野村総合研究所の本選考対策まとめ! 選考フローや選考のポイントまで徹底解説

「野村総合研究所って倍率が高くて自分じゃ本選考突破は難しいかも……」

そうお悩みの就活生の方向けに、実際に野村総合研究所の本選考を突破し、内定を獲得した25卒の方にインタビューをおこない、選考突破のコツや内定獲得のための対策方法を伝授していただきました!

これから野村総合研究所を受ける方や、野村総合研究所を志望している方必見の内容となっておりますので、本記事を見ながら野村総合研究所本選考突破のための対策を進めてみてくださいね。

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もくじ

野村総合研究所で話していたガクチカ・志望動機

野村総合研究所のガクチカ

私は陸上競技部の部長として、箱根駅伝予選会出場に挑戦しました。就任当初、チームは予選会の出場条件を満たすことが難しく、次年度の出場が危ぶまれている状況でした。その原因を分析した結果、学業や私生活の影響で部員間のモチベーションにばらつきがあることが課題だと考えました。この課題を解決するために、まず練習の「仕組み化」を行いました。LINEを使った練習内容の共有や、専用アプリで自主練習量をランキング化するなど、部員同士が刺激し合える環境を整えました。また、「積極的な声かけ」として、練習頻度が低下している部員に個別で声をかけ、一緒に練習を行うことで、個々のモチベーションを引き出しました。粘り強く取り組む中で協力的な部員が増え、チーム全体の雰囲気が改善。最終的に予選会出場を果たしました。この経験から、課題を解決するために粘り強く取り組む姿勢を学び、大きな自信を得ることができました。

野村総合研究所の志望動機

私は、ITを活用して顧客の課題を解決し、人々の生活を豊かにすることを目指しています。大学時代、体育会陸上競技部の部長として、部員一人ひとりに寄り添いながら、ITを活用して練習状況を可視化し、部員の自己ベスト更新をサポートしました。この経験を通じて、課題に対して粘り強く取り組む姿勢を身につけると同時に、ITを活用した解決策の有効性を実感しました。NRIが提供するソリューションは、幅広い業界を支え、社会に大きな影響を与えるものです。私はそのような環境で、自分の経験や強みを活かしながら、多様な課題に挑戦したいと考えています。特に「どんな困難があってもやり抜く力」を強みとして、陸上競技部で箱根駅伝予選会出場を達成した経験を活かし、顧客の課題を解決し続けることで社会に貢献したいと思っています。NRIの一員として、幅広い業界のお客様に価値を提供し、より良い未来を創造することに挑戦したいです。

野村総合研究所の本選考体験談を教えてくださった方

野村総合研究所の本選考体験談を教えてくださった方のプロフィール
  • 25卒
  • 早慶上理
  • 体育会陸上部
  • コンビニアルバイト
  • コンサル、総合商社志望

野村総合研究所の選考フロー

野村総合研究所の選考フロー
  • ES・webテスト
  • 1次面接
  • 2次面接
  • グループディスカッション(GD)
  • 最終面接

野村総合研究所のES・webテスト

「あなたが大学入学後、最も力を入れて取り組んだことについて教えてください。特に「取り組んだ理由」「難しかった点とその原因」「自分なりに創意工夫した点」を重点的に教えてください」「当社の事業内容を踏まえて、このキャリアフィールドで実現したいことを具体的に教えてください。その実現のために活かせるあなたの強みと、今後どのようなスキルを身に着けていく必要があるかも合わせて教えてください」の2つの設問が聞かれる。

webテストはテストセンター型のSPIで科目は言語、非言語。時間は60分程度。

野村総合研究所の1次面接

現場の若手社員が面接官で、学生と面接官1対1で行われる。聞かれる内容としては、自己紹介、学業について、なぜNRIなのか、など基本的な質問が多く聞かれる。後半に逆質問の時間も設けられている。

