一次面接で聞かれること20選|回答例文と逆質問・二次面接との違いを解説

監修者について
監修者:久保駿貴(くぼしゅんき)
監修者:
久保駿貴(くぼしゅんき)
株式会社ABABA 代表取締役社長 1997年生まれ、兵庫県明石市出身。岡山大学在学中、最終面接で不採用となった友人の姿をきっかけに、選考プロセスそのものが評価されるスカウト型就活サービス『ABABA』を創業。26歳(当時最年少)で経団連に入会したほか、経済産業大臣賞の受賞や「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」「Forbes 30 UNDER 30 Asia」選出など受賞歴多数。TOKYO MX『堀潤Live Junction』にてコメンテーターも務める。中・高校理科教員免許保持。

初めての一次面接を前に、「何を聞かれるのか分からない」「うまく答えられるか不安」と感じている就活生は多いでしょう。

一次面接で聞かれることは、自己紹介や志望動機、ガクチカなどの基本的な質問が中心です。本記事では、一次面接でよく聞かれる質問20問すべてに回答例文とNG回答例をつけて解説します。

逆質問の例や、二次面接・最終面接との違いまで1記事で準備できるので、面接前の確認に活用してください。

目次

一次面接の位置付けと二次面接との違い

一次面接は一般的に、応募者の人となりを見るフェーズ。

新卒の場合には一般的なコミュニケーション能力やビジネスマナーなど、社会人になるにあたって基本的なことが身についているかを確認する場として位置付けされていることも多いです。

この章では、基本的にどのようなことに気をつけて臨めばいいのかを整理して解説します。

一次面接と二次面接の違いは、見られるポイントの深さにあります。一般的には、一次面接で基本的なコミュニケーションやマナーを確認し、二次面接では志望度の高さや考え方をより深く見られます。

  • 一次面接:面接官は人事担当者や若手社員であることが多く、第一印象や受け答えの的確さ、ビジネスマナーなど基本的な部分を見られる
  • 二次面接:面接官は現場の管理職などに変わることが多く、志望動機の深さや入社後の活躍イメージ、自社との相性をより具体的に見られる

一次面接は応募者が多い段階のため、基本的な部分で絞り込む役割もあります。通過率は企業や選考の時期によって大きく異なるため、数字にとらわれず、基本をしっかり押さえることが大切です。

結果が届くまでの期間も企業によって異なります。面接の最後に「結果はいつごろご連絡いただけますか」と確認しておくと、次の予定を立てやすくなるでしょう。

https://hr.ababa.co.jp/article/EHDK1X8D

一次面接で落ちてしまう人のよくある特徴

ここでは、一次面接で落ちてしまう人の特徴をご紹介します。モチベーションも高く、何度も練習しているのに、なぜか落ちてしまう……と悩んでいる人も多いのでは。今一度自分の言動やリサーチ内容を振り返りつつ、原因を究明していきましょう。

質問への回答が的外れになっている

一次面接で落ちてしまう人には、質問への回答が的外れになっているという特徴があります。面接官の質問に対して適切に応えられておらず、自分の伝えたい内容ばかりが先走ってしまっている状態です。

面接官に「コミュニケーション能力や傾聴力、読解力が足りていない」という印象を与え、不安を抱かせてしまいます。面接では事前に準備した内容を言葉にするだけではなく、相手のニーズを瞬時に理解し、求められているかたちに思考を再構築してアウトプットする力が必要です。

自己分析も企業研究もできていない

自己分析や企業分析ができていない場合も、一次面接で落ちてしまいやすくなります。面接は、企業が「一緒に働きたい相手か」「自社に利益をもたらしてくれる相手か」を見分ける場です。企業へのリサーチすらまともにできていない状態の相手には、今後の活躍を期待できません。

企業のリサーチは、面接における最低限のマナーであり常識です。また自分を理解できていない状態では、企業への貢献のかたちもイメージできないでしょう。分析不足は自信の喪失にも影響を与え、一貫性に欠けた振る舞いにつながります。

マナーや身だしなみに気を払えていない

面接は、れっきとしたビジネスシーンの一つ。社会人としての最低限のマナーや身だしなみに気を払えていない応募者は、常識や熱意を疑われてしまいます。たとえば服の手入れができていなかったり、髪が不潔だったりする場合、面接官は「取引先にもその風貌で赴くのか?」と不安を抱いてしまうでしょう。

