就職活動では、自分の希望する会社に強い就活サイトを利用することが重要です。
大手企業よりも中小企業に絞って就活をすすめたいという人もいるでしょう。
ここでは、中小企業への就活に強い就活サイトを10か所紹介します。
また、企業の探し方についても解説するため参考にしましょう。
中小企業選びに強いおすすめ就活サイト10選!
就活支援サイトにはさまざまな種類のものがあり、大手企業に特化したものから中小企業やベンチャー企業を中心にしたものまで多くのサイトがあります。
ここでは、中小企業への就活に強い就活支援サイトを紹介します。
ABABA

サービス名 | ABABA |
料金 | 無料 |
対象年度 | 24・25卒 |
登録者数 | 約4.5万人 |
対応地域 | 全国 |
登録企業数 | 不明 |
業種・業界 | 総合型 |
運営会社 | 株式会社ABABA |
おすすめポイント | 就職活動の過程から評価してスカウトが届く |
ABABAは、株式会社ABABAによって運営される新卒向けスカウト就活サイトです。
就職活動の過程から利用者を評価してスカウト(オファー)が届くことが特徴で、ほかの企業の選考で落ちても、そこまで進んだ過程が評価されることで内定につながる可能性があります。
学歴やガクチカなどに自信がない人でも、比較的スカウトを受け取りやすいといえるでしょう。
スカウトの通知はLINEへ届くように設定できるため、メール通知のみのサイトと比べてチェックしやすい点も特徴です。
ツノル

サービス名 | ツノル |
料金 | 無料 |
対象年度 | 新卒・第二新卒・既卒 |
登録者数 | 不明 |
対応地域 | 全国 |
登録企業数 | 不明 |
業種・業界 | 総合型、中堅・中小企業特化 |
運営会社 | 株式会社フリーシェアードジャパン |
おすすめポイント | 新卒から既卒まで利用可能 |
ツノルは株式会社フリーシェアードジャパンが運営する、中堅・中小企業求人サイトです。
中小企業に特化していることを大きく打ち出しているサイトであるため、中小企業に絞って就活がしたい人にとっては利用しやすいサービスであるといえます。
また、新卒だけではなく第二新卒や既卒でも利用できる点も特徴です。
ほかの求人サイトと比べてサイトが見やすいという声も多く、利用しやすいサービスだといえるでしょう。
マイナビ

サービス名 | マイナビ |
料金 | 無料 |
対象年度 | 25・26・27卒 |
登録者数 | 500000人以上 |
対応地域 | 全国 |
登録企業数 | 4000社以上 |
業種・業界 | 総合型 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
おすすめポイント | 登録企業が多くエントリー先を探しやすい |
マイナビは、株式会社マイナビが運営する就活支援サイトです。
就活支援サイトとしてはメジャーなものの1つであり、登録者・登録企業ともに多いことが特徴です。
そのためさまざまな企業の情報が見られるようになっており、エントリー先を探しやすいといえるでしょう。
業界・職種のほか、従業員規模・株式公開・待遇や福利厚生などから企業を絞り込めます。
さまざまな企業の情報を同じフォーマットで見比べたい人におすすめです。
あさがくナビ

サービス名 | あさがくナビ(Re就活キャンパス) |
料金 | 無料 |
対象年度 | 25・26卒 |
登録者数 | 不明 |
対応地域 | 全国 |
登録企業数 | 約2000社 |
業種・業界 | 総合型 |
運営会社 | 株式会社学情 |
おすすめポイント | 新聞社と提携しており信頼性が高い |
あさがくナビは、株式会社学情が運営する就活支援サイトです。
2025年3月以降は、「Re就活キャンパス」にサイト名が変わることが予告されています。
当サイトの特徴としては、朝日新聞と提携していることが挙げられます。
新聞社と連携していることによって信頼性が高く、利用しやすいサイトの1つだといえるでしょう。
また、就活イベントも開催しているため、手厚いサポートを受けられます。
キャリアチケットスカウト

サービス名 | キャリアチケットスカウト |
料金 | 無料 |
対象年度 | 新卒 |
登録者数 | 不明 |
対応地域 | 全国 |
登録企業数 | 不明 |
業種・業界 | 総合型 |
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
おすすめポイント | スカウト数が多く、就活生向けサービスも充実 |
キャリアチケットスカウトとは、レバレジーズ株式会社によって運営される新卒就活エージェントです。
登録すると、利用者が働くときに重視したいと考える、軸となる価値観について5つの質問に答えて診断します。
価値観や資質などについて客観的な視点から把握することで、自分に合う会社を選びやすくなるでしょう。
また、登録企業からも診断された価値観に応じてスカウトやイベントへの招待が届くため、選考後のミスマッチが少ないといえます。
キミスカ

