総合職の志望動機の書き方や面接担当者の目を引くコツについて紹介

就職活動をしていると、「総合職」「事務職」「管理職」などの括りでの募集を目にすることがあります。総合職に就職したいという人もいれば、そもそも総合職とはどのようなものなのかが分からないという人もいるでしょう。

今回の記事では総合職に関する基礎知識や、総合職になりたいときに使える志望動機の書き方のコツなどを紹介します。

また、記事の終わりでは、志望動機や自己PRの執筆に役立つサービス「REALME」について紹介します。

>>REALMEの詳細を見てみる

もくじ

総合職の基礎知識

就職活動をするまで総合職や管理職などの職種の分類について馴染みが薄く、どのような仕事を指すべきなのかが分からないという人は多いでしょう。

ここでは、総合職に関する基礎知識や分類などについて紹介します。

そもそも総合職とは?

総合職とは、後々管理職になることを期待して雇用される立場です。

企業全体がどのように動いているのかを理解し、企業の将来を担えるように、営業や総務、経理などさまざまな業務を経験します。経験を積むために、異動や転勤を命じられるケースも少なくないといえるでしょう。多くの場合、数年に1度程度の頻度で異動や転勤が命じられます。

そのため、同じ土地で働き続けたいと考える人にはあまり向かないといえるでしょう。

総合職の種類

単に総合職というと指し示す範囲が広いことから、総合職をいくつかの分類に分けて募集する企業もあります。

よく用いられる区分としては、以下のものがあります。

・事務系総合職 人事や労務など、文系職種を担当することが多い

・技術系総合職 設計や開発など、理系職種を担当することが多い

・エリア総合職(地方総合職) 勤務地域が限定されており転勤がない総合職のこと

同じ土地で働きながら総合職を目指したい人は、エリア総合職の募集を探すとよいでしょう。

総合職の志望動機の書き方

総合職を目指して志望動機を書くときは、それに合わせた書き方を意識することが必要です。

ここでは、総合職の募集に対して志望動機を書く際に、心掛けたいことを4つ紹介します。これから志望動機を考える人は参考にしましょう。

総合職を選んだ理由を書く

総合職は事務や営業など1つの業務に特化した働き方ではありません。そのため、さまざまな業務を担当する総合職を選んだ理由について書きましょう。具体的な理由を提示できなければ、「総合職でなくてもよいのでは」と思われ、評価が下がる可能性があります。

総合職は将来的に管理職になる可能性があるため、「責任を持って仕事がしたい」「企業を支えたい」など、上の立場に立って企業を支えることへの意欲を伝えると魅力的な表現になります。

この業界・企業を選んだ理由を書く

総合職はその企業に関する幅広い業務を担当するため、業界ごとのスキルが求められます。

「総合職になりたい」「将来的に管理職になりたい」という理由だけでは、「他の企業や業界でもよいのではないか」と思われ、評価が低くなる可能性があります。そのため、その企業でなくてはならない理由を加えて志望動機をアピールするとよいでしょう。

企業への熱意を伝えるためには、企業・業界研究が有効です。企業ホームページやパンフレットなどに目を通したり、説明会に参加したりしましょう。

入社後どのように活躍したいかを書く

就職活動では、入社をゴールにする人よりも、入社後のビジョンを入社前からある程度組み立てられている人の方が高評価をもらえる傾向があります。

また、面接担当者は入社後に活躍が期待できる人材かどうかを見ているため、入社後どのように働きたいかを伝えると入社への熱意が伝わりやすいといえるでしょう。入社後のビジョンを明確に描くためには、詳しく企業研究をして、企業の理念や社風などについて把握することが重要です。

具体的な経験を盛り込む

志望動機では、志望していること自体を伝えるだけではなく、志望のきっかけになったエピソードを盛り込むことも重要です。エピソードの内容はできるだけ具体的にし、実体験を踏まえて記述すると、説得力の高い志望動機を作成できます。

