1分の自己PR動画|例文・構成・撮影ポイント徹底解説

自己pr動画 1分

昨今の面接では、自己PRとして「自分の紹介動画」を提出するケースも増えてきています。今回は、1分間の自己PR動画を作成する際のポイントや、事前に準備したい要素などをご紹介します。わかりやすい自己PR動画で、自分の強みや個性を効果的に伝えましょう。 

目次

1分間の自己PR動画の台本・例文一覧

ここでは、1分間の自己PR動画の台本や例文を、一覧としてご紹介します。とくに動画作成に慣れていない人は要チェック!限られた時間のなかで自分をアピールするために、要点を絞った台本を考えていきましょう。

「継続力」をアピールする場合

私は「継続力」に自信があります。大学では毎朝〇時に起きて〇年間、英語の勉強を欠かさず続けました。

最初は苦労しましたが、習慣化することでTOEICスコアは〇点から〇点まで上がり、英語力だけではなく精神的にも強くなれました。

地道な努力をコツコツ積み重ねることが、私の強みです。仕事でも、目標に向かって粘り強く取り組み、結果につなげていきたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「コミュニケーション力」をアピールする場合

私の強みは「コミュニケーション能力」です。大学では飲食店で〇年間アルバイトをし、常連のお客様との会話や、スタッフ間での連携を大切にしてきました。

とくに「相手の立場に立って話すこと」は強く意識しており、クレーム対応時を含め、多くのお客様に感謝の言葉をいただきました。その結果、社内でも〇〇賞をいただき、表彰された経験もあります。

円滑な人間関係を築く力は、チームで働くうえで欠かせないと考えています。御社でも信頼される存在になれるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

「リーダーシップ」をアピールする場合

私の強みは「リーダーシップ」だと自負しております。大学では、ゼミのプロジェクトリーダーとして〇人のチームをまとめ、学内発表会で最優秀賞を受賞しました。

リーダーとして意識したのは、「メンバーの意見を尊重しながら全体を前向きに引っ張ること」です。ただ目標に向けて突き進むのではなく、スケジュール管理や役割分担にも力を入れ、チームとして支え合いながら成果を出す喜びを実感しました。

御社に入社した際も主体的に行動し、周囲を巻き込みながら成果を上げる人材を目指します。何卒よろしくお願いいたします。

「目標設定・計画・実行力」をアピールする場合

私の強みは「目標を設定し、計画を立てて実行する力」です。大学では〇〇の資格取得を目指し、知識のない状態から半年の学習期間で〇級に合格しました。

試験日から逆算して毎月・毎週の学習計画を立て、実行と見直しを繰り返すことで、無理なく着実に力を伸ばすことができた点が、合格の理由だと考えています。

このような自律的かつ計画的、そして柔軟な取り組みは、仕事でも成果を出すうえで強みになると考えています。今後も、目標達成に向けて粘り強く取り組んでまいります。よろしくお願いいたします。

明快な1分自己PRを実現する3つの基本ポイント

ここでは、明解な1分の自己PRを実現するためのポイントをご紹介します。動画は面接とは異なり、納得するまで何回でも内容を練り直せるのが魅力ですよね。修正や変更を恐れず、企業に伝わる内容をストイックに目指していきましょう。

端的でわかりやすい言葉を意識する

1分という限られた時間で自己PR動画を作る際は、端的でわかりやすい言葉を使うことが重要です。丁寧すぎる言い方や回りくどい表現では、内容が伝わりにくくなる傾向に。結論から簡潔に伝えつつ、強みやエピソードを肉付けしていきましょう。

全体で300~400文字程度にまとめると、丁度1分程度でまとめられるイメージです。文字数カウントサービスも活用しながら、無理なく話しきれる長さに調整していきましょう。数字や固有名詞を使うことで、より印象に残りやすくなります。

アピールポイントを一つに絞る

1分の自己PR動画では、アピールポイントを一つに絞ることを意識しましょう。伝えたい内容がバラけさせると、内容が薄くなり印象に残りにくくなります。とくに前半に伝えた内容は、後半を観終わる頃にはほぼ忘れられてしまうこともあるでしょう。

全体を通して一貫性が生まれるように、冒頭で強みを明言したうえで、エピソードや背景などの情報で肉付けするような構成を心がけてください。

抑揚をつけて話すことを意識する

1分動画を単調な内容にしないためには、話し方や表現力への工夫も大切です。全体的に抑揚をつけて話すことを意識し、相手の聴覚に訴えかけるようなニュアンスを取り入れましょう。

