「アクセンチュアって倍率が高くて自分じゃ本選考突破は難しいかも……」
そうお悩みの就活生の方向けに、実際にアクセンチュアの本選考を突破し、内定を獲得した25卒の方にインタビューをおこない、選考突破のコツや内定獲得のための対策方法を伝授していただきました!
これからアクセンチュアを受ける方や、アクセンチュアを志望している方必見の内容となっておりますので、本記事を見ながらアクセンチュア本選考突破のための対策を進めてみてくださいね。
アクセンチュアの本選考体験談を教えてくれた方
- 25卒
- 関関同立
- 学生団体
- スキーサークル
- 社会学系ゼミ
- 広告をメインに就活
アクセンチュアで話していたガクチカ・志望動機
アクセンチュアのガクチカ
私が学生時代に力を入れたことは、塾でのアルバイト経験で、偏差値36の高校生を8か月間で偏差値60を超える大学に合格させたことです。持っていた生徒は基礎学力の不足が原因で成績が伸び悩んでおり、まず私は彼の弱点を徹底的に分析しました。その上で、基礎を固めるための個別プログラムを作成し、段階的な学習を徹底しました。また、志望校のレベルに逆算した学習計画を立て、日々の進捗を細かく管理しました。生徒が理解できない部分があれば、根気強く説明を繰り返し、少しずつ学力を積み上げるサポートを行いました。結果として、彼は偏差値を20以上上げ、志望校に合格することができました。この経験から、個別に対応する柔軟な思考力と、結果にコミットする力を培うことができました。
アクセンチュアの志望動機
私がアクセンチュアを志望する理由は、高い課題解決力を通じて企業の抱える複雑な問題を解決し、社会に貢献したいからです。塾でのアルバイト経験を通じて、偏差値36の生徒を8か月で偏差値60を超える大学に合格させた実績があります。そこで学んだのは、課題の本質を見極め、基礎から計画的にアプローチすることの重要性です。生徒の基礎力不足に焦点を当て、逆算した学習計画を立て、日々の進捗を管理することで、着実に成果を上げました。この経験を通じて培った問題解決力を、より多くの企業に貢献するために活かし、複雑なビジネス課題にも柔軟に対応できるコンサルタントとして成長したいと考えています。
アクセンチュアの選考フロー
アクセンチュアの選考フローは以下の流れで実施されます。
- ES・webテスト
- グループディスカッション(GD)
- 1次面接
- インターン
- 最終面接
アクセンチュアのES・webテスト
「インターンで得たいこと学びたいこと」「チームの一員として意識していること、これがチームにどのような価値提供をしたか」の2つの設問をそれぞれ400字程度で回答。
webテストはwebでの受験形式で玉手箱。
アクセンチュアのグループディスカッション(GD)
議論の時間は20分程度で発表は1分。6人程度の人数でおこなわれる。「各業界のメーカーの売上を上げるための施策を考える」など、議論の議題はグループによって異なる。
アクセンチュアの1次面接
シニアマネージャークラスの社員が面接官。
ケース面接30分、通常面接30分の計1時間。
1次面接は、学生と面接官1対1でおこなわれる。ガクチカや志望業界、就活軸など基本的なことが多く聞かれる。
ケース面接は、「今の日本の世帯年収が○○万円で、大学に通う費用が○○万円という現状がある中で、どのように大学進学率を上げるか」などを定量的に問われる。また、自身の施策に対しての深掘りもある。
アクセンチュアのインターン
朝から晩までの3days形式。6人程度のメンバーと、ある議題に対して3日間議論し、施策まで出す。各グループに一人メンターの社員がつき、適宜サポートや面談がある。
アクセンチュアの最終面接
シニアマネージャークラスの社員が面接官。
社員と学生、1対1で面接時間は30分程度。
業界志望理由や会社の志望理由など基本的な質問が多く聞かれ、最後に逆質問の時間も設けられている。
アクセンチュアのES
アクセンチュアのES 設問①
インターンで得たいこと学びたいことを教えてください(400字以内)
高い課題解決力を身に付け、企業の抱える難問を解決したいと考えていたため、課題解決力のノウハウを学びたいことを記載しました。
塾でのアルバイトで、偏差値36の生徒を8か月で偏差値60超えの大学に合格させた経験を強みの原体験として触れました。打ち手としては、その生徒さんは基礎力不足が原因で偏差値が伸び悩んでいたので、基礎を徹底的に教え、逆算した勉強計画を立てたことを記載しました。そういった塾アルバイトの経験を活かして、他社に貢献できるコンサルティング業務に興味を持ったと末尾には書いていました。
アクセンチュアのES 設問②
チームの一員として意識していること、これがチームにどのような価値提供をしたか(400字以内)
「高い目標を提示しチャレンジできること」「目標達成のために立場を超えた主張ができること」という2つの提供価値を記載しました。
1つ目に関しては、学生団体で新歓の活動をしていた際に、6人から20人程度まで会員を増やした施策について触れました。具体的には、「週に一回は新歓をおこなう」「SNSアカウントを毎日運用する」この2つを打ち手として挙げました。