マナーや身だしなみは加点要素ではなく、「できて当たり前」の要素です。そのため不備があれば減点につながり、合格が難しくなってしまいます。

一次面接の質問内容は人となりや熱意を見るもの

一次面接での質問内容は自己紹介、志望動機、自身の長所・短所やキャリアビジョンなどが多い傾向です。その中で面接官はコミュニケーション能力や人柄、入社に対する熱意を評価します。

しっかりとした受け答えができているかはもちろんのこと、自社を選んだ明確な理由や入社後に貢献してくれそうなやる気が感じられるかといった点も重要です。

上記のことを常に意識しながら、一次面接の準備をしましょう。質問内容とその対策はこれから下記の章にて解説します。

https://hr.ababa.co.jp/article/gfeg4h5o

一次面接では何が評価される?

ここでは、一次面接で評価される要素についてご紹介します。一次面接では、二次面接・最終面接などとは異なり、社会人としての基本的な姿勢を観られる傾向に。また一次面接で受け答えした内容は、最終面接における一貫性の審査対象にもなります。

最低限のビジネスマナー

一次面接では、社会人として最低限のビジネスマナーを評価されます。たとえば、身だしなみや言葉遣い、時間を守れることなどが代表的です。面接官は、応募者を学生としてではなく、社会人として見ています。

そのためマナーに欠けた行動は不安の原因に。社員であれば「これから教育すればいい」と判断されるかもしれませんが、入社前の学生であれば最初から振るいにかけられます。同じ能力であれば、マナーのある学生とない学生とでは、当然後者が選ばれることはないでしょう。

会話のキャッチボール

一次面接では、会話のキャッチボールができているかどうかも審査対象になります。面接では会話でのコミュニケーションを通して応募者の人間性や思考を探るため、根本的なコミュニケーションに不備がある場合は、合格が難しくなります。

あくまで「聞かれたことに答える」を意識しつつ、自分の意見を無理に押し通したり、聞かれていないことを答えたりしないように努めましょう。また対等なキャッチボールのためには、相手の話を遮ってしまう振る舞いも厳禁です。

自社に対する理解度

自社に対する理解度も、一次面接で審査される要素の一つです。企業が自社への理解度で見定めたいのは、入社への情熱。面接官は「応募者が本当に自社を志望しているのか」を、自社へのリサーチの深さや企業研究の精度によって判断します。

そもそも一貫性のある志望動機のためには、詳細な企業研究や自己理解が不可欠です。企業の基本情報だけではなく、IR情報や競合分析なども入念に調べている応募者には熱意を感じやすく、合格率も上がります。

一次面接でよく聞かれる質問20選【回答例文つき】

一次面接での質問にはそれぞれ意図があり、面接官もそれをチェックしています。この章では具体的にどのようなことが聞かれるのか、またその意図について解説します。

ここからは、一次面接でよく聞かれる質問20問を、回答例文とNG回答例つきで紹介します。まず定番の7問を解説し、そのあと人柄・ガクチカ、志望動機・企業理解、逆質問・その他の順に13問を紹介します。

自己紹介

  • 自分がどんなことに興味があり、やりがいを感じられるのか
  • どういったことに情熱を注ぎ、成長してきたか
  • 社風にマッチするか

面接の冒頭は自己紹介から始まることも多いです。

ここでは面接官に「自分がどういったことに興味を持って活動しているか」、もしくは「掲げた目標に対し、どんな活動をしていたか」を交えて伝えることを意識しましょう。

自己紹介の内容によっては、その後の質問内容が変わってくるケースもあるので、非常に重要な時間です。

回答例文:「〇〇大学経済学部3年の〇〇です。大学ではマーケティングのゼミに所属し、地元の商店街の集客を調べる活動に取り組んできました。アルバイトでは飲食店のホールを3年間続けています。本日はよろしくお願いいたします。」

