責任感の自己PRで差をつける!例文・伝え方を徹底解説

あらゆる業種や職業において重視される能力の一つが、「責任感」です。今回は、自己PRで責任感を伝える際のポイントや注意点をご紹介します。責任感を効果的に伝えられる自己PRを作成し、内定をつかみ取りましょう。

目次

「責任感」を自己PRでアピールする際の例文

ここでは、責任感を自己PRでアピールする際の例文をご紹介します。責任感とは「自分に与えられた役割に責任を持つ力」であり、「最後までやり抜く力」でもあります。学生時代のエピソードを交えながら、効果的な自己PR作成につなげていきましょう。

部活やサークルをもとにした例文

部活やサークル経験で責任感をアピールしたい場合、リーダーやまとめ役を任されたエピソードが効果的です。

例文としては「部員やメンバーのスケジュールを調整し、定期的に一人ひとりと1on1の時間を取りながら目標達成に取り組んだ」「困難な状況でも投げ出さず、最後までチームを奮い立たせながら取り組んだ」などが挙げられます。闇雲な取り組みだけではなく、リーダーとしての「先頭に立つ能力」を強調しましょう。

アルバイトやインターンをもとにした例文

アルバイトやインターン経験で説得力をアピールする際は、自分に与えられた役割を最後までやり切る姿勢を強調することが大切です。

「後輩指導を任せられ、相手の能力に合わせた成長表を作成し、独り立ちするまでサポートを続けた」のような、主体的な行動や工夫をアピールできる例文であればなお良いでしょう。

学業や留学をもとにした例文

学業での取り組みや留学も、責任感をアピールするために効果的です。異文化や新しい挑戦に対応するなかで経験した、目標実現に向けた行動をアピールしましょう。

たとえば「グループワークや研究活動で自分の役割を果たし、チームの成功に貢献した」のような例文がおすすめです。具体的にどのような貢献をしたのかを、数値での比較によって強調できるとより強みが伝わります。

研究室やゼミをもとにした例文

責任感のアピールでは、研究室やゼミでの経験も活かせます。進捗管理やチームでの課題解決など、学びのなかで主体的に取り組んだ行動をピックアップしましょう。

たとえば「メンバー間の協力体制を整え、発表の成功に向けてリーダーシップを発揮した」「発表日から逆算し、一人ひとりが無理なく取り組めるスケジュールを作成した」などがおすすめです。

責任感を自己PRでアピールする際のコツ

ここでは、面接での自己PRで責任感を伝えるときのコツをご紹介します。責任感は、強みとして主張するだけでは効果的に伝えにくい能力です。具体性を担保するためのエピソードや言葉選びを意識したうえで、面接官の印象に残る自己PRを作成していきましょう。

どのような責任感なのか具体的に説明する

自己PRで責任感をアピールするためには、自分が「責任感とは何か」を説明できる状態が求められます。責任感は、ただ持っているだけでは周りにアピールできません。責任を果たすための取り組みを踏まえ、自分なりの明確な意見を話せるようにしましょう。

責任感の説明では、当人の当事者意識と具体的かつ主体的な取り組みが肝心。他人に言われたことを全うするだけではなく、自ら役割を見つけたうえで行動したエピソードが効果的です。

どのように発揮・身につけたのかを伝える

責任感をアピールするためには、責任感をどのように発揮したのかや、責任感の身につけ方などを伝えましょう。与えられた責任を全うするためには、相応の能力が求められます。「気を強く持つ」のようなメンタル面だけではなく、技術面での成長の姿をアピールしましょう。

具体的な課題や困難を乗り越えた経験を取り入れ、「具体的にどのような形で責任感を発揮したのか」を強調します。また第三者から「責任感が強い」と評価されたエピソードもあれば、積極的に活用しましょう。

仕事でどのように活かすのかを伝える

面接での自己PRでは、自分の強みやエピソードを話すだけではなく、仕事でどのように活かすのかを伝える姿勢も大切です。「任された仕事は必ず最後までやり切る」「仕事と誠実に向き合い企業自体の信頼も上げる」などのように、自分の責任感が企業に与えるプラスの効果について伝えましょう。