野村総合研究所の2次面接

現場の中堅社員が面接官で、学生と面接官1対1で行われる。聞かれた内容としては、パーソナル質問が中心で自身の強みや弱みについて聞かれる。また、自身の1次面接に点数をつけるなら、という変わった質問もされる。

野村総合研究所のグループディスカッション(GD)

イタリアンレストランのチェーン店が新たな店舗を出店しようとしており、3つの候補地から、資料を読み1つを選択する、というお題で20分間議論をおこなう。事前に資料を読み込む時間として5分程あたえられる。

野村総合研究所の最終面接

中堅の人事社員が面接官で、学生と面接官1対1で行われる。自身の希望部署の志望理由などキャリア系の質問がメインだが、最近の気になったニュースやNRIの課題などについても聞かれる。

野村総合研究所のES

設問①

あなたが大学入学後、最も力を入れて取り組んだことについて教えてください。

特に「取り組んだ理由」「難しかった点とその原因」「自分なりに創意工夫した点」を重点的に教えてください

陸上競技部の部長として、箱根駅伝予選会出場に挑戦したことを記載しました。私が部長に就任した年は予選会の出場条件を満たすことが難しい状態で、モチベーションの維持がチームの課題としてあげました。

そして、課題解決の施策として、LINEでの練習内容の共有や、専用のアプリを用いて自主練習量をランキング化するなど、仕組み作りを行ったことと、アプリを用いて部員の練習頻度を把握し、練習頻度が落ちていると感じた部員に声をかけ、一緒に自主練習をしたことを挙げました。

結果として、予選会に出場することができ、この経験から何事も粘り強く取り組むことで、成し遂げられるという自信を得られたことをアピールするように記載しました。

設問②

当社の事業内容を踏まえて、このキャリアフィールドで実現したいことを具体的に教えてください。その実現のために活かせるあなたの強みと、今後どのようなスキルを身に着けていく必要があるかも合わせて教えてください。

ITを用いて、顧客の課題解決をしていくことで、最終的には人々の生活を豊かにしたいということを実現したい内容として挙げました。

原体験としては、先述の体育会陸上競技部の部長経験から、部員に寄り添いながら、様々な課題に対し、ITの知見を部員に還元することで、多くの部員の自己ベスト更新に一気通貫で貢献したことを記載しました。

そして、数あるIT企業の中でなぜ野村総合研究所なのかという理由については、幅広い業界のお客様にコンソリューションを提供しているから、ということを挙げました。

そして、ビジョン実現のために活かせる強みとして、「どんな困難があってもやり抜く力」を挙げ、必要なスキルについては「信頼を得る力」を挙げました。

野村総合研究所の1次面接

野村総合研究所1次面接の概要

一次面接では、若手社員の方が面接官を担当してくださりました。最初に自己紹介をし、その後に学長の話やNRIを志望した理由について聞かれました。1次面接ではかわった質問はほとんどなく、オーソドックスな質問が多く聞かれました。面接全体を通して、リラックスした雰囲気の中で自分の思いをしっかり伝えることができたと感じ、次の選考に向けて自信を持てる貴重な機会となりました。

逆質問の時間には、NRIの社員が大切にしている価値観や若手社員の成長について伺いました。面接官の方は、自身の経験を交えながら、社員同士の協力的な姿勢や、お客様視点で物事を考える重要性について詳しく説明してくださいました。

野村総合研究所1次面接で聞かれた内容

学業や研究活動についての質問があり、エントリーシート(ES)に基づいて回答しました。私は部活動でのIT活用を例に、データ管理や分析を用いて部員のパフォーマンス向上に貢献した経験を説明しました。

また、NRIを志望した理由について問われました。私は、大学時代にセブンイレブンで6年間アルバイトをしており、店舗の仕組みが多くの人々の生活に大きな影響を与えることを実感しました。その経験から、システム改善を通じて社会に貢献したいと考えるようになり、幅広い業界に対してソリューションを提供するNRIが最適な場であると感じたと伝えました。また、AE(アプリケーションエンジニア)とTE(テクニカルエンジニア)の違いについての質問には、顧客と直接関わりながら課題を解決するAEの業務に魅力を感じていると答えました。

