志望動機のNG例!注意するワードも紹介

志望動機 ng 例

志望動機では、「給与や待遇面の良さ」や「大企業で働きたい」など、例えそれが志望する本当の理由だとしても、企業側に伝わるとよくない志望動機が多くあります。

本記事では、志望動機におけるNG例や、よくあるNGワードをご紹介します。NGワードを考慮し、採用担当者に好印象を与える志望動機を作成しましょう。

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もくじ

志望動機のNGワード

志望動機の作成する際、「このワードを伝えたら印象が悪くなるのでは」と不安になる就活生が多いです。以下では、志望動機で避けた方がよい4つのNGワードをご紹介します。

待遇に関するワード

「魅力的な給料」や「充実した福利厚生」など、待遇面を評価するワードは控えましょう。待遇面で自社を選んだ人物と見られ、企業側への印象が悪くなります。

また、待遇に関するワードや評価を示すと「条件がよければ自社以外の企業でもよいのでは」と考える採用担当者が多いです。給与や福利厚生について触れることはおすすめしません。

会社の規模に関するワード

志望動機が企業の規模や知名度が理由の場合でも、それを志望動機で伝えることはNGです。
企業を選ぶにあたって、知名度を意識することは自然なことでしょう。しかし、それをそのまま伝えると、企業側は「大企業であれば他の会社でもよいのでは」と考えてしまいます。

会社の規模について触れると、知名度を意識する人物として見られるだけでなく、熱意や目標がないといった悪い印象を与えかねません。

「イメージだけで自社を選んだのでは」と思われる内容や、会社の規模に関するワードは控えましょう。

受動的なワード

「貴社で成長したい」や「スキルを身につけたい」などは、一見意欲を感じるワードです。一方で、これらは受け身であることを主張しています。そのため、主体的に行動できない人物だと見られ、印象を悪くするでしょう。

企業のほとんどが、自発的に行動できる向上心の高い人材を求めています。

志望動機では、成長意欲があっても受け身と思われるワードは控え、積極性をアピールしましょう。

転職を前提にしたワード

将来的に、独立や起業を前提にした就職先を見つける人も多いでしょう。一方で企業側は、自社で長く働き続けてもらえる人材を求めています。

いつか転職することが分かっている人物をわざわざ採用したいと考える企業は少なく、短期間で新たな人材を募集することは避けたいでしょう。

起業や独立のために志望したとしても、志望動機で伝えることはNGです。スキルを身につけたらすぐに辞めてしまう人物だと思われ、悪い印象を与えます。

志望動機のNG例6選

志望動機は、志望理由と事業内容に一貫性があり、採用側が納得できるアピールを行うことが大切です。一方、志望動機と事業内容が矛盾し漠然としていると、信憑性が低く採用担当者の印象に残りません。ここでは、採用担当者への説得性が欠ける志望動機のNG例を例文と合わせてご紹介します。

実体験がない

実体験のない志望動機は抽象的で具体性がなく、説得力を感じられないでしょう。

以下の例文を参考に詳しく解説します。

「貴社は先端技術の一歩先をいく企業であり、革新的なアイデアで世界を変えると信じています。そのような会社で働くことが、私の夢です。」

企業への憧れや働く意欲を語る志望動機は熱意を示せるため、企業側にとって魅力的に見えるでしょう。一方で、実体験に基づかない内容の場合、説得力に欠けて評価されにくいといえます。

どの会社にも当てはまる

志望動機を伝える際に「なぜ自社を志望したか」「自社でなければできないこと」を明確にアピールできなければ、企業側はマイナスな印象を抱いてしまうでしょう。

以下の例文をご覧ください。

「私は製品の提供を通して社会に貢献したいと思い貴社を志望しました。また、貴社の理念に共感し、人々の生活を豊かにしたいと考えています。」

この例文では、「社会貢献」や「企業理念」など、どの企業でも当てはまる志望理由を述べています。しかし、内容が漠然とし、事業で具体的に何をやりたいのかが分かりにくいです。このアピール文で企業側を納得させることは難しいでしょう。

自分の希望理由のみ

志望理由に企業の支援による資格取得や自己成長を述べた場合、主体性や積極性が感じられず悪い印象を与えてしまいます。

以下の例文を参考にして、考察しましょう。

「貴社での実務経験を通して自身のスキルを1日でも早く高め、ゆくゆくは◯◯士の資格を取得したいと考えております。」

例文のように、キャリアアップや個人的な目標達成を目指すアピールは、会社への貢献ではなく、企業を利用して成長したい人物だと捉えられてしまう可能性があります。

志望理由では、企業側が有益でないものや、自分自身の目標や希望を述べることなどは控えましょう。

地理的な理由

通勤にかかる時間や距離は、できるだけ少ない方がよいと思う人が大半である一方、志望動機に述べることはおすすめできません。

以下の例文を使ってその理由をご説明しましょう。

「自宅からの距離が近いので通勤時間の負担が少ない分、事業に集中でき、充実した日々を過ごせると考え貴社を志望しました。」

この例文のように、志望先を選ぶ基準が個人の利便性の場合、企業よりも便利さを優先する人物と見られる可能性があるでしょう。事業への熱意や貢献意欲をアピールしていないため、企業側から「自社の魅力が伝わっていない」と捉えられてしまいます。地理的な理由だけを述べると悪い印象を与えてしまうでしょう。

自分の強みと仕事内容が結びつかない

自分のやりたいことが事業内容と一致しない場合、矛盾や疑問が生じて採用担当者に不信感を与えてしまいます。

以下の例文を参考にして考察しましょう。

「学生時代に参加した貧困国へのボランティア活動を通して、人々が安心して暮らせる場所をつくり、社会に貢献したいと考えました。貴社の支援プロジェクトで自分の能力を広げ、貧困撲滅を目指して努力します。」

自身の体験を通してやりたいことを見出し、主体的な行動と結びつけた志望動機である一方、企業は営利組織であり、社会貢献のみが事業目的ではありません。企業への利益よりも社会貢献のために働くと捉えられてしまうでしょう。

自分の強みと事業が一致しない志望動機は、夢や目標をアピールするだけで企業側の印象に残りません。

消費者目線

企業の商品やサービスが好きだということだけを志望動機にしてしまうと、企業への貢献性よりも消費者としての目線を優先してしまうことをアピールしてしまいます。

以下の例文をご覧ください。

「日頃から愛用する貴社の製品をより多くの人に広め、貴社の品質のよさを1人でも多くの方へ体感してもらいたいです。」

例文は、企業製品のよさを広めたいという意欲が感じられます。一方で、志望度の高さや熱意、自社とのマッチ度が分かりにくいため、企業側は評価しにくいといえます。

企業は提供者目線で「ファンを生み出す人」や「価値を提供する人」を求めています。消費者目線のアピールは控えましょう。

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志望動機のNGワードを避けて好印象を残そう

企業側へ好印象を残すためには、NGワードを避けた志望動機を作成しましょう。「なぜその企業を志望するのか」や「事業でどのような取り組みをするか」など、自身のエピソードを盛り込み具体的に伝えることが重要です。「REALME」のAI面接を活用し、NGワードを考慮し、矛盾や疑問が生じない一貫性を持たせた志望動機を作成しましょう。

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