総合職への志望動機によく用いられるエピソードとしては、以下のものがあります。

・部活やサークルなどで部長・キャプテンなどをした経験

・アルバイトでさまざまな業務を体験した経験

・学校行事で実行委員会に関わった経験

総合職の志望動機で面接担当者の目を引くコツ

総合職への志望動機は似た内容のものが多くなりやすいといえます。就職活動では、ほかの志望者と差をつけて採用担当者の印象に残すことが重要です。

ここでは、総合職の志望動機で担当者の印象に残りやすくするコツを紹介します。

インターンシップへの参加

総合職として就職したい企業がインターンシップを開催している場合、参加することをおすすめします。インターンシップに参加することで、就職活動時に仕事内容や業務における責任を理解していることをアピールしやすくなるでしょう。

また、入社後のイメージや業務内容の把握がしやすくなるというメリットがあります。ミスマッチによる早期退職の可能性を減らすため、インターンシップには率先して参加しましょう。

企業が求める人物像を把握する

企業研究・業界研究を行い、企業がどのような人材を必要としているかを把握することが重要です。例えば、慎重な人材を求めている企業へ大胆さをアピールしても高評価はもらえません。

企業がどのような人物を欲しているかを理解して、それに沿った自己PRを組み立てることが重要です。企業が求める強みをもともと自分が持っている場合はそのままアピールができるため、企業や業界で求められる人物像については事前に調べましょう。

他の学生と差別化する

長所やエピソードなどを差別化して採用担当者の印象に残るようにすることが重要です。自己PRでは、長所を箇条書きにするのではなく自分の経験を深掘りして文章を組み立てると、ほかの学生と被りにくくなります。

また、エピソードは具体的にし、数字を活用すると理解しやすい文章になるでしょう。ただし、自分をよく見せようとするあまり嘘を書いたり、文章内で矛盾が生じたりしないように注意が必要です。

AI面接「REALME」で面接対策をしよう

就職活動において自身の文章がどのように評価されるか分からない、自分の受け答えが志望企業の求める人材像に合致しているかどうかを知りたいという方は、AI面接ツール「REALME」の活用がおすすめです。

「REALME」では、AIとの面接から、就職活動に役立つフィードバックを閲覧できます。

現時点の志望企業の内定判定が分かる

REALME」では、AIとの面接結果を通じて、志望企業の内定判定を算出してくれます。現在の自分が志望企業・職種からどのように評価されるのかを確認できるため、総合職を募集する企業が求める人材像とマッチしているかどうかが把握できます。

内定確率が低く判定された場合は、フィードバックをもとに自己PR文を作り直すことがおすすめです。

合格ラインを超えた学生の解答例が閲覧できる

REALME」では、志望企業の合格基準に達する回答をした学生の解答例を閲覧できます。合格者の情報を参考にすることで、自身の受け答えにどのような問題があるのかを把握し、改善しやすくなるでしょう。

総合職を志望する場合は専門職よりも幅広い業務をこなせる能力を求められるため、自身の能力を過不足なく伝える能力が要求されます。伝え方に不安がある場合は、ほかの人の回答を参考にしましょう。

AI面接後のFBで面接力を高められる

REALME」のAI面接を受けると、自身の能力が14の項目に分けて数値化されます。また、AIが改善した方がよいポイントや強みについてフィードバックしてくれます。客観的な視点でアドバイスを行ってくれるため、通常の自己分析では目が届かない範囲まで深く分析できるでしょう。

自己PR文の構成が決まらない人は、「REALME」を用いて詳しく自己分析をすることがおすすめです。

総合職の特徴を理解し魅力のある志望動機を作成しよう

総合職は後々企業を動かす管理職になることが期待されるため、入社後は幅広い業務を担当することになります。そのため、責任感のある人や好奇心が旺盛な人におすすめです。

総合職になるための志望動機を書くときは、総合職を志望する理由とその企業を志望する理由を併せて伝えましょう。

志望動機や自己PRの作成に不安がある人は、「REALME」の活用がおすすめです。

もくじ