集団面接の入退室マナーが知りたい!流れやマナーのポイントを解説します

就活面接の多くは個人面接ですが、一部の企業では集団面接を実施します。志望企業の面接が集団形式だった場合、対応方法が分からない人も多いでしょう。

今回は、集団面接における入退室のマナーや全体の流れ、注意点などを紹介します。

面接を控えている人は参考にしてください。

もくじ

集団面接の意味

集団面接は、個人面接と異なり複数人で受ける形式の面接です。

個人面接に比べて、他の就活生と比較されやすく、対策が難しいでしょう。

また、個人面接が得意な人でも、一緒に面接を受ける就活生のペースに飲まれることがあるため、失敗する可能性もあります。

集団面接は一人のアピール時間が少ないため、短い返答で相手に好印象を残せるかが重要です。

集団面接の流れとポイント

集団面接は個人面接と比べ流れや雰囲気が異なります。そのため、集団面接の流れを把握していない人もいるでしょう。

ここからは、集団面接の流れと、要所で抑えるポイントについて紹介します。

集団面接を受ける可能性がある人は確認しましょう。

1受付

面接会場に着いたら受付で手続きを済ませます。

受付に挨拶をし、自己紹介と来訪目的を告げて担当者の呼び出しを依頼します。

時間ギリギリに到着するのではなく、指定時間の10分前までに着くようにしましょう。

なお、あまりに早く到着して受付を済ませるのもマナー違反のため注意が必要です。

コートや上着を着用している場合は、社内に入る前に脱いでおくことがマナーです。

建物に入る前に、身だしなみを整えましょう。

2待機

受付で要件を伝えて必要な手続きを済ませたあとに、待機場所へ案内されます。

このとき知り合いがいたとしても、他の学生と話すことは基本的に控えましょう。

待機場所にいる段階から携帯電話の使用を禁止されることが多いです。

この段階から選考は始まっていると考え、携帯電話をはじめとした電子機器は電源を切ることが望ましいといえます。

面接時間になったら、待機場所から面接室へ案内されるため、案内に従って移動しましょう。

3入室

案内されたら、順番に面接室へ入りましょう。

入室の際は、先頭かそれ以降かでマナーが変わります。

先頭の場合は、扉をノックして返事があったらドアを開けます。

扉のノックは基本的に3回にしましょう。

2番目以降の人は、順番に失礼しますと挨拶し、一礼してから入室します。

最後に入室する人が来て指示があるまで、椅子に座らないことがマナーです。

最後尾の場合は、ドアを閉めてから挨拶し、入室しましょう。

4着席

入室後、挨拶が終わったら、準備された椅子の前に立ち、全員が揃うのを待ちます。

面接官からの指示があれば、着席しましょう。

着席するときは、足は閉じ、手は膝の上に置きます。

カバンは周りの人の邪魔にならないように、椅子の横に置きましょう。

傘を持っている場合は、先端が面接官側にならないように他の荷物の横に置きます。

上着がある人は椅子にはかけず、畳んだままバッグの上に置きましょう。

椅子に座るときは深く腰掛けず、背もたれにもたれないようにします。

5面接

全員が着席し、準備が整い次第開始します。

集団面接は一人に割ける時間が短いため、回答の時間を指定される場合が多いといえます。

時間をオーバーして答えると印象が悪く、他の就活生の迷惑になるため、指定内容は守りましょう。面接中は、ほかの人の話に耳を傾ける姿勢も好印象です。

全員への質問が終わると終了、もしくは逆質問に移ります。

6逆質問

逆質問は、必ずあるとは限りませんが、機会があった場合は面接官に自分を印象付けるチャンスです。逆質問は挙手制で、聞きたい人が聞く形式の場合と、順番に全員が質問をする形式の場合があります。順番の場合は、指定時間を守って端的に聞きたいことを質問しましょう。

