最終面接のポイント
最終面接は、一次面接や二次面接とは異なり役員や社長などが面接にあたります。そのため、これまで以上に緊張感を持って面接に臨まなければなりません。
さらに最終面接は採用しても問題ないかの最終チェックが行われるため、入社後のキャリアプランに関する質問が増えます。そのためこれまで通りの面接スタイルでは、対応できない部分が増えるかもしれません。
最終面接は受かりやすいと認識されやすいですが手を抜いてしまうと落ちてしまう可能性が高くなるので、気を緩めずにしっかり準備を整えてから面接に臨みましょう。
最終面接で受かるサインの特徴10選
最終面接に臨む際、面接官がどのような態度を示せば受かるサインなのか気になるところでしょう。これから紹介する項目が当てはまっていれば、もしかしたら内定の可能性があるかもしれません。
終始笑顔で面接してくれる
面接や面接官の雰囲気が和やかだと、面接に受かる可能性が高い傾向にあります。企業側も自社を選んでほしいと前向きに考えているため、よい空気で面接を進めようとするためです。
楽しい雰囲気で面接が進んだ場合は、最終面接で受かる可能性が高いと判断できます。
質問の回答に対して深堀りしてくる
質問の回答に対して、より詳しく知りたい姿勢が見られたら、最終面接に受かるサインです。なぜなら、応募者に興味を持っているからこそ深堀して質問をするためです。
企業と応募者のミスマッチは、内定辞退や早期退職につながります。そのため、質問を深掘りして、会社とのマッチ度を図ろうとしています。
面接官がメモを取っている
面接官が応募者の回答に対してメモを取っていることも、最終面接に受かるサインです。なぜなら、メモをすることで応募者の情報を社内で共有しようとするためです。
面接官には、今後も使う情報はメモする傾向があります。最終選考の参考にするためだけではなく、採用後にどの部署が合うかやどのような業務が合うかを判断する材料にも使われます。
最後までしっかり話を聞いてくれる
最後まで真剣に話を聞いてもらえると、採用されやすい傾向にあります。そのような態度を取ってもらえている場合は、こちらの話に共感を持っている場合がほとんどです。それは応募者に関心があることのサインです。
回答が違うと感じると、回答の途中で話を切り上げるケースも珍しくありません。最後まで真剣に話を聞いてもらえている際は、話の内容に共感していて応募者に高い関心を示すことの表れです。
質問や話題を多く振られる
質問が多かったり、話題を多く振られたりする際も、最終面接に受かるサインです。なぜなら、興味があるからこそ企業は応募者のさまざまな情報を得ようとするためです。
質問や話題が多いと、選考に関係のない話が出ることもあります。これは自分に興味がないのではなく、興味があるからこそさまざまな話題を振っています。
選考に関係のないことでも、質問や話題を多く振られたら前向きに捉えましょう。
予定よりも面接時間が長くなる
ある程度面接時間の目安が分かる場合に予定より長くなったり、他の人より面接の時間が長くなったりした場合も、最終面接に受かる可能性が高いと判断できます。なぜなら、予定より面接時間が長くなる要因は面接官の聞きたいことが多いためです。
応募者に興味を示していて、より詳しくその人のことを知りたいと考え、面接が長引いています。面接官は多忙なため、採用しないと決めた人に時間はかけません。
会社業務について案内してくれる
会社業務について詳しく説明してもらえる際も、合格するケースがほとんどです。なぜなら、会社業務について案内することは、内定後に入社してもらいたいという意図があるためです。
会社の魅力をもっと知ってもらいたいという思いから、会社業務について詳しく説明しています。逆に、採用しない人には会社業務について説明することはしません。
入社後の話が出る
希望勤務地や将来のビジョンなど、入社後の話が出たり聞かれたりした際も、合格のサインです。
最終面接で入社後の話を出すことは、配属先の参考にするためです。どのような業務をしたいのか、応募者に合っている部署はどこかなどを判断するために、最終面接の段階で入社後の話をします。
握手を求められる
面接後に面接官から握手を求められたら、合格の可能性が高い傾向にあります。なぜなら、一般的に握手は友好の証のためです。
選考時の握手には、「これからもよろしく」という意味を込めることがほとんどです。自社で働いてほしい意思の表れであり、面接官が前向きに考えているサインと捉えられます。
握手を求められたら笑顔で応じて、よりよい印象を与えましょう。
他社の選考状況について聞いてくる
採用担当としては、採用したい人の他社の選考状況は気にかかります。他社の選考も進んでいる場合、その人材を他社に取られないよう、早めに選考を進めなければと考えます。一方、不採用の人に他社の状況を聞く必要はありません。
ただし、他社の選考状況について聞かれた際に全く違う業界を答える場合は注意が必要です。仕事への興味を疑われないように、異なる業界へ応募した理由を説明しましょう。
最終面接で受かるサインの正しい読み取り方
最終面接で受かるサインが見られた際は、“内定が出るかもしれない”と期待を寄せてしまうかもしれません。しかし安心するのは、まだ早いです。
