最終面接が15分で終了した場合、「面接時間が短かったから落ちるの?」と不安になる就活生もいるでしょう。しかし最終面接が15分で終了したことが、直接合否に直結することはありません。
本記事では最終面接の時間の目安や、面接が短くなる理由などを紹介します。
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独自調査:最終面接の時間は30分が一般的!長くても45分程度
(ABABAの学生ユーザー50人へ独自にアンケート調査)
ABABAの学生ユーザーへの独自調査の結果を見ると、最終面接にかかる時間は30分が6割を超えて最多でした。次に45分と回答した人が3割近くおり、長くても45分程度であると考えられます。
その一方で、60分以上かかったという回答や、15分で終了したと回答した人も少数ではあるもののいます。企業ごとに最終面接にかかる時間は異なると思っておいた方がよいでしょう。
最終面接が15分で終了=不合格のサイン!?
気合いを入れて臨んだ最終面接が15分であっさり終了してしまった…そんな場合、手応えがなく不安に思えるかもしれません。
しかしまず押さえておきたいのは、「最終面接が15分で終了した」というだけでは、必ずしも不合格のサインであるとはいえないことです。
最終面接の時間は合否に直結しない
前提として、最終面接にかかった時間がそのまま合否に直結するわけではありません。もちろん、会話が弾んだ、たくさん質問してもらえた、といった要素はプラスの手応えになりますが、実際には企業ごとに面接が短くなる理由はさまざま。最終面接にかかった時間だけで、一概に「合格」「不合格」とはいえないのが実情です。
最終面接が15分だった場合、たしかに時間は短いですが、悲観的になりすぎずにまずは合否の連絡を待ってみましょう。
一方で、仮に上手くいかなかった場合に備えて、他の選考も並走して進めるのがおすすめです。
面接にかかる時間の目安は?
就職活動における面接は、多くの場合一次面接から最終面接まで数段階に分かれています。それぞれの段階で視点やかかる時間も異なるため、目安を確認しましょう。
一次面接
はじめに受けることになる一次面接は、学生の基本情報を確認する場です。社会人としてのモラルや基本的なマナーがあるか、コミュニケーション能力がどの程度あるかなどが見られています。
最初のフェーズであるために、企業側はもっとも多くの応募者と面接をします。そのため大企業や人気企業など応募者数が多い場合は、短時間で終了するケースもあるでしょう。
比較的応募者数の少ない中小企業であれば、1人1人に時間をかけて一次面接を行う場合もあります。
一般的には30分~1時間程度であることが多い傾向です。
二次面接以降
一次面接の合格後に受ける二次面接以降では、志望度の高さや能力、人柄などを見られています。自社で活躍できる人材であるかを見極める必要があるため、より深堀りした内容になり一次面接より時間がかかる傾向です。ただし、一次面接と同様に応募者数が多い企業では短時間で終わるケースもあります。
一般的には60分程度が目安です。
最終面接
最終面接にかかる時間は15分程度〜1時間程度と、企業によってバラバラ。企業の規模や採用人数、面接に割ける時間などが企業ごとに異なるためです。
そのため一概にはいえないものの、一般的な最終面接であれば30分程度で行われることが多いでしょう。ただし、これよりも短かったり長かったりすることもあります。
いずれの場合でも、時間だけで合否を判断することは難しいでしょう。
最終面接の結果が不安な時はABABAを活用しよう
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最終面接が15分で終了する理由は?
