本記事では、就活生が面接でよく聞かれる質問内容を具体的に紹介します。また、質問する企業側の意図やどのように面接対策を実施すべきかを合わせて解説します。
「REALME」ではAIによる模擬面接を通じて、面接の練習を事前に行うことが可能です。実際の面接で聞かれる内容に近いため、本番さながらに練習できます。「REALME」を使って、効果的に自分をアピールするための面接対策をしましょう。
就活生が面接で聞かれること
新卒の面接では、ほとんどの企業で必ず行う質問があります。面接前に質問内容を事前に把握し、対策を行うことで、自信を持って回答ができるでしょう。
ここでは、新卒の面接で聞かれる頻出質問をご紹介します。
性格や人柄を知るための質問
面接では、就活生の人柄や性格を知るためにいくつかの質問をします。
人柄に関わる質問では、自己分析が行えているかを見極めるためです。
ここで大切なことは、「自分らしさ」を伝える力です。他の就活生よりも秀でている点や、優秀であるアピールは必要ありません。自分を飾らず、ありのままを伝え、自分がどのような人物であるかをはっきりと答えましょう。
<よくある質問例>
- 自己紹介をしてください
- 自分を一言で表すと何になりますか
- どのような長所がありますか
- 尊敬する人は誰ですか
- 周りからどのような人だと思われていますか
- あなたを◯◯に例えると何になりますか など
将来性を図るための質問
就活生の多くは、内定獲得をゴールと捉えがちです。しかし、内定獲得はあくまで社会人としてのスタートに過ぎません。
面接では、志望企業で今後どのような未来を描き、どのような目標を達成したいのかを明確に伝えしましょう。面接で今後のビジョンについて伝えられなかった場合、企業はあなたに将来性を感じられず悪い印象を受ける可能性があります。
目先のことだけでなく長い目で将来を見据え、計画性や実現性を伝えられるように自分の考えを整理しましょう。
<よくある質問例>
- 将来どのようになりたいですか
- これまで苦労したことは何ですか
- 5年後や10年後の理想像を教えてください
- 仕事以外で目標や夢はありますか など
企業とのマッチ度を図るための質問
企業は自社とマッチする人材を求めているため、企業に対する理解度を確認する質問が多いです。そのため、企業理解が不足していると「自社のことを分かっていない人物」と捉えられ、候補から外される可能性があります。
企業とマッチするには、企業分析を行いながら理解を深め、どのような質問にも回答できるように準備をしましょう。
<よくある質問例>
- 志望動機を教えてください
- なぜ同業の他企業ではなく自社を選んだのですか
- 自社をどの程度志望していますか
- あなたが自社にマッチする理由は何ですか
- あなたを採用したらどのようなメリットがありますか など
新卒の緊張をほぐすための質問
多くの企業では、面接中にアイスブレイクを入れ就活生の緊張を和らげます。企業は就活生の人柄や本心を引き出すためにアイスブレイク中の会話はリラックスできるような雑談が多いです。
アイスブレイクの回答は合否にほとんど影響しません。 肩の力を抜いて気軽に答えましょう。この時間は、「心を落ち着かせて、気持ちを整える時間」として捉えるとよいでしょう。
<よくある質問例>
- 今日はどのようにしてここまで来ましたか
- 暑さで体調面を悪くされていませんか
- 休日は何をして過ごしていますか
- 好きな映画は何ですか など
企業が面接で質問をする意図
なぜ、企業は面接で多くの質問をするのでしょうか。
その理由は、主に以下の3つが考えられます。
- 自社の求める人物像にマッチするか:多くの質問を通して人柄や考え方を把握して自社とマッチするかを判断する
- 企業や事業内容への理解が徹底されているか:事業内容や企業文化について正しく理解できているかを確認し、ミスマッチや早期離職を防ぐ
- 自社で将来的に活躍できる人物か:自社で働く自分がイメージできているかを確認し、どのように自社へ貢献してもらうかを見極める
面接前に準備したいこと
面接の事前準備が不足すると、回答内容に矛盾が生じたり、深堀りされた際に答えられない場合があります。そのような事態を避けるために、自己分析や企業研究を徹底し、どのような質問にも答えられるよう事前に対策しましょう。
面接前の準備では、以下を参考にしてください。
- 業界分析を徹底し、企業理解を深める:回答が曖昧だった場合、不採用になる可能性が高いため、企業研究を入念に行う
- 自己分析から自己理解を深める:自己分析で自分の性格や強みを明らかにする。特徴や能力を言語化し、効果的にアピールできるように準備を行う。
- OBや面接経験者からの情報をもとに、面接の傾向を把握する:就活口コミサイトや先輩からの情報を参考にし、質問の特徴を分析することで、面接の雰囲気や流れを掴む。
- 質問を予測してシミュレーションする:定番の質問に対する回答や選択肢をいくつか用意することで心に余裕が生まれ、リラックスして臨める
面接で質問に答えるときのポイント
面接で回答する際は、いくつかのポイントを押さえることで、自分の考えを分かりやすく採用担当者へ伝えられます。