棒読みや、同じスピードでのダラダラした話し方はNG。強調したい部分で声を張ったり、スピードに変化をつけるのがポイントです。とくに強みや成果・実績に関連する部分では、「声は大きく、スピードはゆっくり、単語を区切る・活舌はハッキリ」を心がけてくださいね。

1分自己PR動画撮影の3つの必須準備

ここでは、1分の自己PR動画を撮影するための必須準備についてご紹介します。普段からSNS用に動画を作成している人でも、面接用の動画作りではまったく異なる準備が必要です。段階的に準備を進めながら、完成度の高い動画を目指しましょう。

原稿(台本)を作成する

1分の自己PR動画では、原稿(台本)を作成することから始めます。原稿を作成する過程では、自己理解が深まると同時に内容も整理され、言葉に一貫性が生まれます。また言葉遣いの工夫もできるため、より相手に伝わりやすいニュアンスに調整できるでしょう。

基本的には「①挨拶②強みの説明③具体的なエピソード④企業への活かし方」の流れで台本を作り、時間調整をしつつ練習します。文章はすべて暗記し、目が泳がずスラスラ話せるようになるまで繰り返していきましょう。

撮影場所を選定する

1分の自己PR動画では、撮影場所も重要なポイントです。背景が整った場所を選定し、照明や日の光の明るさも視野に入れつつ、撮影時間にもこだわっていきましょう。

とくに自宅や自室で撮影する場合、背景が乱雑だったり雑音が多かったりすると、印象が悪くなってしまいます。「自分がどう思うか」ではなく「相手にどう思われるか」が大切です。室内の白い壁や、個室の貸会議室、防音のネットカフェなどがあれば、積極的に活用していきましょう。

必要な機材・ツールを準備する

1分の自己PR動画自体は、スマホさえあれば簡単に撮影できます。より完成度を上げるためには、三脚やマイク、アームつきスマホスタンドなども活用していきましょう。三脚やアームでカメラを固定し、照明で顔周りを明るくするだけでも、印象が上がります。

また外付けマイクで音質にもこだわれば、ほかの応募者との差別化にもつながるでしょう。練習時から台本やタイマーなども導入しつつ、テストを繰り返してみてくださいね。

「REALME」のAI面接で自己PRの魅力を最大化しよう!

ここでは、自己PR動画の作成でぜひ役立てたいサービス『REALME』をご紹介します。REALMEでは、AI面接によって自己理解を深められるのが強みです。REALMEの特徴を知り、自己PR動画の内容をさらに充実させていきましょう。

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自身のPR内容を多角的に分析できる

REALMEの大きな魅力として挙げられるのが、自己理解を深められるコンテンツです。

REALMEでは約20分間のAI面接を導入しており、AIとの質疑応答によって自分の強みや弱みを客観的に理解できます。自分自身を多角的に分析できるため、自己PR動画に掲載するべき能力を容易に把握できます。

強み・弱みを数値化し、1分の動画に磨きをかけられる

AI面接で分析できるのは、「チームで取り組む力」「自己実現力」「ストレス耐性」などに細分化された14の非認知能力です。

すべての能力は円状のグラフで表示され、自分に内包された能力を理解しやすい仕組みとなっています。1分間という短い時間で効果的に自分らしさを伝えるための、強力なサポートになってくれるでしょう。

内定判定機能で現状の合格可能性をチェック、効率的な対策が可能

REALMEでは、独自の内定判定機能も搭載されています。過去に最終面接まで進んだ就活生の「能力値データ」が閲覧でき、自分のデータと照らし合わせられるのが魅力です。

企業ごとに今の自分に足りない能力がわかるため、より内定率が高い時期にエントリーをズラすことも可能です。

1分自己PR動画で差をつけて内定を引き寄せよう

今回は、1分間の自己PR動画を作成する際のポイントをご紹介しました。たかが1分、されど1分。すべての応募者が同じ条件だからこそ、どのように強みや個性をアピールするかによって、合否の結果が分かれます。

とはいえ奇抜な内容を作成する必要はありません。あくまで「自分らしさ」を担保したうえで、強みを引き出し目立たせるような構成を心がけましょう。画質や音質にこだわれば、本気度のアピールにもつながりますよ。

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