企業に求められる責任感とは、小さな仕事も誠実にこなす力や、約束や納期を守る力など、実は「社会人として当たり前の力」です。しかしその当たり前ができるからこそ、少しずつ企業や個人としての信頼が上がっていきます。

「自分の責任感が、結果的に企業や顧客に還元される」という考えを、自分の言葉で伝えることが大切です。

自己PRで責任感をアピールする時に気をつけたいこと

ここでは、自己PRで責任感をアピールする際に気をつけたいポイントをご紹介します。そもそも責任感とは、社会人であれば誰しも持つべき感覚です。そんな責任感をあえて強みとしてアピールするためには、責任感の持つネガティブな側面にも注意を払う必要があります。

頑固に思われないよう注意する

自己PRで責任感をアピールする際は、頑固だと思われないように注意しましょう。責任感の強さばかりを強調しすぎると、面接官に「融通が利かない」「柔軟性や対応力が足りない」と思われてしまう可能性があります。

状況に応じて対応・適応するための力や、1人で抱え込まず周りと協力する協調性などもあわせてアピールし、バランスの取れた人物であることを伝えましょう。責任感を伝えるエピソードでは、複数の人たちと協力して物事を成し遂げた話を選ぶと、頑固なイメージを与えるリスクが下がります。

受け身の経験ではアピールできない

責任感のアピールでは、受け身の経験ばかりだとマイナスなイメージになってしまいます。たとえば「人から与えられた役割を最後までやり遂げた」だけであれば、ロボットと同じです。

指示されたことをするだけではなく、主体性や積極性をアピールできるエピソードを選びましょう。自ら課題を探し、発見し、解決のために行動したエピソードにこそ説得性が宿ります。企業が求めているのは、自発的に責任を持って行動できる人物なのです。

「REALME」で自己PRの説得力を向上させよう!

自己PRの作成に迷っている人におすすめしたいサービスが「REALME」です。REALME」ではAI面接を通し、自己PR・エントリーシート作成・面接の対策ができます。ここでは、REALMEの特徴や魅力をご紹介します。

20分のAI面接で責任感に関する強み・課題を客観的に把握できる

REALMEのメインコンテンツといえるのが、約20分間のAI面接です。AI面接では、能力ステータスと価値観が可視化され、14つの非認知能力をグラフで把握できます。

「やり浮く力」や「チームで取り組む力」「考え抜く力」など、責任感に関連する項目も多く表示。自分の強みや課題を客観的に理解でき、面接対策につなげられます。

合格ラインに達した就活生データで効果的なアピールを学べる

REALMEの大きな魅力として、他ユーザーのデータの閲覧も挙げられます。志望企業の合格ラインに達した就活生のデータも見られるため、過去のデータを通して今よりも効果的なアピール方法を検討できます。

さらにAIを通して自己PRやガクチカもブラッシュアップできるため、より高品質な文章が作成できるのが魅力です。

志望企業の合格確率を見ることで、現在地がわかる

REALMEには、志望企業の「内定判定」をエントリー前に確認できる仕組みが備わっています。内定判定と自分の能力を照らし合わせ、「今エントリーするのは時期尚早かもしれない」と感じれば、意図的にエントリー時期をズラすことも可能です。

「絶対に内定を勝ち取りたい」と思っている企業だからこそ、企業が求める人材になれるまでエントリーを待つ。そんな計画的かつ効率的な就活が実現します。

責任感を活かした自己PRで選考突破を目指そう

今回は、自己PRで責任感をアピールするポイントや注意点などをご紹介しました。どれほど優れた能力を持つ人材でも、責任感がなければ仕事を任せられません。反対に、強い責任感を持っている人物であれば、「あいつになら任せてもいい」とチャンスが舞い込んでくるでしょう。

責任感は非認知能力の一つであるだけではなく、自分の将来を豊かにするための要素でもあります。自身の責任感のバックグラウンドを掘り下げ、面接官に伝わる文章を作成しましょう。責任感が適切に伝われば、周りの応募者との差もつけられるはずです。

この記事をシェアする
  • URLをコピーしました!
目次