本記事では就活で自己紹介をする目的から見られているポイント、話すべき内容や注意点まで徹底解説します。最初の1分間で第一印象が決まってしまう自己紹介は、できるだけ準備をして好印象を残したいもの。就活の自己紹介のポイントを押さえて、事前に練習を積んでおきましょう。
就活で自己紹介をする目的
面接での自己紹介の目的は、簡単に学生の人柄や雰囲気を把握する、話しやすい雰囲気を作るということです。
また簡単に自己紹介をしてもらうことで、履歴書やESの内容と相違がないか、どの部分を深掘りして聞いていくかなどを企業側が判断しています。
就活の自己紹介で見られているポイント
30秒〜1分程度と回答する時間は短いですが、企業側は自己紹介でも応募者の特性を見極めているため油断は禁物です。自己紹介で見られているポイントを具体的に紹介するので、面接前にあらかじめチェックしておきましょう。
就活で見られているポイント
・人柄や雰囲気
・対応力や計画性
人柄や雰囲気
前述した通り、就活の自己紹介では応募者の人柄や雰囲気が見られています。話す内容だけでなく表情、目線、話し方、髪型、服装といったさまざまな観点で判断されているため、油断しないように気をつけましょう。
第一印象で合否が決まるということも少なくないため、できるだけ良い印象を残せるよう、普段から明るい表情や清潔な身だしなみを心がけることが重要です。
対応力や計画性
就活の自己紹介では、時間内で話すという対応力や事前に話す内容を考えておく計画性も見られています。自己紹介では30秒または1分程度で話すことが多く、短すぎたり長すぎたりすると悪い印象を与えるおそれがあるため注意が必要です。
また企業によって「30秒」「1分」「2分」と自己紹介の時間が指定されたり「大学名と名前をお願いします」と促されたりと、聞かれた方はさまざま。いろんなパターンにすぐに対応できるように、事前に準備しておくとよいでしょう。
自己紹介と自己PRの違い
自己紹介をするときに思わず自己PRをしてしまう就活生がいますが、これは間違い。自己紹介はあくまでも挨拶やコミュニケーションの一環で、自己PRは自分が持っているスキルや強みをアピールするものです。
うっかり混同してしまいがちですが、自己紹介のときに自己PRをしてしまうと「質問に沿った回答ができない人」「質問の意図を汲み取れない人」だと思われかねないので注意しましょう。
就活の自己紹介で話すべきことは4つ!
「自己紹介と自己PRが違うなら、何を話せばいいの?」「1分も話す内容がない…」と困っている就活生は下記の4つのポイントを押さえてみましょう。
1.挨拶と大学名、氏名
2.大学で学んできたこと
3.企業の魅力
4.感謝の言葉
1. 挨拶と大学名、氏名
「自己紹介をしてください。」と言われたらまず「(大学名)(学部名)(学科名)から参りました(名前)と申します。」と答えましょう。
大学名や学部名などは正式名称で伝え、相手に聞き取ってもらいやすいよう、明るい表情でハキハキと話すことが重要です。
2. 大学で学んできたこと
名前を名乗ったら、所属しているゼミの研究内容や、大学で勉強してきたことについて簡単に話しましょう。長く話しすぎてしまうと自己PRになってしまうので、後で深掘りしてほしいことを事前に小出しにしておくのがおすすめ。
学業についてあまり話す内容がないなと思った方は、趣味や特技、アルバイトといった「自分がどういう人物なのか」を伝えられる内容を考えておきましょう。
3. 企業の魅力
大学で学んできたことを話したら、その企業に興味を持ったきっかけや魅力について話すのもおすすめです。その際は、事前に提出した履歴書やESの志望動機と相違がないよう注意しましょう。
その後で志望動機を詳しく聞かれる可能性が高いので、小出しにする程度に留めておくことも重要です。
4. 感謝の言葉
一通り自己紹介が終わったら、最後に感謝の言葉を述べるようにしましょう。具体的には「本日はこのような貴重なお時間をつくっていただき、誠にありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。」といった締めにすると、好印象を与えられます。
【例文】就活の自己紹介
はじめまして。私は◯◯大学◯◯学部から参りました、◯◯と申します。
大学では主に情報工学を専攻し、ソフトウェア開発やネットワーク設計、データ分析など、幅広いIT技術について学びました。その中で、課題解決に向けたプロジェクトや実践的な経験を通じて、技術だけでなく、ユーザーの視点や社会的な影響を考えることの重要性を理解することができました。
私が培ったスキルや知識を活かしたいと考えており、先進的な技術を駆使して社会に貢献する御社の姿勢に魅力を感じ、志望しました。
最後に、この面接の機会をいただき、本当にありがとうございます。貴社での活躍に向けて、さらにスキルを磨きながら全力で取り組んでいきたいと思います。本日はよろしくお願いいたします。
就活の自己紹介で注意したい点
ここからは就活の自己紹介で気をつけておきたい点について紹介します。前述した通り、自己紹介は第一印象が決まる大事な場面です。より良い印象を与えるためにも、下記の注意点もチェックしておきましょう。
明るい表情でゆっくり話す
自己紹介に限らず就活の面接においては、明るい表情でゆっくりとハキハキ話すことが重要です。緊張して早口になったり、自信がなくゴニョゴニョ話したりすると、印象が悪くなるおそれがあります。
自己紹介に自信がない方や緊張しやすい方は、ゆっくり話す意識をする、事前に面接練習をしておくなど、事前の対策をしておきましょう。
言葉遣いに注意する
就活の自己紹介では、言葉遣いにも注意しましょう。敬語が間違っていたり、思わず若者言葉が出てしまったりと、失礼な言葉遣いになってしまう就活生もいます。
普段から丁寧な言葉遣いを心がける、正しい敬語を話せるように練習しておくなど、事前の対策も重要です。
適切な長さで話す
前述した通り、就活の自己紹介では企業側から時間指定がされることがあるため、短すぎたり長すぎたりしないよう注意しましょう。
もし緊張で頭が真っ白になってしまった、言葉に詰まってしまったという時は、大学名と名前、感謝の言葉を伝えるだけでも大丈夫です。丸暗記はせず、できるだけ自分の言葉で話すことを心がけましょう。
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就活の自己紹介のポイントを押さえて好印象を残しましょう
就活の自己紹介では人柄や第一印象、コミュニケーション能力や対応力などが見られています。落ち着いて回答するためには事前にパターンをいくつか考えておき、何度も練習しておくことが重要です。本記事で紹介した話すべきポイントを参考に、より良い自己紹介で好印象を与えましょう!