「5年後の自分」を面接で聞かれた時の対処法。周りと差をつけるコツを解説!

監修者について
筆者:山田昌史(やまだまさし)
筆者:
山田昌史(やまだまさし)

プロフィール

1987年滋賀県生まれ。最恐ブラック企業、ベンチャー企業、大企業、フリーランス、起業というほぼ全てのパターンを経験。

通信会社の法人営業としてキャリアをスタート。その後学習塾教室長を経験した後にキャリアアドバイザーに転職。

自分自身の特性にマッチした職業選択の重要性に気づき、中高生のキャリア教育から見直すべきだと考えて独立。

Edtechベンチャー企業CMOやNPO法人理事を歴任しながら、株式会社STAIRZを創業。人生における様々な選択に、納得感を持たせることをミッションに活動する。

保有資格:国際コーチ連盟認定 PCC (プロフェッショナル認定コーチ)

監修者:山田昌史(やまだまさし)
監修者:
山田昌史(やまだまさし)

プロフィール

1987年滋賀県生まれ。最恐ブラック企業、ベンチャー企業、大企業、フリーランス、起業というほぼ全てのパターンを経験。

通信会社の法人営業としてキャリアをスタート。その後学習塾教室長を経験した後にキャリアアドバイザーに転職。

自分自身の特性にマッチした職業選択の重要性に気づき、中高生のキャリア教育から見直すべきだと考えて独立。

Edtechベンチャー企業CMOやNPO法人理事を歴任しながら、株式会社STAIRZを創業。人生における様々な選択に、納得感を持たせることをミッションに活動する。

保有資格:国際コーチ連盟認定 PCC (プロフェッショナル認定コーチ)

就職活動の面接において、「5年後、10年後のキャリアビジョンをどう考えていますか?」という質問は、面接の中でも特に答えにくいものの一つです。

この質問を通じて、企業は候補者の思考力や計画性を評価しています。一般的な回答として「業務をキャッチアップして、将来的にはマネージャーを目指します」といった漠然としたものになりがちですが、具体的なキャリアプランを持つことで他の応募者と差をつけることができます。

目次

企業が「5年後の自分」で見ているポイント

  • 抽象的思考力:自身のキャリアについて深く考え、将来の変化を予測できているか。
  • 論理的思考力:長期的な目標を具体的な行動に落とし込めているか。
  • 説明能力:抽象的な概念を明確に伝えることができるか。

この3つをふまえて、具体的な回答の作り方をみていきましょう!

周囲と差をつける「5年後の自分」の回答方法

ステップ1:10年後の理想の自分を想像する

キャリアを仕事の枠にとどめず、以下の観点も含めて考えると説得力が増します。

  • 家族・パートナー:結婚や家庭の有無。
  • 経済状況:理想の収入レベル。
  • 健康と働き方:バランスの取れたライフスタイル。
  • 人間関係:どのような環境で働きたいか。
  • 自己成長:仕事以外に学びたいこと。
  • 居住地:都市部、地方、海外など。
  • 趣味・余暇の時間:仕事以外の時間の過ごし方。

ステップ2:10年後のキャリアビジョンを仕事に落とし込む

例) 「10年後には、貴社の事業の一つをリードするマネージャーになりたいと考えています。市場の変化に対応しながら、新たな価値を生み出すことを目指します。そのために、事業開発や組織マネジメントのスキルを積極的に身につけたいと考えています。」

10年後のビジョンに対して、具体的にどんな仕事をしていたいか?まで考えておくことで、説得力がUPしますよ!

ステップ3:5年後の目標と具体的な行動計画

例)

  • 3年目まで:業務に精通し、成果を出せる人材になる。
  • 5年目:チームリーダーとして後輩の育成やプロジェクトの管理を経験。
  • 10年目:事業責任者として組織の運営に携わる。

ただ目標を掲げる人よりも「どのように達成するか」まで考えている人のほうが本気度は伝わります。


30歳前後で迎えるキャリアの壁

将来のビジョンを考えるうえで、30歳前後で迎えるキャリアの壁まで考えておけると、120点!

新入社員で入社し、3~5年ぐらいするとある程度一人で業務をこなせるようになってきます。
どんなに生産性を上げても一人で提供できることには限界があるため、それ以上に給料を上げようと思うと別の付加価値をつけないとそれ以上給与を上げていくことが難しくなります。

上記を踏まえ、5年後のキャリアビジョンを考える際は、どの方向性で追加の付加価値をつけていくのかを考えるとより中長期のキャリアが描きやすくなります。

1. チームを率いて実績を出す

30歳前後で昇進を目指す場合、チームマネジメントの経験を積むことが不可欠です。個人での成果には限界があり、組織としてより大きな成果を上げることが求められます。

例えば、後輩の育成やプロジェクト管理を通じて、リーダーシップを発揮できるスキルを身につけることが重要です。

個人で結果を出せるのも素晴らしいけど、チームを率いることができるかどうかが、より大きな成果を出すポイントです。

2. 他人に真似できないスキルを身につける 

他人に真似のできないという意味で希少価値のあるスキルも付加価値を高めることができます。
ただ、こちらに関しては自分自身で学びを深めていき、まだ誰もやったことのない領域に踏み込んでいく必要があります。また、そのようなスキルを身に着けることができると、会社員で働くよりも独立したほうがより効率的に稼げるようになります。

30歳前後でのキャリア戦略 

このタイミングでどちらの方向に進むかを決めることが、長期的なキャリアの安定や成長につながります。特に女性の場合は、子育てとの両立を見据えた働き方を考えることも重要になります。

マネジメントスキルを持っていれば復職しやすく、専門スキルがあればフリーランスや副業といった選択肢も広がります。


業界や職種によって異なる付加価値

チームを率いるマネジメント力か、専門スキルを高めることが大きな方向性になりますが、それ以外に職種や業種によって生み出せる付加価値が違います。

転職や部署異動によって、より給料の高い仕事に就くという選択肢もあります。

  • 営業職:高単価商品の販売力やチームマネジメント能力。
  • エンジニア:最先端・海外での技術や、コンサルティング力。
  • マーケティング:市場分析力や戦略立案のスキル。
  • インフラ業界:業務の効率化や新規事業開発への貢献。

自分の強みを理解し、それを企業の成長と結びつけることで、より説得力のあるキャリアプランを描くことができます。


5年後10年後キャリアビジョンの例文

私の中長期のキャリアビジョンは、時代のニーズに応じたサービスを生み出せるビジネスパーソンになることと、良い父親になることです。より多くの人の役に立つためにも、事業開発と組織マネジメントの経験を積むことが重要だと思っております。また、温かい家族を持つことも夢なので、その両立ができるような生産性の高い人材になる必要があると考えます。

貴社では今後〇〇の領域に注力をしていくと説明会でお伺いしております。まずは貴社に入社して実績を積むことは大前提として、その先は〇〇の事業に携わりながら、事業を大きくすることに貢献していき、そこでマネージャーとして実績を出していきたいと思っております。

そのために、3年で会社に貢献できる実績を出せるようになり、5年目では後輩の育成に対して積極的に施策を実施したいと思っております。また、生産性も意識して結果をだしつつも残業時間も極力抑えることを意識していきたいです。

その後は〇〇の事業に取り組ませていただけるのであれば、既存のスキルをより周辺領域に広げていきながら、一から事業を生み出せるようなスキルセットを身に着けていきます。

幅広い領域を学ぶことは得意だと自負しておりますので、周辺領域のスキルについては今からどんどん学んで参ります。

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