「ファーストリテイリングって倍率が高くて自分じゃ本選考突破は難しいかも……」
そうお悩みの就活生の方向けに、実際にファーストリテイリングの本選考を突破し、内定を獲得した25卒の方にインタビューをおこない、選考突破のコツや内定獲得のための対策方法を伝授していただきました!
これからファーストリテイリングを受ける方や、ファーストリテイリングを志望している方必見の内容となっておりますので、本記事を見ながらアクセンチュア本選考突破のための対策を進めてみてくださいね。
ファーストリテイリングの本選考体験談を教えてくれた方
- 25卒
- 関関同立
- アパレルバイト
- 人文系ゼミ
- ITをメインに就活
ファーストリテイリングの選考フロー
ファーストリテイリングの選考フローは以下の流れで実施されます。
- webテスト
- 1次面接
- 2次面接
- 人事面談
- 最終面接
ファーストリテイリングのwebテスト
web形式のwebテスト。形式はSPIで、言語、非言語、性格テスト。時間は1時間弱で難易度は普通程度。
ファーストリテイリングの1次面接
社員1、学生1で時間は30分程度。15年目程度の男性社員が面接官でweb形式。ガクチカの深掘りがメインでその後になぜアパレル業界を受けたのかなどのキャリア質問が聞かれるが、そこまでボリュームは多くない。面接の最後に逆質問の時間がある。
ファーストリテイリングの2次面接
社員1、学生1で時間は30分程度。10年目程度の人事女性社員が面接官でweb形式。冒頭にガクチカの深掘り質問があるものの、時間の大半はキャリア系の質問で、「なぜファーストリテイリングを受けようと思ったのか」などが問われる。面接の最後に逆質問の時間がある。
ファーストリテイリングの人事面談
2次面接の面接官と4つのブランドの中でどこに行きたいのかを相談ベースで話す場。選考要素はなく、最終面接に向けた対策方法なども教えてもらえる。
ファーストリテイリングの最終面接
社員1、学生1で時間は30分程度。自身が志望するブランドの役員が面接官。雑談ベースで進んでいくものの、キャリア系の質問など深掘り質問は多め。
ファーストリテイリングの1次面接
ファーストリテイリングの1次面接の概要
webで行われ、全体で約30分程度の比較的短いものでした。面接官は入社15年目ほどのベテラン社員で、終始淡々と進行し、雑談などは一切なく、質問と回答のキャッチボールが中心の面接でした。
全体を通して、表面的な回答では通用せず、業界や企業への理解、そして自分自身がファーストリテイリングでどのようなキャリアを歩みたいか、ということが非常に求められる面接だったと感じました。
ファーストリテイリングの1次面接で聞かれた内容
まず簡単な自己紹介と学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)についての質問がありました。私は、大学のゼミ活動で地域イベントの企画に取り組んだ経験について話しました。その際、面接官からは「なぜその企画を選んだのか」「どのように実行したのか」といった成果だけでなく、その背景や理由について深掘りされました。感情的な動機よりも、行動の根拠や実績が重視されていると感じました。
さらに、志望動機に関する質問では、「なぜアパレル業界なのか」「業界の課題をどう捉えているか」といった鋭い質問が聞かれました。在庫管理の難しさといった業界の課題について、自分がアパレルバイトの現場で見た具体例を挙げながら説明し、その課題にファーストリテイリングでどう向き合いたいかを語る形で回答しました。
ファーストリテイリングの2次面接
ファーストリテイリングの2次面接の概要
2次面接はweb形式で、面接官と1対1の形式でした。担当してくださったのは入社10年目くらいの女性の人事担当者で、1次面接の淡々とした雰囲気とは異なり、終始リラックスした空気感でした。
面接の最後に、その場で合格が伝えられました。さらに、この2次面接を担当した面接官がメンターとなり、今後のキャリアや不安な点について相談に乗っていただけると案内されました。
ファーストリテイリングの2次面接で聞かれた内容
質問内容は1次面接と似ており、まず学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)について簡単に触れた後、主に志望動機やキャリアに関することが中心でした。「なぜファーストリテイリングを選んだのか」「どのブランドでキャリアを歩みたいか」といった、一見基本的な質問ではありましたが、回答の背景や理由を細かく聞かれる場面が多く、深掘りされている感覚がありました。
