企業研究や就活の準備のために、インターンの参加は大切です。しかし、やみくもに参加しすぎるとデメリットもあります。
今回は、複数のインターンに参加する際の注意点やデメリットを解説します。また、よりマッチした企業を見つけるために「REALME」の活用がおすすめです。
インターンの行き過ぎはよくない
インターンの複数参加そのものは問題ありません。インターンに参加すれば、企業研究も進み、企業や業界の理解をより深められます。また、複数のインターンに参加すると、それぞれの企業を比較できるでしょう。
就活生の平均的なインターン参加数は4〜5社です。しかし、目的があいまいなまま多数のインターンに参加するのはおすすめできません。
目的があいまいなままでは、得られるものは少ないうえに疲労が溜まってしまうためです。
インターンに行き過ぎることで生じるデメリット
目的を決めずインターンに複数参加するのはおすすめできません。スケジュール管理が難しくなる、準備がおろそかになるなど、いくつかのデメリットがあるためです。
ここでは、インターンに行き過ぎると生じるデメリットを解説します。
スケジュール管理が難しくなる
インターンを含めた就活において、最も重要なのがスケジュール管理です。
多くのインターンに参加していると、スケジュール管理が難しくなってしまいます。提出書類の締め切りや開催の日時・場所、その後の選考など管理する内容は増える一方です。
インターンに参加しすぎた場合、管理が難しくなり、ダブルブッキングをしてしまったり、行き先や時間を間違えたりする可能性があります。
スケジュール管理が苦手な人は、インターンの参加数を抑えましょう。
就活に必要な準備ができなくなる
インターンの参加が多すぎると、就活の時間が割かれてしまいます。特に地方から参加する場合、移動や宿泊などの時間もかかります。その結果、自己分析・企業分析など就活において大切な準備がおろそかになるかもしれません。
自己分析・企業研究が浅いままだと、選考時に企業に合わせた魅力的なアピールができず就活が難航する可能性があります。
また、選考時に限らず、インターン参加時にも他社が気になってしまい、準備や取り組みに集中できなくなるおそれがあります。
濃い人間関係の構築が難しい
多くのインターンに参加すると、1社で濃い人間関係を構築できなくなるでしょう。他社のインターンに時間を割かないといけないため、企業の人と関わる時間が少なくなります。
1dayインターンであっても、複数社で参加していると、企業からの連絡や関係を築くきっかけを見逃してしまうかもしれません。
インターンをきっかけに、その後の選考に関わる繋がりができる可能性もあります。1つ1つのインターンに割く時間や労力が少ないと、濃い関係を構築できません。
学びが中途半端になりやすい
インターンに行き過ぎると、1社ごとの学びを吸収しきれないでしょう。インターンは十分な時間をかけるほど、業務内容・企業文化を理解したり、スキルを身に付けられたりするものです。
また、事前に業界や企業の情報を調べ、参加する目的や知りたい内容を明確にしておくと、インターン参加の意味や価値は上がります。
1社ごとにかける準備や取り組みの時間が少なくなると、せっかくのインターンの意味がなくなってしまうでしょう。
インターンに行き過ぎないために目的を考えよう
インターンに行き過ぎないために、ここで今一度目的を考えてみましょう。
今回はどのインターンにも共通する3つの目的を紹介します。紹介するポイント以外の目的も考えて参加すると、より意味のあるインターンになるでしょう。
興味のある業界に対する理解を深めるため
自分が興味を持っている業界に対して、より理解を深める目的で参加する人もいるでしょう。
インターンに参加すれば、業界のビジネスモデル・実際の業務内容など詳細を把握できます。また、キャリアプランのイメージが得られるかもしれません。
自分で調べるだけではわからない情報を、インターンに参加して調べるのもおすすめです。
さらに、本選考の中でインターンで実際に得た学びや自己分析を伝えられると、他の就活生との差をつけられるでしょう。
スキルを身に付けるため
就職後の業務に必要なスキルを身に着けるため、インターンに参加する人もいます。「働きたい業界や職種は絞れているけれど、スキルがなく働けるのか不安」ならば、不安解消をインターンの目的にするのもおすすめです。
また「就職後に役立つスキルを今から勉強しておきたい」と考える人もいるでしょう。足りないスキルがあれば、習得に向けて行動を起こせます。疑問について、企業の人に直接話を聞いたり、実際に自分の目で確かめたりすることもインターンの目的になります。