サービス名 | キミスカ |
料金 | 無料 |
対象年度 | 25・26・27卒 |
登録者数 | 年間約20000人 |
対応地域 | 全国 |
登録企業数 | 6500社以上 |
業種・業界 | 総合型 |
運営会社 | 株式会社グローアップ |
おすすめポイント | 登録者限定就活イベントを開催 |
キミスカは、株式会社グローアップによって運営されるスカウト型就活サイトです。
当サイトのスカウトは、ゴールド・シルバー・ノーマルの3種類に分かれています。
ゴールドスカウトはサイト内スカウト全体の4%程度しかなく、企業からの熱量の高さをはかれるでしょう。
サイトに登録する自己PRを充実させると、高ランクのスカウトが貰いやすくなります。
また、登録者限定の就活支援イベントを多く開催している点も長所です。
ダイヤモンド就活ナビ

サービス名 | ダイヤモンド就活ナビ |
料金 | 無料 |
対象年度 | 25・26卒 |
登録者数 | 不明 |
対応地域 | 全国 |
登録企業数 | 3500社以上 |
業種・業界 | 総合型 |
運営会社 | 株式会社ダイヤモンド・ヒューマンリソース |
おすすめポイント | 就活対策やイベントを独自に開催している |
ダイヤモンド就活ナビは、ビジネス誌「週間ダイヤモンド」を発行する株式会社ダイヤモンド・ヒューマンリソースによって運営される就活支援サイトです。
ビジネス誌の発行に基づいて多くの企業の情報を有している企業が運営するサービスであり、信頼性は高いといえます。
また、独自に開催する就活対策やイベントに参加できるため、登録すればさまざまな企業に関する情報を集めやすくなるといえます。
リクナビ

サービス名 | リクナビ |
料金 | 無料 |
対象年度 | 25・26・27卒 |
登録者数 | 不明 |
対応地域 | 全国 |
登録企業数 | 約20000社 |
業種・業界 | 総合型 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
おすすめポイント | 掲載企業が幅広い |
リクナビは、株式会社リクルートが運営する就活支援サイトです。
マイナビと並んで、就活支援サイトとしては大手であり有名なサービスの1つです。
幅広い企業が掲載されており、複数の企業を比較しながら就活をすすめたいときに役立ちます。
選考対策へのサポートや就活イベントなども豊富なため、就活をするときは登録したいサービスの1つです。
大手企業から中小企業、ベンチャーまで、さまざまな企業が登録しています。
キャリタス就活

サービス名 | キャリタス就活 |
料金 | 無料 |
対象年度 | 全学年 |
登録者数 | 不明 |
対応地域 | 全国 |
登録企業数 | 不明 |
業種・業界 | 総合型 |
運営会社 | 株式会社ディスコ |
おすすめポイント | 選考を受けた人の体験談や口コミが見られる |
キャリタス就活は、株式会社ディスコによって運営される就活支援サイトです。
インターンシップや仕事研究に関するサポートが手厚く、エントリー予定の企業についてスムーズに情報を収集できます。
また、選考を受けた人の選考対策や口コミが見られることも特徴です。
選考情報や、就活に関するアドバイスが欲しい人に向いたサービスだといえるでしょう。
また、就活アドバイザーも在籍しており、就活に関する悩みを相談できます。
Jobway

