生系のボランティア活動経験
  • 塾アルバイト
  • SIer、コンサル志望

NTT西日本で話していたガクチカ・志望動機

NTT西日本のガクチカ

学生時代、私は地方創生サークルに所属し、地域活性化を目的としたイベントの企画・運営をおこないました。活動当初は集客に苦戦し、会場は閑散としており、継続が危ぶまれる状況でした。この問題を解決するため、他大学との連携に注目しました。異なる大学のボランティア団体に協力を呼びかけることで、広範な告知と新たな視点の導入を図りました。この取り組みにより、複数の団体との共同イベントや相互PRが実現し、認知度が向上。イベント会場も多くの参加者で賑わい、地域の方々からも感謝の言葉をいただくようになりました。この経験を通じて、異なるバックグラウンドを持つ人々と協力し、新たな価値を創造することの重要性を学びました。

NTT西日本の志望動機

大学時代の地方創生ボランティア活動を通じて、地方にはイベントがないと人を呼び込むのが難しい現状と、それによる情報格差の拡大という課題に気づきました。この経験から、地方活性化の鍵は情報通信技術にあると考え、強力な通信ネットワークを持ち、広範なエリアをカバーするNTT西日本のインターンシップに参加したいと考えました。特に、貴社は西日本全域、沖縄を含む広大な地域にサービスを提供しており、地域格差の是正に貢献できるポテンシャルの高さに魅力を感じています。インターンシップを通して、通信技術を活用した地方創生の現場を体感し、NTT西日本の事業内容や企業文化を深く理解したいと考えています。

NTT西日本の選考フロー

NTT西日本の選考フロー
  • ES・webテスト
  • GD(グループディスカッション)
  • インターン
  • 最終面接

NTT西日本のES・webテスト

「学生時代力を入れたこと」「インターンへの志望動機」の2つの設問をそれぞれ400字程度で回答。

webテストはwebでの受験形式で玉手箱。

NTT西日本のGD(グループディスカッション)

時間は30分程度で数百人単位でZoomの全体ルームに入室。その後5名程度のブレイクアウトセッションに分かれて議論をおこなう。シミュレーションゲームの形式で、事前に班ごとに行動を決め、それを何度か繰り返す。情報収集や技術開発などの役割がそれぞれ用意されている。最終的にポイントを多く獲得したチームの勝利。

NTT西日本のインターン

最初は1dayインターンに呼ばれ、その後優秀者は2dayに後日参加。そこでも結果を残すと最終的には1週間のインターンに招待される。どのインターンも基本的には地方創生関連のワークが中心に進んでいく。また、インターン終了後に面背tの案内が来ることも。

NTT西日本の最終面接

マネージャークラスの40代社員が面接官。1対1のweb形式で志望動機なども聞かれるが、パーソナル系の質問が中心。また、雑談ベースで面接は進められるため終始名古屋中な雰囲気で進行される。

NTT西日本のES

設問①

学生時代力を入れたことを教えてください(400字以内)

私は学生時代力を入れたことに「地方創生サークル」でのエピソードを記載いたしました。

私が所属していた団体は、地域活性化を目的としたイベントを企画・運営していました。しかし、活動初期は集客に苦戦し、イベント会場は閑散としていました。このままではイベントの継続も難しく、地域活性化に貢献するという目標も達成できません。

この状況を打破するために、私が着目したのは他大学との連携でした。様々な大学のボランティア団体に連絡を取り、私たちのイベントへの協力を呼びかけました。異なる大学が連携することで、より多くの人にイベントを知ってもらい、集客力向上に繋がるだけでなく、新たな視点やアイデアを取り入れることで、イベント自体もより魅力的なものになると考えたのです。

その結果、複数の団体との連携が実現し、共同イベント開催や相互PR活動などを通して、徐々にイベントの認知度が高まっていきました。以前は閑散としていたイベント会場も、多くの参加者で賑わい始め、地域の方々からも感謝の声をいただくようになりました。この連携は、イベントの継続的な開催を可能にするだけでなく、地域活性化にも大きく貢献しました。

ESでは、この経験を通して「異なるバックグラウンドを持つ人々と協力し、新たな価値を創造すること」の重要性を学んだことを記載しました。そして、NTT西日本も様々なパートナーとの共創を通じて新たな価値を提供している企業であることから、私の経験と企業理念との親和性をアピールすることで、入社への熱意を伝えるようにしました。

設問②

本インターンを志望する理由(400字以内)

大学時代の地方創生ボランティアでの経験からインターン志望動機に紐づけました。地域の魅力を発信するイベントなどを企画・運営する中で、地方にはイベントがないと人を呼び込むのが難しいという現状、そして、それが地方と都市部との情報格差を拡大させているという深刻な問題に気づいた経験から、情報通信技術こそが地方活性化の鍵であり、それを担うNTT西日本でインターンシップをしたいと考えるようになったことを記載いたしました。

