独自調査:二次面接で聞かれる大半はガクチカ・志望動機
(ABABAの学生ユーザー50人へ独自にアンケート調査)
ABABAのユーザーへ行ったアンケート結果によると、二次面接で聞かれた質問として最も多くの学生がガクチカと答えました。
次いで志望動機、入社後の展望などを聞かれることが多いという結果が見られます。
これらの結果から、二次面接で求められる内容も基本は一次と同じだといえるでしょう。
ただし、一次面接よりも深掘りして答えることが要求される傾向にあるため、一次面接を突破したら、二次面接で同じことを聞かれても答えられるように返答内容を見直すことがおすすめです。
二次面接の目的とは?一次面接との違い
二次面接 | 一次面接 | |
通過基準 | 採用したい人物 | 合わない人物 |
質問 | 定型の質問 | 深掘り |
時間目安 | 20~30分 | 30分~1時間 |
面接官 | 人事・若手社員 | 現場の責任者 |
二次面接では、自社で求める人物像や志望者の思考など、一次面接よりも深掘りした質問が増えます。一次面接は会社に合わない人物を見極める目的であるのに対し、二次面接では「採用したい人」を見つけることを目的として実施することがほとんどです。
企業への理解度や志望度が高く、一緒に働きたい人材だと思ってもらえるように、面接対策をしっかりおこなうことを心がけましょう。
二次面接で聞かれること
1. 志望動機
二次面接では、志望動機を深掘りされるケースが多いです。「他業界ではなく、この業界を選んだ理由は?」「入社後、取り組んでみたい仕事はありますか?」など、より具体的な質問が想定できます。
ここで押さえておきたいポイントは、エントリーシートや一次面接と異なる回答をしないこと。事前情報と異なると、面接官から不信に思われてしまう原因にもなります。
2. 学生時代に力を入れたこと
次に二次面接で聞かれる質問は、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)です。「どのような困難があり、どうやって乗り越えたのか」「○○で学んだことを、入社後どのようにして活かしたいか」など、物事に対する考え方が見られます。
また、物事に取り組もうと思った理由やきっかけを聞かれることもあります。事実を述べるだけではなく、そこから見えてくる課題について深く考えておく必要があるため注意しましょう。
3. 長所と短所
次に二次面接で聞かれることが多いのは、自分の長所と短所です。この質問は、自分に対してどれほど客観的な目線を持てるかが大切になります。「なぜ○○を長所や短所と捉えましたか?」「ほかに長所や短所を教えてください」などの質問で深掘りされる可能性も。
自分で考えるのが難しいという人は、周囲の人や友達、家族に質問することで理解を深めるようにしましょう。言葉に詰まらないように、長所と短所も事前に見つめ直すことが大切です。
4. 入社後にしてみたいこと
二次面接のなかでも、とくに注意したい質問が「入社後にしてみたいこと」です。入社後のイメージができていないと、面接の場ですぐに思いつかない項目のひとつ。この質問だけで、企業への志望度の高さがわかるといっても過言ではありません。
事前に5年後、10年後のビジネスイメージを深めるようにしましょう。「当社でどうして○○のプロジェクトをしてみたいのですか?」「○○することで、当社にどのように貢献できますか?」など、目的意識を持っているかどうかもチェックされます。
二次面接で気を付けること
1. 志望動機をしっかり固める
面接官は、志望動機を質問することで、志望者の入社意欲や熱意を見ています。そのため、「企業に対してどのような観点で興味を持っているのか」「自分の経験や強みをどの業務で活かしたいか」を明確にすることが大切です。
2. 一次面接との一貫性
一次面接やエントリーシートの回答と、二次面接での回答に一貫性を持たせましょう。考え方や見方がズレていると、面接官から「うちの企業は第一志望ではなさそう」「志望度が低い」と思われてしまいます。 二次面接を突破して最終面接などに進むためにも、必ず発言には一貫性を持たせることが大切です。
3. 自分の強みをしっかりアピールする
二次面接では、「自分のことをどれほど客観視できるのか」が問われます。仕事をするなかで、自分という存在がどのように能力を発揮できるのかを、しっかり面接官にイメージされることが大切です。短所を述べるときは、裏返せば長所にもなるというように、克服する姿勢を見せるようにしましょう。
二次面接で喜ばれる逆質問
1. 仕事内容の深堀り
逆質問も、企業に対する熱意や意欲を伝えられるアピールの場です。「第一線で働いている人たちの共通点」「入社する上で身につけておくべきスキル」など、仕事内容に直結する質問をしましょう。
面接官も企業で働いている従業員の一人。純粋に気になっていることを質問して、ホームページや説明会では得られない情報を聞き出すことも大切です。
2. 社風の特徴を前向きに知る
面接の場で、より社風を前向きに知るために、面接官の方から見た社風や特徴を聞き出すのもよいでしょう。ただし、企業研究をすればわかる情報は聞かないようにしてください。説明会やホームページに掲載されている内容を質問してしまうと、企業研究ができていないと思われてしまいます。
面接の場でしか知り得ない情報を聞き出すことが大切です。
二次が最終面接の場合における対策
多くの企業で一次面接・二次面接・最終面接と3回以上の面接を行いますが、面接が2回の企業もあります。
二次面接が最終面接の場合、少ない返答で存在感を示さなくてはならないため、通常とは異なる対策が必要なこともあるでしょう。
ここでは、二次面接が最終となる場合の対策を紹介します。
- 一次面接と一貫性を持たせつつ、深掘りした回答をする
- 具体的な入社後のプランを立て、聞かれたら答えられるようにする
- 企業理解を深め、理念や方針に沿った回答を用意する
二次面接が最終面接の場合、通常の二次面接で聞かれる事項に加えて、最終面接で聞かれるような踏み込んだ質問もされる可能性があります。
どのような質問をされてもあせらず答えられるように、一通りの質問についてシミュレーションするとよいでしょう。
ほぼ内定?二次面接の合格・不合格のサイン・フラグ
面接官の様子や質問内容によっては、二次面接が終わる前に次の選考に進めるかを察せることもあります。
一般的に、面接時間が長いと合格の可能性が高く、短いと不合格の可能性が高いとされます。
また、二次面接の質問で、具体的な入社後についての質問がされる場合は合格の可能性が高いといえるでしょう。
その一方で、逆質問の時間が設けられない場合は不合格の可能性が高いという情報もあります。
面接中は最後まであきらめず、落ち着いて質問に答えましょう。
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2回まではチケットなしで面接に挑戦できるため、自分の言葉で答えた後、模範回答をもとに添削してもう一度挑戦してもよいでしょう。
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二次面接で聞かれることに十分な対策をしよう
この記事では二次面接で聞かれることの多い質問や、気を付けること、逆質問について紹介しました。一次面接の回答と一貫性がないと、企業から不安に思われて不採用に繋がってしまう可能性があります。二次面接の前に本記事を参考にして、聞かれることや逆質問への対策を練って、万全な状態で挑みましょう。