「就活が終わらない!」と悩んでいる方に向けて、就活が終わらない場合のよくある原因や対処法を紹介します。内定を得て就活ためには、参考にしてみてください。
就活が終わらない場合のよくある原因
まずは就活が終わらない場合のよくある原因を紹介します。原因を知ることで対策につなげましょう。
・エントリーの幅が狭い
・なんとなく就活をしている
・面接準備が不十分
・行きたい企業がない
それぞれ解説していきます。
エントリーの幅が狭い
就活が終わらない原因の1つは、「エントリーの幅が狭い」こと。
特に新卒の就活では社会経験のない状態で就活をしなければならないため、知らず知らずのうちに有名企業や人気企業など、知名度の高い企業に応募している可能性もあります。
就活生のエントリー数は平均20〜30社程度であるとされるため、これよりも少ない場合はエントリー数を意識的に増やしてみましょう。説明会に参加したり、就活サービスに相談したりと、積極的に行動することが重要です。
なんとなく就活をしている
「就活生だから」「皆就活をしているから」という理由でなんとなく就活を進めている方もいます。しかしこのような状態では志望動機が薄くなり、面接でも浅い内容しか答えられません。
モチベーションが沸かない場合は、就職によるメリットを考えたり、内定取得までの期間を定めてみたりするのも1つ。キャリアについて漠然とした不安を感じている場合は、キャリアセンターや就活サービスに相談してみるのもいいでしょう。
面接準備が不十分
選考の中でも、特に重視されるのは面接です。「何を聞かれるかわからないのだから、対策のしようがないのでは?」と思うかもしれませんが、自己PRや自分の強み、ガクチカなど、定番の回答は必ず準備しましょう。
また、これまでに提出した履歴書やESをもとに質問してきます。面接の前にこれらを見直して、深掘り対策も徹底しましょう。
行きたい企業がない
就活生の方の中には、本当に行きたい企業が見つからずに悩んでいる方もいるかもしれません。
就活のゴールの1つが内定獲得ですが、自分と合わない企業に入社してしまうと入社後にミスマッチを感じて苦労する可能性もあります。新卒はさまざまな企業に未経験で入社できる貴重なチャンス。後から転職することも可能ですが、せっかくなら納得できる会社に入社したいもの。自分がどのような企業に行きたいのか、自己分析や就活の軸を見直して、改めて考えてみましょう。
【タイミング別】就活が終わらないときはどうする?
ここからは、就活が終わらないときの対処法をタイミング別に紹介します。
・6月時点で就活が終わらない場合
・8月時点で就活が終わらない場合
・11月時点で就活が終わらない場合
それぞれについて見ていきましょう。
6月時点で就活が終わらない場合
6月になると大々的に面接が解禁され、徐々に内々定が出揃うようになります。周囲が内定をもらい始めると焦る気持ちが出てきますが、6月時点ではエントリーを受け付けている企業も多くあるため、諦める必要はありません。
とはいえ、就活初期の頃と比べると時間がないのも事実。6月からの就活ではやみくもにエントリーするのではなく、自分に合った企業を見極めて選考を受けるのがポイントです。
8月時点で就活が終わらない場合
8月時点で就活が終わらない場合、現時点で受けている選考を進めつつ、秋採用への新たなエントリーを視野に入れましょう。新卒の秋採用とは、大学4年生の夏休み開けの9月1日頃から12月にかけて実施される新卒向けの採用活動のこと。
秋採用での狙い目は以下の企業です。
・ベンチャーや中小企業
・グループ会社の子会社
・就活生の間では知名度の低いBtoB企業
通常の時期に比べて募集のある企業の数が徐々に減るため、積極的な情報収集がカギとなります。
11月時点で就活が終わらない場合
11月時点ではエントリーを締め切っている企業も多く、厳しい状況での就活となるのは事実です。とはいえ、さまざまな事情から採用活動を継続している企業もあります。
11月時点で就活が終わらない場合、自力で進めるのは大変です。就活サービスに登録して、非公開求人を紹介してくれる就活サービスなどを活用しましょう。
就活が終わらないときの対処法
ここからは、就活が終わらないときの対処法を紹介します。
・自己分析と企業研究を徹底する
・ESや履歴書は企業に合わせて作成する
・ビジネスマナーを見直す
・エントリー企業の幅を広げる
それぞれ見ていきましょう。
自己分析と企業研究を徹底する
まずは自己分析と企業研究を徹底しましょう。具体的に何をしたらよいかわからないという方は、以下の例も参考にしてみてください。
自己分析の方法
・自分史を作る
・モチベーショングラフを作る
・マインドマップを作る
・Will・Can・Mustで自分の強みを考える
・自己分析ツールを活用する
企業研究で知るべき情報
・会社概要
・事業内容
・競合との差別化ポイント、強み
・経理理念・事業理念
・事業戦略
・社風やオフィスの雰囲気
・福利厚生や待遇
また、上記の内容をまとめた「就活ノート」を作成するのもおすすめです。
ESや履歴書は企業に合わせて作成する
ESや履歴書は「通ればよい」と認識している就活生もいますが、最終面接まで使われる重要な資料です。
また、業界が同じであれば使い回しをして問題ないように思えるかもしれません。しかし深掘りされたときに答えづらかったり、企業が求める人材と自分の強みがマッチしていなかったりと、後から不都合を感じる可能性があります。
ESや履歴書は企業の傾向に沿って、1社ずつ作成しましょう。
ビジネスマナーを見直す
意外と盲点なのが、ビジネスマナーの見直しです。
・敬語を正しく使う
・明るくあいさつする
・メールは正しい書き方で送る
・時間や提出期日を守る
就活では上記はできて当たり前とみなされるため、少しでも心当たりのあるポイントがあれば改善しましょう。
エントリー企業の幅を広げる
これまでに受けた選考を一覧化して、エントリー数が20〜30社よりも少ない場合は、持ち駒を増やしましょう。就活後期での企業の探し方のコツを以下にまとめたので、参考にしてみてください。
・中小企業やベンチャー企業に目を向ける
・二次募集・秋採用・通年採用にエントリーする
・スカウトサービスに登録して企業からのオファーをもらう
・キャリアセンターに相談してアドバイスをもらう
・エージェントに登録して自分に合った企業を紹介してもらう
特に、これまで知らなかった企業と出会うには、登録しておくことでオファーがもらえるスカウトサービスの活用がおすすめです。ほかにもエージェントや就活サイトなど、2〜3つ程度に絞って登録しておくとよいでしょう。
秋採用をしている企業の探し方4選!企業の特徴やよくある質問も紹介
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就活が終わらないときはアプローチを変えてみよう!
就活が終わらない場合のよくある原因や、就活が終わらないときの対処法を紹介しました。就活初期と後期ではスピード感やライバルが異なるため、本記事で紹介したタイミング別のアプローチも参考にしてみてください。効率よく就職を進めるには、就活サービスの活用もおすすめです。