新卒就活でのガクチカとは、「学生時代に力を入れて取り組んだこと」を指します。エントリーシートや面接で頻繁に聞かれる内容であり、ガクチカの対策は重要です。
学生時代の取り組みに自信を持てず、自分にはガクチカがないと感じる就活生もいるでしょう。この記事では、ガクチカを見つけるきっかけとして活用できる方法を紹介します。
株式会社ABABAの「REALME」は、AI面接で自分の強みや課題を分析できるツールです。ガクチカを見つける際に、ぜひ活用してください。

どうして「ガクチカがない」と感じるのか?
そもそも、なぜ「ガクチカがない」と感じるのでしょうか。学生時代、熱心に取り組んだ経験が乏しかったと自分で判断することが主な原因です。アルバイトや部活動など、長期間取り組んだことがガクチカにあたると考え、自分には経験がないと決めつけるケースがあります。
ガクチカとしてアピールできる題材と内容は幅広いため、定番の活動に限らず、視野を広げたガクチカのエピソード選定が大切です。
ガクチカがない時の見つけ方
ガクチカがないと感じる人は、広い視野を持って探すことが大切です。自分の過去や現在の実績、習慣はさまざまな角度からの振り返りが可能です。ここでは、ガクチカを見つけるうえで有効な方法を9つ紹介します。
1年以内のできごとを書き出す
過去1年以内の経験を洗い出してガクチカの候補を探しましょう。アルバイト・学業・サークルなど、ガクチカに利用できる活動は数多く存在します。
複数の候補から絞り込むときは、企業の評価ポイントに沿って選定することが大切です。結果と過程の両方を語れる出来事や、定量的な成果を上げられた出来事はとくに高い評価を得られる可能性があります。
過去の経験を振り返る
1年以上前にさかのぼり、過去の経験を振り返るとガクチカが見つかるケースもあります。ガクチカの対象は大学時代に限らず、入学前にした経験のアピールも可能です。自分にとってはささいな行動であっても、周囲に影響を及ぼすような取り組みは立派なガクチカとしてアピールできます。活動の背景を今一度振り返り、当時意識していたポイントや困難に対処した経験を洗い出しましょう。
過去を振り返ることで、自分が強みとする部分や、以前よりも成長した部分が明確になり、自己分析が進みます。
毎日の習慣を一覧にする
過去を振り返ってもアイデアが出ないときは、現在の習慣に目を向けましょう。毎日のスケジュールや行動習慣を一覧にして見直すと、普段は無意識のうちに取り組んでいる習慣を見つけられることがあります。毎日のニュースチェックや家事など、自分では何気なくこなす行動でも、ポジティブな効果が出ていればガクチカに落とし込めるでしょう。
日々の習慣をアピールすることで、継続性や忍耐強さを企業から評価してもらえる可能性があります。
趣味や特技から考える
日頃の趣味や特技から掘り下げることも、ガクチカを組み立てる有効な手段のひとつです。好きなこと、得意なことはもっとも自分の強みと個性を活かせる領域であるため、ガクチカを通じた自己PRに向いています。
趣味や特技に目標を設定すると、ガクチカに適した就活向けのエピソードが作りやすくなります。とくに具体的な数値目標を立てると、達成するまでの取り組み過程と、定量評価ができる成果のアピールが可能です。
長所から考える
自己分析に取り組んだ方には、自分の長所からガクチカを組み立てる方法がおすすめです。これまでの経験をエピソードに落とし込むうえで、長所がどのように発揮できたのかを記すと、自分の個性を明確にアピールできます。
たとえば「何事にもくじけず継続できること」が長所であれば、その力を発揮できたエピソードがガクチカに最適です。派手な実績や目立った経験がなくても、自分の長所を活かしたエピソードを伝えられれば、企業から評価される可能性はあります。
他の人と違う部分に注目する
長所のほかに、自分が他の人と違う点もガクチカに活用できます。周囲の友人、知人と比べて、異なる特徴があれば書き出してガクチカに採用するか検討しましょう。自分ではネガティブに感じている要素でも、見方を変えると貴重な個性と捉えられることがあります。たとえば「積極性がない」と自己分析していても、周囲からは「物事を慎重に進められる」と見られ、企業もその点を高く評価する可能性があります。
同じ企業を志望する就活生は数多く存在するため、周囲との差別化が重要です。
家族や友達など周りの人に聞く
自分自身でガクチカを見つけることが困難であれば、周囲の力を借りましょう。他己分析をしてもらうと、自分では気づかなかった特徴を見つけられます。家族や仲のよい友人など、身近な人々に分析を依頼することが有効です。長所と短所の両方を包み隠さず教えてもらえる信頼関係のある人に依頼することがおすすめです。
自分では普通だと思っていた過去の出来事や自分の個性であっても、第三者の目から見ると高く評価される可能性があります。
学業やアルバイトの経験を振り返る
ガクチカの代表例は、学業の実績やアルバイトでの経験です。他の就活生とテーマは被るものの、専攻や勤務先は人によって異なるため、自分だけのエピソードを膨らませられます。
とくに、自己成長につながった経験はガクチカとして有効です。研究や試験で成果を残したエピソード、アルバイト先で活躍した経験などがアピールできます。
大きな成果を残していない人でも、失敗から学んだ経験や、以前より成長した部分をアピールすることで、説得力のあるガクチカが作れます。
今から新しく始める
ここまで挙げた方法を試してもガクチカが作れないときは、今から新たにガクチカ用の活動を始めることもひとつの手段です。新たなアルバイト・趣味・社会貢献活動など、自分にとって前向きに成長できる経験であれば、他者との差別化を図ってガクチカに落とし込めるでしょう。
ただし、就活が本格的に始まると、ガクチカのために新たな行動を始める時間すら取れないおそれがあります。選考対策は、時間の余裕を持って取り組むことが大切です。
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AI面接サービスの「REALME」を活用すると、効果的な自己分析ができます。入力した自己PRの内容をもとに、強みや課題をAIが分析して定量的に評価します。フィードバックを参考にしながら、自分ならではのガクチカを作成しましょう。
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ガクチカの材料がないと感じている人は、自己分析から始めましょう。
合格ラインの学生のガクチカが見られる
優秀な学生のさまざまなデータを見れる点は、「REALME」が持つ特徴です。企業の選考合格ラインに到達した学生のガクチカや自己PR、価値観などが閲覧できます。ガクチカの案が思い浮かばない、または文章の構成が難しいと感じるときは、他の就活生が作成したガクチカを参考にしましょう。エピソードの広げ方やアピール方法などが確認できます。
志望企業の内定判定を確認できる
「REALME」でAI面接を受けると、志望企業の内定判定が把握できます。内定判定は、合格ラインの就活生が記録した平均値との比較で算出されます。ガクチカが定まらないうちは内定判定が低かったとしても、アピール内容の質を高めることで合格に近づくことが可能です。AI面接で良好な内定判定が出たら、積極的に応募しましょう。
自分と向き合って「ガクチカがない」を克服しよう!
この記事では、ガクチカがない場合の見つけ方や作成方法を解説しました。ガクチカの題材には何を取り上げてもよいため、過去の経験を幅広く振り返ると適切なエピソードが見つかるでしょう。
ガクチカの質を高めるには、自己分析が重要です。「REALME」のAI面接を利用すると、自分の強みや課題を簡単に把握できます。質の高いガクチカ作成にぜひご活用ください。