ここでは、明確に伝えるための回答方法に加え、万が一質問に答えられなかったときの対処法も合わせてご紹介します。
結論から話す
どのような質問であっても、回答は必ず「結論から」述べましょう。
具体的には、冒頭で答えを提示して「結論・理由・具体例・結論」の順で述べると伝わりやすいです。
例えば、「私は◯◯だと思ったため貴社を志望しました」と質問の答えを一文目で述べ、その次に「なぜ志望したのか」の理由を述べます。
そして、分かりやすい「具体例」を述べ、最後に改めて「結論」へつなげましょう。
最初に結論を述べることで、これから伝えたいことが分かりやすくなり、具体的なアピールが可能です。
この流れを崩すと何を伝えたいのかが分かりにくくなるため、結論から述べることを意識して回答しましょう。
表情や話し方を意識する
人は緊張すると、自然と目線が泳いだり声が小さく早口になるため、相手の目を見てハキハキした受け答えを意識しましょう。
下を向いて話す癖がある人や、語尾が聞こえにくいと、採用担当者へ暗い印象を与えてしまい、マイナスなイメージがつく可能性があります。
就活生らしいアピールをするためには、元気でフレッシュな印象を与えることが大切です。普段よりも少し高めの声を意識すると、明るくポジティブな雰囲気がつくれるため、おすすめです。
話に一貫性を持たせる
面接では、各質問に対する答えだけを評価するのではなく、話の全体に一貫性があるかを重視します。そのため、自己分析や企業研究が甘いと、話に矛盾が生じてしまい、一気に信憑性が低くなります。話に一貫性がないと採用担当者は理解に苦労するため、マイナスな印象を与えるでしょう。
話に一貫性を持たせるためには、徹底した企業研究で理解を深め、自分の強みや能力を言語化し、効果的にアピールすることが大切です。
すぐに答えられないときの対応を決める
想定外の質問をされて焦ってしまうと、見当違いな回答や、言葉に詰まり上手く回答できない場合があります。すぐに答えられないと、採用担当者に悪い印象を与えてしまうでしょう。
焦らずに落ち着いて回答するおすすめの方法を3つご紹介します。
- 考える時間をもらう:「そのご質問は◯◯という認識でよろしいでしょうか」「考える時間をいただいてもよろしいですか」など、すぐに答えを出すのではなく、整理する時間をもらってから回答しましょう。
- 完璧を求めずに答えられる範囲で回答する:企業は完璧な人材を求めているわけではなく、例え分からなくても仮説を立てて答えを導く姿勢を評価しています。そのため、面接では自分の答えられる範囲で伝えましょう。
- 素直に「分からない」と伝える:考えても答えられない場合は「分からない」と素直に伝えましょう。ただ「分からない」で終わりにするのではなく「この後すぐに調べます」「もう一度確認します」など、意欲の高さをアピールし、採用担当者に好印象を与えましょう。
面接対策には「REALME」がおすすめ
新卒の面接ではほとんどの企業で必ずされる質問があります。質問内容を事前に把握することで、面接本番は自信を持って回答ができるでしょう。
「REALME」のAI面接を行うとあなたの強み・弱みを明確にしてくれるため、客観的な自己分析が可能です。また、志望企業の合格ラインと自分の現在地を把握できるため、強みや能力を最大限にアピールし、自分に不足している点は改善しましょう。
ここからは「REALME」の特徴について解説します。
AI面接でフィードバックがもらえる
「REALME」でAIと20〜30分の模擬面接を行うことで、AIから面接内容についてフィードバックをもらえます。面接内容からあなたを客観的に分析し、強みや弱みを明確にしてくれるため、効率よく自己分析を行うことが可能です。
面接に自信のない人は、AI面接を繰り返し受けて自分の魅力を最大限アピールできるようにしましょう。
内定判定が得られる
「REALME」ではAI面接を受けることで、志望企業から内定をもらえる可能性を算出してもらえます。志望企業の最終面接に進んだ学生のデータと自分のデータを比較することで、内定可能性を割り出してくれるため、自分の正確な立ち位置を把握することが可能です。
自分の強みや能力だけでなく、自分に不足している点も事前にわかるため、面接前に修正し、本番で適切な回答ができるでしょう。
合格ラインにいる学生の回答を確認できる
「REALME」では、志望企業の合格ラインをクリアした学生の面接回答例やガクチカ、自己PRなどを確認できます。面接での回答方法に自信がない人は、回答例を参考にすることをおすすめします。
新卒が面接で聞かれることを知って対策しよう
新卒採用の面接では聞かれる内容がある程度決まっているため、よく質問されることをあらかじめ押さえ、万全な体制で面接に臨みましょう。面接中はハキハキとした話し方や明るい表情を意識し、採用担当者へ好印象を与えることも大切です。
「REALME」では、AI面接による面接練習ができます。就活生が面接で聞かれた内容をもとに深堀した質問のため、本番に近い面接の練習が可能です。ぜひ、「REALME」を活用して効果的に自分をアピールする面接対策をしましょう。