「就活の二次募集ってなに?」「一次募集と何が違うの?不利になる?」といった疑問を持っている就活生必見!本記事では、企業が二次募集を行う理由や選考スケジュール、内定を獲得するためのポイントなどを詳しく解説します。
就活の二次募集とは?
就活の二次募集とは、一次募集を終えた企業が再度追加で募集を行うことです。二次募集が行われる時期によって「夏採用」や「秋採用」「冬採用」などと呼ばれることもあります。
しかし、すべての企業で二次募集が行われるわけではないので、どうしてもいきたい企業がある場合は一次募集で応募するようにしましょう。
就活で二次募集を行う企業の特徴
前述した通り、すべての企業が二次募集を行うわけではありません。二次募集を行う企業の特徴は下記の通りです。
・採用予定人数に達しなかった
・内定辞退者が出て採用枠が空いてしまった
・通年で募集を行っている
採用予定人数に達しなかった
一次募集を行い採用予定人数に達しなかったとき、企業は二次募集を行う場合があります。その場合、採用枠は一次募集より少なくなる場合が多いのが特徴です。
また元々の採用予定人数が多い企業の場合、人事の負担を減らすためにあえて選考の回数を複数に分けて行うケースもあります。
内定辞退者が出て採用枠が空いてしまった
内定辞退者が出てしまい採用枠が空いてしまった場合も、企業は二次募集を行う場合があります。その場合、特定の部署での募集、必要なスキルを持った人のみの募集になる場合があるため、募集要項を十分に確認しておきましょう。
通年で募集を行っている
新卒の採用では同じ時期に一斉に募集をし始めるのが一般的ですが、企業によっては通年で募集を行なっている場合があります。特にベンチャー企業は通年採用している場合が多いので、諦めずに求人情報を探してみましょう。
就活の二次募集はいつ始まる?
企業によっても異なりますが、就活の二次募集は7月〜10月ごろに始まることが多いです。その後、1〜2ヶ月ほどで選考が終わります。
つまり一次募集の結果が出始めるころから二次募集が始まるのが、よくある傾向です。一次募集で思ったように内定がもらえなかった人は、すぐに二次募集をチェックするのがおすすめです。
就活の二次募集は不利?
二次募集は必ずしも不利になることはありませんが、有利になるともいえません。元々選考を複数回行っている企業であればまだチャンスはありますし、一方で空いた採用枠を埋めるだけであれば枠が少なくなる場合があるためです。
また前述した通り、必ずしもすべての企業で二次募集を行なっているわけではないため、必然的に選ぶ企業の選択肢は狭くなってしまいます。
一次募集と比較すると競争率は低くなる
就活生の多くは一次募集で内定をもらっているため、一次募集と比較すると二次募集は競争率が低くなる傾向があります。
しかし倍率が低くなるとはいえ、採用人数自体も少なくなるため、内定がもらえる確率が上がるともいえません。
また前述した通り、二次募集では特定のスキルを持った人だけを募集している場合もあるため、一次募集より内定のハードルが高くなっている可能性もあります。
一次募集で落ちた企業は二次募集も難しい
どうしても行きたい企業があり、一次募集で落ちたけど二次募集で再挑戦したいという就活生もいるでしょう。しかし一次募集の時点ですでに合格基準を満たしていないと判断されているため、受かる可能性は低いといえます。
また企業によっては、一次募集で落ちた人は二次募集を受けられない場合もあるため注意が必要。二次募集に応募する前に、企業の募集要項をしっかりと確認しておきましょう。
就活の二次募集で内定をもらうためのポイント!
