SMBC日興証券の本選考対策まとめ! 選考フローや選考のポイントまで徹底解説

「SMBC日興証券って倍率が高くて自分じゃ本選考突破は難しいかも……」

そうお悩みの就活生の方向けに、実際にSMBC日興証券の本選考を突破し、内定を獲得した26卒の方にインタビューをおこない、選考突破のコツや内定獲得のための対策方法を伝授していただきました!

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目次

SMBC日興証券の本選考体験談を教えてくださった方

SMBC日興証券の本選考体験談を教えてくださった方のプロフィール
  • 26卒
  • 私立大学
  • 経済学部
  • 飲食アルバイト
  • バドミントン部

SMBC日興証券で話していたガクチカ・志望動機

SMBC日興証券のガクチカ

私がSMBC日興証券のESで書いたガクチカは、バドミントン部での部長経験を中心に構成しました。部長就任時にチームが抱えていた課題と、それをどのように解決したかを具体的に記述しました。当時のチームは個々の実力は高いものの、統一された目標意識が不足しており、チームワークに課題がありました。私は部員一人ひとりと個別面談を重ね、それぞれの想いや悩みを聞くことから始めました。その結果、多くの部員が共通して「チーム目標が曖昧で自分の役割が分からない」という課題を抱えていることが判明しました。そこで全体ミーティングを開催し、「関東大学リーグ3位以内」という明確な目標設定を行いました。最終的にチーム一丸となって過去最高の2位という結果を残すことができ、この経験から真のリーダーシップとは何かを学びました。

SMBC日興証券の志望動機

志望動機として、金融業界への興味と SMBC日興証券を選んだ理由を明確に分けて構成しました。金融業界への興味については、大学2年時に受講した金融論の授業で「金融は経済の血液である」という言葉に感銘を受けたことがきっかけであることを記載しました。特に証券業界は企業の資金調達支援を通じて日本経済の発展に直接貢献できる点に強く魅力を感じていました。SMBC日興証券を選んだ理由としては、SMBCグループの総合力、リテール業務の強さ、人材育成制度の充実という3つのポイントを挙げました。インターンシップで実際に支店見学をした際、営業担当者の方がお客様一人ひとりと真摯に向き合っている姿勢に感銘を受けたエピソードも盛り込みました。お客様の大切な資産をお預かりする責任の重さを理解し、プロフェッショナルとして成長したいという想いを表現しました。

SMBC日興証券の本選考の選考フロー

ES・webテスト

SMBC日興証券のESは人柄や価値観を重視する設問が中心で、他社と比べて自分の人間性を深く掘り下げる内容でした。趣味や好きなことから自己成長の体験まで、具体的なエピソードを交えて回答する必要がありました。webテストはSPI形式で実施され、基礎的な学力と論理的思考力が問われる標準的な内容でした。

1次面接

人事担当者とオフィス面接で約30分間実施されました。金融業界への興味やSMBC日興証券への志望理由、入社後にやりたいことについて深く質問されました。ESの内容を踏まえた質問が多く、一貫性のある回答が求められました。面接官の方々は終始和やかな雰囲気で、リラックスして自分の想いを伝えることができました。

筆記試験

一次面接通過後に実施された筆記試験は、自宅で受ける形式で40分程の企業オリジナルでサステナブルな行動について(200文字以内)、興味がある社会問題とその解決方法について(200文字以内)、証券会社で働くに当たって必要な職業倫理観(250文字以内)と自分自身の考えを表すものが中心でした。

2次面接

管理職の方によるオンラインで約40分間実施されました。より詳しい自己紹介から始まり、志望理由の深堀り、学生時代の経験について質問されました。一次面接よりも踏み込んだ質問が多く、なぜ証券業界なのか、他社との違いは何かといった根本的な部分まで確認されました。

最終面接

役員らしき方と対面面接で約40分間実施されました。これまでの選考で一貫して話してきた内容の真偽確認と、本当にSMBC日興証券で働きたいという想いがあるかを最終的に判断する場でした。証券営業の厳しさを理解しているか、困難に立ち向かう覚悟があるかといった点も重視されました。

