緊張する場面が続いたり、選考に落ちてしまうのではないかと考えたりすることで、就活が怖いと思ってしまう就活生は少なくありません。そこで本記事では、就活が怖いと感じてしまう原因や動けないと感じたときの乗り越える方法を紹介します。
就活が怖いと感じてしまう原因
就活が怖いと思ってしまう原因は、人によってさまざま。どんな対策をしたらよいかわからず恐怖感を抱いてしまったり、社会人になることに対して漠然とした不安があったりと、就活に悩みはつきものです。
・選考に落ちてしまうことが怖い
・人前で話すことが怖い
・人と比べてしまって怖い
・ブラック企業に入社するのではないかと怖い
・社会人になることが怖い
就活が怖いと感じてしまう原因を解説するので、自分に当てはまっている部分がないか確かめてみましょう。怖いと感じる原因が具体的になると、対処の方法が分かりますし恐怖心が軽くなるはずです。
選考に落ちてしまうことが怖い
入念に企業研究や自己分析をしたにも関わらず選考に落ちてしまうと、就活が怖いと感じてしまう原因になります。思うような結果が得られない状況が続いてしまうと「自分は社会から必要とされていないのではないか」「このまま就職できないのではないか」という恐怖感に陥ってしまう人がいるのが現状です。
しかし就活では能力やスキル不足だけが不採用の原因となるわけではなく、応募者の価値観が企業の社風や理念と合っていないという場合でも、不採用になることがあります。
そのため「入社前に企業とのミスマッチを防げた」とポジティブに考えるようにしましょう。また「自分の失敗は何だったのか」「自分に合う業界や企業がほかにあるのでは」と考え直すきっかけにもなります。
人前で話すことが怖い
極度に緊張したりプレッシャーを感じたりすると、人前で失敗するのが怖い、面接が怖いと思ってしまう原因になります。
就活では企業説明会や面接、グループディスカッションなどの緊張する場面や、ビジネスマナーに気を遣わないといけない場面が続き「言葉遣いは合っているかな?」「失敗したらどうしよう」と不安になりやすいため注意が必要。
緊張は慣れていない場面や自信がない場面で起こりやすいため、練習を積んで、自信を持って話せるようにしておくことが重要です。
人と比べてしまって怖い
「友達は内定をもらえているのに、自分はまだ1社ももらえていない」「自分には自信を持って語れるエピソードがない…」と周りの友人や就活生と比べてしまうことも、就活が怖いと感じてしまう原因の1つ。
「自分だけ就職できなかったらどうしよう」「就職浪人するのではないか」という不安や恐怖から、次の選考に動けなくなってしまう就活生は少なくありません。
しかし希望の就職先や業界、就活の軸は一人ひとり違うため、内定がもらえるペースも人によって異なります。「自分は友達より劣っているんだ」と落ち込みすぎず、今やるべきことに集中しましょう。
ブラック企業に入社するのではないかと怖い
苦労して内定をもらったところで「ブラック企業に入社して、休みなく働くことになるのではないか」と入社後に対して恐怖を抱いてしまう就活生もいます。
「入社後に自分が思っていたイメージと違ったらどうしよう」「自分の選択に自信がない」と感じている方は、企業の口コミサイトも活用してみましょう。
しかし実際に働いてみないと自分に合っている、合っていないはわからない部分が多いです。あまりプレッシャーを感じすぎず、選考に臨むようにしましょう。
社会人になることが怖い
「社会人になりたくない」「働きたくない」など、働くことに対して漠然と怖いと感じている就活生も少なくありません。今までのように自由に時間が使えなくなったり、社会人としての責任にプレッシャーを感じたりと、不安に思うこともあるでしょう。
そういった場合はインターンシップやOB・OG訪問に足を運んで、実際に社会人として働いている人の話を聞いてみましょう。直接話を聞くことで、将来自分がやりたいことをイメージしやすくなるかもしれません。
