就職活動は最終的に内定がもらえて就職できればよいとはいっても、周囲が内定を獲得して就活を終わらせることに焦ってしまう人もいます。
2月になると多くの学生が内定をもらうか、就職浪人や進学などその後の方針を決めており、まだ決まらない人は焦りやすい時期だといえるでしょう。
今回は、2月にまだ内定を獲得できていない場合にどのような行動をとるとよいのかについて解説します。
また、記事後半では、就職活動に役立つツール「REALME」についても紹介します。
4年生の2月に内定なしでも間に合う?
2月になると、新卒採用のためのエントリーを受け付ける企業の数は減ってきます。
一方で、通年採用している企業もあるため、2月から内定を獲得することも不可能なことではありません。
就職活動は個人のペースや状況、志望業界などに大きく左右されるため、他人と比較して焦る必要はないといえるでしょう。
2月からでもエントリーできる企業について十分に下調べをし、最終的に納得のいく企業から内定をもらうことが重要です。
2月でも応募できる通年採用企業の特徴は?
2月から内定を新規に獲得したい場合は、通年採用している企業を狙った方がよいといえます。
ここでは、通年採用を取り入れている企業の特徴について紹介します。
エントリー前に確認するとよいでしょう。
多様な価値観を受け入れている
通年採用を取り入れている企業は、特定の時期しか採用活動を行わない企業と比べて、多様な価値観・学び方の学生を受け入れている傾向があります。
通年採用は期間を限定しないため多くの学生を採用候補にでき、留学・休学・進学など、多様な背景を持った人材が採用可能です。
通年採用の企業は固定観念にとらわれず、新たなアイデアや考え方を柔軟に取り入れる姿勢があり、多様な背景を持つ人材が活躍しやすいといえるでしょう。
実力を重視している
通年採用では実力が重視される傾向にあります。
これは、通年採用を実施する企業は、即戦力としてのポテンシャルを期待して選考を進めるケースが多いためです。
そのため所属大学の偏差値や知名度よりも、「学生生活においてどのようなことに取り組んできたか」「どのような工夫をして成果を出したか」などを判断材料にします。
ガクチカに自信のある人が評価されやすい環境だといえるでしょう。
柔軟な働き方を取り入れている
通年採用の企業は、柔軟な働き方を取り入れていることも多いでしょう。
通年採用は、期間を決めた新卒採用だけに頼らず、さまざまな人材を受け入れることにつながります。
そのため、従来の価値観にとらわれすぎず、時代の変化に伴って柔軟に対応できる企業が多いといえるでしょう。
採用方式だけでなく、フレックスタイム制度や在宅勤務、リモートワークなど、社員のニーズに応じた柔軟な働き方を導入する企業が多いことも特徴です。
4年の2月から内定を獲得するためのポイント
4年生の2月になると、就職活動のために残された時間は少なくなります。
ここから新規に内定を獲得するためには、これまでの問題点をあぶり出して効率的に動かなくてはならないでしょう。
ここからは、2月から内定を獲得するためのポイントを紹介します。
これまでの就活を振り返る
2月まで就活を続けているにもかかわらず、1社も内定をもらえていない場合、これまでの就活に原因のある可能性が高いといえます。
内定がもらえない原因を明確にし、積極的に改善しなければ、2月からの就活で成功は難しいでしょう。
就職活動において回数を重ねても書類や面接の内容を改善できない場合は、これまでの就職活動を適切に振り返れていない可能性があります。
自己分析・エントリー・書類・面接のどこに問題があるのかを正しく認識し、その後の就活に活かしましょう。
志望企業の幅を広げる
年が明けても内定を獲得できない就活生に多い特徴として、有名企業や大手しか受けないことも挙げられます。
有名企業や大手は福利厚生や給与の面で中小企業よりも魅力的に見えますが、その分受ける人も多く競争率が高いといえます。
近年は中小企業でも福利厚生が充実している企業も多いため、就活に苦戦した場合は中小企業にも目を向けることがおすすめです。