NG回答例:「〇〇です。特にアピールできることはありませんが、よろしくお願いします。」

NGの理由:自分を下げる一言で始めると、その後の質問も広がりにくくなります。興味のあることや取り組みを1つ添えて、話のきっかけをつくりましょう。

志望動機

  • 行動の一貫性や責任感
  • 経歴を踏まえた、自社志望への納得感

自己紹介に絡めて聞かれることも多い志望動機では、入社への熱量と今までやってきたこととの一貫性が見られます。

志望動機に限らず全ての質問に対していえることですが、一貫性が揺らいでしまうと説得力がなくなってしまい「入社してもすぐに辞めてしまうのではないか」という懸念にも繋がります。

企業に入社して、どういったことに携わりたいのかまで落とし込んで準備し面接官に伝えることができれば、自ずと説得力が増すでしょう。

回答例文:「私が御社を志望する理由は、地域の中小企業を支える事業に魅力を感じたからです。ゼミで商店街の集客を調べた際、経営者の方の悩みを直接伺い、事業を支える仕事がしたいと考えるようになりました。御社の法人営業として、お客様の課題解決に貢献したいです。」

NG回答例:「安定していて、福利厚生が充実しているからです。」

NGの理由:待遇面だけでは、他社でもよい理由に聞こえます。自分の経験と、その企業ならではの特徴を結びつけましょう。

長所と短所

こちらも一般的な質問事項の1つです。短所は長所と表裏一体のため、伝え方に注意が必要。

短所を長所に、また長所や強みを短所に言い換えることで、面接全体を通じてのアピールに一貫性を持たせることもできます。

<例>

性格長所短所マッチしやすい社風や仕事ミスマッチな社風や仕事
心配性慎重かつ確実に仕事を進められる素早く行動・判断するのが苦手・正確性が求められる仕事・臨機応変な判断や行動が大切
頑固芯が強く初志貫徹で仕事を進められる融通が利かない場合がある・責任感が必要な仕事・和を重んじる社風

ただし、長所であっても「自社の社風や希望する人物像に合わない」と評価される場合もあります。企業理念や応募要項の希望する人材欄をよくチェックして、双方のよりよいマッチングに努めましょう。

回答例文:「私の長所は、慎重に物事を進められることです。アルバイトでは発注ミスを防ぐために確認表をつくり、店舗の欠品を減らしました。一方で短所は、決断に時間がかかることです。今は期限を先に決めてから考えるようにしています。」

NG回答例:「短所は特にありません。」

NGの理由:自己分析ができていない印象を与えます。短所は、改善のために取っている行動とセットで伝えましょう。

長所と短所を矛盾なく組み合わせる方法や例文は、面接での長所と短所の答え方を解説した記事で紹介しています。

挫折経験とその向き合い方

一見、ネガティブに捉えられがちな質問ですが、面接官が見ているのは、挫折経験ではなくその後の対応です。全てがうまくいくわけではない社会人生活において、ここではストレス耐性や仕事で挫折をしてしまっても立ち直れるかを見ています。

挫折経験は大小問わず誰にでもあるもの。その経験をどう乗り越えたのか、乗り越えられずともどう努力をしたのか、その努力の過程をアピールしましょう。

回答例文:「大学2年のとき、所属するサークルの大会で予選敗退したことです。練習量だけに頼っていたと気づき、試合の映像を見返して課題を仲間と共有する場を設けました。翌年は予選を突破でき、原因を分析してから動く大切さを学びました。」

NG回答例:「大きな挫折はしたことがありません。」

NGの理由:困難に向き合った経験がない、または振り返りができていないと受け取られます。小さな失敗でも、乗り越え方を語れば十分です。

他社の選考状況

一次面接では、他社の選考情報についても聞かれる場合があります。これは、企業側が応募者の志望度の高さを見極めるための質問です。面接官の心象を気にすると「御社だけです」と答えたくなりますが、嘘をつかずに正直に答えることが何より大切。

そもそも一般的な就活では複数企業を受けるのが常識です。煮え切らない回答のほうが合否に影響を与えやすくなります。一貫性のある回答ができれば、企業は応募者の価値観や展望などを理解しやすくなるため、自社とのマッチ度を認識できる場合もあります。

回答例文:「現在はIT業界を中心に3社の選考を受けており、1社は二次面接まで進んでいます。いずれも、人の課題をITで解決する仕事という軸で選んでいます。その中でも御社は、中小企業の支援に力を入れている点に最も魅力を感じています。」

