「LINEヤフーって倍率が高くて自分じゃ本選考突破は難しいかも……」
そうお悩みの就活生の方向けに、実際にLINEヤフーの本選考を突破し、内定を獲得した26卒の方にインタビューをおこない、選考突破のコツや内定獲得のための対策方法を伝授していただきました!
これからLINEヤフーを受ける方や、LINEヤフーを志望している方必見の内容となっておりますので、本記事を見ながらLINEヤフー本選考突破のための対策を進めてみてくださいね。
LINEヤフーの本選考体験談を教えてくださった方

- 26卒
- 私立大学
- 英語サークル
- 文学部
- ビジネスコンサルタント職志望
LINEヤフーで話していたガクチカ・志望動機
LINEヤフーのガクチカ
私が学生時代に最も力を入れたことは、英語サークルの代表として組織改革に取り組んだことです。従来の座学中心の活動から実践重視へと転換するため、企業との英語プレゼン大会を企画しました。メンバーのモチベーション向上を図りながら、SNSを活用した情報発信にも力を入れました。その結果、参加メンバーのTOEICスコア平均を100点向上させ、新規入会者数を前年比150%に増加させることができました。この経験を通じて、課題設定から解決策の実行まで一貫して取り組む力と、チームを巻き込んで成果を出すリーダーシップを身につけました。
LINEヤフーの志望動機
私がLINEヤフーのビジネスコンサルタント職を志望する理由は、データドリブンなアプローチで企業の成長を支援したいからです。学生時代のインターンでデータ分析業務に携わり、数値から導き出した洞察をビジネス戦略に活かすことの面白さを実感しました。LINEヤフーが持つ膨大なユーザーデータとプラットフォームの影響力を活用すれば、より精度の高い課題解決ができると考えています。また、生活インフラとなったサービスを通じて多くの企業の成長に貢献し、最終的には多くの消費者にも価値を届けられる点に大きな魅力を感じています。コンサルティングセールスとして、クライアントと向き合いながら成果を追求していきたいです。
LINEヤフーの本選考の選考フロー

ES・webテスト
エントリーシートでは志望動機と学生時代の経験について詳しく問われました。特に成果にこだわって主体的に挑戦した経験を2つまで記載する設問があり、具体的な数値や成果を交えて記載することが求められます。webテストは玉手箱形式で言語・非言語分野が1時間で実施され、基本的な学力が測られます。
1次面接
オンラインで45分間、若手社員の方と1対1で実施されました。非常に和やかな雰囲気で、自己紹介や学生時代に力を入れたことの動機について詳しく聞かれました。人柄やコミュニケーション能力を中心に評価されている印象で、リラックスして自然体で話すことができる面接でした。
2次面接
オンラインで45分間、中途入社の社員の方と1対1で実施されました。1次面接よりも少し厳格な雰囲気で、志望動機やリーダーシップ経験、課題解決能力などについて深く掘り下げられました。具体的な行動レベルでの経験を詳細に聞かれ、思考プロセスや行動力が評価されている印象でした。
リクルーター面談
選考の一環として、社員の方と1対1でオンライン面談が実施されました。私のやりたいことや志望動機をヒアリングしていただき、それに基づいて実際の業務内容や配属可能性のある部署について詳しく説明していただきました。選考というよりも、相互理解を深める貴重な機会でした。
最終面接
対面で60分間、ベテラン社員2名と人事の方1名の計3名と面接を行いました。雰囲気は柔らかいものの、志望度の高さや入社後の具体的なビジョンについて鋭い質問が投げかけられました。これまでの面接内容を踏まえた上で、より本質的な部分が問われる重要な面接でした。
LINEヤフーの本選考ES
設問①
志望理由と経験・強みの活かし方
