ニトリの本選考対策まとめ! 選考フローや選考のポイントまで徹底解説

「ニトリって倍率が高くて自分じゃ本選考突破は難しいかも……」

そうお悩みの就活生の方向けに、実際にニトリの本選考を突破し、内定を獲得した25卒の方にインタビューをおこない、選考突破のコツや内定獲得のための対策方法を伝授していただきました!

これからニトリを受ける方や、ニトリを志望している方必見の内容となっておりますので、本記事を見ながらニトリ本選考突破のための対策を進めてみてくださいね

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もくじ

ニトリの本選考体験談を教えてくれた方

ニトリの本選考体験談を教えてくださったS.M.さんのプロフィール
  • 25卒
  • 関関同立
  • 学生団体
  • スキーサークル
  • 社会学系ゼミ
  • 広告をメインに就活

ニトリで話していたガクチカ・志望動機

ニトリのガクチカ

コロナ禍により、国際ボランティアサークルの主な活動であった現地支援が停止し、サークル存続の危機に直面した。私は「サークルの活動を継続させる」という目標を掲げ、国内でできる支援を模索した。課題は、海外に行けない中でどのように海外支援を行うかだった。そこで、国内で不要となった服や家具を回収し、それらを発展途上国に送るという新たな施策を提案し、仲間たちと協力して実行に移した。この活動により、現地の人々から感謝のメッセージが届き、支援の成果を実感するとともに、サークルとしても新たな活動実績を積むことができた。その結果、次年度以降もサークルの活動を継続でき、組織の存続に貢献することができた。

ニトリの志望動機

私は地方でのインターンに参加し、そこで多くの人々が一つの場所に集まり、充実した日々を送っている様子を見て、空間が生活の豊かさに与える影響を強く実感しました。特に、生活の場が人々にとって居心地の良い空間であることが、地域の活気やつながりを生む要素だと感じました。この経験を通じて、都市や地方に関わらず、誰もが豊かな生活を送れる空間を提供したいと考えるようになりました。ニトリでは、家具だけでなく空間そのものをデザインすることで、人々の生活をより豊かにできると考えています。私はその理念に共感し、空間デザインを通じて人々が集う場を作り出し、より豊かな暮らしを提供することに貢献したいと思い志望しました。

ニトリの選考フロー

ニトリの選考フローは以下の流れで実施されます。

ニトリの選考フロー
  • ES・webテスト
  • 1次面接
  • 2次面接
  • 3次面接
  • 最終面接

ES・webテスト

「学生時代に力を入れたこと」と「ニトリを志望する理由」など基本的なことが400字以内で聞かれた。

webテストはweb形式の玉手箱。

1次面接

人事担当者との1対1で行われる。面接はwebで実施され、全体の時間は30分以内で進行。

内容としては、基本的な質問が多く、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)や自分の強みについて聞かれる。深く掘り下げる質問はあまりなく、コミュニケーション能力が見られているような印象。また、志望動機についてはあまり詳しくは問われず、スタンダードな質問が中心。面接の後半に逆質問の時間が設けられている。

2次面接

webで実施され、1対1で30分以内。ガクチカと志望動機が中心に問われる。

ガクチカではこれまでの面接と同様の内容が問われ、深掘りは少ない。志望動機については、個々の暮らしを家具を通じて豊かにするという目標を話したが、その背景も簡単に尋ねられた。

事業部についての質問もあったが、具体的な内容までは問われなかった。全体的にリラックスした雰囲気で進行し、後半には逆質問の時間が設けられていた。

3次面接

webで1対1、30分程度で実施。志望動機については、どの事業部で何をしたいかを具体的に聞かれ、法人&リフォーム事業部で自社製品と他社製品を組み合わせた空間デザインの最適化を目指したいと回答した。

さらに、自分が成し遂げたいこととして、家具を通じて個々の暮らしを豊かにし、日本全国で面白い街づくりを進めたいというビジョンについても質問があった。キャリアに関しては、2次面接よりもさらに深掘りされる。後半に逆質問の時間が設けられている。

最終面接

最終面接は東京本社で対面形式で行われ、1対1で30分程度。面接官は20年目くらいのマネージャー。質問内容としては、「あなたの働く目的」や「なぜニトリを選んだのか」がメインで、さらにニトリでの理想のキャリア像についても詳しく問われた。

また、他に見ている企業についても聞かれた。全体的に落ち着いた雰囲気で進行し、後半に逆質問の時間が設けられていた。

ニトリのES

設問①

学生時代に力を入れたこと(400文字以内)