就活の二次募集は不利とは限りませんが、一次募集と同じスタンスで臨んでしまうと内定を獲得するのが難しくなります。ここからは二次募集でも内定を獲得するためのポイントを解説します。
1. 逆求人型のスカウトサイトを利用する
「二次募集中の企業を見つけるのがたいへん」「選考フローをカットしている企業に応募して早く内定をもらいたい」と考えている就活生は、スカウトサービス『ABABA(アババ)』を活用しましょう。
『ABABA』とは、最終面接の選考結果や案内メールのスクショをアプリ上で提出するだけで、1人あたり平均25もの企業からスカウトが届くサービスのことです。
最終面接まで進んだ過程を評価してくれるため、スカウトの94%がESや一次面接といった選考フローを免除。最終面接に落ちても、選考フローをカットしたスカウト情報がくるので、今までの努力が無駄になりません。
また企業からのスカウトやメッセージはLINEで届くため、使いやすいのもうれしいポイント。便利なサービスを上手く利用して、二次募集に効率よく応募しましょう。
2. 二次募集に応募した理由を明確にする
就活の二次募集では「なぜこの時期に応募したのか」という質問をされることが多いため、その理由を面接でしっかりと話せるようにしておきましょう。
「公務員試験を受けていた」「留学をしていた」「一次募集で全落ちしてしまった」などの理由が挙げられますが、できる限りポジティブな表現で話せるようにしておくのがおすすめです。
3. 説得力のある志望動機を考える
二次募集では一次募集よりも内定辞退者を避けたいという傾向があるため、説得力のある志望動機を伝えることがポイントです。
「なぜその企業でないとダメなのか」「入社後どのように活躍したいのか」を明確にし、説明できるようにしておきましょう。必ず入社するとの意志が伝われば、企業側も内定を出しやすくなります。
4. 今までの失敗を振り返る
二次募集で内定をもらうためには、今までのやり方を冷静に振り返り、失敗した原因に対して対策を練ることが重要です。一次募集でいつもどの段階で落ちていたのか洗い出し、それに対する準備をしておきましょう。
5. 就職エージェントを活用する
二次募集で内定をもらうためには、就職エージェントを活用するのもおすすめです。サイトに集まった独自の求人情報を提供してくれるため、今まで知らなかった企業や二次募集中の企業に効率よく出会えるかもしれません。
また選考フローをカットした特別な選考を提示してくれる場合もあるため、気軽に相談してみましょう。
就活の二次募集に関するよくある疑問
ここからは就活の二次募集に関するよくある疑問について解説します。一次募集で内定がもらえなかった場合でも、諦めずに挑戦し続けることが重要です。二次募集に応募する前に、あわせてチェックしておきましょう。
Q. 就活の二次募集とは?
就活の二次募集とは、一次募集を終えた企業が再度追加で募集を行うこと。二次募集を行なっている企業は限られるので、こまめに情報をチェックしておくことが重要です。
Q. 企業が二次募集を行う理由は何ですか?
企業が二次募集を行う理由は主に下記の3つです。
1.採用予定人数に達しなかった
2. 内定辞退者が出て採用枠が空いてしまった
3.通年で募集を行っている
Q. 一次募集と二次募集の違いは何ですか?
一次募集と比較して、二次募集には下記のような特徴があります。
・採用予定人数が少ない
・競争率が低い
・選考期間が短い
・特定の業種や部署だけの募集になる傾向が高い
・一次募集で落ちた場合、同じ企業の二次募集で受かるのは難しい
Q. 就活の二次募集は何社くらい受けるべき?
二次募集で受けるべき企業数は状況によって異なります。
もし内定がまだ1つもない状態であれば、興味のある企業が見つかりしだいすぐに応募するようにしましょう。二次募集に応募できる企業の選択肢は限られているため、チャンスがあればすぐに行動することが重要です。
一方すでに内定があり、どうしても諦められない企業があるという場合は、その企業だけに絞ってもよいでしょう。
就活の二次募集でも内定獲得のチャンスはまだある!
就活で二次募集を行う企業の特徴や選考スケジュール、内定を獲得するためのポイントについて解説しました。就活の二次募集で内定をもらうためには、応募した理由を明確にし、説得力のある志望動機を考えることが重要です。一次募集で落ちてしまっても、諦めずに挑戦し続けてください。