さらに、入社後に具体的にやりたいことについても質問され、セブンイレブンのシステム改善に携わることで、消費者の「当たり前」をさらに向上させたいというビジョンを共有しました。面接官の方からも、「社会に目を向けた視点が素晴らしい」というフィードバックをいただき、自分の考えに自信を持てました。

野村総合研究所の2次面接

野村総合研究所2次面接の概要

二次面接は現場で活躍されている中堅社員の方が面接官を担当してくださいました。1次面接と比べて、より掘り下げた質問が多かった印象でした。面接は自己紹介から始まり、一次面接の振り返りや、強みや弱みなどパーソナル系の質問が多かったです。

面接全体を通じて、一次面接よりも自己分析や課題解決力の深掘りが求められた印象でした。具体的なエピソードを交えながら自分の考えを論理的に伝えられはしたものの、準備不足を感じた質問もあり、より事前の情報収集や練習の重要性を実感しました。

野村総合研究所2次面接で聞かれた内容

冒頭で「前回の面接は何点だったか」と問われ、私は80点程度と回答しました。その理由として、概ね自分の考えを伝えられたものの、論理性を求められる質問に対して、即答できなかった部分があったと説明しました。また、「どこを改善すれば満点になるか」という質問には、「どんな質問にも論理的に返答できるようにすること」と述べ、自分の課題を明確にしました。

次に、強みについての深掘りがありました。私は粘り強さが自分の強みであると考えており、その根拠として、陸上競技部で周囲が引退していく中でも箱根駅伝予選会出場のために練習を続けた経験を挙げました。さらに、面接官から「そのエピソード以外で強みが発揮された経験はあるか」と問われ、研究活動において、フランスの共同研究者にメールを送り続け、返信を得たエピソードを共有しました。

一方、弱みに関する質問では、私は「繊細で細かいことを気にしすぎてしまう」点を挙げ、感情的にならず論理的に考えることで解決を図っていると説明しました。ただし、面接官から「その方法で本当に改善できるのか」と指摘され、最終的には「繰り返し挑戦して経験を積むことで、着実に改善を進めていく」と補足しました。

野村総合研究所のグループディスカッション(GD)

対面形式で実施され、面接官2名が参加されていました。GDの冒頭では、小さなホワイトボード、A4用紙、ボールペンが各自に配布され、次に資料(12枚程度)が手渡されました。その後、お題と注意事項の説明があり、個人ワーク5分間、グループでのディスカッション20分間という流れで進みました。GD終了後のフィードバックや発表の時間はありませんでした。

お題は「イタリアンレストランのチェーン店が新たな店舗を出店する候補地3つの中から、最適な場所を選択する」という内容でした。資料には、これまでの顧客層データ、出店場所ごとの売上予測、候補地の詳細情報などが含まれており、多角的な分析が求められる構成でした。

個人ワーク

5分間の個人ワークでは、限られた時間で資料を全て把握する必要がありました。この時間で資料の概要を把握しつつ、自分なりの意見をまとめることに集中しました。優先順位をつけて重要なデータに目を通し、選択の根拠を簡潔にメモしました。

グループディスカッション

20分間のグループディスカッションでは、私は積極的に発言しつつも、全員が意見を出しやすい雰囲気を心がけました。まずは全員で候補地のメリットとデメリットを共有し、論点を整理しました。その上で、売上データや顧客層の分析を基に意見を述べ、新たな視点から「地域特性や競合状況も考慮するべき」と提案しました。また、議論が迷走しそうな場面では、「一度結論を整理しよう」と呼びかけ、方向性を修正する役割も果たしました。