NG回答例:「御社しか受けていません。」

NGの理由:事実と違う場合は、後の質問で矛盾が生じます。受けている企業に共通する就活の軸を伝えましょう。

大学で何を学んでいたか

大学で何を学んでいたのかも、一次面接で聞かれやすい質問です。大学での専攻内容や具体的な知識を問われる場面が多く、学問分野や「その学びから得た力」を説明する機会があります。

企業が知りたいのは、学びの内容そのものではなく、学習を通した「企業への貢献のかたち」です。そのため学習にどのような姿勢で挑んだのかや、学習の目的なども添えられると、より効果的なアプローチになるでしょう。学びを通じて培った思考力や問題解決能力なども、積極的にアピールすることが重要です。

回答例文:「経済学部で地域経済を学んでいます。ゼミでは商店街の来店客にアンケートを行い、集客の課題を分析しました。データから仮説を立てて検証する力が身につき、御社の営業職でもお客様の課題を整理する場面で活かせると考えています。」

NG回答例:「単位を取るために授業に出ていました。特に印象に残っていることはありません。」

NGの理由:学びへの姿勢が伝わりません。学んだ内容と、そこで身についた力をセットで伝えましょう。

将来どのような存在を目指したいか

将来に関する質問では、キャリアビジョンや成長意欲を確認されます。理想論にとどまらず、「自分のどのような強みや個性を活かして会社に貢献したいのか」を伝えるのがポイントです。

企業はこの質問を通し、応募者が入社した後の活躍のイメージを広げます。長期的な視点で自分の将来を考えつつ、自分の言葉で説明することが大切。漠然とした夢ではなく、現時点で考えられる「最初の一歩」や中長期的な目標を示せば、現実的な視点を持っている点もアピールできます。

回答例文:「将来は、お客様から最初に相談される営業担当になりたいです。まずは入社後3年で商品知識と提案の型を身につけ、担当するお客様の課題を先回りして提案できるようになりたいと考えています。その先は、後輩を育てる立場も目指したいです。」

NG回答例:「まだ具体的には考えていません。」

NGの理由:入社後の活躍をイメージしてもらえません。最初の一歩と中長期の目標を分けて伝えましょう。

人柄・ガクチカに関する追加質問(5問)

人柄やガクチカに関する質問では、どんな経験をしてきたかと、その経験から伝わる人柄を見られます。

「自己PRをお願いします」

質問の意図:自社で活かせる強みがあるか、その根拠となる経験があるかを見ています。

回答例文:「私の強みは、周囲を巻き込んで課題を解決する力です。飲食店のアルバイトで新人の離職が続いた際、先輩と相談して作業手順書をつくり、教え方をそろえました。その後は新人が定着するようになりました。御社でも、チームで成果を出す場面で活かします。」

NG回答例:「コミュニケーション能力があります。」

NGの理由:根拠となる経験がなく、説得力に欠けます。

「学生時代に頑張ったことは何ですか」

質問の意図:課題への向き合い方と、行動に再現性があるかを見ています。

回答例文:「ゼミで取り組んだ商店街の集客調査です。当初はアンケートの回収が進まず、店主の方に協力をお願いして店頭に回収箱を置かせていただきました。最終的に予定を大きく上回る回答を集め、報告会で具体的な改善案を提案できました。」

NG回答例:「サークルの代表を務めました。」

NGの理由:役職だけでは、何をどう頑張ったのかが伝わりません。

「趣味・特技は何ですか」

質問の意図:人柄や話しやすさ、物事への取り組み方を見ています。

回答例文:「趣味は週末の登山です。事前にルートや天候を調べて計画を立てるのが好きで、友人と行くときは計画係を任されます。準備を重ねて目標の山頂に着いたときの達成感が、続けている理由です。仕事でも、段取りを大切にする姿勢を活かしたいと考えています。」

NG回答例:「特にありません。」

NGの理由:人柄を知ってもらうきっかけを、自分から閉ざしてしまいます。

「周囲からどんな人だと言われますか」

質問の意図:自分を客観的に理解できているかを見ています。

回答例文:「友人からは「聞き上手」だとよく言われます。相手の話を最後まで聞いてから意見を言うよう心がけており、ゼミでは意見が分かれたときのまとめ役を任されることが多いです。全員の考えを整理してから結論を出す進め方を、今後も大切にしたいです。」