ESでは、NTT西日本が西日本全域に広がる通信ネットワークという強力なアセットを持っている点、そして東日本と比べて沖縄を含む広大な地域を管轄している点に着目し、より幅広い人々にサービスを提供し、地域格差の是正に貢献できるポテンシャルの高さをアピールしました。

NTT西日本の志望動機で記載したNTT西日本の強み
  • 今後の地方活性化を担う情報通信技術を多数保有している
  • NTT東日本と比較し、沖縄も含めた広大な範囲をカバーしている

さらに、インターンシップを通して、通信技術を活用した地方創生の現場を体感し、NTT西日本の事業内容や企業文化を深く理解したいという意欲、そして社員の方々との交流を通して、地方活性化に向けた課題やその解決策を学び、将来地域社会に貢献できる人材へと成長したいという目標を具体的に記述しました。

単なる「地方創生に興味がある」という抽象的な表現ではなく、ボランティア活動での具体的な経験に基づいた問題意識と、それをNTT西日本で解決したいという明確な目標をESで表現することで、選考担当者に私の本気度とNTT西日本への強い入社意欲を伝えることができたと思っています。

NTT西日本のグループディスカッション

数百人規模のZoomで実施され、ブレイクアウトルームへ分かれて30分以内で議論を進めました。私は選考全体を通して「人柄重視」だと感じたため、GDでも自然体で和やかな雰囲気作りを意識しました。

具体的には「ニコニコ」笑顔を絶やさず、他の参加者が意見を述べると頷きながら耳を傾け、「○○さんの意見、素晴らしいですね!それに加えて…」と肯定から入り、自分の意見を繋げることを徹底しました。

周りの学生も協調性が高く、否定的な発言をする人は皆無でした。これはNTT西日本の選考に参加する学生の特徴だと感じましたし、企業風土を表しているようにも感じました。

事前の対策として、他社のGDに数多く参加し、様々なテーマや形式に慣れておいたので、本番では落ち着いて臨むことができました。この経験が、どのような状況でも対応できる柔軟性を養ってくれたと感じています。

NTT西日本のインターン

NTT西日本の1dayインターン

この1dayインターンは、会社説明の側面が強く、参加者の多くがMARCHや関関同立、旧帝大といった大学から集まっていました。テーマは「地方創生」で、参加者たちはトーナメント形式で自身の施策を競い合う形で進められました。議論と発表にまる1日をかけて行うため、インターンというよりも、次の2dayインターンに進むための選考会のように感じられました。

この1dayインターンを通過するためには、協調性が非常に大事だと考えました。施策の内容自体の妥当性よりも、いかに組織内で協力的に立ち回るかが見られていた印象でした。チーム全体を見渡し、柔軟に役割を担う姿勢が高く評価されたように思います。

NTT西日本の2dayインターン

次に参加した2dayインターンでは、引き続き「地方創生」をテーマにしたワークショップが行われました。参加者は同じくMARCHや関関同立、旧帝大から集まり、企画立案から発表までのリードタイムが長く、より選考の色合いが強かったです。

この2dayインターンを通過するためには、笑顔で協調性を持って取り組むことが大切だと感じました。特に、「人を否定しない」姿勢が重要視されており、1人ではなく「みんなで一緒に何かを成し遂げる」ことを強く求められていると感じました。NTT西日本では、そのような協調性が非常に大事にされているように思います。

NTT西日本の1週間インターン

最後に参加したのは1週間のインターンで、こちらはよりリラックスした雰囲気でした。参加者は自分の好きな地域を選んで地方の課題解決について考えるもので、選考というよりも「囲い込み」に近い感覚でした。参加者も関西の大学から幅広く集まり、和やかな雰囲気で取り組むことができました。

全てのインターンを通じて、私は「見られている」という意識を常に持って臨んでいました。評価していただけるような振る舞い、特に協調性を重視して、楽しむ姿勢を大切にしていました。嘘ではない自然な感情で皆と楽しそうに話している様子を見せることで、自分の人柄が人事にも伝わったと思います。その結果、人事の方も安心して見守ってくれるように感じました。

NTT西日本の最終面接

NTT西日本の最終面接の概要

最終面接は1対1で行われ、面接官は40代くらいの方でした。終始和やかな雰囲気で、何でも気軽に話せる空気がありました。そのおかげで、緊張も和らぎ、自分らしく話すことができたと感じます。

最終面接では、和やかな雰囲気の中でも自分の本音をしっかり伝え、相手に安心感を与える姿勢が大切だと思います。リラックスした会話の中で、誠実に自分の考えや経験を伝えることで、自然なコミュニケーションができると思います。