就活が怖いと感じることでよくある失敗例
就活が怖いと感じてしまうのは、珍しいことではありません。しかし、恐怖を感じてしまうあまり、思わぬ失敗につながるおそれがあるため注意が必要です。よくある失敗例を事前に確認し、対策を考えておきましょう。
選考に落ちてしまい次に動けない
選考に落ち続けてしまうと「次も失敗するのではないか」「もうどの企業からも内定がもらえないのではないか」と感じてしまい、次のアクションに動けなくなってしまうのがよくある失敗例の1つです。
前述した通り、就活では企業と応募者のマッチ度によって合否が決まることが多いため、あまり落ち込みすぎる必要はありません。選考に何社も落ちることは当たり前なので、気持ちをうまく切り替えていくことが重要です。
緊張してしまいうまく話せない
「面接でうまく答えられなかった」「想定外の質問にパニックになってしまい頭が真っ白になった」などの失敗を引きずってしまい、次の面接でも同じ失敗をしてしまう人は少なくありません。
面接は完璧な受け答えをする場ではなく、面接官とコミュニケーションをとる場であると考えるようにしましょう。どうしても緊張してしまう場合は、何度も面接練習をしておくことが重要です。
就活が怖いと感じたときの対処法
ここからは就活が怖いと感じてしまったとき、次のアクションに動けないと感じてしまったときの対処法について紹介します。まずは「やりたくない」「つらい」と感じている自分を素直に受けとめて、やれることを少しずつ実践していきましょう。
自己分析や企業研究をやり直す
選考に落ちるのが怖い、自己PRに自信が持てなくてつらいという方は、再度自己分析や企業研究を行ってみましょう。再度深掘りを行うことで、自分の長所や強みを再発見できたり、説得力のある志望動機を考えたりするきっかけになるかもしれません。
また一貫性のある受け答えをするためには、自分や企業のことを深く知ることが重要です。自信がなくて怖いと思っている方こそ、もう一度自己分析や企業研究を深掘りしてみましょう。
一度休んでみる
就活が怖いと感じたときは思い切って休んでみることも大切です。お風呂にゆっくり浸かったり、趣味に時間を使ってみたり、適度に運動してみたりすると、次の選考に動けないと思っていた気持ちを切り替えられるかもしれません。あまり思いつめず、リフレッシュする時間を作ってみましょう。
大学のキャリアセンターに相談する
次の選考に進むのが怖い、失敗したらどうしようと悩んでいる就活生は、大学のキャリアセンターに相談しましょう。つらい状況を一人で抱え込んでしまうと、負の感情から抜け出せなくなるおそれがあります。
就活のプロに的確なアドバイスをもらうことで、視野が広がり、気持ちを切り替えるきっかけになるかもしれません。また大学側で開催しているOB・OG会などに参加してみるのもおすすめです。
逆求人型のスカウトサイトABABAを活用する
「内定がもらえるか不安」「次の選考に進むのが怖い」と感じている就活生は、スカウトサービス『ABABA(アババ)』を活用しましょう。『ABABA』とは、最終面接の選考結果や案内メールのスクショをアプリ上で提出するだけで、1人あたり平均25もの企業からスカウトが届くサービスのことです。
最終面接まで進んだ過程を評価してくれるため、スカウトの94%がESや一次面接といった選考フローを免除。最終面接に落ちても、選考フローをカットしたスカウト情報がくるので、今までの努力が無駄になりません。
また企業からのスカウトやメッセージはLINEで届くため、使いやすいのもうれしいポイント。「効率よく就活を進めたい」と考えている就活生にもおすすめのアプリです。
就活が怖くて動けないと思う自分を受けとめて、落ち着いて対処しよう
就活が怖い、うまくいかなくてやりたくないと思ってしまうのは当たり前。もし就活が怖いと思ってしまったときは、その原因を冷静に突き止めて、適切に対処することが重要です。少しずつ対策を始めて、不安な気持ちを取り除いていきましょう。