また、「そのブランドでどのように自分の強みを活かせると思うか」といった質問もされ、その際には私がファーストリテイリングのグローバル展開や社会課題への取り組みに惹かれたことを話しました。そこからさらに「それを具体的にどのように事業に結び付けたいか」まで聞かれ、和やかな雰囲気ではあったものの、深掘りはかなり鋭い印象を受けました。
ファーストリテイリングの人事面談
人事面談は、web形式で2次面接の面接官が担当してくださいました。この面談は選考要素がなく、相談ベースで進められる穏やかな雰囲気でした。
メインのトピックは、ファーストリテイリングが展開する4つのブランドの中でどこに行きたいかということでした。面接官からは、私の強みや適性を踏まえてどのブランドが合っているかを一緒に考えながら、「自分の強みを活かすならどのブランドが最もフィットすると感じるか」「その理由は何か」など質問に答える形で進んでいきました。選考というよりもキャリアの方向性を深める機会というイメージでした。
また、最終面接に向けて「自身の価値観やキャリアビジョンをより具体的に整理して臨むと良い」とアドバイスをいただき、これまでの選考での自分の回答を見直す良い機会となりました。
ファーストリテイリングの最終面接
ファーストリテイリングの最終面接の概要
最終面接は、web形式で希望ブランドの役員の方と1対1で行われました。事前に役員が担当と聞いていたため身構えていましたが、実際にはとても穏やかな雰囲気で進み、役員の方も親しみやすく話してくださったので、自然体で臨むことができました。
ファーストリテイリングの最終面接で聞かれた内容
志望動機やキャリアプランに加え、自身の性格に関するものがかなり多かったです。例えば「あなたの強みを、このブランドでどのように活かしたいか」という質問に対しては、自分の強みである「課題解決力」をエピソードを交えながら説明し、それがブランドの成長やお客様への価値提供にどう繋がるのかを説明しました。さらに「その強みを他の状況ではどう活かしたことがあるか?」といった深掘りの質問が続くなど、ひとつの質問から何度も深掘りされるという場面が多かったです。
また、「チーム内でどのような役割を担うことが多いか」「困難な状況でどのように対処するか」といった実際に企業に入ったあとを想定した質問もありました。私は大学時代のゼミ活動やアルバイトの経験から、困難な状況で周囲と協力して問題を解決したエピソードを話すと、役員の方から「その姿勢はまさにこのブランドで求められるものだ」とかなり好感触な反応をいただきました。
ファーストリテイリング内定までの流れ
面接結果の通知方法
2週間後にメールで結果が来ました
内定は承諾しましたか?その理由は?
内定は承諾しませんでした。内定をいただいたのが就活を始めた初期の頃で、就活を進めるうちに他業界に興味を持ち、結果的にはそちらに就職を決めました。
ファーストリテイリング選考突破のコツ
ファーストリテイリングの選考を突破するためのコツ
まず何よりもアパレル業界の現状について詳しくなっておくことが大事だと思います。ファーストリテイリングと他アパレル企業との成長戦略の違い、アパレル業界全体の課題やトレンドなど、様々な角度から質問がくるので、ここはしっかりと勉強しておいた方が良いと思います。
また、志望動機、自身のキャリアをファーストリテイリングと関連させて徹底的に深掘りすることも非常に大事です。アパレル業界はかなり特殊なので、なぜアパレルなのか、自身の強みなどをどう活かすか、が中心となって聞かれます。
ファーストリテイリングを受ける人へのアドバイス
一度ユニクロやGUの店舗に足を運び、どのようなオペレーションがなされているか、陳列の工夫は何かされているか、などを見に行くことをおすすめします。自分たちが考えている以上に、ユニクロやGUの店頭は最適化されているので、その点を面接の時に話せるようになれば、企業研究をしていることがしっかりと伝わると思います。
また、2次面接まで進むとメンターが付くので、その方にキャリアのことや自身の考えを壁打ちすることで、より考えが深まると思いますので、ぜひ活用してみてください。
まとめ
ファーストリテイリングの選考では、アパレル業界の課題やトレンドを深く理解し、自身の強みや経験を企業のビジョンと具体的に結びつけて語ることが重要です。志望動機やキャリアプランに関する深掘り質問が多いため、表面的な回答ではなく、自分の価値観や目標を明確にし、それをファーストリテイリングでどのように実現したいかを論理的かつ熱意を持って伝えることが評価のポイントです。
また、ユニクロやGUの店舗を訪れ、現場の工夫やオペレーションの最適化を実際に観察することで、具体的な理解を深め、選考での説得力を高めることができます。本記事を活用して、企業研究と自己分析を徹底し、自分自身を最大限にアピールできるようにしましょうね!
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