NG回答例:「優しいとよく言われます。」

NGの理由:具体的な場面がないと、印象に残りません。

「アルバイト経験について教えてください」

質問の意図:働く姿勢や責任感を見ています。

回答例文:「コンビニで2年間アルバイトをしています。深夜帯のリーダーとして、忙しい時間に合わせた作業の順番を提案し、レジの待ち時間を減らしました。この経験を通じて、お客様の立場で考え、自分から動く姿勢が身につきました。」

NG回答例:「レジ打ちと品出しをしていました。」

NGの理由:作業内容の説明だけでは、工夫や学びが伝わりません。

志望動機・企業理解に関する追加質問(4問)

志望動機や企業理解に関する質問では、志望度の高さと企業研究の深さを見られます。

「なぜこの業界を志望するのですか」

質問の意図:業界を選んだ理由に納得感があるかを見ています。

回答例文:「人の生活を裏側から支える仕事がしたいと考え、物流業界を志望しています。アルバイト先で商品が届かず困った経験から、届ける仕組みの大切さを実感しました。業界の中でも、御社は地方の配送網に強みがある点に魅力を感じています。」

NG回答例:「なんとなく興味があったからです。」

NGの理由:志望度が低く見え、深掘りの質問にも答えられません。

「当社について知っていることを教えてください」

質問の意図:企業研究の深さと、関心の強さを見ています。

回答例文:「御社は中小企業向けの会計システムを主力とし、導入後のサポートに力を入れていると理解しています。説明会で、導入企業の担当者を定期的に訪問していると伺い、長く寄り添う姿勢に共感しました。」

NG回答例:「有名な会社だと思います。」

NGの理由:企業研究をしていない印象を与えます。

「入社したら何をしたいですか」

質問の意図:入社後の具体的なイメージを持っているかを見ています。

回答例文:「まずは営業職として、お客様の業務の流れを理解することから始めたいです。ゼミで身につけた分析力を活かし、課題を整理したうえで提案できる営業担当を目指します。将来は新しいサービスの企画にも関わりたいです。」

NG回答例:「入社してから考えたいです。」

NGの理由:入社意欲が低いと受け取られます。

「勤務地や転勤に希望はありますか」

質問の意図:配属への柔軟性と、長く働き続けられるかを見ています。

回答例文:「勤務地に強い希望はなく、転勤にも対応できます。さまざまな地域のお客様と接することで、仕事の幅を広げたいと考えています。配属先がどこであっても、まずは担当業務で成果を出すことを目指します。」

NG回答例:「地元以外は考えていません。」

NGの理由:理由がないと柔軟性に欠ける印象になります。事情がある場合は、理由を添えて正直に伝えましょう。

逆質問・その他の追加質問(4問)

逆質問やその他の質問では、関心の深さや、自分の考えを言葉にできるかを見られます。

「最後に何か質問はありますか」

質問の意図:入社意欲と、関心がどこに向いているかを見ています。

回答例文:「本日はありがとうございました。新入社員の方が最初に任される仕事と、早く一人前になるために先輩方が意識していることを教えていただけますか。入社後に向けて、今から準備を始めたいと考えています。」

NG回答例:「特にありません。」

NGの理由:関心が低いと受け取られます。逆質問の例は次の章で紹介します。

「あなたの就活の軸は何ですか」

質問の意図:企業選びに一貫性があるかを見ています。

回答例文:「私の就活の軸は、人の課題に長く寄り添える仕事かどうかです。アルバイトで常連のお客様と信頼関係を築けたことにやりがいを感じ、この軸を持つようになりました。御社の導入後の支援体制は、この軸に合っています。」

NG回答例:「大手であることです。」

NGの理由:なぜその軸なのかが伝わらず、志望動機ともつながりません。

「最近気になったニュースは何ですか」

質問の意図:社会への関心と、自分なりに考える力を見ています。

回答例文:「物流業界の人手不足に関するニュースです。配送の遅れが生活に影響すると知り、仕組みで解決する方法に関心を持ちました。自動化の技術を使った取り組みについて、もっと知りたいと考えています。」