国際ボランティアサークルでの活動を記載しました。現地にいって海外での支援をする活動がメインだったのですが、コロナの影響で活動ができず、サークル存続の危機にあったことを課題として話しました。

そこで、施策として、日本国内でできる海外支援をしようと提案し、具体的には、日本で使われなくなった服や家具などを回収し、それを発展途上国に送る活動をおこないました。

その結果、現地の人たちから感謝のメッセージをいただき、サークルとしても活動実績を残すことができたため、次年度以降も活動を続けられることができたことを記載しました。

設問②

ニトリを志望する理由

人が集う場所をデザインすることができるため、ということを中心に記載いたしました。

私は地方部でのインターンに参加したのですが、そこでは、多くの人々がひとつの場所に集い、充実した日々を町の人が送っていたことから、暮らしの豊かさを感じました。

そこで、都市、地方の人も豊かな生活が送れるようなことがしたい、と思い、そのことを記載いたしました。ニトリでは家具はもちろん、空間デザインを通して人々の生活を豊かにすることができると考え、それをもとに志望動機を作成した形になります。

ニトリの1次面接

ニトリの1次面接の概要

web形式で、若めの人事担当者との1対1の面接でした。面接全体の時間は30分以内と短めで、自己紹介からスタートし、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)についての質問が中心でした。

ニトリの1次面接で聞かれた内容

私が話したのは、国際ボランティアサークルでの活動です。コロナの影響で、海外での支援活動ができず、サークル存続の危機に直面した経験について述べました。この課題に対して、私は国内でできる海外支援を提案し、日本で使われなくなった服や家具を回収して発展途上国に送る活動を行ったことを話しました。

面接官からは、どのようにその施策を考え、実行に移したかについての質問があり、それに対しては、サークル内で案を出し合い意見を取りまとめたことを話しました。リーダーシップやコミュニケーション能力に関しても軽く触れられましたが、特に深掘りされることはなく、主に活動の成果が重視されている印象を受けました。

志望動機についてはそれほど詳しく問われませんでしたが、最後の逆質問の時間に、自分が興味を持っている事業部でのキャリアプランについて尋ねました。面接官からは、キャリア形成に関する具体的なアドバイスをいただくことができたため、2次面接以降の参考になりました。

ニトリの2次面接

ニトリの2次面接の概要

web形式で行われ、面接官との1対1の面接でした。全体の面接時間は30分以内と短めで、自己紹介から始まりました。全体を通じて、面接官は私の価値観や目標を重視しており、コミュニケーション力やリーダーシップの発揮だけでなく、将来のビジョンについても聞きたいという意図を感じました。

ニトリの2次面接で聞かれた内容

まず、1次面接と同様に、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)についての質問がありました。私は、再び国際ボランティアサークルでの活動について話し、コロナ禍での活動存続の危機に対処するために国内での支援活動を提案し、実行した経験を述べました。

面接官からは、「なぜそのような施策を選んだのか」「施策を実行する上での課題や工夫は何か」といった質問がありました。私が実際にどのようにメンバーをまとめ、プロジェクトを成功させたかに焦点を当てて聞かれ、1次面接よりも少し深掘りされた印象を受けました。

次に、志望動機についても質問されました。私は「日本全国で面白い街を作るために、ニトリの家具を通じて個々の暮らしを豊かにしたい」というビジョンを語りました。このビジョンを持った理由についても尋ねられたため、家具を通じて生活の質を高め、人々の暮らしをより楽しく、快適にしたいと説明しました。

この話と関連して、具体的にどの事業部に行きたいかを尋ねられ、私は空間デザインの部署を答えましたが、そこから深く掘り下げられることはありませんでした。

ニトリの3次面接

ニトリの3次面接の概要

web形式で行われ、面接官との1対1の面接でした。面接時間は約30分と短めで、志望動機やキャリアに関する質問が中心でした。全体として、3次面接ではより具体的な志望事業部やキャリアのビジョンが問われ、将来的にどのようにニトリに貢献していくかという点に焦点が当てられていました。自分の価値観や目標がしっかりと伝わることが求められていると感じました。

ニトリの3次面接で聞かれた内容

最初に、志望動機について尋ねられ、どの事業部で何をしたいかまで具体的に答える必要がありました。私は、法人向け事業部とリフォーム事業部に関心があり、ニトリの自社製品と他社製品を組み合わせて、空間デザインの最適化を提案する仕事をしたいと説明しました。