最終面接が15分で終了した場合、企業側にどのような事情があるか見てみましょう。ここでは、最終面接が15分で終了する理由を紹介します。
・採用を前提に面接しているから
・スケジュールの都合上時間が取れないから
・質問事項がないから
それぞれ解説していきます。
採用を前提に面接しているから
ポジティブな理由の場合「すでに採用を前提に面接している」「顔合わせ程度と考えている」といったケースがあります。これまでの選考で現場担当者による合否の判定が出ており、経営層が念の為に最終ジャッジを出そうと考えている場合などです。
最終面接での合格率は企業によって大きく異なるため、中には採用を前提に面接している企業もあります。
このようなケースでは、面接自体はあっさり15分で終わったとしても、入社後の話が出るなど、ポジティブな要素を感じられるでしょう。場合によってはその場で内定を伝えられるケースもあります。
スケジュールの都合上時間が取れないから
企業側のスケジュールの都合上、15分しか取れないという場合もあります。面接人数が多い、二次面接で就活生を多めに通している、といった場合などは、面接時間が短めに設定されている場合もあるでしょう。
この場合は面接時間は一律で15分なので、合否の結果には影響しません。
質問事項がないから
面接官が「質問したいことがなかった」という理由で、予定よりも早く面接が終了してしまうケースです。特に面接官の反応が薄い、入社後の話題が出ないといった場合は注意が必要です。
このようなケースで逆質問できるタイミングがあるので、自分から説教的に発言してみましょう。意欲を伝えるためにも、逆質問は3〜5個程度用意しておくのがおすすめです。会話をきっかけに挽回のチャンスを掴みましょう。
最終面接が長くなる理由は?
続いて、最終面接が長くなる理由も見てみましょう。面接時間は長ければ長いほどよいとは限りませんが、最終面接が長くなる理由には以下のようなものがあります。
・合否の判断がついていないから
・質問する事項がたくさんあるから
・志望度の高さを確認したいから
それぞれ解説していきます。
合否の判断がついていないから
「優秀な人材ではあるが、もう一歩決め手がほしい」「もう一名の就活生とどちらを採用するか悩んでいる」といったように、合否の判断がなかなかつかないために面接時間が長引くケースです。
質問を重ねたり、判断材料を引き出そうとしたりしているため、通常の面接よりも時間がかかります。
質問する事項がたくさんあるから
「就活生に対して興味がある」「人となりを知るために質問を深掘りしたい」といったように、質問事項がたくさんあって面接が長くなることもあります。
興味のない就活生に対して次々と質問が出てくることは考えにくいため、合格と決まったわけではないものの、この場合はポジティブに捉えてよいでしょう。
志望度の高さを確認したいから
企業がぜひ欲しい人材だと感じて内定を出しても、学生が承諾しなければ入社には至りません。そのため志望動機と企業理念や方向性が合っているか念入りに確認し、志望度の高さを図っています。
よりマッチする人材を採用して、長期的に自社で活躍してもらうため、そして内定辞退を防ぐために、長い時間をかけて最終面接を行うことが多いでしょう。
あらかじめホームページを見て企業理念を確認し、企業への理解度や入社意欲の高さをアピールすることで、採用に近づきます。
最終面接が15分でも合格するケース
先述の通り、最終面接が短かったとしても必ず不採用となるわけではありません。ここでは、最終面接が15分でも合格するケースを紹介します。
・もともとの15分間の予定だった
・すぐに合否の判断がついた
それぞれ見ていきましょう。
もともとの15分間の予定だった
もともと面接が15分で設定されていた場合、他の就活生の最終面接も一律15分で行われていると考えられます。
このような場合は企業側の都合で短く設定されているだけなので、最終面接にかかった時間が合否結果に影響することはありません。
すぐに合否の判断がついた
面接後、すぐに合否の判断がつくために、必要以上に時間を取らない企業もあります。
「現場担当者がOKを出してくれているが、採用決定権を持つ経営層が念のため顔合わせを行った」「二次面接まではオンラインだったので、最終面接はオフィスに来てもらおう」といったケースなどが考えられるでしょう。
最終面接の短さが不合格につながる理由
一般的には、面接時間の長さが合否につながることはありません。しかし、最終面接が短くて不合格の場合ももちろんあるでしょう。どのような場合に不合格になるのか、理由を紹介します。
印象が悪い
