「リクルートって倍率が高くて自分じゃ本選考突破は難しいかも……」
そうお悩みの就活生の方向けに、実際にリクルートの本選考を突破し、内定を獲得した25卒の方にインタビューをおこない、選考フローや選考突破のコツ、内定獲得のための対策方法を伝授していただきました!
これからリクルートを受ける方や、リクルートを志望している方必見の内容となっておりますので、本記事を見ながらリクルート本選考突破のための対策を進めてみてくださいね。
リクルートで話していたガクチカ・志望動機
リクルートのガクチカ
学園祭実行委員会で新規イベントの企画と運営に取り組んだことです。当初、学園祭の来場者数が減少していることが課題となっており、私は「地域と学生をつなぐイベント」を立ち上げることで来場者数の増加を目指しました。しかし、スポンサー集めが難航し、予算不足で実現が危ぶまれる状況に直面しました。この課題を解決するため、私は地元企業に直接アプローチし、学園祭が地域活性化に貢献できることを提案しました。具体的には、学園祭のパンフレットに企業の広告を掲載することで、企業側にメリットを提示しました。また、提案内容が分かりやすいよう資料を工夫し、プレゼン練習を重ねました。その結果、3社からの協賛を獲得し、イベントを成功に導くことができました。この経験を通じて、困難な状況での柔軟な発想と行動力の重要性を学びました。
リクルートの志望動機
私が貴社を志望する理由は、社会に対して大きなインパクトを与えられる場で、自らの行動力や発想力を活かしたいと考えたからです。私はこれまで、学園祭の新規イベント立ち上げやボランティア活動で課題解決に取り組み、周囲を巻き込みながら成果を生み出してきました。その中で感じたのは、「人や社会に良い変化を生む」ことの充実感です。リクルートは、人材や住宅、結婚といった生活の根幹に関わる幅広い領域で事業を展開し、社会の可能性を広げる企業だと認識しています。特に、新規事業の創出に強みを持つリクルートでは、私の課題発見力や行動力を最大限に活かせると考えています。たとえば、地域社会のニーズを汲み取りながら、事業を通じて新たな価値を提供することで、社会に大きな影響を与えることができると確信しています。私はリクルートで挑戦を続け、変化を生み出し続ける存在でありたいと強く思っています。
リクルートの本選考体験談を教えてくださった方
- 25卒
- 地方国公立大学
- 学園祭実行委員
- 塾アルバイト
- IT・人材業界志望
リクルートの選考フロー
リクルートの選考フロー①:ES・webテスト
「これまでの人生で成果を出した経験の背景とこだわりを教えてください」という設問に対して400字で回答。
webテストは自宅受験型のSPIで言語、非言語の科目が課される。
リクルートの選考フロー②:1次面接
社員1人に対し学生1人でおこなわれ、時間は60分程度。主にガクチカの深掘りがメインでおこなわれ、始めた経緯や取組で意識していたことなどかなり深いところまで聞かれる。ガクチカ以外にも、自身が話したことに対して様々な角度から深掘りがおこなわれる。
リクルートの選考フロー③:最終面接
社員1人に対し学生1人でおこなわれ、時間は45分程度。人生でハイライトを3つあげてください、のような自身がどのような人生を歩んだ結果、現在の価値観が醸成されたかなど、パーソナル系の深掘りがほとんど。志望動機のような質問はほとんどされない。
リクルートのES
これまでの人生で成果を出した経験の背景とこだわりを教えてください(400字以内)
私は大学の学園祭実行委員会での経験について記載しました。この経験を選んだ理由は、困難な状況を打開し、周囲を巻き込みながら目標を達成した過程が、リクルートが求める「個の力」と「チームで成果を出す力」の両方を体現していると思ったからです。
私は学園祭の企画リーダーとして、新しい目玉イベントを立ち上げました。しかし、当初はスポンサー集めが難航し、予算不足で実現が危ぶまれる状況に陥りました。その際、私は「地元企業に直接アプローチし、学園祭の地域貢献性を強調する」という方針で動き始めました。記載する際は、具体的な交渉内容や、プレゼン資料を工夫した点を丁寧に表現できるように意識しました。
結果として、3社からの協賛を得てイベントを成功に導くことができました。このエピソードを記載する際、単なる成果だけでなく「苦境をどう乗り越えたか」に焦点を当て、リクルートの価値観にマッチする形でアピールできるように工夫しました。
リクルートの1次面接
リクルートの1次面接の概要
1次面接は、30代後半から40代の落ち着いた雰囲気のマネージャークラスの男性が面接官でした。
面接全体の雰囲気は穏やかで、リクルート特有の「対話を通じて学生の価値観を深掘る」を重視していると感じました。こちらが話す内容を丁寧に受け止めつつ、「それはなぜそう考えたのか?」と一歩踏み込んだ質問を重ねられるため、自分の考えや行動を整理して話す力が重視されていました。
私は、単なる成果や結果ではなく「その時どう考え、何を重視して行動したのか」を意識して答えるようにしました。
リクルートの1次面接で聞かれた内容
面接は自己紹介から始まりました。大学名や専攻、活動の概要を30秒以内で簡潔に述べることを意識しました。その後、「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)を2つ教えてください」と質問され、学園祭実行委員会で新規イベントを成功させた経験から話し始めました。
その際、スポンサー集めに苦労した時にどのような行動をとったのかを中心に話すようにしました。たとえば、「地元企業に直接訪問し、学園祭が地域活性化に貢献することを具体的なデータを交えて提案した」など、どのように信頼を築いたかを細かく説明するように意識しました。