2つ目に関しては、より良い組織運営のために、先輩に対して自分の考えを言い、組織の風通しを良くしたことについて記載しました。
アクセンチュアのGD(グループディスカッション)
アクセンチュアのGD(グループディスカッション)の内容
「飲料メーカーの売り上げを伸ばすための施策」がテーマでした。メンバーは6人で男女は半分半分。3年生の8月に実施されたものでしたので、GD対策をしていない人もいましたが、全体的にレベルが非常に高かったです。
また、自身の手元でメモを取る必要があり、クラウド上のドキュメントなどの使用が禁止されていたため、意見を集約するのが大変でした。一人社員の方がいましたが、議論に参加することはせず、学生のことを評価するためにいるという感じでしたね。
アクセンチュアのGD(グループディスカッション)の対策方法
他のアクセンチュア志望の学生をオープンチャットなどで募り、GDの練習をしていました。アクセンチュアは選考で一貫して協調性を見ている、という話を聞いていましたので、練習の際にも協調性をアピールできるよう心がけていました。
実際に本番のGDでは、ファシリテーターで周りの意見を汲みながら実施することができたので、練習の効果がしっかりと出ていたのではないかと考えております。
アクセンチュアの1次面接
アクセンチュアのケース面接
ケース面接は約30分間行われ、具体的なテーマに沿って考えを展開するものでした。今回のお題は「現在の日本の世帯年収と大学進学率の関連性を考え、その状況下で大学進学率を上げるにはどうすべきか」というものでした。私は、日本の課題として「経済的な理由で塾に通えない子供が多い」という点に注目し、学校内で共通テスト対策の講習を実施するという提案をしました。
その後、面接官から「どのくらいの学生がその講習に参加すると思うか?」と問われ、自分の通っていた高校の実際の状況を思い出しながら、その規模感について回答しました。
アクセンチュアの通常面接
面接の全体時間は約20分と比較的短く、自己紹介から始まり、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)、志望業界や就活の軸について質問されました。
私が話したのは、学生団体での人数拡大に取り組んだ経験です。面接官からは「どんな施策を行い、その施策を選んだ理由は何か」といった深掘り質問があり、施策の実行プロセスやその結果をかなり深掘りされましたね。施策が実際にどのような成果を上げたかが重視されていると感じました。
また、志望業界に関する質問では、コンサル業界だけでなく、他業界のインターンにも参加していることを説明し、幅広い業界理解を深めながらコンサル業界を志望している姿勢をアピールしました。
アクセンチュアのインターン・インターン優遇
アクセンチュアのインターンに参加した感想
3日間のオンラインプログラムで、チームごとに日本の県を選び、その県の復興策を提案するというものでした。私のチームは6人で構成され、メンバーは早慶上理、旧帝といった名だたる大学の学生たちでした。全体的に議論は淡々と進み、和やかな雰囲気というよりは真剣に皆さん進めている感じでしたね。インターン中は、女性のマネージャーがメンターとしてチームに付き、2回ほどフィードバックや質問の時間が設けられました。
正直なところ、院生や専門分野の知識が豊富なメンバーに囲まれ、自分がこのレベルに付いていけるのか不安に感じました。しかし、チームの中で自分が貢献できるポジションを見つけ、臨機応変に対応することで乗り越えることができたのは、経験としても大きかったです。
アクセンチュアのインターン優遇
参加者全員が貰えることはなく、優秀者のみに来ると聞きました。また、チーム全体の成果物が良ければ、そのチーム全員に来ると聞きました。
アクセンチュアの最終面接
最終面接は、40代のシニアマネージャーの男性との1対1で行われました。面接時間は約30分間で、自己紹介から志望動機、長所について聞かれました。自己紹介と志望理由は合わせて3分程度で簡潔に話しましたが、深掘りされることはありませんでした。
その後、自分の強みを3つ聞かれたため、以下のように述べました。1つ目は「行動力」で、学生団体での活動を通じて企業に積極的にアプローチしていた経験を挙げました。2つ目は「好奇心旺盛」で、幼少期に様々な習い事に挑戦していたことから、多様な興味を持ち続けている点を強調しました。3つ目は「計画性」で、大学受験時に最後までE判定だったにもかかわらず、逆算して計画的に学習を進め合格に至ったエピソードを語りました。
- 学生団体で培った行動力
- 好奇心を持って物事に挑戦できる力
- 大学受験時に培った計画性
さらに、自分のビジョンとして「企業にも消費者にもわくわくを届けたい」と述べ、最近わくわくしたAI技術として大阪での顔認証システムを紹介しました。
アクセンチュア内定までの流れ
面接結果の通知方法
3週間後にメールで通知がきました。早期選考の人全員が選考が終わるまで結果が出なかったため、時間がかかったのだと思います。
内定承諾はしたか?その理由は?