NTT西日本の最終面接で聞かれた内容

まずは志望動機について尋ねられました。私は「地方創生に携わりたい」という思いを強く持っており、そのきっかけとなったのが学生時代のボランティア活動の経験です。自分の力で地域に貢献できることのやりがいを知り、その気持ちをNTT西日本でさらに深めたいと感じていることを伝えました。

続いて、面接の中心はパーソナルな質問でした。たとえば、「辛い時どうしたか?」と尋ねられました。私は過去に取り組んできたスポーツの経験を引き合いに出し、地道な努力が求められる環境で得たものについて話しました。スポーツではすぐに結果が出なくても、続けることが大切だと感じ、たとえ結果に繋がらなくても自分に成長が残ると信じていました。こうした経験を通じて、全力で物事に取り組む姿勢や精神力が鍛えられたこと、そして勝ち負けが全てではないことに気づいたことが大きな財産になっていることを述べました。

また、「仲間と意見が合わないときどうするか?」という質問もありました。私はその際、相手の気持ちに立って考えることの大切さを話しました。中学・高校時代に様々なバックグラウンドを持つ人たちと接する機会が多くあり、その中で相手の意見を尊重しながら自分の考えを調整していくことが、円滑なコミュニケーションに繋がると感じたことを記載しました。

面接の最後の方はほとんど雑談のような会話が続きました。例えば「インターンどうでしたか?」と聞かれた際には、「みんなで地方創生について考えるのが非常に楽しかったです」と答えました。面接官から「すごく皆と仲良くしていたね」と言ってもらえ、私のコミュニケーションの様子も見てもらえていたのだと実感しました。

NTT西日本内定までの流れ

面接結果の通知方法

結果は、面接から約1週間後に電話で結果をいただきました。

内定承諾はしたか?その理由は?

内定は辞退いたしました。理由としては、他に志望していた企業から内定をいただいたからになります。ITメインというよりは、より生活の根幹に携われるようなインフラをメインで見ていたので、そちらを選んだ形になります。

NTT西日本の選考全体を通しての感想

選考全体を通して、とても和やかな雰囲気が一貫していると感じました。選考中、雰囲気が悪くなる場面は一切なく、終始リラックスして自分らしく話すことができました。また、質問内容もスタンダードなものが多く、突飛な質問はほとんどなかったため、構えすぎずに自然体で臨めました。どの面接でも個々のスキルよりも人柄が重視されている印象を受け、自分の価値観や考え方をしっかり伝えることが大切だと感じました。

NTT西日本選考突破のコツ

NTT西日本の選考を突破するためのコツ

まず「地方創生」に対する自分の理解と情熱を深め、それを会社のビジョンとしっかりと結びつけることが大切だと思います。私は、自分なりに地方創生が持つ意義を掘り下げ、「地域社会に貢献することで日本全体の活性化を図りたい」という自分のビジョンと、NTT西日本が目指す方向性がマッチしていることを伝えるようにしました。

また、選考全体を通じて協調性のある人柄を常に意識しました。どの場面でも、メンバーの意見を尊重し、柔軟に対応する姿勢を保ちました。特にグループディスカッションでは、自分の意見を伝えるだけでなく、周りの意見を引き出す役割も積極的に担い、チーム全体が和やかに議論が進めるように意識しました。

NTT西日本は個々のスキルよりも人柄や協力姿勢を重視していると感じましたので、選考に臨む際には「チームで目標を達成するための柔軟さと協調性」を意識することが、選考突破のカギだと思います。

NTT西日本を受ける人へのアドバイス

NTT西日本は特に「協調性」を特に大事にしており、選考を通じて一貫して「チームで成果を出す力」が求められていると感じました。そのため、面接やグループディスカッションでは、自分の意見を押し通すのではなく、周りの意見を尊重しながら協力的に進める姿勢をアピールすることが大事だと思います。

また、選考の中にはSWOT分析など、コンサルティング的な視点を求められる場面もありました。NTT西日本は地方創生や社会貢献を目指す企業であるため、論理的かつ戦略的に物事を分析し、具体的な課題解決策を考えられる力が高く評価される傾向があります。

企業研究を深め、自分の考えや価値観がNTT西日本のビジョンにどのように貢献できるかを明確に伝えられるよう準備することが、選考突破のための大きなポイントになると思います。

まとめ

NTT西日本の選考では、選考全体を通じて、協調性やチームでの成果を重視するNTT西日本の姿勢が反映されており、グループディスカッションでは意見を尊重し合いながら、チーム全体を前進させるリーダーシップや柔軟な対応力が求められます。

さらに、面接では、地方課題への具体的なアプローチや、自分の経験を通じて培ったスキルを企業のビジョンと結びつけて語ることで、説得力を持たせることが重要です。NTT西日本の通信技術を活用した地方創生への貢献方法、また、自分ならではの視点で価値を提供する姿勢を伝えることで、選考突破の可能性が高まります。本記事を参考に、協調性と情熱を武器に自分らしく挑んでみてくださいね!

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