また、面接官からは「その状況でどのように優先順位を決めたのか」「具体的にどのような準備を行ったか」といった事前に対策していた質問が聞かれたほか、「その瞬間にどんな感情が湧いたのか」「失敗のリスクをどう管理したか」といった行動の背景まで掘り下げられるような質問まで聞かれました。
リクルートの最終面接
リクルートの最終面接の概要
最終面接は、40代くらいの人事マネージャーが担当でした。面接は本社オフィスで行われ、指定された時間に到着すると、案内に従って指定の階まで上がりました。他の候補者と控室のような場所に集められ、順番にブースへと案内される形式でした。
面接全体の雰囲気は非常に話しやすく、終始フランクな空気感でした。対面の面接だったため、いつも以上に面接官と会話のキャッチボールができるように意識しました。
リクルートの最終面接で聞かれた内容
志望動機を問われるような質問は一切なく、「人生のハイライトを3つ挙げてください」という質問から始まりました。私は小学生時代の地元イベントへの参加を通じてリーダーシップを学んだ経験、大学時代の学園祭で新規イベントを立ち上げた経験、そして塾アルバイトで生徒の成績向上に寄与した経験の3つを話しました。
面接官は私の話を丁寧に聞きながら、特に「その経験を通じて何を学び、どのように価値観が形成されたのか」と深掘りしてきました。
さらに、「就活の軸は何ですか?」という質問では、「自分が社会に与えるインパクトを感じられる仕事」と答えました。その際、学園祭やボランティア活動の中で感じた「自分が関わることで人が喜ぶ姿を目にする充実感」を具体例として挙げ、その軸がリクルートでどう活かせるかを織り交ぜながら説明できるように意識しました。
また、面接の後半では、「他社で内々定は持っていますか?」とも聞かれましたが、正直に回答しつつも、「リクルートが第一志望である理由」を熱量をもって話すように意識しました。ここで、リクルートが第一志望であるとしっかり伝えられたことが、内定に繋がったと考えています。
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リクルート内定までの流れ
面接結果の通知方法
翌日に電話で結果が来ました。
内定承諾はしたか?その理由は?
IT業界や人材業界など幅広く見ていたのですが、その中でもリクルートの事業領域の広さに魅力を感じていたので、内定承諾いたしました。
選考全体を通しての感想
リクルートの選考は、「自分自身の価値観を深く理解し、それを具体的かつ一貫性を持って伝える力」が非常に重要になってくると思います。成果や結果そのものではなく、そこに至る動機や背景を徹底的に掘り下げられるため、準備段階で自分の経験を細部まで分析しておくと良いと思います。
特に最終面接での「人生のハイライトを3つ挙げてください」という質問では、自分史を通じて一貫する価値観を浮き彫りにすることを意識しました。私が意識したのは「困難な状況を打破し、自分自身の価値観に影響があった」と伝えられるようなエピソードを選ぶことです。
単に「頑張った」「成功した」ではなく、「なぜその選択をしたのか」「その経験が自分にどのような影響を与えたのか」を、具体的な行動や思考とともに伝えられると、自身の価値観の変遷などが面接官にもしっかりと伝わると思います。
リクルートの選考突破のコツ
リクルートの選考を突破するためのコツ
選考ごとに「何を評価されているか」を正確に理解し、それに応じた準備をすることが重要だと思います。例えば、1次面接では「自分の行動や思考の背景を具体的に伝える力」が求められ、最終面接では「自分の価値観や人生観を一貫して説明できる力」が重視されていると感じました。
各フェーズで評価基準が異なるため、面接ごとに適切なエピソードと伝え方を考えられたことが内定に繋がったと考えています。
また、選考全体を通じて「質問の意図を理解する力」も非常に評価されていると感じましたね。面接官が何を知りたがっているのかを的確に捉え、それに対して簡潔かつ具体的に答えることで、相手に「伝わる回答」を意識すると良いと思います。
リクルートを受ける人へのアドバイス
リクルートを受ける際には、「自分らしさ」を前面に出していって良いかと思います。リクルートは、志望動機以上に、「どのような人生を歩み、どんな価値観を持ち、どのように行動してきたか」を重視しています。過去の経験を振り返り、そこから得た学びや成長を具体的に言語化しておくことで、自身の価値観を面接官に伝えられると思います。
特に、面接では「人生のハイライト」や「就活の軸」といった質問が聞かれる場合がありますが、「一貫性」を意識したことで内定に繋がったと思っています。
自身の価値観とその変遷を、自身の言葉で語ることができたからこそ、自身とリクルートの親和性のようなものを感じていた抱けたのかな、と思います。他人の模範解答を真似るというよりは、自分自身の経験と価値観を軸に、自信を持って面接に臨むことが何よりも大事だと思います。
まとめ
リクルートの選考では、志望動機よりも自身の価値観をうまく伝えられるかが何よりも大事になってきます。もちろん、志望動機についても練っておく必要はありますが、それよりも自身の価値観が変わったポイントなどを幼少期のころから振り返って考えておくことが大切になってきます。
リクルートを志望している方は、本選考体験談を参考にしながらしっかりと対策を進め、リクルートの内定を勝ち取れるようにしましょう!
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- 大学3年に就活を頑張った過程が評価される
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大学3年に就活を頑張った過程が評価される
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