企業の規模以外にも、これまでの志望業界や職種にこだわらず、視野を広げて企業を探すことが必要です。
エントリー数を増やす
2月以降の就活では残された時間が少なくなるため、練習よりも実践を通して就活力をつけることが重要です。
そのため、気になる企業を見つけたら積極的にエントリーし、就活力の向上と内定獲得を同時に狙いましょう。
第一志望企業だけに絞らず、妥協できる企業へのエントリー数を増やすことで、内定がもらえる確率も高くなります。
これまでは候補に入れていなかった企業についても再考し、経験を積んで書類や面接に慣れることをおすすめします。
自己分析を徹底する
面接よりも前の書類選考段階で落ちるケースが多い人は、自己分析の段階から準備をやり直すことがおすすめです。
自己分析は、企業の採用担当者に自分の長所や価値観を伝えるために必要不可欠な作業です。
自己分析をやり直すことで、企業に熱意が伝わる志望動機を書きやすくなるでしょう。
特に自分が働くうえで重視することや、その業界に興味を持ったきっかけを明確にし、伝えたいことを整理しましょう。
志望動機を作りこむ
書類で通っても、面接で落とされてしまう人もいます。
エントリーシートと面接の両方で重要になるものが、志望動機です。
説得力がある志望動機は、選考を突破するためには重要なポイントだといえるでしょう。
志望動機では、業界や企業に興味を持ったきっかけのエピソードを盛り込むとより好印象を与えます。
また、自分の経験や能力が企業のどのような業務で役立つかを具体的に考え、志望動機に盛り込むとよいでしょう。
ES・面接の対策をする
企業の採用担当者に魅力が伝わる応募書類を作るには、興味を持たせるための特徴的なエピソードを示すことが重要です。
選考時に面接まで進めない人は、エントリーシートが魅力的かどうかを確認しましょう。
また、面接は回数を重ねるほど上達するため、苦手な人は模擬面接での練習が重要です。
多くの企業にエントリーして面接の回数を重ねて経験を積むこともよいでしょう。
面接では、成功したことだけではなく失敗から学んだ経験も話すと、成長意欲を示せます。
2月に内定なしでも「REALME」を活用して挽回!
2月まで内定が獲得できず、就活の準備をやり直したい場合は、就職活動支援ツール「REALME」の活用がおすすめです。
「REALME」ではAIとの対話によって、自分では把握しにくい部分まで掘り下げた自己分析が可能です。
自分の強みと弱みを客観的に分析できる
「REALME」では、AI面接によって自身の強み・弱みを分かりやすく可視化できます。
これによって、通常の自己分析よりも客観的な分析が可能です。
自己分析が不十分で応募書類を作れない、面接で伝える自分の長所が分からない人は、「REALME」を用いて自己分析シートを作り、何を答えるとよいのかを洗い出すとよいでしょう。
AI面接で志望企業の内定を判定できる
「REALME」ではAI面接の結果から、現時点での志望企業の内定判定を割り出せます。
そのため、今その企業にエントリーしてよいのかを選考前に把握可能です。
また、内定を獲得するために自分の受け答えに何が足りないかを考える機会にもなります。
2月時点で内定が獲得できていない人は、参考にするとよいでしょう。
合格ライン就活生の回答が見られる
「REALME」では自身のAI面接データだけではなく、志望企業の合格ラインに達した就活生のデータも閲覧可能です。
2月まで内定をもらえない状態が続く人は、面接での回答が企業に合っていないといえます。
合格ラインの回答を参考にすることで、自身の不足点や問題点を把握し改善しやすいでしょう。
2月に内定なしなら対策を徹底して就活に臨もう!
大学4年生の2月になると、ほとんどの学生が内定を獲得します。
内定を獲得できなかった学生も、就職浪人や進学など、今後の方針を決めている場合が少なくありません。
方針が決まっていないと、焦ってしまう人も多いでしょう。
2月から就職活動を成功させたいときは、これまでの就活を振り返り改善することが重要です。
自己分析をやり直したい人は、「REALME」の利用がおすすめです。