この設問では、なぜLINEヤフーのビジネスコンサルタント職を志望するのかという理由と、これまでの経験や強みをどのように活かせるかを500文字以内で記載しました。データドリブンなコンサルティングへの興味を軸として、インターンでの分析経験とサークル代表としての組織運営経験を、クライアント企業との関係構築や課題解決にどう結びつけられるかを具体的に書きました。単なる憧れではなく、実際の業務にどう貢献できるかを重視した内容にしました。
設問②
主体的挑戦経験
成果にこだわり主体的に挑戦した経験を2つまで記載する設問では、サークル代表としての組織改革とインターンでのマーケティング施策提案について書きました。それぞれ活動期間、目標、自身の役割、具体的な成果を明確に記載し、どのような課題に対してどのようなアプローチを取ったかを詳細に説明しました。特に数値で表せる成果については必ず記載し、再現性のある能力をアピールするよう心がけました。
LINEヤフーの本選考1次面接
聞かれた内容
1次面接では主に人柄やコミュニケーション能力を見られていると感じました。自己紹介から始まり、学生時代に力を入れたことについて「なぜその活動を始めたのか」という動機の部分を深く掘り下げられました。また、その活動での具体的な目標設定についても詳しく聞かれ、目標に対する考え方や取り組み方を評価されているようでした。
面接官が若手の社員の方だったこともあり、学生に近い目線で共感しながら話を聞いてくださいました。緊張しすぎず、自分の価値観や興味の原点を素直に伝えることを意識しました。特に「なぜ始めたのか」という質問に対しては、表面的な理由ではなく、自分の内面的な動機や価値観を正直に話すよう心がけました。
逆質問
1次面接の逆質問では、若手社員の方の実体験について質問しました。入社してから現在までのキャリアの変遷や、実際の業務でやりがいを感じる瞬間について具体的に聞かせていただきました。また、新卒で入社した際にどのようなサポート体制があるかについても質問し、成長環境への関心を示しました。面接官の方が丁寧に答えてくださり、LINEヤフーの社風や働く環境についてより深く理解することができました。
LINEヤフーの本選考2次面接
聞かれた内容
2次面接では1次面接よりも具体的な行動レベルでの経験を詳しく聞かれました。志望理由の再確認から始まり、チームでリーダーシップを発揮した経験、アドバイスから自己成長に繋げた経験、課題設定と仮説検証による問題解決経験など、多角的に能力を評価されました。特に「新しい環境で成し遂げたこと」や「自分のリーダーシップスタイル」について深く掘り下げられ、適応力やマネジメント能力が重視されている印象でした。
面接官が中途入社の方だったこともあり、1次面接よりも少し厳格な雰囲気でした。STARメソッドを意識して、状況・課題・行動・結果の流れで整理して回答するよう心がけました。特に仮説検証に関する質問では、インターンでの具体的なデータ分析プロセスを詳細に説明し、論理的思考力をアピールしました。
逆質問
2次面接では、より実務に近い内容について質問しました。ビジネスコンサルタント職として実際にどのような業界のクライアント企業を担当することが多いのか、また一人前になるまでにどの程度の期間が必要かについて聞きました。さらに、データ分析スキルをより向上させるための社内での学習機会や研修制度についても質問し、継続的な成長への意欲を示しました。
LINEヤフーの本選考リクルーター面談
聞かれた内容
リクルーター面談では、これまでの面接内容を踏まえて、私の志望動機ややりたいことについてより詳しくヒアリングしていただきました。その上で、実際の業務内容や配属される可能性のある部署について具体的に説明していただき、私のイメージと実際の業務にズレがないか確認していただきました。また、社員の方の実体験談も交えながら、LINEヤフーで働くことの魅力や挑戦について教えていただきました。
この面談を通じて、自分が思い描いているキャリアプランと実際の業務内容が合致していることを確認でき、志望度がさらに高まりました。選考というよりも、相互理解を深める貴重な機会として活用させていただきました。
逆質問
