適性検査対策のポイントは?テストの種類やコツを紹介

適性検査の対策では、テストの種類や開催方法を知って準備することが大切です。本記事では、適性検査の種類や検査内容のほか、テストの種類についても詳しく紹介。記事の後半では対策のコツも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

もくじ

適性検査とは?対策前に知っておきたいポイント

就職活動では、ESや面接による選考だけでなく「適性検査」とよばれるWebテストがおこなわれることがあります。選考がおこなわれる場合があります。まずは適性検査について、以下の項目をベースに概要を把握しておきましょう。

・検査内容は主に2つ
・実施のタイミング
・受講方法
・実施目的

検査内容は主に2つ

適性検査の検査内容は、大きく「能力検査」と「性格検査」に分けられます。企業や適性検査の種類によって具体的な出題内容は変わる可能性があり、どちらか一方を受ける場合もあれば、両者とも受けることになる可能性もあります。

能力検査

能力検査では、計算問題などの「非言語系」と文章を読み取る「言語系」の2種類がメインの出題となります。ただし、これらの問題数や1問あたりにかけられる時間はWebテストの種類によってさまざまです。

性格検査

性格検査は数百問以上の問いに答える形式で出題されることが多く、能力検査と違って選択肢に正解はありません。

「〇〇な状況で△△であると感じることが多い」といった問いに対して、YES・NOなどの選択式で回答していく検査です。回答によって自分の行動性や意欲性、情緒性、社交性、慎重性、共感性、社会関係性などが結果に反映されます。

実施のタイミング

適性検査を実施するタイミングは企業によって異なるため、一概にはいえません。しかし、一般的に一次面接や二次面接の前の序盤で実施されることが多く、適性検査は企業側が優秀な人材を効率よく絞り込むためにおこなわれます。

最終選考や選考の終盤で適性検査がおこなわれる場合は、入社後の配属先の参考データとして活用される可能性も考えられるでしょう。

受講方法

適性検査には、受験会場へ行ってテストを受ける「テストセンター受験」と、自宅や学校などで自分のPCを使って受ける「Web受験」、企業のオフィスで受ける「インハウスCBT受験」があります。

テストセンター受験やインハウスCBT受験では、決められた日時に直接会場へ向かう必要があるため注意しましょう。受験会場の雰囲気によっては緊張してしまったり、時間感覚がいつもと違って感じたりする場合があるので、受験するときの環境も考慮した上で対策することをおすすめします。

実施目的

先述の通り、適性検査のもっともメジャーな目的は「応募者の人数を効率よく絞り込むこと」です。特に人気企業では応募者全員の選考を面接でおこなう余裕がないため、適性検査により足切りラインを設けることで、応募人数を減らしていることが考えられます。

適性検査は種類ごとに対策しよう!

適性検査には「SPI」や「玉手箱」など、さまざまな種類があります。提供しているサービスによって出題傾向や制限時間は異なるため、受験予定の種類に合わせて対策するのがポイントです。

ここでは、それぞれの対策ポイントについて詳しく解説します。気になる企業の適性検査の種類をリサーチした上で、対策の参考にしてみてください。

1. SPI3|無料対策サイトが豊富

「SPI3」はメジャーな適性検査の1つです。無料の対策サイトや参考書が豊富に出回っているので、数ある適性検査の中でも比較的対策しやすいでしょう。

ポイントとしては、時間配分に注意して、1問あたり1分以内のペースで解けるようにしておくこと。簡単な問題や公式は頭に入れておき、類似問題が出たら素早く解けるようにしておきましょう。

2. 玉手箱|対策問題集や過去問で予習

「玉手箱」もシェア率の高い適性検査ですが、SPIと比べると難易度がやや高いのが特徴です。過去問の中から似たような問題が出題されやすい傾向にあるため、問題集や参考書を繰り替えし解くことで点数を上げられる可能性は十分あります。

対策の方法としては、模擬試験を受けてみて、苦手な分野を洗い出すのもおすすめ。時間制限も厳しいので、わからない問題は飛ばして次に進むといった工夫も大切です。

3. GAB・C-GAB|英語の対策も必要

GABやC-GABでは、言語問題の出題傾向が特徴的です。英語の出題があるほか、言語理解の項目では長文読解がメインの出題となります。

先に紹介したSPIや玉手箱とは傾向が異なるため、参考書などを実際に解いてみながら出題傾向に慣れることがポイント。問題の難易度としては中学修了〜高校受験程度の知識で解くことが可能ですが、しっかりと対策するようにしましょう。

4. compass|出題傾向が似ているテストの参考書を使う

compassは、比較的シェア率の低い適性検査の1つ。「言語能力」「数的能力」「図形能力」「論理類推」「英語能力」といった内容が出題されますが、過去問や参考書の用意があまりないのが難点です。

対策としては、出題傾向の似ている「SCOA」の対策でカバーしたり、苦手な分野については他の適正テストの参考書を用いて練習するとよいでしょう。

5. TW-WEB|性格検査も下準備が必要

TW-WEBは適性検査の中でも難易度が高いとされるテストです。また、性格検査は企業によって出題内容を変えられるので、事前に下調べをして出題内容を把握しておくことがポイントになります。

また、TW-WEBには「従来型」と「新型」の2種類があるので、どちらが出題されるのかも事前にチェックしておきましょう。

適性検査対策のコツ

ここからは、全般的な適性検査対策のコツについて紹介します。これから適性検査の対策をおこなう方は、ぜひ参考にしてみてください。

・問題集や対策サイトを活用する
・苦手分野を克服する
・時間の使い方を意識する
・適性検査以外の選考対策にも力を入れる

問題集や対策サイトを活用する

適性検査の対策には、問題集や対策サイトを積極的に活用しましょう。実際の出題内容はテストが実施されるまでわかりませんが、中には過去問からそのまま同じ問題が出題されたり、問題集で見たことのある内容が出題されたりすることがあります。

苦手分野を克服する

問題集や過去問を解いているうちに、苦手な分野や毎回間違えてしまう問題の傾向などがわかるようになるでしょう。得意な分野はさらっと学習する程度にとどめておき、苦手分野を重点的に復習することで点数を大きく上げられる可能性があります。

時間の使い方を意識する

時間の使い方を意識するのもとても大切なポイントの1つ。適性検査ごとの出題傾向と合わせて、制限時間や問題数も把握しておきましょう。実際に適性検査を受ける前に、一度は時間を計りながら過去問を解いてみることをおすすめします。

適性検査以外の選考対策にも力を入れる

適性検査の対策も重要ですが、もっとも大切なのは次のステップである面接対策です。適性検査では一定ラインを超えていれば満点を取る必要はありません。時間を割きすぎてしまい、ほかの対策が疎かにならないように注意しましょう。

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適性検査はポイントを押さえた対策が重要!

適性検査について、実施内容や対策のポイントを解説しました。適性検査は能力検査と性格検査に大きく分けられるほか、実施される適性検査の種類によっても出題傾向が異なります。過去問や問題集、対策サイトなどを参考に、ポイントを押さえた効率的な対策を目指しましょう。

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