サービス名 | Jobway |
料金 | 無料 |
対象年度 | 25・26卒 |
登録者数 | 不明 |
対応地域 | 全国 |
登録企業数 | 不明 |
業種・業界 | 総合型・中小企業特化 |
運営会社 | 中小企業家同友会全国協議会 |
おすすめポイント | 全国で説明会を開催 |
Jobwayは、中小企業家同友会全国協議会によって運営される就活支援サービスです。
中小企業家同友会全国協議会に所属する、求人中の中小企業の情報を検索できます。
そのため中小企業の求人情報に特化しており、地方の企業についても調べやすいといえるでしょう。
また、中小企業家同友会全国協議会は日本各地で合同説明会を開催しています。
地方在住でも説明会に参加しやすいため、情報を集めやすいでしょう。
優良な中小企業の探し方
中小企業への就職活動において、どの就活支援サイトを使えばよいのかが分からないという人も多いでしょう。
就職活動で活用されるサービスの種類は、主に以下の通りです。
・幅広い掲載内容から選ぶ「求人サイト」
・企業側からスカウト・オファーが来るのを待つ「逆求人サイト」
・ES添削・面接対策などのサポートを受けられる「就活エージェント」
就職活動では、これらを上手く組み合わせて使うことが重要です。
特に逆求人サイトは、利用者の経歴や個性などを見た企業側からオファーを受けられたり、インターンシップに早めに参加できたりするため、ぜひ活用したいといえます。
中小企業に就職するメリット
中小企業に就職するメリットとしては、主に以下のものがあります。
・幅広い業務を担当できる
・大手企業に比べて、実力に対して正当な評価を期待できる
・転勤が少ないため、地方の貢献につながりやすい
中小企業では、大手企業と比べて担当する業務や身につけるスキルの幅を広げやすいといわれます。
これは、中小企業は大手企業よりも人数が少ないため、さまざまな業務を兼任する場合も多いことでそのような状況になります。
また、自分の希望を上司に伝える機会が大手企業よりも多いため、自身のスキルを磨きたい人には中小企業が向いているでしょう。
中小企業に向いている人
中小企業での勤務に向いている人材の特徴には、以下のものがあります。
・自身の成長・出世などに意欲的な人
・職場での人間関係を重視して働きたい人
・転勤したくない人
・地元に貢献したい人
支部の多い大手企業では、人材の流れに伴って転職を命じられる可能性が高いといえます。
対して、中小企業は大手企業と比べて転勤が少なかったり、エリアが限られていたりする傾向があります。
そのため、地元に根差して地域貢献がしたい人や、家を買ったばかりで転勤したくない人など、最初に勤めた土地で働き続けたい人は中小企業での就職を目指すとよいでしょう。
中小企業を選ぶ際の注意点
中小企業への就職を目指す際は、求人サイトに掲載されている条件だけを見て判断しないことが重要です。
ここでは、中小企業に絞って就活をするときに心がけたい注意点を3つ紹介します。
これから就活をする人は参考にしましょう。
初任給が高いことだけを基準に企業を選ばない
就職先を決めるときは、求人票や就活サイトに掲載されている初任給だけを見て選ばないようにしましょう。
求人票に記載されている金額には、固定残業代が含まれていることがあります。
また、一見給与がよく見えても、自分自身の成長を期待できない企業だったりほかの面での待遇がよくない企業だったりと、給与だけでは分からない部分もあります。
給与面以外の条件も調べて、総合的に判断することが重要です。
求人票に記載されている内容を鵜呑みにしない
就職先を選ぶときは、求人票以外からも情報を仕入れて決めることをおすすめします。
これは求人票は企業の「よい部分」を中心に情報を載せていることが多く、求人票だけでは細かい現状までは分からないことが多いためです。
求人票だけ見てあまりにもよい条件の企業があったとしても、鵜吞みにしない方がよいでしょう。
求人票だけではなく口コミサイトを参考にしたり、企業説明会に参加したりなど、自分で判断して企業を選ぶことがおすすめです。
今後のキャリアプランも想定して業界や企業を選ぶ
中小企業に無事就職できたからといって、一生そこに勤めるとは限りません。
今後中小企業から転職したいと思った場合、ネームバリューの低さによって転職時に不利になる可能性もあります。
中小企業への就職時は、就職後のキャリアプランも踏まえて就職先を選ぶことが理想的です。
転職・独立の際にアピールポイントを作れるように、自身の成長につながりそうな業界・企業を選ぶようにしましょう。
中小企業志望者のよくある質問
中小企業に絞って就活することは、周囲からさまざまな意見を投げかけられることがあります。
中小企業を目指すことが正しいのか、どのように就活をすすめればよいのか迷う人もいるでしょう。
ここでは、中小企業志望者が持ちやすい疑問について解説します。
新卒で中小企業に就職するのはもったいない?
新卒で中小企業を目指すのはもったいない、新卒カードが使えるうちに大手を目指すべきなどの言葉をかけられたことがある人もいるでしょう。
新卒で中小企業に就職することは、大手企業に比べて損をするというわけではありません。
たとえ誰もが知るような大企業に就職できたとしても、自分には合わない可能性があります。
企業の大きさやネームバリューよりも、働くうえで何を目指し、どのように活躍したいかで就職先を選ぶことが重要です。
中小企業は選考難易度が高いですか?
中小企業への就活は、大手企業よりも難しいという意見もあります。
また、大手の企業と比較して、中小企業の求人倍率はやや高めだといえます。
これは、企業の規模が小さいことと比例して募集人数が少なく、求人倍率が上昇傾向になるためです。
そのため、中小企業に絞って就活をすると、選考難易度の高い企業に応募し続けることになりやすいといえるでしょう。
1つの志望企業に絞るのではなく複数の企業を受けて、確実に内定を獲得できるように対策することがおすすめです。
内定はいつまでにあった方がいいの?
新卒で就活をする場合、遅くとも大学4年生の夏前までに内定があった方がよいといえるでしょう。
中小企業には新卒採用の募集は8月頃までと決めている企業もあるため、中小企業に絞って就活をする場合は早めに動かなくてはなりません。
時間が経つとエントリーできる企業が少なくなるため、可能であれば大学3年生から就活に向けて動くことがおすすめです。
近年は就活の時期が早まっているため、志望企業の選考時期について事前に調べましょう。
まとめ
中小企業への就職活動は、就活時期や倍率など、大手企業とは異なるところが多くあります。
確実に内定を貰うため、就活支援サービスを適切に利用することがおすすめです。
中小企業に特化したサービスもあるため、複数のサービスを比較して自分の希望に合うところを利用しましょう。
また、中小企業に絞って就活をする前に、働くうえで重視することや性格面などから、自分が中小企業に向いている人材かどうかを分析することがおすすめです。