NG回答例:「芸能人の結婚のニュースです。」

NGの理由:仕事や社会とのつながりが見えにくくなります。

「本日の面接の手応えはどうですか」

質問の意図:自分を客観的に振り返る力を見ています。

回答例文:「志望動機は準備してきたとおりお伝えできましたが、挫折経験の質問では要点を絞りきれませんでした。次の機会までに、結論から簡潔に話せるよう練習したいと考えています。」

NG回答例:「完璧にできたと思います。」

NGの理由:振り返る姿勢が見えず、自信過剰な印象になります。

一次面接の逆質問例【OK例10・NG例5】

一次面接の逆質問は、面接官の立場に合わせて、仕事内容や働き方、社員の実感を聞く質問がおすすめです。一次面接の面接官は人事担当者や若手社員であることが多いため、経営戦略などの大きな質問より、現場の様子が分かる質問のほうが答えてもらいやすいでしょう。

一次面接の逆質問のOK例10個

  1. 入社1年目の方は、どのような仕事から任されることが多いですか。
  2. 仕事でやりがいを感じるのは、どのような瞬間ですか。
  3. 入社前と入社後で、印象が変わった点はありますか。
  4. 活躍している若手社員の方に共通する特徴はありますか。
  5. 配属先はどのように決まるのでしょうか。
  6. 新入社員の研修では、どのようなことを学びますか。
  7. チームの方とは、普段どのように仕事を進めていますか。
  8. 入社までに勉強しておくとよいことはありますか。
  9. 〇〇様が御社への入社を決めた理由を教えていただけますか。
  10. 仕事で大変だと感じる場面と、その乗り越え方を教えてください。

一次面接の逆質問のNG例5個

  • 「御社の事業内容を教えてください」:ホームページで分かることを聞くと、企業研究が足りないように見えます。
  • 「残業はどれくらいありますか」だけを聞く:待遇面ばかりに関心があると受け取られやすいため、働き方全体を聞く形にしましょう。
  • 「今後の経営戦略を教えてください」:若手社員や人事担当者では答えにくく、相手の立場に合っていません。
  • 「今日の面接の結果はどうでしたか」:面接官がその場で答えられない質問です。
  • 「特にありません」:関心が低いと受け取られます。少なくとも1つは用意しておきましょう。

一次→二次→最終で質問はどう深掘りされる?

一次面接から最終面接に進むにつれて、同じテーマの質問でも深掘りの度合いが変わります。志望動機とガクチカを例に比較すると、次のとおりです。

テーマ一次面接二次面接最終面接
志望動機なぜ当社を志望するのか、理由が明確か他社ではなく当社である理由と、入社後に何をしたいか入社の意思が固いか、会社の方向性と本人の目標が合っているか
ガクチカ何に取り組み、どんな役割だったか課題にどう向き合い、なぜその行動を選んだかその経験で得た力を、当社でどう活かせるか

二次面接や最終面接では、一次面接で話した内容をもとに質問されることが多く、回答に一貫性がないと説得力が下がります。一次面接の回答はその後の選考の土台になると考え、深掘りされても答えられるように準備しておきましょう。

オンラインの一次面接で気をつけること

オンラインの一次面接で気をつけることは、接続の準備、目線、冒頭の会話への対応の3つです。一次面接はオンラインで行われることも珍しくないため、対面とは違う準備をしておきましょう。

  • 接続確認:前日までに、使用するツールで音声とカメラを試しておきます。当日は開始時刻の少し前に入室できるよう準備しましょう。
  • 目線:話すときは画面に映る相手ではなくカメラを見ると、相手と目が合っているように見えます。
  • 冒頭のアイスブレイク:「音声は聞こえていますか」「今日はご自宅からですか」などの声かけには、明るく短く答えましょう。音声が遅れて届くことがあるため、相手の話が終わってから一呼吸おいて話すと、会話が重なりにくくなります。

