理系院生でも、就活で全くうまく行かない人もいるでしょう。しかし、就活全落ちする原因・理由を知って対策をすれば、就活で失敗しにくくなります。
また、スムーズに内定を勝ち取りたい理系院生にはAI面接「REALME」がおすすめです。
理系院生でも就活に全落ちすることはある
理系院生は、学部卒の文系・理系よりも選考が有利になる傾向があります。これは、理系院生の持つ論理的な思考や専門的なスキルが強みとなるためです。
企業や職種によっては、理系の専門的な知識が求められ、大学院の研究経験がかなり評価される場合もあるでしょう。
しかし、エントリーした企業に全落ちしてしまう院生もいます。全落ちしてしまう学生にはいくつかの特徴があります。どのような特徴があるのか、就活で失敗しないためにやるべきことについて、見ていきましょう。
就活で全落ちしてしまう理系院生の特徴
就活で落とされてしまう理系院生には、以下の特徴が挙げられます。
- 自己分析・企業研究が十分にできていない
- 専門性を活かせる仕事にこだわり過ぎている
- コミュニケーション能力が低い
- 就活を始めるのが遅い
当てはまる項目があれば、対策を講じましょう。
自己分析・企業研究が十分にできていない
理系院生は研究で一定の成果を出さないと卒業できないため、就活よりも研究を優先してしまいがちです。
しかし、研究を優先しすぎてしまうと、自己分析・企業研究、エントリーなど就活に必要なことに時間をかけられず、就活に失敗してしまいます。
就活の準備が十分でないと、ミスマッチした企業を選定してしまったり、面接で企業に十分なアピールができなかったりするでしょう。
通学中や家にいるスキマ時間は自己分析・企業研究に充てるなど、後悔のないように就活の準備も行いましょう。
専門性を活かせる仕事にこだわり過ぎている
専門性を活かして働ける企業しか受けない人は、全落ちしてしまう可能性があります。大学院で身につけた、高い専門性を活かせる企業に絞って受ける人もいるのではないでしょうか。
専門的なスキル・知識を活かせる企業に固執すると、選択肢が狭まるため応募できる数も少なくなります。応募の母数が減ると、選考通過のチャンスが減ってしまいます。
専門分野だけにこだわりすぎず、関連する分野や業界・業種、企業まで視野を広げてみましょう。
コミュニケーション能力が低い
コミュニケーション能力が低下していると、全落ちする可能性が高まります。専門分野によっては、個々で黙々と研究を進めていくケースもあるでしょう。すると、他者とのコミュニケーションを取る機会が少なくなってしまいます。
就活の選考において、面接など人とコミュニケーションを取る機会は逃れられません。
研究のためにコミュニケーション能力が低下してしまい、面接官とスムーズにやり取りできず、落とされてしまうことがあります。
就活を始めるのが遅い
就活を始める時期が遅い場合も内定を取りにくく、就活に失敗してしまうでしょう。選考時期を早めている企業はあり、就活を始める時期が遅いと応募受付が終了してしまいます。その結果、就活を始めた時点で受けられる企業が限られます。
就活は準備も大切です。スタートに出遅れてしまうと、選考で十分な力を発揮できないまま、失敗に終わってしまう可能性があります。
選考が始まる前の自己分析や情報収集もふまえて、就活は余裕をもって取り組みましょう。
理系院生が就活で失敗しないためにやるべきこと
ここでは、就活で失敗しないためにやるべきことを解説します。
- 企業研究・自己分析を入念に行う
- 就活・研究スケジュールを立てる
- 面接練習を繰り返し行う
- 研究内容をわかりやすく伝えられるようにする
- 就活エージェントを活用する
企業研究・自己分析を入念に行う
理系院生に限りませんが、就活における企業研究・自己分析は非常に大切です。徹底した企業研究・自己分析をしておけば、自分に合った企業を探せるためです。
企業が求める人物像と自分のアピールポイントがマッチしていれば、選考通過率も高まり、より納得感のある内定につながるでしょう。
また、専門分野にこだわりすぎず、広い視野で業種・業界・企業研究を行うことをおすすめします。必要以上に選択肢を狭めないよう、注意しましょう。
就活・研究スケジュールを立てる
