選考フローは企業ごとに違います。しかし、一般的に多くの企業における新卒採用は書類選考後に2〜3回の面接を設けて、自社へのマッチ度や採用して活躍するかを見極めます。
その一方で、面接は1回または2回の少ない回数で内定を出す企業も少なくありません。そこで今回は、面接の回数が少なくても内定が出る理由や、企業の意図と注意点をご紹介します。
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企業が面接1回・2回で内定を出す理由
企業によって選考ステップは異なりますが、なかには1回または2回の面接で内定を出す企業も存在します。1回または2回の少ない面接で内定を出す理由は、主に以下の通りです。
・人材を早期に獲得するため
・採用担当者の負担を減らすため
・書類選考を重視するため
・リクルーター面談を組み込むため
それぞれの理由について詳しく解説します。
人材を早期に獲得するため
就活生はエントリー先を一社に絞って応募することはほぼなく、同時に多くの企業への応募が一般的です。そのため、自社へ応募した就活生が他の早めに内定を出した企業に流れてしまう可能性があります。そこで、面接回数を減らして他社より早く選考結果を出すことで、人材を確実に獲得しようと考えます。
就活生は、最初に内定がもらえた企業に決めるケースは少なくありません。「万が一内定を断って、他の企業から内定をもらえなかったら」と不安に思い、いち早く内定が出た企業を選ぶためです。
採用担当者の負担を減らすため
採用担当者は、採用業務だけに携わっているわけではなく、他の業務も行っていることが一般的です。例えば、人事部が担当する場合、社内の人事をしながら採用活動を平行します。そのため、面接回数を減らしてなるべく採用担当者の負担を減らしたいと考える企業は少なくありません。
また、志望してきた学生の数だけ、時間や労力、費用などの採用コストがかかります。面接回数を減らし業務に専念する時間を確保させるだけではなく、採用コストを削減したいという考えもあります。
書類選考を重視するため
エントリーシートやWebテストなど、書類選考を重視して面接回数を減らすケースもあります。
応募者の基本的なデータは面接前に収集できます。そのため、書類の内容をもとに自社に会う人材かを判断するケースです。
書類選考である程度人材を絞った上で、1~2回面接でコミュニケーションを取って企業に適した人材を選びます。
リクルーター面談を組み込むため
リクルーター面談を組み込むことが理由のケースもあります。
リクルーター面談とは、通常の選考に比べてラフに実施する面談のことです。カジュアルな面談にすることで、応募者の人柄が分かります。
リクルーター面談をする目的は、採用精度の向上や優秀な就活生のキャッチアップです。企業への志望度やマッチ度を上げたい場合に実施します。
ミスマッチは、内定辞退や早期離職につながります。リクルーター面談を通して、ミスマッチを防ぐことが実施の理由の1つです。
面接が1回・2回で内定をもらうコツ
面接が1回や2回と少ないケースでは、限られた機会のなかで自身をアピールしなければなりません。そこでここからは、面接が1回や2回の会社で内定をもらうコツについてご紹介します。
アピールポイントを明確にする
面接回数が少ない選考では、限られた機会のなかで自身をアピールしなければなりません。そのため、ES作成時や面接対策をする際は、アピールポイントを明確にしましょう。
はじめに自己分析をして自己PRをまとめます。次に、企業研究をして企業理解を深めることや、入社意欲を伝えるための準備をします。
また、面接回数が少ない企業は、書類選考を重視する傾向です。そのため、ESの完成度を上げることも大切です。ガクチカや志望動機は、特に力を入れましょう。
同じ質問への対策をする
2回面接があるケースでは、一次面接と二次面接で同じ質問を聞かれることがあります。この際、一次と二次で違う答えをいわないように注意しましょう。なぜなら、違う回答をすると発言に一貫性がないと判断されるためです。
一貫性がない回答をすると、「信念がない」「考えがブレている」など、マイナスな印象を与えます。特に、自己PRや志望動機などの基本的な質問は繰り返し聞かれる可能性が高いため、回答内容を確立しましょう。
逆質問の準備をする
面接では、面接官が質問するだけではなく逆質問の時間が設けられるケースもあります。逆質問で「質問はありません」と回答したり、的外れな質問をしたりすることは厳禁です。
逆質問は、入社意欲をアピールするチャンスでもあります。複数の質問を用意して、入社意欲が高いことを示しましょう。
例えば、「貴社で成長するために必要なスキルは何ですか」「現在のプロジェクトで最も力を入れている点はどこですか」などの質問は、企業研究を十分にしていたり、入社意欲が高いことをアピールできたりします。
面接1回・2回の企業を選ぶ際の注意点
面接が1回または2回のみの企業の選考を受ける際は、以下に注意しましょう。
・アピールする機会が少ない
・ブラック企業ではないかを確認する
それぞれの注意点について詳しく解説します。
アピールする機会が少ない
面接回数が少なければ、その分アピールできる機会が減ります。特に面接が1回しかない場合、アピールできる機会は書類選考と面接の2回のみです。
アピールする機会が少ないと、伝えたいことを伝えきれないケースが少なくありません。そのため、少ない機会のなかでどれだけ自分をアピールできるかが合格のコツです。
また、企業と接する機会が少なくなれば、企業理解の機会も減ります。自分で企業研究を重ねて、自分に合う企業かを判断しましょう。
ブラック企業ではないかを確認する
すぐに人手が欲しい場合、人手不足が原因の一つとして考えられます。人手不足=ブラック企業ではないものの、離職率が高い企業はブラック企業の可能性があります。
採用担当者の対応や質問への回答などから、ブラック企業ではないかを判断しましょう。
AI面接「REALME」で自己PRの型を見つけよう
少ないチャンスのなかで内定を勝ち取るためには、自己分析を徹底した自己PRが大切です。自己PRの方法が分からない場合や、自己PRをうまく表現できないとお悩みの際は、REALMEの活用がおすすめです。
ここからは、REALMEをおすすめする理由について解説します。
志望企業の内定判定が分かる
REALMEには、過去の学生データが豊富に蓄積されています。AIが過去のデータと自身のデータを比較して、志望企業の内定率を判定する機能があります。
志望企業の内定判定が一覧化されれば、適切なエントリータイミングが分かったり、複数社で迷っている際に応募する企業が絞れたりするなど、就活の効率化が可能です。
合格ラインの解答例が閲覧できる
過去のデータは自身のデータと比較するだけではなく、閲覧することもできます。合格ラインの解答例を閲覧すれば、志望企業がどのような人材を求めているのか、どのような解答が面接官に響くのかが分かります。
解答例を参考にすれば、少ないアピールチャンスのなかでも面接官の印象に残るアピールが可能です。
AI面接後のFBで面接力をアップ
REALMEを利用する際は、20〜30分程度のAI面接を受けます。面接の結果は14の項目でフィードバックされ、客観的な自己分析が可能です。
少ない機会のなかで自身をアピールするためには、自己分析が必要です。客観的な自己分析によって、これまで気づかなかった自身の強みや弱みが分かることもあります。
改めて自己分析をして、面接力を上げましょう。
面接が1回・2回で内定が出る際には事前準備を徹底して挑もう
企業は、さまざまな理由から面接回数を1回や2回に絞ることがあります。面接が1回または2回しかない場合、アピールできるチャンスは限られます。
数少ないチャンスで自身をアピールするためには、徹底した事前準備が必要です。REALMEを活用して、効率よく就活を進めつつ、数少ないチャンスでも内定を勝ち取りましょう。