一次面接の対策と攻略法

一次面接で聞かれることを踏まえて、実際に一次面接ではどのような対応が必要になってくるのか、事前にどのような対策をしておけばいいのかを解説します。

簡潔かつ明瞭に答える

入社への熱がこもりすぎるあまり、質問に対して簡潔に結論を述べる前に長々と話してしまうケースも多くあります。

面接官にしっかりと伝わることを第一に考えて、回答の冒頭に結論を述べ簡潔に伝える工夫を凝らしたり、聞きやすいようすらすら話せる練習をしたりしましょう。

鏡で客観的に答えている自分の姿を見る

相手からの見え方というのは、どんなに意識してもわからない部分。模擬面接や第三者に客観的に見てもらえる場を自ら設けたり、鏡やスマホでの録画で自分を客観的に見ることによって、無意識にやっていたことを修正する機会になります。

問題ないと思ってやっていたことも面接の場ではNGとなる場合があるため、面接の本番前に確認しましょう。

https://hr.ababa.co.jp/article/how-to-practice-interview

模擬面接・練習で仕上げる

一次面接の準備の仕上げには、模擬面接や練習で、実際に声に出して答えてみることが効果的です。頭の中で回答を考えるだけでは、本番で言葉に詰まったり、話が長くなったりしやすいためです。

本記事の20問から志望企業で聞かれそうな質問を選び、時間を決めて答える練習を繰り返しましょう。一人でもできる練習方法や注意点は、面接練習の方法を解説した記事で詳しく紹介しています。

一次面接に関するよくある質問

一次面接の所要時間や結果の連絡時期、グループ面接の場合の対応など、就活生から多い3つの質問に回答します。面接前の最終確認に役立ててください。

一次面接の所要時間はどれくらい?

ABABAが2024年11月に学生ユーザー49人へ行った独自調査では、一次面接の平均時間は「30分」が67.3%と最多でした。自己紹介や志望動機などの基本的な質問が中心のため、二次面接以降より短めに終わる傾向があります。ただし企業や面接の形式によって異なるため、時間の長さだけで合否を判断しないようにしましょう。30分の面接での時間配分や成功のポイントは、30分面接のポイントを解説した記事で紹介しています。

一次面接の結果はいつわかる?

一次面接の結果が届く時期は企業によって異なり、面接の場で目安を伝えられることもあります。応募者が多い企業では連絡に時間がかかる場合もあるため、伝えられた目安を過ぎても連絡がないときは、採用担当者にメールで問い合わせましょう。結果を待つ間は、次の面接や他社の選考の準備を進めておくと安心です。

一次面接がグループ面接の場合はどうする?

一次面接がグループ面接の場合は、回答を短くまとめることと、ほかの学生が話しているときの聞く姿勢を意識しましょう。1人あたりの持ち時間が限られるため、結論から簡潔に話すのが基本です。ほかの学生と回答が似ていても、自分の経験に基づいて話せば問題ありません。発言していない時間も見られているので、うなずきながら聞くことを心がけましょう。

一次面接で聞かれることを押さえてしっかり対策しよう

どんなに事前準備をしても、経験を積まなければわからない気づきもあります。 スカウトサービス「ABABA」では効率よく多くの企業と出会えるため、場数を多く踏めるのがうれしいポイント。

また、ABABAの利用で志望度の高い企業までに面接の雰囲気に慣れておくのも重要な戦略の1つです。

選考カットでより多くの企業と出会える

スカウトでは、ES・一次面接などの選考カットが多くあるため、効率よく多くの企業と出会うことができます。

学業や就活で忙しい方に、可能な限り多くの企業と出会う機会を提供してくれる魅力的なサービスです。

スカウトもメッセージもLINEで完結!

スカウトも人事からのメッセージもLINEに届くので、優良スカウトの通知や、人事からの重要メッセージなども見逃しが生じません。

忙しい就職、転職活動中、電車やバスの移動時間や休み時間などのスキマ時間で確認や対応が簡潔するのもABABAの魅力です。

一次面接で聞かれることの対策をしっかりしよう!

一次面接で聞かれることは、自己紹介や志望動機、ガクチカなどの基本的な質問が中心です。本記事で紹介した20問の回答例文とNG回答例を参考に、自分の経験に置き換えて答えを準備しておきましょう。

逆質問も1つ以上用意しておくと安心です。一次面接で話した内容は二次面接や最終面接でも深掘りされるため、一貫した回答を意識して、その後の選考の土台をつくりましょう。

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