面接では、最後に逆質問を求められるケースが多くあります。何を質問して、どのように締めくくればよいのか困ってしまう学生の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、面接での逆質問で意識するポイントや面接の適切な終わり方を紹介します。面接対策をしていて、逆質問をどのように締めくくればよいのか頭を悩ませている就活生の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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面接での逆質問の終わり方
面接で逆質問を求められると想定して、質問する内容を入念に準備して臨む人は多いでしょう。一方で、終わり方が分からず困ってしまった経験のある人もいるのではないでしょうか。
ここでは、面接の最後に好印象を持ってもらうための終わり方を紹介します。
回答に対するお礼を伝える
疑問点や不安に感じていた点を解消できたことに対して、丁寧にお礼を伝えることが大切です。面接の時間を作ってもらったことに対するお礼、質問に回答してもらったことに対するお礼の言葉を述べましょう。
どのような場面であっても、丁寧なお礼を伝えることは相手に好印象を与えます。面接の場においても同様で、お礼を伝えることで面接官に好印象を持ってもらえる可能性が高まるでしょう。
回答に対する感想を述べる
お礼を伝えると同時に回答に対する感想を述べるとよいでしょう。
感じたことを簡単に伝えることで、回答に対する理解度をアピールできます。回答から何を感じたのか、どのように考えているのかを素直に述べることが大切です。
質問に対する回答の内容と絡めて、入社意欲を改めてアピールすると効果的です。
時間が押した際には謝罪する
逆質問で多くの質問をしたり、質問に詳しく丁寧な回答をしてもらったりすると、面接時間が押すこともあるでしょう。
時間をオーバーした際は、謝罪の言葉を伝える必要があります。誠意を伝えることで、面接時間をオーバーしていても好印象を与えられる可能性があるでしょう。
もちろん時間を守るに越したことはありません。原則として時間内に終わるよう意識する必要があります。
「他に質問はありますか?」と聞かれたら
用意していた質問を終えたあと、「ほかに質問はありますか?」と聞かれる場合もあります。
まだ質問したいことや疑問が残っていれば、質問を続けましょう。ただし、複数の質問をしたい場合は、あと何点か質問したい旨を伝えた方が好印象につながります。
加えて「お時間は大丈夫でしょうか?」と相手に配慮した一言も添えた方がよいでしょう。
質問したいことがない場合、無理に続ける必要はありません。「すべてお答えいただきましたので大丈夫です。質問の時間を設けていただきありがとうございました」のようにお礼を伝えて締めくくりましょう。
面接での逆質問で意識するポイント
面接での逆質問で意識したいポイントを紹介します。より好印象を持ってもらえる逆質問ができるよう、参考にしてみてください。
逆質問は複数用意する
逆質問する内容は、あらかじめ用意してから面接に臨みましょう。
その際、余裕を持って5個以上用意しておくことがおすすめです。ジャンルの違う質問を用意することで、面接内の質疑応答で解決した場合でも慌てずほかの質問ができるでしょう。
用意した質問は、すべてを尋ねる必要はありません。時間をオーバーしそうなときにどうしても聞きたい質問ができるよう、優先順位を決めておきましょう。
避けなければならないことは「特にありません」という回答です。逆質問は入社意欲や企業理解の深さについてアピールする場でもあるため、できるだけ質問するようにしましょう。
アピールしたいことを決める
アピールしたいことを決め、その内容に合わせた質問を考えましょう。
逆質問は、企業への熱意や関心の高さをアピールできるチャンスです。何をアピールしたいのかあらかじめ決めておけば、どのような質問をするかが明確になります。
特に、入社意欲の高さは伝えた方がよいでしょう。企業理解を深めたうえで、熱意のあるアピールをすると効果的です。
入社後の活躍をイメージさせる
入社後に自分が活躍する姿を、面接官にイメージしてもらうことも大切です。活躍を想像できる逆質をすれば、面接官の印象にも残りやすいでしょう。
加えて、具体的な業務内容やキャリアに関する質問をすれば、仕事やキャリアアップに対する熱意も伝えられます。
面接での逆質問の注意点
逆質問をする際には、いくつか注意したいポイントもあります。マイナスイメージを持たれないよう、以下の注意点を意識して臨みましょう。
調べれば分かる質問はしない
調べればすぐに分かるような質問はしないようにしましょう。たとえば、企業理念や事業内容、主力商品などです。
求人情報や説明会などでも分かる内容を質問すると、企業理解が低いと判断されます。
企業研究を重ね、企業理念や事業内容をさらに深掘りした内容にすると志望度の高さをアピールできるでしょう。
また、面接中すでに話したことについて質問すると、話を聞いていない印象を与えます。用意した逆質問が話題に上がり解決した場合でもほかの質問ができるよう、複数の質問を用意しましょう。
自信がない印象の質問はしない
自信がない印象を与えるネガティブな質問は避けましょう。向上心がないと思われると、よい印象を与えることが難しくなります。不安に感じる点があっても、それを前面に出さず、積極的に仕事に取り組む姿勢を見せることが重要です。
また、受け身な印象を与える質問も避けた方がよいといえます。主体性に欠けると判断される可能性があるためです。
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面接に臨む前に、AI面接「REALME」で志望企業の内定可能性をチェックすることがおすすめです。エントリー前に実施すると、志望企業の内定判定が事前に分かり、内定率の向上を目指せます。
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新卒採用で重要視される能力ごとにフィードバックがもらえるため、エントリー前に自分の面接を改善できます。
過去に面接を受けた学生の面接解答を閲覧可能
志望企業で過去に面接を受けた学生の面接解答例やESの閲覧も可能です。志望企業の最終面接まで進んだ学生がどのような回答をしたかを確認することで、面接対策を効率よく行うことができます。
逆質問を求められたとき何を質問すればよいのかについても、解答例を参考にしてみるとよいでしょう。
AI面接で客観的な自己分析が可能
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自己分析を通してアピールしたいポイントを明確にして、逆質問で聞きたい質問を考えましょう。
面接での逆質問の終わり方で好印象を残そう
逆質問は、面接の最後に求められることが多いといえます。人の印象は直近の記憶に影響されることが多いため、逆質問の終わり方で面接の印象が左右されます。本記事で紹介したポイントを意識した終わり方で好印象を残しましょう。
逆質問は、企業への入社意欲をアピールする絶好の機会です。「REALME」のAI面接で魅力的なアピールができるように準備をしてから、面接に臨みましょう。