基本的なビジネスマナーが備わっていなかったり、社会人としてのモラルが不足していたりすると、早々に最終面接を切り上げて短時間で終わる可能性があります。
「身だしなみが整っていない」「声が小さい」「挨拶が不十分」など、印象が悪い場合は早々に不合格だと判断されてしまいます。その場合は、最終面接の短さが不合格につながっているといえるでしょう。
一緒に長く働くうえで、相手によい印象を与えられるかは大切なポイントです。基本的なマナーや身だしなみには十分注意しましょう。
的はずれな回答をしている
面接官の質問に対して意図に合わない見当違いな回答をする場合も、不合格と判断されて面接時間が短くなる傾向です。企業への理解度が不足していて求める回答ができていない場合や、準備不足が露見するような回答をしてしまった場合も同様です。
また、一次面接での回答と一貫性に欠ける場合も信頼を損ねるため、早々に不合格と判断されてしまうでしょう。
志望度の高さが感じられない
企業にとって、学生の志望度がどの程度高いかは合否を判断するにあたって重要なポイントです。志望動機や価値観・考え方が企業と合っていない場合は、早々に不合格を判断するため面接時間は短くなる傾向です。
明らかに企業研究が足りていないと、志望度合いが低いと思われてしまうでしょう。最終面接に臨む前には企業研究を念入りに行い、志望度の高さをアピールするための準備がおすすめです。
志望度の高さをアピールする方法が知りたい人は、次の記事をご覧ください。
最終面接を突破するための3つの対策
ここからは、最終面接を通過するために重要な3つの対策を紹介します。志望企業で内定を獲得するためには、ポイントを押さえた対策が大切です。これから最終面接を控えている方は参考にしましょう。
ESや一次面接を振り返る
最終面接では、ESに記載した情報や一次面接での回答内容をさらに深掘りして聞かれる可能性があります。その際に一貫性を持たせた回答にするため、ESや一次面接での質疑応答を振り返りましょう。これまでと一貫性のない回答をすると、不合格と判断される可能性もあります。整合性のとれた回答ができるよう過去の選考を振り返って、改めて入社意欲をアピールしましょう。
企業理解を深めておく
志望度の高さをアピールするために、企業理解を深めておくとよいでしょう。最終面接では社長や役員などの経営層が面接官を務める場合が多く、企業とのマッチ度を重点的に見ています。また、企業側も内定辞退を防ぐために、より深い企業理解を求めています。具体的な質問にも自分の言葉で答えられるように、入念な下調べでより深く企業や業界のことを知ることがおすすめです。
下調べで出た疑問点は逆質問すると、意欲の高さをアピールできてなおよいでしょう。
入社後のキャリアプランを考える
入社後にやりたいことや、働きたい部署について具体的に考えておくことも大切です。志望動機と目標を絡めて将来のビジョンを具体的に語れれば、入社意欲の高さをアピールできます。ESや一次面接での質疑応答との一貫性を守りながら、より深く具体的な内容を伝えます。入社後のキャリアプランについてしっかり説明できれば、面接官から好印象を持ってもらいやすいでしょう。
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最終面接の時間に関するよくある質問
Q. 最終面接の時間は合否に直結する?
最終面接の時間は合否に直結しません。会話が弾んだり、質問をたくさんしてもらえたりといった要素はポジティブに捉えられますが、面接時間が長くても不合格となる可能性もあれば、短い面接時間で合格が出ることもあります。
Q. 最終面接にかかる時間はどのくらい?
最終面接にかかる時間は15分程度〜1時間程度と幅広く、企業によって異なります。一般的には、30分前後で行われることが多いです。ただしあくまでも目安なので、これより短いこともあれば、長くなることもあります。
Q. 最終面接の時間が短い場合は顔合わせ程度と思えばよい?
事前に設定された面接時間が短い場合、以下の理由が考えられます。
・企業が顔合わせ程度と考えているため
・面接官を担当する役員が忙しく時間が取れないため
・面接人数が多く1人に多くの時間を割けないため
必ずしも顔合わせ程度とは限らないため、油断は禁物です。これまでの面接以上にしっかり準備して、悔いなく就活を終えられるように対策しましょう。
最終面接が15分で終了しても落ちるとは限らない!
最終面接が15分で終了したからといって、落ちるとは限りません。面接時間が短いと不安に思うかもしれませんが、企業によって最終面接の目的は異なります。そのため仮に15分で終了しても、合格する可能性は十分あるはず。面接時間が短かった場合も焦らず、企業からの連絡を待ちましょう。