面接の途中で「お祈りフラグかも?」と感じてしまうと、気が気ではなくなってしまうかもしれません。しかし実際には、冷静に対処して解消することができれば十分挽回は可能です。本記事では、面接のお祈りフラグやフラグを感じたときの対処法、挽回する方法について紹介します。
面接のお祈りフラグとは?
新卒採用における面接の「お祈りフラグ」とは、面接官から面接中に不採用となる前兆のサインが出ることです。
不採用通知の締め言葉によくある「今後のご健闘をお祈り申し上げます」という文言から、「不採用=お祈り」という言葉が生まれました。
お祈り、つまり不採用のフラグが立つことを「お祈りフラグ」という場合があります。
面接のお祈りフラグ6選
「面接のお祈りフラグ」にはどのようなものがあるか気になる方も多いでしょう。ここでは、よくある面接のお祈りフラグを紹介します。
面接のお祈りフラグの具体例は、以下の通りです。
・面接が極端に早く終わる
・ありきたりな質問しかされない
・面接官の反応が悪い
・メールで結果を伝えると言われる
・応援の言葉をかけられる
それぞれ見ていきましょう。
面接が極端に早く終わる
面接が極端に早く終わってしまうケースです。例えば、30分間の面接枠に対して15分で切り上げられてしまった場合、お祈りフラグの可能性があります。
設けられた枠の時間面接を続行する企業もありますが、求める人材から離れている、不採用であると判断した場合には、時間を割くことなくそのまま面接が終了してしまう場合があります。
ありきたりな質問しかされない
ありきたりな質問をされること自体は問題ありません。
通常、よくある質問をした上で、面接官が気になるポイントを深掘りしていくのが一般的です。
しかし、ありきたりな質問や定番な質問しかされずに面接が終了した場合、面接官に「深掘りするほどのことがない」と思われる可能性があります。
面接官の反応が悪い
面接官個人の性格によって、会話に対する反応はさまざまです。しかし、自分の発言に対してあまりにも反応が薄かったり、興味のなさそうな態度を取られたりした場合には、お祈りフラグの可能性があるかもしれません。
メールで結果を伝えると言われる
採用担当者は忙しいため、基本的な連絡はメールが基本です。
しかし一方で、内定を出す際には電話で伝えることが多くなっています。就活生の反応をすぐに知れるほか、優秀な人材は内定者としてすぐに確保したいためです。
一次や二次面接ではメールで結果が送られることは珍しくありませんが、最終面接の場合はお祈りフラグの可能性があります。
応援の言葉をかけられる
面接終了時、「応援しています!」といったように、面接官からねぎらいの言葉をかけられるケースもあるでしょう。
「優しい言葉をかけてもらえた」と思うかもしれませんが、場合によっては「ほかの企業での就活を応援しています」という意味合いが込められている場合もあります。
全てのケースに当てはまるわけではありませんが、お祈りフラグの可能性があるため注意しましょう。
面接中にお祈りフラグを感じたときの挽回方法
面接中に「お祈りフラグかも?」と思っても、面接が終了していないのであれば挽回の余地は十分あります。ここでは、面接中にお祈りフラグを感じたときの挽回のポイントを見てみましょう。
・気にしすぎず冷静に会話を続ける
・原因を探って解消する
気にしすぎず冷静に会話を続ける
「お祈りフラグかも?」と思っても、気にしすぎず冷静に会話を続けることが大切です。自信のない態度をとってしまうと、ますますネガティブなイメージを与えてしまいます。
また、自分がお祈りフラグだと感じても、面接官はそのつもりでない場合もあるでしょう。仮にただの勘違いだった場合、お祈りフラグを気にしてその後の調子を崩してしまうのはもったいありません。
フラグを感じた場合は気にしすぎず、毅然とした態度で面接を続けましょう。
原因を探って解消する
面接の受け答えを間違えてしまった、失礼な態度をとってしまった、といったように、原因がはっきりしている場合は面接中に解消しましょう。
思い当たる発言がある場合はすぐに訂正し、誤解を解くことで挽回できる可能性があります。
面接のお祈りフラグを回避するには?
ここからは、面接のお祈りフラグを回避する方法を紹介します。
・面接対策を入念に行う
・逆質問は3〜5つ用意する
・お礼メールを送る
それぞれ1つずつ見ていきましょう。
面接対策を入念に行う
対策が不十分なまま面接に臨めば、お祈りフラグが立つ可能性は高くなります。特に入念に対策したいのは、入社意欲を伝えるための企業研究と志望動機です。
ほかにも自己ピーアールや長所、短所など、よくある質問は一通り回答を準備しておくのがおすすめ。前日や当日の朝には公式HPやIR情報をチェックして、最新情報が出ていないかも確かめましょう。
逆質問は3〜5つ用意する
対策不足になりやすいポイントが逆質問です。逆質問は、少なくとも3〜5個程度用意しましょう。
採用面接では、就活生の懸念や不明点を解消するために、逆質問の時間が設けられる場合が多いです。逆質問は、入社意欲を示せる最後のチャンス。熱意が伝わる逆質問を用意することで、面接後の印象をアップできる可能性があります。
お礼メールを送る
面接が終わってしまえば、あとは合否を待つのみと思うかもしれません。しかし、面接終了後にもアピールできるポイントはあります。ビジネスマナーの一環として、お礼メールを送りましょう。
もちろん、面接後のお礼メールを送ったことが直接合否に影響することはありません。それでも、お礼メールを受け取って嫌な気持ちになる人はいないはずです。
面接官や人事部に好印象を持ってもらえる可能性があるので、面接終了後にはお礼メールをおくってみましょう。
面接で落ちるフラグが立っても落ちないケース
「お祈りフラグが立ったかも」と感じても、実際には落ちないケースもあります。お祈りフラグを感じたのに次の選考へ進めるケースとしては、以下の通りです。
・落とすほどではなかったケース
・追加面談が設けられるケース
・フラグが勘違いだったケース
それぞれ見てみましょう。
落とすほどではなかったケース
一次、二次の場合、面接官は採用の最終決定者ではありません。
面接での反応が薄かったり、自分とは相性の悪い就活生だと感じたりした場合も「落とすほどではない」「次の面接官に判断してもらおう」といったように、落とさずに選考を通す可能性があります。
追加面談が設けられるケース
合否が判断できないとされた場合には、一般ルートには設けられていない追加面談の案内が来る場合もあります。
この場合は「お祈りにはなっていない」ものの、合格の判断もされていない可能性が高いため、追加面談に向けてしっかり準備しましょう。
フラグが勘違いだったケース
そもそもフラグだと思っていた反応が勘違いだったというケースです。
就活中は常に選考される立場にあるため、「見られている」と感じるあまり、面接官の行動を過剰に気にしてしまう場合があります。
このようなケースで面接中に本来の調子が出せなくなるのはもったいないため、フラグを感じた場合も気にしすぎず冷静に対応しましょう。
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面接のお祈りフラグは気にしすぎなくてOK!
面接のお祈りフラグについて紹介しました。面接中にお祈りフラグを感じると不安になってしまいますが、気にしすぎずに毅然とした態度で会話を続けることが重要です。もし原因が探れそうな場合には、誤解を解いたり適切に謝罪したりして挽回しましょう。