リクルーター面談では、遠慮せずにたくさんの質問をさせていただきました。特に、ビジネスコンサルタント職として成果を出すために必要なスキルや経験について詳しく聞きました。また、社内のキャリアパスや昇進の仕組み、さらには他部署との連携方法についても質問し、長期的なキャリア形成の参考にさせていただきました。
LINEヤフーの本選考最終面接
聞かれた内容
最終面接では、これまでの面接で話した内容を前提として、より本質的で鋭い質問が投げかけられました。志望理由について「なぜLINEヤフーでなければいけないのか」という核心部分を問われ、入社後の具体的なビジョンや将来のキャリアプランについて詳しく聞かれました。また、数字を追いかける仕事への抵抗感や、目標達成に向けたアプローチ方法についても質問され、営業職としての適性が評価されました。
面接官がベテラン社員の方々だったため、雰囲気は和やかながらも、一つ一つの回答に対して深く掘り下げられました。志望度の高さを具体的な行動や発言で示すことを意識し、入社後の活躍イメージを明確に伝えるよう心がけました。特に、データ分析経験を活かしたコンサルティングへの想いを熱意を持って話しました。
逆質問
最終面接の逆質問では、入社後の成長支援体制や、ビジネスコンサルタント職として活躍している先輩社員の特徴について質問しました。また、LINEヤフーが今後力を入れていく事業領域や、そこでの新卒社員の活躍可能性についても聞かせていただきました。最後に、内定をいただけた場合の入社までの準備について質問し、積極的な姿勢をアピールしました。
LINEヤフー内定までの流れ
面接結果の通知方法
選考結果の通知方法は選考段階によって異なっていました。エントリーシートとwebテストの結果は提出から約2週間後にメールで通知されました。一次面接、二次面接、リクルーター面談の結果については、それぞれ面接から3日後にメールで通知をいただきました。最終面接のみ、面接から3日後に人事の方から直接電話で内定の連絡をいただき、その際に今後の流れについても丁寧に説明していただきました。電話での内定通知は非常に嬉しく、LINEヤフーへの入社への期待がより一層高まりました。
内定承諾はしたか?その理由は?
内定をいただいてから約1週間の検討期間をいただき、最終的に内定承諾をしました。承諾を決めた理由は、主に4つの点でLINEヤフーが自分の志望と完全に合致していたからです。
まず、事業の社会インパクトの大きさに魅力を感じました。LINEやYahoo! JAPANは日本人の生活に欠かせないインフラとなっており、これらのプラットフォームを活用したコンサルティングは、クライアント企業だけでなく最終消費者にも価値を届けられると確信しました。
次に、データドリブンな環境が整っていることです。選考を通じて、LINEヤフーが持つ膨大なデータを活用した分析・提案ができる環境が整備されていることを実感し、自分のやりたい「データに基づいた課題解決」を実現できる最適な環境だと判断しました。
また、成長機会の豊富さも決め手となりました。新卒でも裁量を持って大きなプロジェクトに関われることや、多様な業界のクライアント企業と接することで幅広いビジネス経験を積めることに大きな魅力を感じました。
最後に、選考を通じてお会いした社員の皆さんの人柄も大きな決定要因でした。それぞれが高い専門性を持ちながらも謙虚で、チームワークを大切にする方ばかりで、このような環境で働きたいと強く思いました。
選考全体を通しての感想
LINEヤフーの選考は、単に学生を評価するだけでなく、企業のことを深く理解してもらおうとする姿勢が強く感じられました。特にリクルーター面談では、私の志望動機や将来のビジョンを丁寧にヒアリングした上で、実際の業務内容との整合性を確認していただき、相互理解を深めることができました。
各面接では段階的に質問の深度が上がっていき、最終的には本質的な部分まで掘り下げられました。しかし、どの面接も威圧的な雰囲気はなく、学生の本来の力を引き出そうとする配慮が感じられました。面接官の皆さんも、それぞれが実際に現場で活躍されている方々で、リアルな業務内容や社風について教えていただけたことが非常に有意義でした。