野村総合研究所の最終面接

野村総合研究所最終面接の概要

最終面接は、希望する流通部門に関連した具体的な質問が中心で、実務に即した考え方や社会課題への取り組みについて深掘りされました。面接全体を通じて、自分の志望動機やこれまでの経験を具体的に生かしつつ、実際の課題にどう向き合うかを問われる内容でした。

最終面接では、NRIの業務や課題に対する具体的な視点が求められるような内容が中心でした。これまでの経験を基に論理的に回答する場面が多く、自分の提案がどれだけ実現性を持つかを問われた印象です。面接官との議論を通じて、自分のビジョンを深める機会にもなりました。

野村総合研究所最終面接で聞かれた内容

最初に、「流通部門で社会課題を解決するとしたら、どのような方法があると思うか」という質問がありました。私は、セブンイレブンでのアルバイト経験を活かし、システムの改善を通じた課題解決について提案しました。具体的には、気象データと発注システムを連携させることで商品の需要予測精度を向上させ、食品廃棄を減らす取り組みを提案しました。また、廃棄物を航空燃料として再利用する技術の活用も加え、環境負荷軽減に貢献できると述べました。

次に、「最近気になったニュースは何か」という質問に対して、私は同じく気象データと発注システムの組み合わせによる社会課題解決について話しました。このニュースから、テクノロジーを活用した効率化が流通業界の未来に与える影響についての自身の考えを話すように意識しました。

最後に「NRIの課題は何か」という質問が聞かれ、クライアントの売上依存度が特定企業(野村證券やセブンイレブン)に偏っている点を挙げました。この状況がリスクとなり得ることを指摘し、新規顧客の開拓や既存顧客以外へのアプローチの必要性について意見を述べました。

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野村総合研究所内定までの流れ

面接結果の通知方法

翌日に電話で結果をいただきました。

内定承諾はしたか?その理由は?

第一志望で、自分のやりたいことができて、待遇も満足のいく会社だったため、承諾しました。

選考全体を通しての感想

全体的に、他の企業ではされない質問をたくさんされたため、動揺することが多々ありましたが、たくさん練習してきた経験を活かすことでなんとか選考突破ができたと思います。

そういう意味では今まで、たくさん練習をしてきて本当によかったなという気持ちになりました。また、OB訪問についても、当時はがむしゃらに行きたい気持ちが強いことからしていましたが、後から聞くとNRIはOB訪問もみているという話を聞いたたので、しっかりと怠けずにやっていて良かったかという気持ちになりました。

野村総合研究所の選考突破のコツ

3点あると思います。1点目は論理的に答えることです。NRIは普段されない質問をして、そんなときでも論理的に答えられるかどうかを見ていると思います。

2つ目は志望度です。面接の中でOB訪問をしているかや、イベントに参加しているかを問われたので、そこらへんもしっかりと見ていると思います。またやりたいことの具体性も求められたことから言えると思います。

3つ目はNRIっぽいかというところです。これは私が内定をもらった時に実際にいわれたので、あってると思います。これらを意識すると突破に近づくと思います。

まとめ

野村総合研究所(NRI)の選考では、全体を通して自分の経験や価値観を具体的かつ論理的に伝える力が求められます。選考は和やかな雰囲気で進みますが、課題解決や社会貢献に対する考えを深掘りされる場面が多いため、自身の提案に実現可能性や具体性を持たせることが重要です。

選考全体は和やかな雰囲気で進みますが、回答の深掘りが多いため、課題解決の実現可能性や具体性を問われる場面が多くあります。準備段階では、自身の経験をもとに実際の業務を想定した提案を練り上げ、NRIが抱えるリスクや成長性についても具体的に考えておくことで、説得力のある回答が可能となります。自分らしさを活かしつつ、論理的で現実的な視点を交えてアピールすることが選考突破の鍵です!

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  • 大学3年に就活を頑張った過程が評価される
  • スカウトの94%はESや選考がカットされる
  • 通知がLINEに届く

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もくじ