サインが見られた際は、最終面接中であり内定が確定したわけではありません。気を抜かず、就活生らしい振舞い方を忘れずに面接に臨みましょう。
サインが現れた際の対応方法
サインが現れた際は、面接官は就活生に対して積極的にコミュニケーションを取ろうとします。人によっては対応に困惑する方がいますが、就活生の方も面接官と同様に明るく接しましょう。
ただし気の抜き過ぎには、注意が必要です。気を抜き過ぎた結果、失礼な態度や失言をしてしまう可能性があるので振舞い方には十分配慮しましょう。
期待されるリアクションと返答例
面接官の中には、就活生に対してテンションの高いリアクションを取ってくるかもしれません。ほぼ雑談に近いような雰囲気であれば、少しコミュニケーションの取り方を柔らかくしましょう。
また就活生のこれまでの実績や経歴に対して、称賛の意を示すことがあります。その際は、謙遜せずに素直に“ありがとうございます”と感謝の言葉を発しましょう。
最終面接で受かるサインが出た後のアクション
最終面接でサインが見られた際の最終段階では、面接官は入社後の日程や業務について触れてくる可能性があります。内定式や入社式など入社に関する内容が出てきた際は、しっかり面接官の話を聞くようにしましょう。
意欲をアピールする
最終面接で受かるサインが出た際は、入社したい意欲をアピールしましょう。面接官は、入社後の流れや業務などについて詳しく話してくるかもしれません。具体的な内容であれば、メモを取るとよいでしょう。さらに、逆質問で質問し損ねた内容について聞いてみるのもおすすめです。
フォローアップは素直に受け取る
最終面接終盤に差し掛かり、面接官から面接時の対応について具体的なアドバイスを受けるかもしれません。アドバイスを受けるとなると、“落ちてしまったかもしれない”と考えてしまうでしょう。
しかしケースによっては、“合格ではあるがアドバイスをしたい”と考える面接官もいます。サインありなしにかかわらず、面接対応でのフォローアップがあればしっかり聞きましょう。
最終面接で受かるサイン以外の要因
面接官によっては、サインが分かりにくいことは少なくありません。とくに表情が明るくないと、“選考に落ちたかも”と不安になるでしょう。
しかし面接官の態度が乏しくても、面接に落ちるとは限りません。どのような状況でもしっかり自分をアピールすることを優先にすることが重要です。
サイン以外に注意すべきポイント
サイン以外に注意するべきポイントは、コミュニケーションの取り方です。サインがわかりにくくても、回答に対して深堀をしたり、質問が多かったり、会社に関する情報を掲示してくれたりすれば内定に対してプラスに考えていると認識してもよいでしょう。
万全を期するための準備や心構え
最終面接は自分をPRする最後の正念場でもあるため、面接対策にはしっかり力を入れましょう。“最終面接まで来たから内定は簡単でしょう”と安易な考え方で臨んでしまうと、落とされてしまいます。
これまでの就活で取り組んできた通り、企業研究を見直しや面接練習などに積極的に取り組み、最終面接に臨みましょう。
最終面接で苦戦してしまう方は『ABABA』がおすすめ
最終面接まで進んだものの、なかなか実力が発揮できず内定獲得に苦戦している就活生もいることでしょう。もし最終面接で実力が出ないと悩んでいる場合は、『ABABA(アババ)』がおすすめです。
『ABABA』は、就職活動の「過程」が評価されるスカウト型サービス!就活生のこれまでの活動を企業が評価し、積極的にアプローチしてくれます。平均約25通のスカウトメールが届くので、スムーズに企業探しが行えるでしょう。
さらにESや一次面接、二次面接などが免除され最終面接まで進められるのがメリット。時間をかけることなく、短期間で企業の内定が獲得しやすいのが魅力です。
最終面接まで進んだことが評価される!
企業はABABAに登録した学生のなかから、他社で最終面接まで進んだ人材に絞って自社に合う人材を探しています。つまり、就活の過程が評価されるサービスであり、最終面接で落ちていても最終面接まで進んだことが評価されるツールです。
最終面接まで進んでいれば、同じ業界の企業からスカウトが届くこともあり、自分から動かなくてもよい求人に出会える可能性があります。
LINEで選考カットのスカウトが届く!
最終面接まで進んだことが評価されると、選考の工程を大幅にカットされます。
通常、選考では書類選考や複数回の面接、適性検査などを重ねなければなりません。しかし、ABABAは最終面接まで進んだ実績があれば、ESや一次面接などの選考を無くして一気に最終選考に進めます。
また、LINE連携機能もあり、LINEと連携するとスカウトの一元管理が可能です。連携機能を活用して、効率よく就活をしましょう。
最終面接でなかなか結果が出せない方は、ぜひ『ABABA』を活用してみてください。
最終面接で受かるサインの正確な把握をして成功へも道筋を立てよう
最終面接で受かるサインが見られた際は、内定獲得のチャンス。しかし気を抜き過ぎてしまうと不合格になるリスクが高くなるため、立ち振る舞い方には注意しなければなりません。本記事で紹介した対策方法をマスターし、内定獲得を実現させましょう。