ガクチカを書く際の構成は?ガクチカの例文を紹介します

ガクチカは、人柄・関心事・価値観などを知ることができるため、就活でよく聞かれます。学生時代に力を入れた学業や部活動だけでなく、アルバイトやインターンシップなど、学外のこともアピールできます。

この記事では、ガクチカを書く際の構成や例文を紹介しましょう。面接やESでガクチカを伝える際の参考にしてください。

また、就活支援サービス「REALME」についても解説します。興味のある人は詳細をご覧ください。

>>REALMEの詳細を見てみる

もくじ

ガクチカを書く際の構成は?

「どのようにガクチカを書けばよいのか分からない」という人でも、基本的な構成が分かれば上手く書けるでしょう。ガクチカに限らず、面接で何かを答える際は次のような流れに当てはめると、伝わりやすくなります。ぜひ実践してみてください。

結論 

まずは簡潔に結論を伝えます。相手が最も知りたい情報を最初に述べることで、話の方向性が分かりやすくなり、そのあとの内容もスムーズに理解できるようになります。

ガクチカを伝える場合は、まず「何に力を入れたか」という対象を伝えましょう。

面接の場で緊張していると、結論を言わないまま、つい長々と前置きを話してしまうことがありますが、これでは聞く側が戸惑います。常に結論ファーストを心掛けましょう。

動機 

結論の次は動機を伝えます。力を入れたことに取り組んだきっかけ、挑戦したいと感じた動機や理由など、そのときの状況を述べましょう。

これによって、自分がどのようなことをモチベーションに努力する人であるかが伝わります。理由が分かるエピソードがあれば、人となりも伝わります。できるだけ具体的なエピソードを掘り起こしてください。

行動 

結論・動機に続いて、行動を述べます。

目標に向かってどのような行動を取ったのか、具体的に説明しましょう。ここはガクチカのなかでも特に企業が重視する部分です。上手くいった話だけではなく、直面した課題や失敗談についても話してください。どのように乗り越えたのか、エピソードを交えて伝えましょう。簡潔にまとめられるよう、エピソードは1~2つに絞るのがおすすめです。

学び 

最後に、その経験を通じて自分が何を学んだかを伝えます。さらに、その学びを企業でどのように活かすのか、入社後の自分と結び付けて展望を語りましょう。

企業は、ガクチカによって学生がどのように変化したのかを知りたがっています。そのため、この結果に当たる部分も重要です。入社後の姿を想像してもらえるように、自分の価値やポテンシャルを積極的にアピールしましょう。

ガクチカの例文

ここでは、基本的な構成に沿ったガクチカの例文を紹介します。力を入れた対象別に、学業・部活動・サークル活動など、6つのケースがありますので、参考にしてみてください。

学業 

ゼミの活動の例

私は学生時代、ゼミの活動に力を注ぎました。大学3年生から〇〇研究室に所属し、社会保障や租税などについて研究しています。
このゼミを選択した理由は、学生主体でテーマを選び研究を進められるからです。グループのリーダーとしてメンバーの意見をまとめながら研究を続けてきましたが、最初のうちはグループ内の意見交換が上手くできないこともありました。しかし、コミュニケーションを心掛けてからは、スムーズに研究が進むようになったと思います。
ゼミでの活動を通して学んだことは、さまざまな視点を持つことの重要性です。仕事においても、周りの人の意見を聞き、物事を多角的に分析しながら、課題を解決していきたいと考えています。

部活動 

ソフトボール部の例

私は学生時代、ソフトボール部の活動に力を入れてきました。個人の技術だけでなくチームワークや精神力も必要な競技であることに魅力を感じたからです。
入部当初は勝利から程遠い弱小チームでしたが、メンバー全員で地区大会ベスト4という目標を持ち、活動を続けました。練習試合で点が取れずチームの雰囲気が沈むこともありましたが、笑顔での声掛けを大切にし、効率的な練習を続けてチームのレベルアップを図り、大学3年の地区大会で準優勝することができました。
結果が出ないときでも前向きにチャレンジする姿勢は、スポーツだけでなくさまざまな場面で重要です。入社後もこの姿勢を忘れずに、結果を出すために努力したいと思います。

サークル活動 

合唱サークルの例

私が学生時代に力を入れてきたのは、合唱サークルの活動です。中学・高校と合唱部に所属し、みんなでハーモニーを奏でる楽しさを感じてきたからです。
しかし大学では練習する時間があまりなく、合唱を披露する場も限られていました。そこでサークルのリーダーとして考えたのは、練習時間の確保と発表の機会を増やすことです。効率的な練習計画を立て、レベルアップを図りました。また地域の行事や商業施設のイベントといった発表の場を探して参加しました。
その結果、メンバーのモチベーションが上がり、コンクールで高評価をいただくことも増えたと感じています。
私が合唱サークルを通して学んだことは、全員が活躍できる環境作りの重要性です。仕事でもこの経験を活かし、貢献していきたいと考えています。