また、単なる製品提供だけでなく、人々の心を動かす空間デザインを通じて、生活環境を豊かにすることに興味があることも伝えました。この部分に関しては、面接官から深掘りされ、具体的にどのように空間デザインで価値を提供できるかについても問われました。

続いて、自分が成し遂げたいことについても質問されました。私は、日本全国で「面白い街」を作り、ニトリの家具を通じて人々の暮らしを豊かにしたいというビジョンを話しました。

2次面接で話した内容と同様のものでしたが、3次面接では具体的なキャリアの理想像についてさらに深掘りされました。面接官からは、その夢を実現するためのキャリアステップや、どのようにして自分がニトリで貢献していくかについて質問されました。

ニトリの最終面接

ニトリの最終面接の概要

東京本社での対面形式で行われ、面接官は20年目くらいのマネージャーの方でした。面接は1対1で行われ、全体の時間は約30分程度でした。

ニトリの最終面接で聞かれた内容

最初に「あなたの働く目的」について質問されました。私は、家具を通じて人々の生活を豊かにし、日本全国に「面白い街」を作りたいというビジョンを持っていることを伝えました。これまでの経験から、空間デザインや住環境が人々の生活に大きな影響を与えることを実感しており、その分野で貢献したいと話しました。

続いて「なぜニトリなのか」という質問に対しては、ニトリの強みである自社製品の開発力や、顧客のニーズに合わせた幅広い商品展開が、自分の目指す空間デザインの実現に最適だと感じたことを説明しました。特に、法人向け事業部やリフォーム事業部で、自社製品を活用して空間全体の最適化を行うことで、ニトリの強みを最大限に活かしながら、顧客に新しい価値を提供できることを3次面接と同様に伝えました。

最後に「他に見ている企業はありますか」と質問されましたが、私は他にもいくつかの空間デザインや不動産関連の企業を見ていると伝えました。しかし、ニトリでキャリアを歩むことが最も自分のビジョンに合っていると熱意をもって伝えました。

ニトリ内定までの流れ

面接結果の通知方法

翌日に電話で合格の連絡をいただきました。

内定承諾はしたか?その理由は?

内定承諾はしませんでした。他の第一志望から内定をいただいていたため、そちらの企業に就職を決めたことが理由になります。

選考全体を通しての感想

ニトリの選考を通して感じたのは、全体的に非常に優しい雰囲気で進められたという点です。面接官に詰められるような場面はなく、リラックスして自分の意見を伝えることができました。

また、印象的だったのは、ニトリが「ロマン」という概念を大事にしている点です。面接を通じて、夢やビジョンを持っているか、そしてその夢をどのように実現しようとしているかをしっかり伝えることが求められていると感じました。

全体として、和やかな雰囲気の中でも、自分の将来像をしっかりと描き、それを相手に伝える力が問われる選考だったと感じました。

ニトリの選考突破のコツ

面接では突飛な質問が少ないため、聞かれたことに的確に答えることが重要だと感じました。準備した内容を無理に盛り込むよりも、面接官の質問に対して簡潔かつ具体的に答えることを意識すると良いと思います。

特に、ニトリでは「ロマン」や夢に関する質問が多いため、将来のビジョンや自分が何を成し遂げたいのかをしっかり言葉にして伝える準備をしておくと良いかと思います。

また、ニトリでは離職率の高さを懸念しているため、面接中に「それってニトリじゃなくてもいいんじゃない?」といった質問をいただくことが多々あります。このような質問に対して、自分がなぜニトリでその夢を実現したいのか、他の企業ではなくニトリだからこそできることは何かをしっかりと答えられるようにしておくことが大切だと思いました。

選考全体を通して、双方のマッチングを確認し合う雰囲気が強いので、自分の価値観やキャリアビジョンがニトリと合っていることを伝えることが大事だと思います。

まとめ

ニトリの選考では、自分の経験や夢、ビジョンを具体的に伝えることが重要です。ガクチカでは、自分が直面した課題やそれを克服するための工夫、そして成果を論理的に示すことで、リーダーシップや実行力を効果的にアピールできます。また、志望動機では、ニトリの理念である「ロマン」にどの点で共感し、自分の目指すキャリアや実現したい目標と紐づけられるかが大事です。

選考全体を通じて、深掘り質問が少なく、コミュニケーションを重視した和やかな面接が特徴です。本記事を参考に、自分の価値観やビジョンをしっかり整理し、自身の魅力を引き出せるように対策を進めてください!

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  • 大学3年に就活を頑張った過程が評価される
  • スカウトの94%はESや選考がカットされる
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