SMBC日興証券の本選考ES

設問①

趣味や好きなことを3つ挙げて、それぞれの魅力を教えてください

この設問では自分の人間性と多様な興味関心をバランス良くアピールすることを意識しました。読書については幅広いジャンルを読むことで視野が広がることを、バドミントンについては瞬間的判断力と戦略的思考の重要性を、料理については創意工夫の楽しさと人に喜んでもらえる達成感について記述しました。それぞれの趣味が持つ特徴と、そこから得られる学びや成長を具体的に説明することで、多面的な人格をアピールしました。証券営業では様々なお客様とのコミュニケーションが必要になるため、多様な興味を持っていることが強みになると考えて構成しました。

設問②

これまでの人生における自己成長のきっかけになった出来事を理由とともに3つ

自己成長のエピソードとして、大学受験での挫折体験、バドミントン部での部長経験、長期インターンシップでの営業体験という3つを選択しました。大学受験の失敗については、初めての大きな挫折から学んだ「結果にこだわる姿勢」と「失敗を次に活かす思考力」について記述しました。部長経験では「リーダーシップとは指示することではなく、メンバーの力を引き出すこと」という重要な学びを得たことを説明しました。インターンシップでは営業の難しさを体験し、「相手の立場に立って考える重要性」と「継続することの価値」を学んだことを強調しました。それぞれの経験が現在の自分にどのような影響を与え、将来の仕事にどう活かせるかまで言及しました。

SMBC日興証券の本選考1次面接

聞かれた内容

一次面接では金融業界への興味について最初に詳しく質問されました。漠然とした回答ではなく、具体的なきっかけと金融業界の社会的意義への理解を示すことが重要でした。大学の授業で学んだ「金融は経済の血液である」という言葉から始まり、企業の成長支援や個人の資産形成サポートという証券業界の役割について自分なりの理解を述べました。続いてSMBC日興証券を選んだ理由について質問され、SMBCグループの総合力、リテール業務の強さ、人材育成制度という3つのポイントを具体的に説明しました。

入社後にやりたいことについては、まずリテール営業でお客様との信頼関係構築を学び、将来的には法人営業で企業の成長戦略支援に携わりたいという段階的なキャリアプランを示しました。面接官からは「なぜ最初はリテールから始めたいのか」という追加質問もあり、お客様との基本的なコミュニケーションスキルを身につける重要性について回答しました。

面接で最も意識したのは具体性のある回答をすることでした。抽象的な表現ではなく、インターンシップや企業研究で得た具体的な情報を交えながら志望理由を説明することで、真剣度の高さをアピールしました。

逆質問

逆質問では SMBC日興証券の研究開発体制について具体的に質問しました。新入社員がどのようなプロセスで営業スキルを習得していくのか、先輩社員からの指導体制はどのようになっているのかについて詳しく聞きました。また、若手社員のキャリアパスや昇進の仕組みについても質問し、長期的なキャリア形成への関心を示しました。面接官からは丁寧に回答していただき、実際の新人研修の内容や OJT制度について詳しく教えていただきました。この逆質問を通じて、入社後の具体的な働き方をイメージしていることと、真剣に入社を検討していることを伝えることができました。

SMBC日興証券の本選考2次面接

聞かれた内容

二次面接では一次面接よりも詳細な自己紹介から始まりました。大学での学びから課外活動、アルバイト経験まで、これまでの経験を体系的に説明する必要がありました。志望理由については一次面接の内容をベースに、さらに深く掘り下げられました。特に「なぜ証券業界なのか」「他の金融機関との違いは何か」といった根本的な部分について質問され、銀行業務との違いや証券業務の特徴について自分なりの理解を示しました。

学生時代に力を入れたことについては、バドミントン部での部長経験を詳しく話しました。チームが抱えていた課題の背景から解決プロセス、最終的な成果まで、時系列で論理的に説明することを心がけました。面接官からは「リーダーシップを発揮する上で最も難しかったことは何か」という追加質問があり、部員間の価値観の違いを調整することの難しさについて具体的に回答しました。