アルバイト 

レストランでのアルバイトの例

私が学生時代に力を入れたのは、レストランでのアルバイトです。広いホールを限られた人数で担当するのですが、メニューによって提供の手順が異なり、覚えるのに苦労しました。また、スタッフによって接客のレベルに差が出るのも悩みでした。
そこで私が提案したのは、マニュアルの作成と徹底です。写真や文章を使ってあらゆる作業をマニュアル化し、誰でも同じサービスができるようにしました。マニュアル作成は、ホールスタッフの仲間やチーフにもかかわっていただきました。そのお陰で全員の接客のレベルが上がり、チームワークも生まれたと感じています。
入社後はこの経験を活かし、チームワークや役割分担を大切にしたいと考えています。

留学 

中国への留学の例

私が学生時代に力を入れたのは、中国への短期留学です。
大学入学当初は英語力を磨こうと考えていましたが、アルバイト先で中国人留学生と知り合ったのをきっかけに、中国のことをよく知りたいと思うようになったのです。
留学中は中国の大学生と共同で、日本と中国の文化に関するプレゼンに力を注ぎました。準備を進めるなかで、自然と同じ言語の仲間で分かれることが増えたため、私はさまざまな人が共同で作業できるグループを作るよう提案しました。その結果、多くの人と意見を交換し、充実したプレゼンができたと感じています。
入社後はこの留学経験を活かし、周囲との協調を大切にしながら、グローバルに活躍したいと考えています。

インターンシップ 

長期インターンシップの例

私が学生時代に力を入れたのは、システム開発会社での長期インターンシップです。AIの技術について、より実践的に学びたいと思ったためです。
担当したのは、AIを用いたコード生成をはじめとする営業AIシステム開発の一部です。最初の頃に任されたのは、通常業務の7割程度でしたが、それでは幅広い業務に携われないと考え、周りと同じ量の仕事ができるよう計画を立て実行しました。さらに、受け取ったフィードバックを確認し、同じ誤りを繰り返さないよう徹底しました。結果、期限ぎりぎりになりましたが、質の高い仕事ができたと評価していただけるようになったのです。これは大きな自信になりました。
この経験を活かし、御社でも求められた以上の結果が残せるよう努力いたします。

REALMEで他の学生のガクチカを参考にしよう!

自分が作成したガクチカに自信が持てない場合は、就活支援サービス「REALME」の活用をおすすめします。

ここからは「REALME」の特徴を3つ、解説しましょう。

>>REALMEの詳細を見てみる

合格ラインの学生のガクチカが見られる 

REALME」には、志望企業の合格基準をクリアした学生の、AI面接の受け答えやガクチカなどをテキストで閲覧できる機能があります。これを自分のデータと比較することで、改善すべき点や足りない部分が把握できます。優秀な学生が自身のガクチカをどのように話しているか、参考にできるでしょう。

志望企業の内定判定を確認できる 

REALME」のAI面接を受けると、志望企業の最終面接に進んだ就活生のデータと比較することで、内定を獲得できる可能性が分かります。この内定判定を知ることによって、エントリー前に自分の現在の立ち位置が確認できるため、ガクチカの内容をブラッシュアップし、最適なタイミングで志望企業にエントリーできます。

自分の強みと弱みを客観的に知れる 

REALME」のAI面接はフィードバックが充実しています。AIとの30分程度の面談をもとに、就活で重視される「問題解決力」「成長意欲」「柔軟性」など14の能力が点数化され、自分の強みと弱みを客観的に知ることができます。面接で自分のどのような点をアピールすればよいかが分かり、ガクチカを作成する際の参考にもなるでしょう。

ガクチカをアピールして自分らしさを伝えよう!

ガクチカは、学生の人柄・関心事・価値観などが分かるため、就活でよく聞かれますが、学生にとっても自分をアピールする絶好の機会です。言いたいことをしっかり伝えるには、結論から話し、動機・行動・学びと展開する構成を心掛けてください。

学業や部活動、アルバイトなどの経験を掘り下げ、自分を最大限にアピールできるガクチカを作成しましょう。

ガクチカの作成を支援してくれる「REALME」に興味のある人は、ぜひAI面接を受けてみてください。

AI面接してみる

もくじ