選考期間中は緊張することも多かったですが、一つ一つの選考を通じて自分自身の志望動機がより明確になり、LINEヤフーで働きたいという気持ちが強くなっていきました。結果的に内定をいただくことができ、この選考プロセス全体が自分にとって貴重な成長機会となりました。
LINEヤフーの本選考突破のコツ

LINEヤフーの本選考を突破するためのコツ
LINEヤフーの選考を突破するために最も重要なのは、一貫したストーリー性を持つことです。エントリーシートから最終面接まで、「なぜLINEヤフーなのか」「なぜビジネスコンサルタント職なのか」という軸を明確にし、すべての経験をその軸に紐づけて話すことが必要です。私の場合は「データドリブンなコンサルティングで企業成長を支援したい」という一貫したテーマを持ち続けました。
また、抽象的な話ではなく、具体的な数値や成果を交えて回答することも重要です。特に「課題解決」や「仮説検証」に関する質問では、実体験に基づいた詳細なプロセスを説明できることが高く評価されます。インターンやサークル活動での具体的な取り組みと成果を、再現性のある能力として示すことを意識しました。
企業研究の徹底も不可欠です。LINEヤフーの事業内容、ビジネスモデル、競合他社との違いを深く理解し、自分がどこでどのように貢献できるかを具体的にイメージして伝える必要があります。特にリクルーター面談での情報を最大限活用し、実際の業務に即した志望動機を構築することが重要でした。
本選考突破には早めの準備が重要
面接では生活に結び付くインターンシップやアルバイト、サークル活動などで「具体的にどんな行動を取ったか」を聞かれます。そのため、生活や活動の中でどういった目的をもって、それに向かってどう行動をしたかを考えておくことが重要です。もちろん通常の企業研究も徹底しましょう。
LINEヤフーを受ける人へのアドバイス
LINEヤフーを志望する後輩の皆さんには、早期からの準備を強く推奨します。特に自己分析と企業研究は時間をかけて丁寧に行ってください。LINEヤフーのような人気企業は選考が早期に始まるため、大学3年生の夏頃から本格的な準備を始めることをお勧めします。
実践経験を積むことも非常に重要です。インターンシップやアルバイト、サークル活動など、どのような形でも構いませんので、実際に成果を出した経験を持つことが大切です。面接では必ず「具体的にどんな行動を取ったか」を聞かれるため、エピソードの引き出しを多く持っておくと良いでしょう。
選考は評価される場であると同時に、企業を深く知る貴重な機会でもあります。特にリクルーター面談では遠慮せずに多くの質問をし、本当にその企業で働きたいかを見極めることも大切です。一方的に評価されるのではなく、相互理解を深める場として活用してください。
最後に、就活は一つの結果に一喜一憂するのではなく、一つ一つの経験から学んで次に活かしていくことが重要です。LINEヤフーの選考を通じて得られる学びは、他の企業の選考でも必ず役に立ちます。自信を持って、準備してきたことを存分に発揮してください。
まとめ
LINEヤフーのビジネスコンサルタント職の選考は、学生の本質的な部分を多角的に評価する非常に丁寧なプロセスでした。エントリーシートから最終面接まで、各段階で求められるレベルが段階的に上がっていく中で、一貫した志望動機と具体的な経験に基づく能力のアピールが重要でした。
特に印象的だったのは、企業側も学生に対して真摯に向き合い、相互理解を深めようとする姿勢でした。リクルーター面談では実際の業務内容について詳しく説明していただき、自分の志望とのマッチングを確認できました。
この選考を通じて、LINEヤフーで働くことへの想いがより一層強くなり、最終的に内定承諾に至りました。データドリブンなコンサルティングで企業の成長を支援するという目標を実現できる最適な環境だと確信しています。
LINEヤフーを志望する皆さんには、早期からの準備と一貫したストーリー構築、そして企業研究の徹底をお勧めします。この体験談が少しでも参考になれば幸いです。