挙手制の場合は、積極的に手を上げて質問すると好印象です。

どちらの形式でも、他の学生と同じ質問はしない方がよいとされます。

聞こうと思っていた質問を先にされたときのために、質問は複数用意することがおすすめです。

7退室

退室時は、起立して「ありがとうございました」と挨拶して一礼します。

協調性を示すために、他就活生と合わせて行動しましょう。

出るときは扉の前で再度挨拶し、扉に近い人から順に退出します。

最後に出る場合は扉を閉めましょう。

扉を閉めるときは、大きな音が鳴らないように気を付けて閉めます。

退室後も気を抜かず、廊下で他就活生との雑談や、建物内で携帯の電源を入れることは避けましょう。建物を出るまでは、選考に関わる人に見られている可能性があるためです。

集団面接での注意点

集団面接は、個人面接にはない注意点がいくつかあります。

ここからは、集団面接を受けるときの注意点について3つ紹介します。

身だしなみのチェックをする

集団面接のときは待機場所に着く前に、身だしなみを確認しましょう。

就活生側が複数だからこそ、面接官からの第一印象は重要です。

マナーが悪い就活生は悪目立ちします。道中で髪や服装が乱れていないかを事前に確認しましょう。オンライン面接の場合でも、身だしなみは重要な選考ポイントだといえます。

面接官に見られやすいポイントとしては、以下があります。

・スーツやシャツの汚れ

・ネクタイ

・髪型の乱れ

・靴の汚れ

・ひげ・メイク

他の就活生に流されない

集団面接は複数の就活生が同じ部屋で面接を受けます。そのため、他の就活生に流されないようにしましょう。

特に、間違ったマナーの人に流されると、自分自身の印象も悪くなる可能性があります。

自分が用意した回答に自信を持ち、予定通りに答えられるようにしましょう。

ほかの人の回答に影響されて急に回答を変更すると、まとまりがない回答になる可能性があります。

ほかの人の回答と被らないよう、質問されやすい内容については答えを複数用意するとよいでしょう。

最後まで気を抜かない

集団面接で自分の回答が終わると、安心して集中力が途切れる人もいます。

自分が質問されていないタイミングだからといって、面接室内で気を抜いてはいけません。

自分の質問が終わったら、傾聴姿勢を示すことも重要です。

面接官側は、傾聴姿勢から協調性や集中力の有無を判断することがあります。

面接官は質問されていない人も見ている可能性があると考え、面接が終わるまで気を抜かないようにしましょう。

集団面接前に!REALMEで自身の強みと弱みを知ろう

集団面接の前に、面接の内容や、話し方に不安がある人は「REALME」のAI面接がおすすめです。「REALME」はAによる模擬面接を受けることで、自分の強みや弱みを明確にし、客観的な自己分析が可能です。面接前に、自分に足りない箇所を把握できるでしょう。

AI面接で客観的な自己分析ができる

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集団面接は、短い自己紹介や自己PRを求められることが多いため、「REALME」で自分の強みを把握しましょう。

志望企業の内定判定が確認できる

REALME」は、AI面接を通して、志望企業の最終面接まで進んだ学生のデータと自分のデータを比較し、志望企業の内定判定を割り出してくれます。客観的な分析をもとに結果を出してくれるため、自分の正確な立ち位置を把握することが可能です。内定率が低いと判断された場合は、履歴書や志望企業の情報を見直して、面接でアピールする内容を再検討しましょう。

合格ラインにいる就活生の回答が閲覧できる

REALME」では志望企業の合格ラインに達した学生の回答内容を閲覧できます。

集団面接では短い時間で自己アピールをしなくてはならないため、合格ラインに達した学生の回答例は、文章を考えるときの助けになるでしょう。

志望企業に好印象を持たれるアピールポイントや、文章のまとめ方を参考にしながら自分の回答を作り、面接に臨むことがおすすめです。

集団面接用での伝え方、自分の話し方に自信がない人はぜひ、利用しましょう。

集団面接での入退室マナーを押さえて好印象を残そう

本記事では、集団面接での入退室マナーについて紹介しました。面接官は受け答えだけではなく、入退室のマナーや待機中の態度からも判断するため、マナーは守りましょう。

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