最終面接は30分が相場なの?合否との関係や質問例を解説

最終面接の所要時間は一般的に30分程度とされていますが、企業や業界によって異なる場合があります。面接時間の長短は合否に直接関係しないため、短時間で終了しても過度に心配する必要はありません。

最終面接では、志望度や企業との適応性が重視されるため、事前に企業研究や自己分析を十分に行い、的確な回答を準備することが重要です。

この記事では、最終面接が短かった時に考えられる原因や最終面接前にできる対策をまとめています。面接時間が少なくて不安な人はぜひ続きをチェックしてみてください。

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もくじ

最終面接は約30分で終わることがほとんど

面接時間が気になる就活生は少なくありません。とくに面接が早く終わってしまった場合、手応えがなかったのではないかと不安になる就活生もいるでしょう。

面接時間は企業や業界によって変動の可能性はありますが、一般的には30分(※)だといわれています。中には長くなる場合もあれば、10分程度で終わることもあります。

※ “キャリアパーク 公式HP“参照

最終面接が早く終わっても合否に関わる可能性は低い

最終面接が早く終わってしまうと、不採用なのではないかと考えてしまうかもしれませんが、面接時間の長さは基本的に合否に関係ありません。長時間かかっても落ちることもあれば、その逆の可能性もあります。

大切なのは、面接時間が長い・短いではなく、話す内容にあると考えておきましょう。

最終面接の所要時間が短いときに考えられること

面接時間は企業によってさまざまではありますが、もし短かった時に考えられることについて紹介します。事前に知っておけば、不安になることもないので参考にしてみてください。

【1】評価がすでにほぼ決まっているとき

最終面接までの間ですでに複数の面接が完了している時は、評価がほぼ決まっている場合があります。

ただし、それは人事部による評価であるため、そこを加味しつつ最終面接で役員クラスが最終的にどうするか見極めている可能性があると考えて良いでしょう。

【2】意思確認など評価基準が明確なとき

最終面接がそれまでの面接と大きく違うということを認識しておきましょう。一次・二次面接では主に能力や人柄を見ているのに対し、最終面接では志望度の確認や仕事への意欲が見られています。

すでに評価することが決まっているため、所要時間が短くなっている可能性があるということも知っておきましょう。

最終面接の所要時間が短くても対策は必要

事前に最終面接にかかる時間が短いと分かっている場合、意思確認だけだろうと対策をせずに臨むのは辞めておきましょう。

最終面接でも1/2が不採用になるといわれています。「意思確認のみを行う」などの特別な記載がない限りは、万全に対策を行い本番で最大限の力が発揮できるよう準備しましょう。

最終面接の特徴とは?

次に、これから最終面接を控えている就活生に向けて、最終面接の特徴を紹介します。特徴や何を見られているのかを把握してしっかり準備しましょう。

【1】職種の適応度や志望度が見られている

能力や資格についてはすでにほかの面接で見られている場合が多いため、最終面接では内定を出したら本当に入社してくれそうかや志望度を見られている可能性が高いです。

【2】質問内容はシンプルなものが多い

後ほど詳しく紹介しますが、最終面接ではシンプルな質問が多いです。例えば、「あなたはまわりにどんな人だと言われますか?」など。一見シンプルですが、このような質問の中で志望度や適応度を確認しているため、しっかりと伝えることが大切です。

【3】ミスマッチが起きていないかの確認

人を採用するうえで大切なのは、「企業の利益に貢献してくれる人物なのか」ということでしょう。採用してもすぐに辞めないか、企業のビジョンと採用する人物がマッチしているのかが見られています。

最終面接でよく聞かれること

・当社でやりたい仕事は何ですか?
・当社について知っていることを教えてください
・学生時代に取り組んだ学業(ゼミ、研究)の内容を教えてください
・最近気になるニュースは何ですか?
・当社を志望する理由を教えてください。
・あなたのキャリアにおけるビジョンを教えてください。
・周りの人は、あなたのことをどんな人だと言いますか?
・当社でやりたい仕事は何ですか?

企業によっても変わりますが、最終面接で聞かれやすい質問をまとめました。これらの質問にはしっかりと応えられるようにしておきましょう。

最終面接前にしておくべき対策5選

来たる最終面接に向けて、これからできる対策を5つ紹介します。悔いがない面接になるよう事前の準備を入念に行いましょう。

【1】控えるべき質問を把握しておく

・調べればすぐに分かるようなこと
・意図が明確でない質問
・給与や配属など熱意に欠ける質問

逆質問をすること自体は大切ですが、上記のような質問は避けましょう。かえって印象を悪くさせてしまいかねません。

【2】逆質問をうまく活用する

最終面接は、役員や社長など普段はお目にかかれない人と話す絶好のチャンスでもあります。この機会に経営の考え方やこれからの事業について伺ってみると良いでしょう。そして、話を通して自身がどう貢献できるのかをアピールするのも大切です。

【3】緊張をほぐす

合否がかかっている最終面接は誰しもがこれまでの面接以上に緊張するものです。しかし、緊張でうまく熱意を伝えられなかったのでは非常にもったいないと思いませんか?

役員や社長などなかなか話す機会がない人と話せるからこそ、できるだけ面接を楽しむ気持ちで臨んでみましょう。

【4】ビジネスマナーを再確認する

・入退室の作法はできているか
・はきはきと話しているか
・清潔感はあるか

社会人として働くうえでビジネスマナーや身だしなみは基本中の基本です。面接でも見られていることを忘れずに再確認しておきましょう。第三者に確認してもらうのもおすすめです。

【5】自身のキャリアプランと志望企業の価値観のすり合わせを行う

自身がどれだけ優れたスキルや能力を持っていたとしても、それが入社したい企業で活かせないようでは意味がありません。企業のビジョンや方向性に自分のキャリアプランが合致しているかを再確認しておきましょう。

そして面接時に、合致しているから企業で活躍できる人物であることをアピールして、熱意を伝えましょう。

もしも最終面接がうまくいかなかったと感じたら?

入念に準備して挑んだ志望度の高い最終面接。もし不採用になってしまったら引きずってしまいます。せっかく頑張って挑んだからこそ引きずるのは仕方がないですが、就職活動は待ってはくれません。

どこかで見切りをつけて、切り替えることも大切です。不採用となってしまった面接を振り返り、次回に活かせることを反映させていきましょう。

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最終面接時間が30分以下でも合否には関係ない!

最終面接が短いと不安に思うかも知れませんが、合否には関係ありません。内定をもらえるようによりいっそう企業研究をしたり、質問対策をしたり、できることを万全に行って良いコンディションで本番に挑みましょう。

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