役員面接を突破するためのポイントや対策方法について紹介します。合格率や一次、二次との違いのほか、よくある質問についても詳しく解説。役員面接で後悔しないためにも、本記事を参考に内定獲得に向けてしっかり対策しましょう!
役員面接とは?
役員面接とは、役員が面接官を務める選考のこと。選考の最終段階に実施されるケースが多く、上層部の経営陣や、社長などが面接を行います。
最終面接との違い
呼び方こそ違うものの、役員面接も実質的には最終面接であるケースがほとんどです。
いずれも最終的な採用の判断が行われる場であり、緊張感を持って面接に臨む必要があります。また、自分をアピールするラストチャンスなので、しっかりと対策して臨みましょう。
一次面接・二次面接との違い
一次面接や二次面接との大きな違いは、採用決定権を持つ上層部が面接官を担当することです。現場を担当している面接官とは業務内容も大きく異なるため、経営目線での質問や会話のやり取りが多くなるのが特徴です。
会社全体の経営戦略や社風、理念などを深く理解しておく必要があります。
役員面接の合格率は約半数
役員面接の合格率は企業によってさまざまですが、一般的には約半数程度であるとされています。また、これまでの面接を潜り抜けてきたライバルたちと戦わなければなりません。
「ほぼ受かる」「顔合わせ程度だろう」と思って臨むと失敗してしまうことがあるため注意しましょう。
役員面接でよくある質問5選
役員面接を突破するためには、質問対策が重要です。まずは役員面接でよくある質問をみてみましょう。
1. 自己紹介・自己PR
2. 志望動機
3. 入社後について
4. 同業他社との比較
5. 就活の進捗状況
それぞれ解説していきます。
1. 自己紹介・自己PR
自己紹介や自己PRは役員面接でも定番の内容です。場の雰囲気で緊張するかもしれませんが、これまでと同様に自信を持って臨みましょう。
役員はロジカルな会話を好む方が多いため、伝えたい内容を簡潔にまとめて伝えることがポイントです。自分の長所や強み、アピールポイントをしっかりと押さえて、わかりやすく伝えられるように練習しておきましょう。
2. 志望動機
一次面接や二次面接でも聞かれる内容ですが、役員面接では志望動機をさらに深掘りされる可能性があります。その企業でなければならない理由や競合他社との比較など、聞かれそうな内容はあらかじめ準備しておきましょう。
3. 入社後について
面接担当者は、入社後に就活生がどのような活躍をしてくれそうか関心を持っています。そのため、「入社後に挑戦したいことはありますか?」「入社後、希望の配属先はありますか?」といった質問はされやすいです。
入社後に取り組みたい業務や興味のある業務内容を調べて、熱意を持って話せるようにしておきましょう。OB訪問やOG訪問では先輩社員のリアルな話を聞けるので、チャンスがあれば社内の話を聞いてみるといいでしょう。
4. 同業他社との比較
同業他社との比較もよくある質問の1つです。同業種で複数の企業を受ける就活生が多いため、面接官にとっては自社への志望度の高さを見極める判断材料にもなります。
「〇〇社ではなく当社を選んだ理由は何ですか?」
「〇〇社と比べて、当社の強みと弱みを教えてください」
このような質問に対して、臆することなく答えられるようにしましょう。志望企業の強みと自分の長所、経験など、共通点を見つけておくと答えやすいです。
5. 就活の進捗状況
選考の最終段階となる役員面接では、就活の進捗状況について聞かれることがあります。内定状況や選考の本数については事実を伝えて問題ありませんが、その上で入社意志があることをはっきり伝えることがポイントです。
「御社を最も希望しています」「内定が得られれば嬉しく思う」など入社意思の強さを示しましょう。
役員面接で使える逆質問の例
役員面接では、逆質問が聞かれる場合がほとんどです。少なくとも3〜5個は用意しておきましょう。逆質問の例を以下にまとめたので、参考にしてみてください。
・御社のサービスについて、一番の魅力は何だと思われますか?
・競合のA社ではXX事業を始めたようですが、御社の事業展開にも変化はありますか?
・御社で働くにあたり、最も意識するべきポイントは何であると考えますか?
・御社で活躍している社員に共有する特徴があれば教えていただきたいです
役員面接の対策ポイント3つ
役員面接に向けて、対策すべきポイントをチェックしましょう。ここからは、役員面接の具体的な対策ポイントを紹介します。
1. これまでの選考を見直す
2. 志望動機を深掘りする
3. 入社後の活躍やキャリアプランを考える
それぞれについて見ていきましょう。
これまでの選考を見直す
これまでの選考過程の内容は、役員面接の面接官に引き継がれます。一次面接や二次面接と矛盾した回答をしてしまうと、「この学生は本当に入社したいのか?」と不信感につながるため注意が必要です。
適切な受け答えをするためにも、これまでの選考をしっかり振り返りましょう。一次面接や二次面接で面接官からアドバイスをもらえた場合は、改善点や対策ポイントを重点的におさらいしてみてください。
志望動機を深掘りする
役員面接では上層部の役員が面接官を担当するため、経営目線での質問が多くなります。また、採用するかの最終判断の場でもあるため、就活生が自社に対して本当に興味を持っているのか見極めたいと考えているでしょう。
一次面接や二次面接でも志望動機の作成は済ませているはずですが、改めて精査します。「入社後の目標は?」「なぜ同業他社ではなく当社なのか?」といったように、深掘りされそうな質問を予測して回答を準備しましょう。
入社後の活躍やキャリアプランを考える
入社意欲の高さを示すには、自分のキャリアプランと企業の特性を紐づけて伝えることが重要です。
事業内容だけでなく、志望企業のキャリアパスや研修制度などをくまなく確認し、入社後にどのように活躍できるのか、どのようなポジションで活躍したいかを考えましょう。
役員面接に関するよくあるQ&A
Q. 役員面接でほぼ内定は本当?落ちる可能性はある?
一般的に役員面接は最終面接を指すことが多く、最終面接の合格率は約半数程度であるといわれています。顔合わせ程度だと考える就活生もいますが、「役員面接=ほぼ内定」と考えるのは危険です。
Q. 役員面接でお礼メールは送るべき?
お礼メールを送るに越したことはありません。お礼メールが合否に直接関係することはありませんが、好印象につながる可能性があります。面接終了後〜当日中、遅くても翌日には送りましょう。
Q. 役員面接後の結果はいつ来る?
翌日〜1週間程度がおおよその目安となりますが、企業によってばらつきがあります。土日を挟む場合も珍しくないでしょう。まずは10日程度は待ってみて、あまりにも音沙汰がなければメールで問い合わせるのも1つです。
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役員面接は油断禁物!ポイントを押さえてしっかり対策しよう!
役員面接の対策ポイントを紹介しました。就活生の中には、「役員面接は意思確認」というイメージを持っている方もいるかもしれません。しかし実際には、落ちる可能性もゼロではないので、事前の対策が重要になります。本記事で紹介したポイントを参考に、役員面接の対策ポイントを押さえてしっかり準備しましょう。