最も難しかったのは「一番辛い経験は何か」という質問でした。部活動でのトラブル解決について話しましたが、単に困難だったことを述べるだけでなく、そこから何を学び、どのように成長したかを明確に示すことが重要でした。問題の根本原因を分析し、解決に向けたプロセスを論理的に説明することで、困難な状況での対処能力をアピールしました。

逆質問

二次面接の逆質問では、より具体的な業務内容について質問しました。リテール営業で実際にお客様とどのような話をするのか、どのような金融商品を主に扱うのかについて詳しく聞きました。また、営業目標の設定方法や達成に向けたサポート体制についても質問し、実際の働き方への関心を示しました。面接官からは具体的な営業事例も交えながら回答していただき、証券営業の実態について深く理解することができました。さらに、社内の雰囲気やチームワークについても質問し、人間関係を大切にする企業文化があることを確認できました。

SMBC日興証券の本選考最終面接

聞かれた内容

最終面接では改めて志望理由について質問されましたが、これまでの面接で一貫して話してきた内容に偽りがないかを確認する意味合いが強かったです。「お客様の人生に寄り添い、夢の実現をサポートしたい」という根本的な想いと、それを実現できる環境としてSMBC日興証券を選んだ理由を再度明確に説明しました。学生時代の経験についても、これまで話してきた内容の真偽と、そこから得た学びが仕事でどう活かせるかを確認されました。

最も印象的だったのは「困難なことはないか」という質問でした。これは証券営業の厳しさを理解しているか、そして困難に立ち向かう覚悟があるかを確認するものでした。市場変動によりお客様に損失を与える可能性や、厳しいノルマ、長時間労働といった業界特有の厳しさについて言及し、それでも挑戦したいという覚悟を示しました。これまでの経験で培った困難を乗り越える精神力と、継続的な学習への意欲をアピールしました。

面接で最も意識したのは一貫性の維持でした。これまでの選考で話してきた内容と矛盾しないよう、一貫したメッセージを伝えることで、信頼性の高い人物であることを示そうと考えました。

逆質問

最終面接では SMBC日興証券の将来的な事業展開について質問しました。デジタル化の進展や顧客ニーズの多様化に対して、どのような戦略で対応していく予定なのかについて聞きました。また、若手社員に期待することや、会社として大切にしている価値観についても質問し、企業文化への理解を深めました。役員の方からは会社のビジョンや挑戦について熱く語っていただき、この会社で働きたいという気持ちがさらに強くなりました。逆質問を通じて、単なる興味だけでなく、真剣に入社を考えていることを最終的にアピールできました。

SMBC日興証券内定までの流れ

面接結果の通知方法

各選考段階の結果通知は比較的迅速でした。ESの結果は提出から約10日後にメールで通知されました。webテストの結果は4日ほどでメールで通知され、一次面接の案内が届きました。一次面接の結果は面接から1週間後にメールで通知されました。筆記試験・二次面接の結果はの結果は3日後にメールで通知が届き、最終面接に進むことを知らされました。最終面接の結果は5日後にメールで通知が来ました。

連絡のタイミングが適切で、長期間不安を抱える必要がなかったのは良かったです。

内定承諾はしたか?その理由は?

私はSMBC日興証券からの内定を承諾しました。最も大きな決定要因は選考を通じて出会った社員の方々の人間性でした。インターンシップから最終面接まで、接した先輩方は皆、お客様を第一に考える姿勢を持ち、同時に後輩の成長を心から願ってくれる温かい人柄でした。このような環境でなら長期的に成長し続けることができると確信しました。

また、充実した研修制度と成長環境も魅力でした。新入社員研修から継続的な教育体制まで、段階的に成長できるプログラムが整っており、未経験から営業のプロフェッショナルになれる環境があることも重要な決定要因でした。SMBCグループの総合力を活かして、お客様により良いサービスを提供できることや、多様なキャリアパスが用意されていることも長期的な視点で魅力的でした。