内定は承諾しました。当初、広告をメインで見ていましたが、アクセンチュアも広告事業を展開していることを知り、広告以外にも様々な領域にチャレンジできるアクセンチュアを最終的に選びました。
選考全体を通しての感想
まず感じたのは、簡潔に話すことが求められているという点でした。しかし、どうしても話が長くなってしまい、要点をまとめるのに苦労しました。
また、他社の選考とは異なり、一般的な質問が少なかったことが印象的でした。特にAIに関する質問など、想定していた面接の質問からは大きく外れた内容が出てきたことが驚きでした。準備していた回答だけでは不十分だと感じ、瞬時に自分の考えをまとめて伝える力が求められていると実感しました。
アクセンチュア選考突破のコツ
アクセンチュアの選考を突破するためのコツ
アクセンチュアの選考では、簡潔かつ的確に自分の考えを伝える力が重要です。面接では要点をまとめることが求められ、話が長くなりすぎると評価が下がる可能性があります。事前に、自分の経験や強みを短くまとめられるよう練習することがポイントです。
また、一般的な質問ではなく、AIに関する質問のように想定外のテーマが出てくることもあります。そのため、幅広い知識を持ち、柔軟に対応できる準備をあらかじめしておくことが大切です。
アクセンチュアを受ける人へのアドバイス
アクセンチュアの選考を受ける際は、単に準備された回答を用意するだけでなく、臨機応変に対応するスキルが求められます。特に技術やAIといったトピックについては、基礎的な理解を深め、思考力を磨くことが効果的だと思います。
また、自己PRや志望動機は簡潔かつ要点を押さえた表現で伝えることを意識しました。アクセンチュアは、多様な視点やスキルを持った人材を求めているため、自分自身の強みを具体的なエピソードで示すことで選考突ができるのではないでしょうか。
まとめ
アクセンチュアの選考突破には、簡潔に自分の考えを伝える力と柔軟な思考力が重要です。特に、選考では想定外の質問やテーマが出ることもあるため、幅広い知識を持ち臨機応変に対応できる準備が必要です。
本記事で紹介した内定者の成功事例や対策法を活用し、自分の強みを最大限にアピールできる準備を進め、アクセンチュアに内定できるようにしていきましょう!
就活で最終面接まで進んだなら『ABABA』を活用できる!
最終面接を受けた場合は、スカウト型サービス『ABABA』を活用しましょう。魅力的なポイントは以下の3つです。
- 大学3年に就活を頑張った過程が評価される
- スカウトの94%はESや選考がカットされる
- 通知がLINEに届く
大学3年に就活を頑張った過程が評価される
『ABABA』は就活の過程そのものを評価してくれるため、大学3年生からの頑張りがしっかりと認められます。たとえ最終面接で不採用になったとしても、その経験や実績が他の企業にアピールされるため、これまでの努力が無駄になりません。
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スカウトの94%はESや選考がカットされる
『ABABA』では最終面接まで進んだ過程を評価してくれるため、スカウトの94%がESや一次面接といった選考フローをカットしています。最初から選考を受ける必要がなくなり、手間が省ける点が魅力です。
また今まで知らなかった業界や企業に出会える機会が増え、自分の視野を広げるきっかけにもなるでしょう。
通知がLINEに届く
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LINEを使い慣れている人であれば操作性もわかりやすく、始めやすいのもポイントです。堅苦しいやり取りやメールの内容を考えるのが苦手という人にもぴったりと言えるでしょう。