志望動機の締めくくりは大切である一方、「適切な文章が分からない」「無難な言葉を並べてしまう」など、作成に悩む就活生が多いでしょう。
本記事では、志望動機の締めくくりが大切といわれている理由や、面接官へ好印象を与えるためのコツ、作成する際の注意点などを詳しく解説します。
「REALME」ならAI面接で自分の能力を定量的に評価してくれるため、自身の強みや弱みを客観的に把握できます。志望動機の締めくくりで自分の能力を効果的に伝えられれば、選考突破へ近づくでしょう。
志望動機の締めくくりが重要な理由
なぜ志望動機の締めくくりが重要とされているのでしょうか。
志望動機の締めくくりで期待できる効果やメリットなど、重要といわれている理由を解説します。
熱意を伝えられる
志望動機の締めくくりは、この企業でしか実現できないことや、達成したい目標など、熱い気持ちを伝える絶好の機会です。志望動機の締めくくりは採用担当者や面接官の記憶に残りやすいため、印象に残るようなアピールをすれば、効果的に熱意を伝えられます。
アピールしたい思いや熱意を念押しすることで、今まで述べたエピソードに説得力が増します。そのため、自分が働いている姿を想像してもらいやすくなるでしょう。
論理的思考力のアピールになる
締めくくりの文章は、熱意を伝えるだけでなく、これまで述べた志望動機の一貫性を示す効果があります。自身の経歴や考えをまとめ、結論へ導ける論理的思考力をアピールするチャンスです。
論理的思考力は企業で働くうえで重要な能力です。志望動機の締めくくりを論理的に説明できる人は、優秀な人材であると判断してもらえるでしょう。
面接官の記憶に残りやすい
人間は、最初に認識したものよりも、最後に与えられた情報の方が記憶に残りやすいといわれています。志望動機の全体的な印象は、締めくくりによって左右されるといっても過言ではありません。そのため、志望動機はしっかりと力強く締めくくることを意識しましょう。
締めくくりが尻すぼみになると、面接官の記憶に残りにくくなります。志望動機の評価が総合的に下がるかもしれないため、面接前に確認を徹底しましょう。
志望動機の締めくくりで好印象を残すコツ
志望動機の締めくくりが良ければ、就活生は面接官に好印象を与えることができ、選考突破が期待できます。一方で、どのように締めくくればよいのかが分からない人も多いでしょう。
ここでは、面接官へ好印象を残す志望動機の締めくくり方を具体的にご説明します。
前向きな表現で伝える
志望動機の締めくくりは、前向きでポジティブな内容にしましょう。
例えば、「未経験ですが」や「初めての業務に不安もありますが」など、ネガティブな表現は控え、自信や意欲の高さを重点的に伝えることが大切です。
企業は自社に貢献できる前向きな人材を求めています。そのため、「いち早く貴社の即戦力となるよう精進してまいります」や「◯◯の実現を目指して主体的に行動します」など、明確な目標を述べると印象を強く与えられるでしょう。
具体的な内容にする
志望動機の締めくくりは、入社後に自分がどのような活躍をするかをイメージしてもらうために、具体的な内容を伝えることがおすすめです。具体的な思いや目標を伝えることで、面接官へ熱意を印象づけられるだけでなく、「この人ならうちで活躍してくれる」と感じてもらえます。
以下の例文を参考にして、自分にとって最適な志望動機の締めくくりを考えましょう。
- 営業成績で1位を目指し、率先して行動します
- 当事者意識をもち、入社後2年以内に◯◯プロジェクトを達成します
- SNSマーケティングを活用して◯◯部門の売上1位を目指します など
個性をアピールする
志望動機の締めくくりでは、自分らしさや独自性をもたせると面接官へ効果的にアピールできます。
例えば「営業を頑張ります」や「成績向上を目指します」など、漠然としたアピールは面接官の印象に残りにくいでしょう。
「剣道部で培った忍耐力を活かし、絶対に諦めない気持ちで業績向上を目指します」と独自性をもたせて述べると、自分らしさをアピールできます。
これまでの経験や継続してきたことを盛り込んだうえで、貢献できる内容を具体的にアピールすれば、自然に説得力が生まれて面接官へ納得感を与えられるでしょう。
志望動機の締めくくりの注意点
志望動機の締めくくりには、なるべく避けた方がよい言い回しや表現がいくつかあります。
ここでは、志望動機の締めくくりを作成する際の注意点を説明します。
不要な定型文は避ける
「よろしくお願いします」や「頑張ります」などありきたりな言葉を使う人も多いでしょう。
しかし、ありきたりな言葉や定型文だと、具体的な意欲、目標が伝わりにくいです。
また、オリジナリティのない表現は他の就活生と差別化が図りにくく、面接官の印象に残りません。一文一文にきちんと意味をもたせて、自分の考えや意志が明確に伝わるように表現しましょう。
誇張・謙遜した表現を避ける
企業への熱い気持ちを伝えるために、志望動機の締めくくりに根拠のない誇張をしてしまうおそれがあります。
例えば「すべての人と」や「どのような〜でも」などの言葉は、一見活躍できそうに聞こえる一方で、極端な表現で信憑性が低く、印象を悪くしてしまいます。
面接官に無謀な印象を与えるほか、具体的な過程を考えていない人だと思われないように、志望動機の締めくくりは実行可能な目標を具体的に示してください。
また、よい印象を与えたいからといって、自分のことを謙遜しすぎてしまう人もいるでしょう。あまり謙遜しすぎてしまうと、面接官から自信がない人に見られたり受け身な人と思われたりします。自分の強みや目標をしっかり伝え切ることが大切です。
志望動機の締めくくり例文
面接官へよい印象を与えたい一方で、具体的な締めくくりの文章が思い浮かばず悩む就活生も多いでしょう。志望動機の締めくくりには、入社後どのように活躍するかを具体的に書くことが大切です。
以下の例文を参考に、自分の締めくくる文章を考えてみましょう。
<例文1>
貴社の企業理念である◯◯を大切にし、◯◯部で培った継続力や忍耐力を活かして、貴社の戦力となるよう努力してまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。
<例文2>
貴社の経営理念「◯◯◯」に重きを置き、◯◯部において1日でも早く即戦力となり、貴社の期待に沿えるよう精進してまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。
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志望動機の締めくくりで自分の強みを具体的に表現するためには、「REALME」のAI面接がおすすめです。AI面接を行うことで客観的な自己分析に役立てられたり、志望企業の合格ラインに達した学生の面接内容が確認できます。「REALME」を活用し、企業に好印象を残す志望動機を作成しましょう。
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志望企業に受かるための最適なアピール方法が分かる
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志望動機の締め方を意識して選考を突破しよう
志望動機の締めくくりは、志望動機全体の印象を左右します。
志望動機の締め方を意識することで、面接官に熱意や論理的思考力をアピールできます。また、志望動機の最後に、企業への熱意や入社後の目標などを伝えることで、他の就活生と差別化が可能です。
志望動機を作成する際は「REALME」の活用をぜひ検討してください。自分の強みを客観的に把握し、面接官に好印象をのこせる志望動機を作成しましょう。