就活のスタートが遅れないために、理系院生は研究と就活を両立しなければなりません。どちらかが疎かにならないよう、その時々の優先事項を意識してスケジュール管理をしましょう。
特に選考が本格的になると、複数の締め切りに追われる場合があります。就活の優先順位が高まったタイミングで指導教員と相談するなど、研究のスケジュールに柔軟性を持たせましょう。
就活と研究のスケジュールを立てると、研究を優先して就活をおろそかにする状況に陥らなくなります。
面接練習を繰り返し行う
選考において、面接は避けて通れません。理系院生の中には、人と会話する機会が少なく、コミュニケーション能力が低下している可能性があります。質問への受け答えがしっかりできるよう、面接練習は何度も行うのがおすすめです。
コミュニケーション能力に自信がある場合でも、面接練習を何度も行うと、より自信を持って選考に挑めるでしょう。
面接で言葉がつまることのないように、本番を想定した面接の練習を重ねることが大切です。
研究内容をわかりやすく伝えられるようにする
研究内容を活かせる企業での面接では、専門的な研究内容をわかりやすく伝えることが大切です。面接官が理系出身ではない可能性もあるため、中高生でも理解できる表現で伝えるとなおよいでしょう。
また、研究内容を説明するだけでなく、実務と関連させて伝えるとよいでしょう。研究内容をアピールするだけでは、就職後との関連を理解されずマイナスな印象を与える可能性があります。
内容を正確に伝えるより「相手に伝わるように」話すことを意識しましょう。
就活エージェントを活用する
忙しい理系院生こそ、就活エージェントの活用がおすすめです。就活エージェントは、就活のプロが以下のサポートをしてくれます。
- 自分に合う企業の提案
- エントリーシートの添削
- 模擬面接など
就活エージェントという第三者の視点があると、自己分析や企業研究で1人では得られなかった情報を見つけられる可能性があります。
また就活エージェントを活用すれば、自分に最適な企業を効率よく見つけられるうえ、内定率も高められるでしょう。
AI面接「REALME」を活用してスムーズに内定を勝ち取ろう
理系院生の中には、自己分析や企業研究などの準備に多くの時間を割けない人もいるのではないでしょうか。
限られた時間で就活の重要な準備を進めるためにも、AI面接サービス「REALME」で効率化するのがおすすめです。
就活軸を簡単に言語化できる
「REALME」では、AI面接によって簡単に就活軸を言語化できます。自分だけで考えた内容だけではなく、客観的な就活軸も把握できれば、より納得感のある企業選びにつながるでしょう。
また就活軸の模範解答例だけではなく、自分の強み・特性も提案してくれます。そのため、エントリーシートや面接にそのまま活用できます。
17業界・13職種別のマッチ度を把握できる
「REALME」の自己分析機能では、14の質問に回答すると、17業界・13職種別のマッチ度を把握できます。さらに、AI面接の結果をふまえて、自分にマッチする企業や業界を分析してくれる点が魅力です。
理系院生にありがちな、企業選びの際に「分野にこだわりすぎていないか」どうかを確認できるでしょう。客観的な評価によって、それまで目を向けていなかった企業を見つけられるかもしれません。
自分に最適な企業を提案してもらえる
AI面接「REALME」は、模擬面接をふまえて新卒採用を行っている約38,000社から最適な企業を提案します。
研究に追われながら、莫大な数の中から企業選びをするのは困難です。REALMEを活用すれば、自分にマッチする企業を効率よく探せます。
最適な企業が見つかると、納得感のある内定につながるでしょう。
理系学生も就活で全落ちしないために事前準備が大切
本記事では、理系院生が就活で失敗してしまう原因や対策について解説しました。研究で忙しいなかでも自己分析や企業研究の準備を進め、優先事項を意識して行動することがポイントです。
また、専門分野に対するこだわりの強さやコミュニケーション能力など、失敗につながる原因がないか注意しながら、就活を進めるとよいでしょう。
理系院生に限らず、就活で全落ちしないためには事前準備が大切です。後悔のない就活、内定のために、余裕を持って徹底的に準備しましょう。