自分に合う業界を知るため
自分で行った企業研究や業界・職種研究だけではイメージできない部分を知るために、参加する人もいるでしょう。
自己分析や企業研究を頭の中だけですり合わせるより、実際に体験してマッチ度を理解するのも、インターンの目的としておすすめです。
自分では向いていると考えていた業界でも、インターンに参加すると「思っていたのと違う」と感じるかもしれません。
インターンに参加することによって、実務経験を積みながら業界にマッチしているかどうかが見えてくるでしょう。
複数のインターンに参加する際の注意点
次に複数のインターンに参加する際の注意点を解説します。主に以下の2点が挙げられます。
- 参加の目的を明確にする
- 他のインターンに影響が出ないようにスケジュールを調整する
これからインターンに申し込む人は、参考にしてください。
参加の目的を明確にする
複数のインターンに参加する際に限らず、インターンに参加する場合は目的を明確にするよう心がけてください。目的もなく「なんとなく」で参加すると、インターンの意味は薄れてしまいます。
何のスキルを身につけたいのか、何を学びたいのか、事前に考えておくのが重要です。何も思い浮かばない場合は「インターンに行き過ぎないために目的を考えよう」で解説した内容を参考にしてください。
事前に目的を決めておけば、適したインターン先で経験を積めるようになるでしょう。
他のインターンに影響が出ないようスケジュールを調整する
複数のインターンに参加する際に最も注意したいのは、スケジュール調整をすることです。
業務時間・移動時間を考慮して、ダブルブッキングしないように注意しましょう。ダブルブッキングすると、それぞれのインターン先に影響が出てしまいます。また、インターンだけでなく学業にも支障が出ないようにするのも大切です。
インターンは参加する日だけではなく、前後の選考に向けた準備などにも時間と労力がかかります。計画段階では、カレンダーアプリなどを活用し全体の予定を一目で把握できるようにするのがおすすめです。
AI面接「REALME」を活用すれば自分に合う企業が見つかる
インターンに行き過ぎる原因として、自分とマッチする企業が分からない不安もあります。
不安解消には、AI面接サービス「REALME」の自己分析や模擬面接を活用して、自分に合う企業を見つけることもおすすめです。
新卒採用を行う約38,000社の中から最適な企業を提案してもらえる
「REALME」では、自己分析・模擬面接をふまえて、新卒採用を行っている約38,000社から最適な企業を提案します。
客観的なデータに基づいた企業とのマッチ度が分かるため、インターン先を絞り切れない場合の参考としておすすめです。
よりマッチ度の高い企業のインターンに参加すると、その後の就活にもつながる意味のある経験にできるでしょう。
過去に実際聞かれた質問をもとに模擬面接を受けられる
「REALME」のAI面接では、先輩就活生が実際に聞かれた質問を元に模擬面接が受けられます。手探り状態で対策するよりも、実例をもとに練習できる点がメリットです。
また、その回答から内定判定が算出され、選考通過率をより高めるための模範解答例も提案してくれます。
志望する企業のインターンへ確実に参加するために、REALMEをぜひ活用してみてください。
就活軸の言語化やES対策もできる
「REALME」の自己分析機能を活用すると、自己PRやガクチカ・強み・就活の軸の模擬回答集を作成できます。
客観的に就活軸を言語化できると、自己分析や今志望を考えている企業について認識をすりあわせられて、より納得感のある企業選びに繋がるでしょう。
エントリーシート対策もできるため、志望企業のインターン参加や本選考に役立てられます。
インターンは行き過ぎないよう目的を明確にして参加しよう
本記事では、インターンの行き過ぎによるデメリットや目的、複数参加する際の注意点について解説しました。
複数のインターンに参加することは悪いことではありません。複数のインターンに参加すれば、さまざまな業界や企業の実態を知り、自分に合った働き方や職場環境を見極めるうえで大きなメリットがあります。
しかし、目的や知りたいことが曖昧なまま「なんとなく」でインターンに参加するのは、せっかくの機会の意味がなくなってしまうでしょう。
事前準備で企業研究や自己分析を徹底し、目的を明確にしてインターンに参加することが重要です。