同時期に他の証券会社からも内定をいただきましたが、最終的な決め手は「人」でした。どれだけ優れた商品やシステムがあっても、一緒に働く人たちの人間性と企業文化が最も重要だと考え、SMBC日興証券を選択しました。

選考全体を通しての感想

SMBC日興証券の選考を通じて最も印象的だったのは、各段階で人間性を重視する選考が行われていたことでした。専門知識や技術的スキルも重要ですが、お客様との長期的な信頼関係を築く上で最も大切な「人としての魅力」を深く見られていると感じました。面接官の方々は私の話を真剣に聞き、理解しようとしてくださる姿勢が一貫しており、対話形式で進められることが多かったため、リラックスして自分の想いを伝えることができました。

選考プロセス全体が非常に丁寧で、各段階の連絡も適切なタイミングでいただけました。特にインターンシップから本選考まで一貫して感じたのは、SMBC日興証券の「お客様本位」の企業文化でした。短期的な利益だけでなく、お客様の長期的な利益を重視する姿勢を多くの社員の方から感じることができ、この環境で働きたいという気持ちが選考を通じて強くなりました。

SMBC日興証券の本選考突破のコツ

SMBC日興証券の本選考を突破するためのコツ

SMBC日興証券の選考を突破するために最も重要なのは、一貫性のある志望動機を持つことです。なぜ金融業界なのか、なぜ証券業界なのか、なぜSMBC日興証券なのかという3段階の理由を論理的に説明できる準備が必要です。また、お客様に対する想いや社会貢献への意識を具体的に示すことも重要です。証券営業は人と人との信頼関係が基盤となる仕事であるため、コミュニケーション能力や人間性を重視されます。

学生時代の経験については、リーダーシップやチームワーク、困難を乗り越えた体験を具体的なエピソードで説明できることが重要です。特に困難な状況でどのような思考プロセスで解決に向かったかを論理的に説明できると評価が高くなります。また、証券業界の厳しさを理解した上で、それでも挑戦したいという覚悟を示すことも必要です。

面接では一貫性のある志望動機を持つこと

なぜ金融業界なのか、証券業界なのか、SMBC日興証券なのかなど理由を論理的に説明できる準備が必要です。
また、学生時代の経験なども具体的なエピソードで説明できるように、過去の経験を書き出し、どういったことがあったのかをまとめるなどが効率的です。

SMBC日興証券を受ける人へのアドバイス

SMBC日興証券を志望する方には、まず徹底的な企業研究を行うことをお勧めします。SMBCグループの事業内容から、SMBC日興証券の強みや特徴まで、詳しく調べて自分の価値観との一致点を見つけてください。また、可能であればインターンシップに参加し、実際の職場雰囲気や社員の方々の人柄を肌で感じることが重要です。

選考においては、ESから最終面接まで一貫した志望動機を持つことが大切です。途中で内容が変わってしまうと信頼性に疑問を持たれる可能性があります。また、証券営業という仕事の本質を理解し、お客様の人生に寄り添うことの責任と喜びを理解していることを示してください。面接では緊張せずリラックスして、素直な気持ちで自分の想いを伝えることを心がけてください。

まとめ

SMBC日興証券の総合部門選考は、専門知識よりも人間性と志望動機の一貫性が重視される選考でした。金融業界、証券業界、そしてSMBC日興証券を選ぶ明確な理由を持ち、それをお客様への想いと結びつけて説明できることが合格への鍵となります。選考を通じて感じたのは、同社が単なる営業力だけでなく、お客様との長期的な信頼関係を築ける人材を求めているということでした。

これから SMBC日興証券を受験される方には、自分の価値観と企業文化の一致点を明確にし、それを具体的な経験やエピソードで裏付けて臨むことをお勧めします。また、証券業界の社会的意義を理解し、その中で自分がどのような貢献をしたいかを明確に持って選考に臨んでください。きっと素晴らしい結果につながるはずです。

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